【大分・福岡県の山】雁股山 大入隧道を歩く

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こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回は大分県と福岡県の県境にある雁股山に登ってきました。

 

雁股山はぶっちゃけ山頂も登山中も、景色が絶景ポイントが全くない山。

しかし、登山道となる九州自然歩道はとても歩きやすいし、走りやすい。

しかも人も少ないので、トレランのトレーニングにはぴったりの山。

さらには、今回の目的の1つ大入隧道も歩いてみました。

今回のブログでは、

  • 静かな山を歩きたい
  • トレランの練習で走りやすく登山者が少ないトレイルを探してる
  • 大入隧道に興味がある

そんなひとにはぜひ読んでほしい内容になっています。

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。

登山歴は12年。トレラン歴は1年目。

平日は仕事&筋トレ・休日は山登りと決めています。

最近は暑すぎて1日4回水シャワーをあびています。

Twitter・YouTubeもやってるので、

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【雁股山ついて】

 

雁股山(かりまたやま)とは

標高807m。福岡県・大分県の県境に位置する山。

安山岩からなる山で、東西二つのピークに分かれている。

室町時代に雁股城があったといわれ、西峰の山頂部にその跡が見られる。

山名は、弓矢の先端、矢じりのかたち「雁股」に似た、山頂部が二つに分かれた山容からつけられた。

東峰と西峰の双耳峰が由来。城跡は西峰にあります

 

雁股山の登山口

 

雁股山の登山口は主に3つ

 

雁股峠登山口

もっとも利用者が多かった登山口。

現在は登山口1kmほど手前に車両進入禁止の看板があり、

利用していいのか?定かでないが、登山口や登山道はちゃんとある。

大入隧道に、最も近い登山口。

駐車場なし。路肩に1〜2台のスペースあり。

トイレなし。

 

三尾母川登山口

今回利用した登山口。

大分県側にある雁股山の唯一の登山口。

詳細は下で紹介します。

 

松川内林道登山口

雁股山西峰に最も近い登山口だが現在は車が入っていけない?

登山口へ続く林道には、登山口1.5kmほど手前にチェーンがされている

駐車場はなし。

チェーン手前の林道の路肩に駐車しましょう。

トイレなし。

 

 

三尾母川登山口詳細
[アクセス・駐車場・トイレ・コンビニ]

 

アクセス

国道212号から、中津南高等学校耶馬溪校の前の、

日の出第一交差点から県道111号へ入る。

三尾母川をわたったところで、左へ850m(通行止めの表示あり)

道が細くなりので慎重にゆっくり運転しましょう。

 

駐車場

 

 

駐車台数 なし。路肩に3台ほど
時間 24時間開放
料金 無料
トイレ なし

 

トイレ

なし。

 

最寄りのコンビニ

ヤマザキYショップ たかた店

登山口まで7.9km(車で約14分)

(※営業時間6時〜21時)

ローソン 本耶馬溪町店

登山口まで12.5km(車で約19分)

 

【雁股山 登山】2022/8/9

 

5:03 登山開始

まだ真っ暗な登山口を出発します。

登山口には小さめのオレンジの看板が1つ

その先には林道が続いています。

こんな山奥に意外なほど立派な林道。

と、思ったのは束の間…。

大雨の影響でしょうか?

足元のコンクリートははがれ、ごろごろした岩がむき出しになっています。

と思いきや、再び歩きやすい林道。

歩きやすいと、ぶっ壊れた林道とを交互にくりかえしながら、

ついにはコンクリートから土の林道にかわり、黙々と林道を登っていきます。

突如目の前に現れたのは、壊れたプレハブ。

しかも多分、2階建。

暗いとちょっと怖い。

5:23 分岐

プレハブから先、林道と登山道と別れる。

分岐にはしっかりとテープが巻かれているので、テープを頼りに進んでいきます。

 

暗闇に映えるピンクテープ。

この辺りはクモの巣もたまにあるので、

適度な棒をブンブン振り回しながら進んでいきます。

急にえぐい角度の急登が現れた。

木々の間から青い空が見えているので、この急登の先には尾根道に出そうな予感。

5:29 分岐

予想通り、尾根の九州自然歩道に突き当たりました。

尾根に出たことで、周りもちょっと明るく感じます。

 

雁股山方面へ。

雁股山まで1.5km。

走りやすそうなふかふかのトレイル。

アップダウンを繰り返しながら進んでいくと、目の前が明るくなってきた。

5:34 林道分岐

林道を横切り、再び山の中へ

僕の脚力では、ちょっとなら走れるが、走り続けるにはちょっと辛い傾斜の登山道が続きます。

ここは下に使うと、かなり気持ち良く走れそうな傾斜。

逆回りが良かったかな?なんて考えながら、登っていきます。

<今回のルート>

 

今回は三尾母川登山口から、雁股山へ

松川内林道から雁股峠登山口を経由して三尾母川登山口に戻る周回ルートです。

 

 

黙々と登っているうちに、気づけば汗ビショ。

後ろの木々から朝日がさします。

振り返ると!

