こんにちは!今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
紅葉が綺麗な季節になり、「最近登山を始めた!」という声をよく聞くようになりました。
登山というと、まず最初に思い浮かぶのは、”装備”のことだと思います。
もちろん靴やザックも大事ですが、
山で本当に安全を左右するのは、どんな道具を持つかより「どんな判断をするか」 です。
僕が長年登山をしてきて、初心者の方と接する中で感じるのは、
「危ないな」と思う場面の多くが装備ではなく、
- 情報の受け取り方
- 出発時間
- 気温の読み違い
- コースタイムの誤解
といった “判断の基礎” から生まれているということ。
今回は、初心者の方が最初に押さえておくと
安全度が一気に上がる 本質的な6つのポイント をまとめました。
装備より前に知っておくと、
山はもっとシンプルに、もっと安全に楽しめます。
① SNSやネットの情報を鵜呑みにする
これは、初心者が必ずやりがちなミス。
SNSで「初心者向け」と書かれていた。
ブログで「簡単」と書かれていた。
でも、その人の“体力・経験・季節・気象条件”は、あなたとは違う。
実際に行ってみたら、
- 意外とキツい
- 岩場が多い
- 迷いやすい
- 思っていたより危険
ということは普通にあります。
登山は、複数の情報を集めて、自分で判断するのが基本。
- SNS
- ブログ(個人)
- 公式サイト
- YAMAP/YAMARECOの記録
- 現地の看板
- 天気予報
この“情報の幅”が広いほど安全になります。
1つの情報を信用しない。
必ず“複数の情報”で判断する。
これが本当に大事。
僕の実体験
僕が登山を始めて、最初に登った山は福岡県にある宝満山。
初心者だった僕は、人伝いに「宝満山は初心者向けの山」と聞いて、挑戦しましたが、
実際登ってみると、想像の20倍キツかった💦
登山初心者の僕の考える、初心者コースは、ハイキング感覚てサックっと登れてサクッと下れる。丘のような山を想像していました。
しかし、実際は「初心者コース=初心者でも迷いにくいコース」という意味で教えてくれていたみたいでした。
宝満山は、石段続きの修行の山。展望もほとんどなく、地獄のような蒸し暑さの中 登ることとなりました。
② 出発が遅い(昼から登るのは危険)
初心者が犯しがちな“致命的ミス”。
朝10時に登り始めるならまだしも、昼から登り始める人は一気に危険度が上がります。
理由はシンプルで、
- 下山が遅くなる
- 疲れが出て判断力が落ちる時間帯
- 日没までが早い
- そもそも予定のズレが取り返しにくい
だから登山は圧倒的に「朝 出発、一択」。
理想は
7時〜8時スタート。
遅くても10時までに行動開始したいところです。
山では、「早出・早帰り」これが安全の基本です。
僕の実体験
僕は基本的に朝出発での登山しかしませんが、たまに下山途中の登山口近くで
夕方近くから登っていく初心者らしき登山者を目にします。
あれやこれやい言うのは、マウントおじさんみたいで嫌なので、挨拶以外には特に何も言いませんが。
ちょっと心配になります。
③ 山の気温・風を“平地基準”で考えてしまう
初心者が絶対に勘違いするのがこれ。
山頂は、麓より
5〜10℃以上寒くなることが普通。
標高が100m上がるごとに、気温は0.6度下がると言われています。
さらに、風が吹いたら体感温度はさらに下がる。
逆に、樹林帯は無風で蒸し暑く、
汗が出まくって後半に汗冷えする危険もある。
つまり、
- 山は想像以上に寒く
- 山は思っている以上に暑い
一見、真逆のことを言っているようですが、この両方の状況が、同じ山の中に同時に存在しています。
だからこそ
- 防寒着
- 汗対策
- 温度調整できる服装
が必要なんです。
“平地の感覚のまま登る”は、
最も危険な勘違いのひとつ。
僕の実体験
僕はこう見えて慎重派なので、寒すぎて死にそうになったことはないですが、
体力が有り余ってる若者と登山した時は、その装備が初心者すぎて、パンツも靴下も全部凍ってるのを見ました。
無事下山できたから良かったものの、運が悪ければ遭難します。
当時の記事もまとめてるので⬇️
④ コースタイム=自分の所要時間だと思っている
これ、結構勘違いしてる人が多い。
山のコースタイムは 「休憩ゼロ」の理想値 なんです。
つまり、
- 写真撮影
- 水分補給
- 息を整える
- 山頂での食事
- 渋滞
- 分岐で迷う
こういった時間は全部“含まれていない”。
だから初心者は、コースタイム × 1.3〜1.5倍で計画するのが安全で現実的。
余裕がある=安全。
余裕がない=危険。
登山は時間の余裕こそ最大の安全装備です。
僕の実体験
僕が運営している登山部では、コースタイム × 1.3で計画しています。
計画より早く下山できれば、120点!
