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こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです!!

今回はだいぶ間が空いてしまいましたが、九州から北アルプス燕岳へ 厳冬期初心者の挑戦!③燕岳&燕山荘編の続きです。

 

今回の内容は、

  • 3日目の下山の工程
  • 3泊目の宿 常念坊の感想
  • 最終日の過ごし方
  • 旅の予算
  • まとめ

の順に書いていきます。

では、早速本題へ⬇︎

その前に、前回の内容を忘れた方はこちらをどうぞ⬇︎

【厳冬期・登山】九州から北アルプス燕岳へ 厳冬期初心者の挑戦!③燕岳&燕山荘編

2019年12月19日

 

2017・1・3(TUE)3日目

朝食も食べ終え、窓の外を見ると外は真っ白。

外は軽く吹雪のようです。

だらだらと荷造りしながら天気の回復を待って見ましたが、一向によくなる気配はありません。

10:30 燕山荘出発

暖かい山小屋から出るのは、メンタル的なパワーを使いますが気合を入れて出発です。

手当たり次第に2ショット

有名どころをおさえます。📷

昨日あれだけ晴天だったので、こんな吹雪の下山になるとは・・・残念。

改めて雪山とソロの怖さを実感します。

目標のポールが無いと、どっちに下ればいいのか全くわからない。

時折吹雪くと、手前のポールさえ見えなくなるので、見えるときにポールの位置を頭に入れときます。

ポールの方向を見失いそうな時は、目を凝らして待ちます。

一瞬でも見えれば、その方向に進み、次のポールを確認。

時々、ガスがはれる瞬間もあり、ほっとします。

振り返れば、燕山荘の夏小屋でしょうか?

周りが見えるって、素晴らしい。

日常では当たり前の事ですが、そんな当たり前に救われたり感謝できたり、山の素晴らしさを実感します。

それにしても。、雲がかかると昼間のなのに暗い。

暗いってだけで怖さ倍増です。

ここにきて初めて知る事実。色々な体験ができ勉強になる。

黙々と、見えにくいポールを見失わないように目を凝らしながら、一歩ずつ確実に下っていきます。

見落としてしまいそうな標識。

昨日より確実に埋まっています。

時より出てくる、「昨日も見た!」って標識に安心します。

合戦小屋

45分くらいで下ってきました。

昨日とは景色も雰囲気も全く別物。雪もかなり積もってます。

ここからは樹林帯なので、よっぽどボーッとしていない限り迷うことはありません。

ここでピッケルを収納し、トレッキングホールへとチェンジ。

この雪の量!

結構楽しい。

道が分かりやすくなってきたので、ようやく雪を楽し見ながらサクサク下ります。

頭上には九州では見られない景色が広がります。

13:30 燕岳登山口到着

中房温泉の温泉に入って帰ろうかとも思ったが、登山靴を脱ぐのが面倒だったので、そのまま下山します。

2日前とは違い、道路にもしっかり積もっています。

一人でも楽しい。

車道の途中にあった小さめの滝も凍っています。

一人ではしゃいでいると猿が寄ってきました。

めっちゃ睨まれとれとるし!

もしもの時はトレッキングポールで応戦しようと警戒してましたが、相手にもされず(笑)

15:00 宮城ゲート到着 下山完了

12kmの林道は長かった!!

通常であればここで終わりですが、ここから足がない僕はまだまだ歩かなければなりません。

駅まで帰る方法は自家用車かタクシーしかありません。

しかし、今回はトリバゴで予約した宿へ徒歩移動。

湯の宿 常念坊(じょうねんぼう)

 

今回予約した旅館は宮城ゲートから3.2km徒歩45分のところにある常念坊。

山に囲まれた静かな宿でしたが・・・。

徒歩で行くには遠かった。

皆さんはぜひタクシーで行くことをオススメします。

<常念坊の感想>

風呂もご飯もすごく良かったです。

が、ただ1つ・・・

部屋から廊下に出るたび、部屋のドアを開けると!

真っ暗闇の中で、ずっとこっちを見て立ってる・・・

木彫りの人が怖すぎる。

トイレに行くためドアを開けるたび、真っ暗な廊下にたたずむこの人がマジで怖かった。ビールを飲んだことを後悔させる像です。

3年ぶりにこの宿のことを思い返しても、料理や風呂よりこの木彫りの人の事が一番に思い出されます。

 

 

2017・1・4(WED)

遂に最終日。

登山靴・ピッケル・着替えなど無駄に重いものは、昨晩まとめて常念坊から自宅へ郵送しました。

これで今日はかなり身軽に動けます。

最終日は夕方の飛行機の時間まで観光します。

常念坊からタクシーで約12分移動します。

まずは!