なんとも言えない、いい色👍

幻想的です。

 

登山道は迷うようがないほどわかりやすく、

不思議とクモの巣が1つもない。

気持ち良く前に進むことができます。

看板も非常にわかりやすい。

雁股山まであと600m。

 

頭のてっぺんに蛇口でも付いてんの?くらいの滝汗をかきながら、

雁股山山頂を目指し登っていきます。

 

5:56 雁股山(東峰)

登山口をスタートして、約1時間。

雁股山東峰に到着です。

もちろん展望はなし。

うかうかしてると蚊が寄ってくるので、足早に西峰を目指します。

 

雁股山西峰までは300m。

近いですね。

西峰まではがっつり下って、

ふわっとしたアップダウンを超えた先に

クサリ場。

このクサリ場は全く怖くありません。

クサリより、岩を登っていった方が登りやすいです。

クサリをのぼった先が山頂かと思いきや

ベンチとテーブルゾーン。

ここも残念ながら景色は見えない。

ベンチから1分ほど進むとありました。

 

6:05 雁股山西峰

雁股山西峰。

ここも周りの木々が邪魔で景色は見えない。

 

西峰山頂を犬ヶ岳方面へちょっと下っていくと

 

朝日がさして、気持ちいいくだり

くだった先には

6:08 雁股城址

雁股城跡は、

旧豊前国下毛郡の有力者、野仲氏の拠点「長岩城跡」(現在、大分県中津市耶馬溪町に所在する。)の出城とされ、

上毛郡の友枝氏や、下毛郡の野仲氏などが雁股城の城主だった。

 

看板以外城址だった形跡は何もない。

城址からは、がっつり下っていきます。

転げ落ちないよう、慎重に下りましょう。

激下を過ぎると

なんとも走り出したくなる登山道。

6:17 分岐

犬ヶ岳方面は左。

松川内林道登山口へは、このまま まっすぐに進みます。

分岐から数分で登山口に到着。

 

6:21 松川内登山口

スズメバチ・マムシに注意だって

早朝だったからか?

ハチにもマムシにも合わなかったけどw。

 

登山口から右へ

林道をふわっと登っていきます。

 

緑の林道。

林道自体は車も十分に通れる広さがあり、途中には広めの路肩もある。

ふわっとした登りから、あとはじゃんじゃん林道を下っていきます。

6:32 分岐

ここで林道が二手に別れる。

左は引き続き松川内林道

松川内林道の方にはチェーンがしてあり、ここで車両は通行止めっぽい。

右は雁股林道。

地図を確認しながら、雁股林道を進んでいきます。

500mくらい進んだ時点で地図を確認すると・・・!

おーい!ミスってるやないかーい!

正しいルートは先ほどの松川内林道を引き続く下る道でした。

 

再び戻ってきました。

クサリをまたいで林道をさらに下っていきます。

松川内林道登山口を利用する場合は、

ここから先、車はいけないのでこのチェーン手前の広めの路肩に駐車することになります。

6:49 分岐

林道をさらに下ると、十字路にです。

ここはそのまままっすぐ突っ切り下っていきます。

さらに3分ほど下るとまた分岐

6:52 分岐

この小屋みたいなのが目印。

正面まっすぐの道から下ってきました。

九州自然歩道の看板に従い、Uターン気味に林道を登っていきます。

6:57 分岐

ここはへ左へ

するとすぐに九州自然歩道の看板。

ここからは登りの林道が続く。

途中から蚊やらアブやらが増えてきました。

虫除けミストを全身に浴びながら登っていきます。

 

7:07 雁股峠登山口

林道の登った先の右側に突如あらわれた雁股峠登山口。

登山口周辺には駐車スペースがほぼなく、

路肩に2台くらい無理やり停めれそうな感じです。

登山口はスルーしてさらに林道を登っていくと

ありました。

トンネル。

ここは大入隧道と呼ばれていて、

軽トラならギリ通れるかな?くらいのトンネルがあります。

 

大入隧道(おおいりずいどう)

