🏔 もう初心者とは呼ばせない。挑む、九州の過酷トレイル5選

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こんにちは!
今日も絶好調のボックルヘアのTOMOです!

今回は、九州の山を13年間歩き倒してきた僕が選ぶ、
“初心者を卒業したい人のための過酷トレイル”を5本紹介します。

九州の山には、登山者やトレイルランナーの間で“過酷すぎる”と話題の縦走コースがいくつもあります。

登山にもトレランにも慣れてきて、
「次はもっと長く・高く・キツく歩いてみたい」
そんな気持ちが出てきた人にこそ挑戦してほしいルートをずらっと並べてみました。

どのルートも、体力・気力・判断力のすべてを使い切るガチな縦走。
正直、気軽にはオススメできません(笑)

でも、完走できたときの達成感は“別次元”。

僕も何度も失敗したルートや、まだ走破できてないルートもありますが、ぜひ挑戦して欲しい過酷なロングトレイルコースを選りすぐりました。

祖母傾、くじゅう、背振、宝満、福智山系と。
九州の名峰をつなぐ過酷トレイルを走り抜けば、もう誰もあなたを“脱初心者”どころか、一気に上級者の仲間入りです。

 

どれも歩きごたえのあるロングルートですが、僕の独断と偏見で難易度の優しい順に並べてみました。

挑戦ルート①:宝満山〜若杉山 ピストン(篠栗ルート)

都市近郊とは思えないほどハードな登り下りが続く、福岡の修行系トレイル。

標高は低くても油断禁物。階段と急登の連続で、脚が確実に削られていく。

山頂から縦走路を見渡せるので、達成感は半端ない!

データ

• 距離:約25km
• 累積標高:約2,200m
• 標準タイム:7〜9時間
• 特徴:階段・急登・アクセス抜群
• 推奨季節:通年(夏は地獄)

感想

僕が初めてロングトレイルに挑戦したのがこの宝満山から若杉山までの縦走路。

初回からピストン(往復)で挑み、初回は失敗。2回目にして走破できたルートです。

街中の山でエスケープルートも多いので、「もう、無理!」と思った時でもなんとかなります。

夏場は蚊やアブがやたらに多いのと水場が少ないので、夏以外の季節がオススメです。

挑戦ルート②:くじゅう17サミットルート

 

大分県のくじゅう連山に点在する、標高1,700m級のピークをすべて踏破するという挑戦。

決まったルートはなく、どこから挑戦しても良い。

走破できたとき、あなたはくじゅうのサミッターとなる。

データ

• 距離:約25km
• 累積標高:約2,500m
• 標準タイム:9〜13時間
• 特徴:ルート自由設定・ピークハント形式
• 推奨季節:通年(積雪期は慎重に)

感想

くじゅう17サミットはこれまで5回ほど挑戦してきましたが、毎回きつい💦

特に稲星山から白口岳へのルートは登山道が狭く、毎回ミタマキリシマの枝で肌が削られるし、白口岳から法華院への下りは急斜面するで毎回心が折れます。

とはいえ、どこもかしこも景色がよくこんなにきついけど楽しい練習場所は他にはないので毎回ついつい行っちゃいますw

くじゅうの真ん中に法華院温泉山荘もあるので、水ぎれやカロリー切れの心配も少なく全力で楽しめるルートです。

 

 

 

挑戦ルート③:皿倉山〜福智山 縦走

北九州を代表する鉄人ルート。

全長40kmを超える長大縦走で、終盤の福智山が近づく頃には脚が悲鳴を上げる。

補給ポイントも限られ、エスケープルートも乏しい。

完走したとき、達成感は苦しさの数倍だ。

データ

• 距離:約30km
• 累積標高:約2,500m
• 標準タイム:10〜12時間
• 特徴:アップダウン連続・補給難・孤独な縦走
• 推奨季節:春・秋

 

