こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
2024年 4月にサハラ砂漠で開催された
世界一過酷と言われるサハラマラソンのその後
レース終了後からモロッコ観光までの様子を紹介します。
前回の話はこちらから⬇️
サハラマラソンについて詳しく知りたい人は、こちら↓
ちなみに、これまで僕が出走した海外レースはこちら⬇️
- サハラマラソの後のホテルが気になる
- モロッコの街ってどんな感じ?
そのあたりが気になる人に読んでほしい内容になっています。
本題の前にちょっと自己紹介

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【サハラマラソン最終日】2024/4/20
サハラ砂漠からモロッコへ移動の様子を紹介する前に、前回までのあらすじをかんたんに紹介します。
前回までのあらすじ

4月の14日から7日間 6ステージ日程で行われたサハラマラソン
序盤は暑さに苦しみましたが、中盤から暑さにもなれ徐々にペースを取り戻していき
トータルタイム53時間をかけて、なんとか無事に完走できた。
レース詳細についてはこっから読んでね
記録
合計距離 | 合計時間 | 総合順位 | |
ステージ1 | 31.1km | 5h48 | 648 |
ステージ2 | 71.9km | 14h14 | 620 |
ステージ3 | 157.2km | 37h40 | 559 |
ステージ4 | 200.3km | 45h21 | 503 |
ステージ5 | 231.7km | 50h27 | 489 |
ステージ6 | 252km | 53h23 | 489 |
総合タイム:53時間43分23秒
平均ペース:1km/12分10秒
総合順位:489位(880人中)
サハラマラソン 終了後 2024/4/20
ゴールの余韻も冷め上がらぬうちに、ゴールした選手からどんどんバスに乗っていきます。
ゴールの余韻も大事ですが、「今はちょっとでも早くシャワーを浴びたい」
その気持ちがゴールの余韻より勝り、そそくさとバスに乗り込みます。

レース開始時には真っ白の新品だったTシャツもクリーム色になっています。
自分の汚さに笑いが出ますw
なんだろう…、バスの座席ってこんなにフカフカだったけ?
人工物に囲まれ、サハラマラソンの終了をひしひしと感じます。
バス出発時に、バスが砂に埋もれ立ち往生的なこともありましたが、
ビーチボーイズみたいにみんなでバスを押し出したりはせずに、強制的に別のバスに再び乗り込み、再出発。
あのタイミングで、バスを押せっていわれても…、多分無理だった。
快適なバスに乗り込み、もう砂漠を走らなくていいと思うだけで、幸せを感じます。
自分で走りに来といて、人間とは自分勝手なものですw
バスの中は、座席も柔らかいし、エアコンも効いていて涼しく超快適
ただ、運転手は一週間風呂に入ってない獣みたいなのが、ぎゅうぎゅうに乗ってるので…、
その臭さは、想像もできません。
本当、かわいそう。
ただ当の本人たちは、何も感じない。
鼻がバカになってるのか?
はたまた、湿度0%なので、意外に匂っていないのか?
真相はわからないが、僕たちが快適なのは間違いない。
バスに乗って気づいたが、

爪の中にはたっぷりの砂。
さらに、湿度0%という環境が、末端から体を干からびさせる。
おかげで、指という指が全部 逆剥け。
ちょっと汚い話だが、鼻の粘膜も乾燥から、鼻を噛めば鼻血が出る。
のどはレース終盤にかけ、タンが絡むようになった。
さらに、目頭や目尻も乾燥なのか?砂なのか?風や日光にあたるだけでもヒリヒリする。
日陰でも風のあるところではサングラスがはぜずせない。
気づけば、あっちもこっちもボロボロだw
それも仕方がない、僕らは黄砂を発生させる砂漠の中に一週間もいたのだ。
普段暮らしている中でも、黄砂にはうんざりしていたのに、その中心にいた。
なんなら、知らない間に僕らが黄砂を発生させていたかもしれないw
何が言いたいかというと、乾燥でいろんなところに支障が出てるってことw
そんなことはさておき、あっという間にバスはサハラ砂漠を脱出し、道路とは呼べない悪路を進んでいく