今日の目的地は雁股峠にある大入隧道(雁股トンネル)である。

この隧道は大分県道・福岡県道109号福土吉富線にある素掘り隧道で1921(大正10)年に完成。

大分県道・福岡県道109号福土吉富線は大分県中津市から福岡県築上郡吉富町を結ぶ一般県道であるが、

大入隧道(雁股峠)から先の大分県側はまったく整備されておらず、廃道状態である。

 

昼間でこの雰囲気。

ヤバいですね。

隧道を通りたくない人は、

雁股峠登山口から入れば、トンネルの上の九州自然歩道に出ることができます。

 

勇気を振り絞り、トンネル内へ…。

 

暗さ細さ怖さはある程度覚悟していましたが、

その想像を超えて怖かった。

その理由とは…。

 

 

トンネルの側面と天井に無数の特大カマドウマがびっしり

ライトを照らしてる地面目がけ、ボトボトぴょんぴょんと落ちてくる。

これが怖いのなんの!

トンネル自体は、しっかり補修もされていて、さほど怖さはないが、

なんと言っても、カマドウマが…。地獄。

無数のカマドウマを刺激しないよう、そそくさとトンネルを抜ける

 

 

トンネルを抜けると大分県。

大分県側は道路が全くない。

森の中にトンネルがポツンです。

林道跡なのか、登山道らしきものなのか?

GPSで現在地を確認しながら、不明瞭な道を3分ほど進むと

早朝に登ってきた登山道と合流。

あとは、朝通ったみちを引き返します。

 

7:23 三尾母川登山口

 

無事に下山完了。

朝は気づかなかったが、登山口の隣に細めの川があり

時間帯もあり、ちょうど蚊やアブが次々と襲ってくる。

ここにきて再び全身に虫よけミストをふり、車に置いていた蚊取り線香に着火。

蚊やアブはいっせいにいなくなりましたが、最後に思わぬ襲撃に遭いましたw。

 

 

【登山記録・感想】

登山記録

 

雁股山 詳細

<行動時間> 2時間20分(休憩含む)

<行動距離> 8.6km

<累積標高差> +678m・-674m

<消費カロリー> 1184kcal

 

雁股山の装備

<登山ウエア>

 

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暑くなってきたら、水陸両用のパンツが便利です。

今回は終始日陰だったので、日焼け止め対策はほとんどしてません。

後半、蚊やアブが出てきたのでタンクトップと半ズボンをちょっと後悔でした。w

 

 

 

 

 

 

 

<ギア>

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<その他 持ち物>

 


 

 

 

食料

持っていった 消費した
1.0L 0.5L
おにぎり 2つ 0つ
カロリーメイト 1袋(2本)
スニッカーズ(ミニ) 3つ 0つ
ミネラルタブレット 5つ 0つ
エナジーゼリーエリート 1つ 1つ
ラムネ 少量

 

登山開始前に、パンとコーヒー

登山中にはマイプリテインのジェルのみしか口にしませんでした。

 

 ≫マイプロテイン公式サイト【Myprotein】



おやつは個包装を外しジップロックにまとめてます。

これからの時期はチョコレートなど溶けやすいおやつは注意しましょう。

 


 

 

 

雁股山の感想

今回は前々からいってみたかった、雁股山と大入隧道にいってみました。

雁股山へのびる九州自然歩道はしっかりと整備されていて歩きやすく、

人も少ないのでトレランの練習にはもってこいの山でした。

登山中、全く展望が望めないのが残念ポイントですが、登山初心者でも歩きやす山でした。

 

大入隧道へはちょっと勇気が必要ですが、トンネル内部は意外に新しい。

とはいえ、巨大なカマドウマにはお気をつけくださいw

 

注意点としては、

雁股山のどの登山口までのアクセスがちょっと大変だし、

しっかりした駐車場がないこと。

トンネルは怖いので夜はオススメしません。

 



【まとめ】

今回は大分県と福岡県の県境にある雁股山に登ってきました。

雁股山は、静かで歩きやすい山。

展望がなく、登山口までのアクセスがやや困難ってこともありますが、

多分、紅葉の時期はめちゃめちゃいいのではないかと密かに思っています。

静かな山に行きたい。隧道に興味がある。人の少ない山でトレランの練習をしたい。

そんな人にはぜひ登ってほしい山です。

僕も次回は秋にトライしたいと思います。

 

以上!

今回は福岡県と大分県の県境にある雁股山と大入隧道について紹介してみた

ボックルヘアのTOMOでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。