無事、下山できれば100点です。
当然、登山時のメンバーは増えると、写真を撮るタイミングやトイレのタイミングがそれぞれに違うので、
その分の時間も忘れずに計算に入れましょう。
⑤ 給水・汗冷え・体温調整を軽く見ている
行動中に喉が渇く前に飲む。
暑いなら脱ぐ。
寒いなら着る。
これが基本なんですが、初心者ほどこれが出来ない。
休憩や水分をとるタイミングがよくわかっていないので、
- 本当に喉がカラカラになって給水
- 動けなくなったから、座って休憩
→ 最後に“ドッと疲れ”が出て危険になる。
特に注意したいのは
汗冷え。
気温の低い山頂で一気に寒くなる。
ここで体力が奪われて一気に危険度が跳ね上がります。
シンプルだけど、ここができていない初心者は多い。
大事なのは、
- のどが渇く前に給水する
- 疲れを感じる前に、こまめに休憩する
この2つです。
「40分に1回休憩する」など、自分なりの目安時間を決めておくと管理しやすくなります。
僕の実体験
登山を始めたたての頃は、『休憩しない=強い』『早く登る=強い』『頂上に登る=登山」と、勘違いしていました。
山はそれぞれ自分にあったペース楽しむもの。
たくさん休憩を挟みながら、
- 珍しい花を見つけたり
- 絶景の写真をとったり
- コーヒーを豆から淹れてみたり
山頂に行くことだけが登山の楽しみ方ではありません。
休憩を楽しめるようになると、休憩のタイミングも自然とわかってきます。
⑥ 撤退は負けじゃない!その決断こそが強さ
- 天気が悪い
- 風が強い
- 体調が悪い
- 予定より遅れている
でも、
「せっかく来たから」
「行くって決めたから」で突っ込んでしまう。
これが一番危険。
登山は
“決めたから行く”ではなく、“安全に行ける状態かどうか”で判断する。
登山は中止しても誰も責めないし、「これ以上は危険かな?」と思ったら引き返す。
これができない人が、初心者に限らず多い。
本当は、引き返す判断ができる人ほど強い。
当日の状況を見て
- 行く
- やめる
- コース変更する
これができることが一番大事。
僕の実体験
僕も無理して突っ込んで登って行った経験があります。
たまたま無事に帰って来れたからいいもの、運が悪ければ遭難者でした。
初心者ではない今も、この判断が冷静にできるよう日頃から心がけています。
まとめ|登山初心者に必要なのは、装備より“判断力”
今回紹介した6つは、すべて装備の話ではなく “判断の話”。
ぶっちゃけ登山は道具が整っていなくても楽しめる。
でも、判断を間違えると危険が一気に近づいてしまう、ということだけは覚えておいてほしいです。
- 早朝に出発する
- SNSを鵜呑みにしない
- 気温の変化を甘く見ない
- コースタイムに余裕を持つ
- 水分・服装調整を大事にする
- 当日の状況で判断する
この6つを押さえておけば、
初心者でも安全に、自信を持って山を楽しめます。
登山は、知るほど、経験するほど、どんどん楽しくなるスポーツ。
安全第一で、最高の山時間を楽しんでください!
筆者プロフィール

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大分県日田市で「ボックルヘア」という美容室をやりながら
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