長かった一週間を振り返り、砂漠の景色を目に焼き付ける。
窓の外の景色は、何もない砂漠から家が時々現れるようになった。

日本に比べれば、しょぼい電線や建物だが、
久しぶりの人工物に街の気配を感じる。

数少ない木陰で休憩するベルベル人?
見てもらってわかるように、砂漠には本当に日陰がない。

悪路から、舗装された道路へ。
道路が立派になるにつれ、建物も緑?木も増えてきた。
バスの中では、ほとんどの選手が爆睡。
それもそうだ、こんなにフカフカな椅子に座ったのは1週間ぶり。

何て読むのか?
一瞬この近くにアウトレットがあるの?と勘違いしてしまった看板w

バスはどんどん進んでいく。
行きはモロッコの空港から6時間かかったが、今回は何時間かかるのか?
英語でホテルまでのスケジュールっぽい説明が、あったが全くわからないので、黙って乗っておきます。

おう!おう!
どんどん人工物が増えてきて。
どんどん立派な建物が増えてきた。

バスに揺られること2時間
ちょっとウトウトしてる間に、
気づけば、周りは街だった。

砂漠感が全くない。
砂のない景色は1週間ぶり。
なんだか大都市に来たような感覚

建物や道路、商店や飲食店がある。
ずっとモロッコにいたけど、モロッコってこんな感じなんだ〜。と今更ながら感激する

途中に休憩を挟み、さらに1時間ほど進むと
今日僕らが宿泊するホテルに到着
ワルザザード ホテル 到着

ステキやんけ〜😆✨
早速、バスから降りてチェックインしようとしたが、チェックインできない。
どうやら日本人のホテルが急遽変更になって、ここじゃないらしい。
ムダに30分炎天下で待たされることに…。

なんだかんだあり、
さっきのホテルからバスで2分。
って、バスで2分なら、場所教えろや!
30分も炎天下で待たせやがって、歩いて4分やんけ!
と、最後の最後に多少グチも出ましたが、
さっきのホテルよりやや古いっぽいけどグレードは高いらしいというホテルに到着。

部屋はツインの相部屋。
これまで1週間何もないところで生活してきたので、真っ白なベットやシャワーやエアコンは、もちろんのこと
ドアや壁や床、1つ1つに大感激。
人工物ってステキ❤️

1週間ぶりの鏡
全体的に浅黒くなってはいますが、特別酷く日焼けした感じはありません。
こまめに日焼け止めをぬってってよかったw
ぐしゃぐしゃになる前に、サハラマラソンの完走賞を紹介します。
サハラマラソンの完走賞

Tシャツとメダルとブレスレット
やはりメダルが一番嬉しかったです。
Tシャツも速乾吸水性の良い生地で結構気に入ってます。
ブレスレッドは…。おまけ的な感じでついてきた。
もらって速攻、無くしてしまったのでこの時 写真に撮っといてよかったw
ホテルにようやく到着し、晩御飯までの2時間
やりたいことは山ほどあります。
まずはもちろんシャワーを浴びたいことろですが、
その気持ちをぐっと堪えて

まずは洗濯!
当初泊まる予定だったホテルにはバスタブがなかったらしいので、
30分炎天下で待たされはしたが、これはこれでラッキーだった。
しっかり砂は落としてきたはずの物やウエアから、たっぷりの砂がどんどん出てくる

2回洗ってもこれw
ウエアや装備品全てのものを洗い終え、ようやく自分のシャワー
いろいろ洗濯してたが、自分自身…、これが一番汚かったw
自分から茶色い水が流れてるw
シャンプーも2回したが全く泡立たず、3回目にしてようやく泡だった。
シャンプーすると、びっくりするほど毛が抜ける。
これは過酷な環境でハゲたわけではなく、これまでの砂漠生活では髪の毛の中に砂の粒子が入り込み、
髪がガサガサゴワゴワになっていた、そんな髪質になると、髪の毛が抜けても落ちずに髪の毛の中にとどまり続ける。
通常でも人の髪の毛は1日に50〜100本抜けると言われるので、それが今回のシャワーで一週間分の抜け毛と砂と一緒に全て落ちていくので、尋常ではない抜け毛の量を体感するのだ!
その量たるや…おぞましいぃ😭
ともあれ、砂は簡単に落ちるのだが
強敵は己の脂。
自分から分泌された一週間分の油分の方が強敵だったw
泡立てるのに本当に苦労したw
頭も体も何度も洗い、ようやくさっぱり。
やはり、風呂は最高!
気分的に500gは軽くなったw
ようやく、人間に戻った気がする✨
洗濯もシャワーもおえて、ビュッフェ会場へ