信濃國三之宮 穗髙神社

忘れちゃいけない初詣🎍

無事に下山できたお礼に来ました。

初詣の後は、電車を乗り継ぎ

カモシカスポーツ 山の店・松本店

カモシカスポーツ松本店にやってきました。

最寄りの松本電鉄新村駅まで行けば無料で送迎してもらえます。

詳しくは⇒カモシカスポーツ松本店

九州では見ることのできない、本格登山装備をゆっくり物色させてもらいました。

空港へはカモシカスポーツからタクシー移動。

無事に飛行機に乗り込み、九州に帰ってきました。

 

【厳冬期燕岳登山の旅費】

一番気になる所ですね💰

3年前のことなので記憶違いや値段も現在とは異なるので、だいたいで見ていただけると良いと思います。

交通費

金額(円) memo
高速バス 3,500 日田⇔福岡空港(往復)
飛行機(FDA) 39,000 福岡⇔松本(往復)
タクシー 800 松本空港⇒JR穂高駅
タクシー 3,500 JR穂高駅⇒宮城ゲート
タクシー 2,000 常念坊⇒穂高神社
タクシー 3,700 カモシカスポーツ⇒松本空港
電車 690 JR穂高駅⇒松本電鉄 新村駅
合計 53,190

交通費合計:53,190円

宿泊費

金額(円)
1泊目 中房温泉 9,700
2泊目 燕山荘 11,000
3泊目 湯の宿 常念坊 11,500
合計 32,200

宿泊費合計:32,200円

旅費合計

交通費合計:53,190円 ➕ 宿泊費合計:32,200円 =

総合計:85,390円

3泊4日にかかった費用は85,390円。

山小屋でのビールとかビールとかビールとかで、だいたい9万円と言ったところでしょうか。

<節約法>

[節約できてよかった点]

  • 信州松本空港シャトル便を利用し、穂高駅まで800円で行けたこと
  • 下山後、宮城ゲートから気合で常念坊まで歩きタクシー代が節約できたこと
  • カモシカスポーツが、新村駅まで無料送迎してくれたこと

[もっと節約できた点]

基本的には贅沢してないので、十分に節約できたとは思いますが強いていうなら、

一人で乗るタクシーがもったいなかったなと思います。ソロ登山なので仕方ないですが、2人で乗れれば半額と思うと、ね!

 

【初めての厳冬期登山の感想】

初めてということもあり、装備・計画・手配何もかも初めてのことばかりで大変でしたが、その準備の甲斐もあり、

登山では全く困ることもなく登る事だけに集中でき、存分に厳冬期の燕岳を楽しむことができました。

装備は予想を超える金額になってしまい財布には大打撃でしたが、装備は燕岳から何度も使っているので結果オーライ。

それまでの僕は九州から厳冬期の北アルプスへ行く事は、とても難しく手が届かない存在でしたが、思い切って挑戦してよかったと思います。

だって挑戦してみないと本当に難しいのか、手が届かないのか?わからないから。

今回学んだこと

今回学んだ事は、

北アルプスの経験も数回しかない、厳冬期初心者の九州の登山者でも、ちゃんと準備すれば登れるということ。

挑戦の大事さを学びました。

こうやって少しづつ経験を重ねていくことでしか学べないので、初めての燕岳は僕の中で大きな一歩でした。

今思えばこの燕岳の挑戦からの積み重ねが、僕をモンブランまで連れて行ってくれたと思います。

 

【まとめ】

今回は登山の旅費と挑戦の大切さについて書きました。

初めての厳冬期登山での総額

装備代 500,000円
交通費 53,190円
宿泊費 32,200円
合計 585390円

総合計:585,390円

装備、高っ!!

でもまあ、最初はこんなもんです。

とはいえ、「最初からそんなお金かけられない!」って人はレンタルショップが便利です。

登山道具レンタルショップ
やまどうぐレンタル屋
 登山レンタルならそらのした 

最初は途方もない挑戦に感じる事も、挑戦しないとずっと手の届かない存在です。

できるかできないかやってみないとわからない。

燕岳はそれが学べた登山でした。

以上!

今回は初めての厳冬期燕岳完結編のボックルヘアのTOMOでした。

長々呼んでくださりありがとうございました。

常念坊の木彫りの像は、暗闇で見ると本当に怖いので皆さん一度宿泊してみてください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。