感想

これまで4回ほど縦走してきました。

僕のお気に入りは、ピストン縦走。

最初はJR八幡駅からスタートしJR採銅所駅までのルートをたどりましたが、電車の乗り換えなどちょっと面倒なので、

2回目からは、採銅所駅をスタートし、皿倉山山頂まで縦走し、きた道を戻るピストン縦走へチェンジ。

難易度は上がりますが、痺れるルートです。

 

 

挑戦ルート④:背振全山 縦走

福岡県の前原・唐津エリアをスタートし、脊振山系を東へ貫く長大縦走。

距離はおよそ63km、累積標高は5,000m超。

終着は天拝山(筑紫野)または基山(佐賀)へと至る。

走破には体力も戦略も求められるが、稜線からの絶景と達成感はそのすべてを上回る。

データ

• 距離:約76km
• 累積標高:約5,700m
• 標準タイム:24時間〜30時間
• 特徴:ロング縦走・補給戦略重要
• 推奨季節:春・秋

 

感想

2度の失敗を繰り返し、3度目で?4度目?でようやく走破できた超難関ルート。

エスケープルートも少なく、縦走路の距離も長いので体力・メンタル・水分・食料のマネジメントが難しい。

縦走途中にある自動販売機が何とも神々しく見えるルートです。

 

挑戦ルート⑤:祖母山〜傾山 縦走

九州最難関と呼ばれる名物縦走。

標高1,700m級の稜線を延々とアップダウンが続く地獄のトレイルだ。

僕も2度挑戦しながら、いまだ完走ならず。

エスケープルートが少なく、絶壁やハシゴなど危険箇所も多く登山者も少ない。

夏には水の確保が難しく、冬では雪でや凍結の心配に加え日照時間が短くなり難易度が上がるため、

天候・体力・判断力のすべてが試される、“超難関コース”。

 

データ

• 距離:約40km
• 累積標高:約4,000m
• 標準タイム:13〜24時間
• 特徴:岩稜帯・アップダウン連続・長時間行動
• 推奨季節:秋〜春(真夏は危険)

感想

山が深いし、登山者が少なく、断崖絶壁が多々あると悪魔の三拍子が揃う超難関ルート。

これまで1度しか挑戦してませんが、途中で会えなく撃沈しました。

高所が苦手な僕には何度も心砕くポイントが点在し、毎回泣きたくなってました。

僕は常にひとり行動ですが、ここはひとりで行かないことをオススメします。

いつか走破したいけど、二度と挑戦したくないルートでもあります。

 

 

5ルート比較表

ルート名 距離 累積標高 タイム 難易度
宝満山〜若杉山ピストン 約25km 約2,200m 7〜9時間 ★★★
くじゅう17サミット 約25km 約2,500m 9〜13時間 ★★★★
皿倉山〜福智山縦走 約30km 約2,500m 10〜12時間 ★★★★
背振全山縦走 約75km 約5,700m 24〜30時間 ★★★★★
祖母〜傾山縦走 約40km 約4,000m 14〜24時間 ★★★★★

★★★=中級
★★★★=上級
★★★★★=最難関

※タイムと難易度は僕の経験から勝手に出した物なので参考程度でお願いします。
※ルート条件は季節・天候・体力によって変動します。安全第一で挑戦を!

 

まとめ:挑む者だけが見られる景色がある

この5本のトレイルをすべて走破できたなら、

あなたはもう「初心者脱出」どころか、立派な九州トレイルの上級者です

どのルートも距離や標高だけでなく、

メンタルや判断力までも試しにかかってきます。

ですがそのぶん、踏破した瞬間の達成感はヤバいです!

ぜひ九州最難関のロングトレイルに興味がある人は挑戦してみてください。

以上!今日も絶好調のボックルヘアのTOMOでした!

 

筆者プロフィール

TOMO
登山歴13年・トレラン歴4年目のTOMOです。
大分県日田市で「ボックルヘア」という美容室をやりながら
山・トレラン・筋トレを楽しんでいます。
これまでモンブランやUTMBなど海外レースにも挑戦中!

SNSやラジオでも日常や山の様子を発信しているので、フォローしてもらえると嬉しいです!
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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。