ビュッフェ会場は、最初に宿泊予定にされていたホテルの、隣のホテル
入り口には、ゆるい感じだがセキュリティーチェックもある
サンタとアンパンマンのコスチュームをたして2で割ったみたいな人がいる横をスルーし、
ホテル内に入って行きます。

ホテル内は、めっちゃオシャレ。
このホテルに泊まれてる選手はうらやまし。
この日はこの辺のホテル一帯がサハラマラソンの関係者でほぼ貸切
ボランティアもいれると、このワルザザード一帯に1,500人ほどが宿泊しています。

エントランスを抜けて、中庭を抜けるとレストランがあります。
レストランのオープンまでは、中庭でビールを飲みながら待ちます。

1週間 限られた中で同じような物ばかり食べていたので、ワクワクが止まりません。
レストランのオープンとともに、みんな我先にガッツきます。

肉という肉を片っ端からてんこ盛りに持ってきました。
みんな勢いよくがっつきます。
まさに獣w!
僕も勢いよく食べすぎて、銀歯が取れるというハプニングもありましたが
そんなことはお構いなしに食べて行きます。
ひさしぶりのテーブルの食事はとても美味しく、ビールも最高に美味しかったです。
そんなこんなで、満腹でホテルへもどり
1週間ぶりにベットで寝ました。
昼までサハラ砂漠を走っていたとは到底思えない環境の違いです。
【オフ日 &閉会式】2024/4/21
朝食は7時からということで、朝食会場に向かいます。

自分のホテルのプールもなかなか良い感じです。
朝はちょっと寒いので、絶対に後で入ろう。

朝食は至ってシンプル
想像通りの味に想像通りの食感です。
安定のおいしさです。
品数は少なかったですが、当然何度もおかわりにいきます。
今日の予定は夕方までオフ。
夕方から閉会式と表彰式があるので、それまでモロッコ観光に出かけます。
モロッコ観光

タクシーでホテルから約40分のところにある観光地へ向かいます。
出かける前に、現金をユーロしか持ち合わせていなかったのでホテルで約1万5千円分
モロッコのお金 デュラハムに両替します。
ここモロッコでは、ユーロの信用が高いのでユーロを使えるお店もあります。
ホテル両替はユーロからデュラハムに両替するときは高還元ですが、
デュラハムからユーロに戻すときは、かなり還元率が悪くなるようです。
モロッコの人にもあまり、デュラハムの信用がないってことなのかな?
早速タクシーに乗り込みます。

窓から、ワルザザードの景色を楽しみます。
目に見える物全てが面白い。
街はごみもほとんどなくとても綺麗だし、治安もかなり良さそう。

モロッコは左ハンドル。
ブイブイ飛ばして走ってます。
ちなみに、タクシーの手配などは、海外慣れしている他の日本人選手がぱぱっとやってくれました。
なんとも心強い🙏

15分も走ると風景はかわり、建物も少なくなってきた。
道路の両サイドは広大な荒地地帯をブイブイ走って行きます。
車で走ること約40分

目的地に到着
ここが、本当に世界遺産?
ここは、世界遺産の アイト・ベン・ハッドゥ
アイト・ベン・ハッドゥとは
アイット・ベン・ハドゥ は、モロッコ王国の都市ワルザザート近郊の集落。
モロッコの隊商交易の中継地として栄え、要塞のように積み立てられた集落が点在しています。
見知らぬ人が行きかう中盗賊などから身を守るために砦のような町になったとされています。
1987年、ユネスコ世界遺産に登録されており、近年では映画のロケ地として有名になり
「スターウォーズ」や「グラディエーター」など数多くの有名映画が撮影され、人気の観光スポットになっています。
怪しげな道を進んでいくと、道の両サイドにお土産屋がちらほら出てきます。
さらに進んでいくと

橋!
その向こうにはこんもりした、岩?お山?のようなものが見えます。

橋を渡っていく。
橋の下は、ほぼ干からびた川かちょろちょろ流れています。

今日も暑い。☀️
時間は午前8時半ですが、多分30度はある。
橋を渡りきり、進んでいくと、中は要塞のような、階段のような?細い道が上へ向かって伸びています。
細い道の両サイドには、もちろんお土産屋

どうやって使って良いのかわからないものがたくさん売っています。
僕は全く興味ないが、
きっと女子はテンションが上がるコザコザしたお土産が盛りだくさんです。

この雰囲気、エキゾチックとういのでしょうか?

目に見えるもの全てが珍しい。
とはいえ、ぐいぐい推し売られるのは苦手なので、
目線がばれないようサングラスをつけて、いろいろ物色して行きます。

面白いお土産がいっぱい
一瞬、洗濯物かと思った

何でもかんでも売ってる。
お土産を見ながら、徐々に標高を上げていく
道幅も狭く段差だらけなので、車椅子や足が悪い人に優しくない観光地です
ビーサンだと登り辛いが、登れないことはないw

気温もどんどん上がって暑ちぃ💦
不思議と、お土産屋の中はひんやりしていて気持ちいい
岩と土とでできたこの建物、手作りなんかな?と思うと、それだけですげぇ
さすが世界遺産です✨✨

上へ向かってじゃんじゃん登る
結構登ってきたぞ!

水、持ってきといて正解でしたw
さらに20mほど登るとてっぺんに到着

暑くて顔は険しいですが、絶景にテンションが上がっています。
とはいえ、この世界遺産のてっぺんにそびえ立っているのは

ん?
何これ?
壊れとるやんw
なんか、ぐしゃっとなった要塞?
再建予定もなさそうな、海外の昔の馬小屋みたいなのがあった…。
世界遺産?…、ガンバ!
てっぺんこそ残念ですが、てっぺんからの景色は最高!

360度、とても素晴らしい景色が広がっています。
登ってきた橋の方に目をやると

すごい!
この景色は、世界遺産やな!✨
しかも、言い忘れてましたが、この観光地無料です。💰

一緒に観光に来た仲間とパシャリ📸✨
小一時間でサクッとみれるとても良い世界遺産でした。
待たしてるタクシーに乗り込み、きた道を帰ります。
途中で、モロッコ料理を食べようということで、タジン鍋が食べられるお店に寄りました。

牛肉のタジン鍋 1,200円
ノンアルビール500円
タジン鍋とは
モロッコを代表する料理と言えば、 タジン鍋料理。
とんがり帽子のような形が可愛 いらしい形状のタジン鍋は、 食材自身の水分で蒸し上げるためとっても体に優しい料理。
そもそもタジン鍋とは、北西アフリカ、モロッコで使われている鍋をいう。
材質は土鍋と同じ陶器だが、形状がユニークで、突んがり帽子のような形をしている。
待つこと30〜40分
けっこう待ったねw
あの鍋の風貌でくるかと思いきや、上蓋は外されやってきた。

牛肉のタジン
僕がしってるタジンとは具材が違う。
柔らかく煮込まれた牛肉の上に、野菜その上にフライドポテト?wさらにその上に甘いプルーンが乗っている。
どんな味かと言われれば…、語彙力の乏しい僕にはなんとも表現しがたい味。
遠くにカレーのような香辛料もかすかに感じるし、さらに遠くには肉じゃか感もある
かと言って、当然和風でもない。
素材をしっかり煮込んだ旨みがでていて、何味か解らないがとても美味しかった。
付属のパンは食べ放題みたいだったので、僕も含めみんなむさぼるように食べていたw
タジン鍋で腹を満たし、いったんホテルへ帰る
そこから近くのスーパーへお土産探しの旅に出る。
炎天下の買い物は思ったよりハードで、
店に到着しても慎重派の僕は、警戒しすぎてモロッコの民芸品的なものにはいっさい手を出さず、安定のフランススーパー のチェーン店 カリフールでのお買い物となったw
お土産もそれとなく無難なものを買い込み、あっという間に夕方
今日の夕食も昨日のホテルビュッフェだ
2日目とあって慣れた感じで、アンパンマンにたいなサンタのセキュリティーをスルーし、レストランへ

今日も大賑わいですねw
今日もみんなで、盛大に食べて飲む

メニューは昨日とだいぶ一緒で、食べたいのもを瞬時に判断できるので
目新しさはないが無駄な動きをせずに、効率的に今日も無事に腹パンw
夜7時からはセレモニーなので、6時半くらいから野外の会場へ移動

すでにたくさんの人が集まっています。

トロフィーもたくさん、男女別や年齢別でたっぷり用意されてます。
時間通りに式典ははじまり、どんどん表彰されていき、
サハラマラソンの主催者のスピーチがはじまり会場は大いに盛り上がっているが
英語もしくはフランス語なので、僕にはちょっと退屈な時間。
主催者や優勝者のスピーチが終わり、これで終わりかと思いきや

大会のダイジェスト動画が流れ、会場はさらにヒートアップ
動画を見ながら、1週間の長い大会が鮮明に思い出されます。
苦しかったけど、本当に楽しかった。
動画を見ながら、苦しすぎて悪態もたくさんついたけどw、僕は本当に面白い人生を生きてるな。と思った。
そして、ここには僕と同じように、ややクレイジーでだけど面白い人生を生きている人たちばかりだ。
この大会に出れて本当に良かったと、心からそう思った。
時刻は9時をすぎ、セレモニーは終了。
これからあとの時間は、ダンスタイム🎵
そんなヨーロッパ人のノリに、到底ついていけない僕は、そそくさとホテルに帰るのであった。
僕がホテルに帰ったのは、ダンスに興味がないということもあるが
もう一つ、今日中に終わらせなければいけない仕事がある。
それが、これ⬇️

そう!
ストック
これはサハラマラソンで、苦しい時も暑い時も 嬉しい時も、ずっと僕を支えてくれた大事なシナノのストック。
これが折たためないのだ。

ストックの接続部分に、サハラ砂漠の砂の細かな粒子が入ってしまったのか?
押しても引いてもびくともしない。
明日はフランスに帰る日。
早朝5時にホテルを出るので
これを今日中に畳んで、荷物をパッキングしないといけない。
熱湯につけても、馬鹿力で引いても、捻っても、床に叩きつけても全く動かない。
格闘すること2時間💦
ありとあらゆることを試してみたが、全く動く気配がない接続部分。
折り畳まず持って帰ることも可能だがこの長さでは、追加荷物になるため、
モロッコーフランス、フランスー日本間の移動でかなり高額な(新品ストックが何本も買えるほどの)料金が発生してしまう。
さすがに高すぎるので破棄する?
ポールを数万円もかけて持って帰るのか?
とはいえ、サハラマラソン共に戦ってくれたポールを、この異国の地に置いて帰れるのか?
苦渋の選択を迫られます。
そこで思いついたのは、僕が所属してる100マイルチームの存在💡✨
迷惑は承知で、午前1時にグループチャットでメンバーに助けを求める。
すると、すぐさま数々の対処法をみんなが提案してくれ、その中から選んだ方法が
修理覚悟でポールを曲げる
もちろん、あちょー🦵💦と言って、パキーンって曲がるポールではないので
やり方にコツがあり、ポールの先に体重を少しづつ乗せてポールを回しながら、
テコの原理で、ポールを1〜2度ほどの角度で引っ張りながら曲げて、接続部分に隙間を作っていく。
それを根気強く色々な方向から負荷をかけ曲げていくと、ポールに隙間が出てくるので、その接続面の砂や汚れを拭き取りながらじわじわ隙間を大きくしていく。
この方法により1時間ほどで

外せた。
とはいえ、この外した部分は通常外してはいけない凹の部分(強力な接着剤?で固定されている部分)
結局、本来外れるべき凸の部分は意地でも外れず、
ひとことで言うなら、バキバキにぶっ壊して持って帰ることになった。
それでも、こんだけ僕を支えてくれたポールを、このモロッコに捨てて帰らずにすんで本当に良かった。
と、ひと安心したのも束の間、時刻は午前3時半。
おっと、これは寝る時間がないw
ホテル出発まで残された時間は、あと1時間ほど
午前3時半から急いで、フランスに帰るためのパッキングをすことととなった。😅💦

無事に、午前5時にホテルを出発し、
フランスパリへ向けモロッコを飛び立つのであった。
つづく…。
次回は最終回です。
続きはこちら⬇️
【まとめ】

今回はサハラマラソンのレース終了からモロッコ観光まで紹介しました。
ここ1週間のサハラ砂漠での野宿生活から一転、モロッコのプール付き超リゾートホテルに2泊。
・・・!
あっ!プール入るの忘れたw!!
ちきしょ!
でも、モロッコの街は治安も良く、押し売りもなく、詐欺師もいない、綺麗な街でした。
モロッコに来れたことに感謝です。
ありがとうございます。
以上!
今回は2024年サハラマラソン無事に走りきって、
モロッコでちょっとのんびりしてみたボックルヘアのTOMOでした。
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■2021年第一回 英彦山峰入り道トレイル レース【福岡県】
■OSJ KOUMI100の詳細 [人生初の100マイルレース]【長野県】
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