こんにちは!
今日も絶好調の!!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回も前回の【厳冬期・雪山登山】2018年正月 北アルプス雪山登山❸ 西穂高岳独標アタック編のつづきです。⇩⇩⇩
足場の不安定な岩場を慎重に登っていくと・・・
AM8:50 西穂高岳独標登頂
標高2701m
西穂山荘から約2時間。
予定通り西穂高岳独標に登頂できました。
しかし、山頂はものすごい風!
下から上から横からと、あらゆる方向から突風が吹き荒れます。
立っているのも大変なので、山頂に座ってみました。
すると!!
太陽です!!☀
これが僕の初日の出となりました。
太陽があるだけで何だかほっとします。
太陽に感謝です。
チャンスがあればこの先のピラミッドピークまで行きたかったですが、
まだまだ経験不足なので、今回は当初の予定通りここまで
ピラミッドピークの後ろに見えるのは西穂高岳でしょうか?
このまま下山するには惜しいですが、体もだいぶ冷えてしまったので慎重に下山してきます。
こんなに険しかったっけ??と思うような下り。
滑り落ちていかないよう力が入ります。
難所を下り終えじゃんじゃん下っていると!!
ブロッケン現象!!
よーく目を凝らして見ると、中央やや左下に丸い虹のようなのが見えると思います。
これがまさに!!
ブロッケン現象です。
ブロッケン現象 (光輪、グローリー)
太陽などの光が見る人を通り越した所にある雲や霧に散乱され、 見る人の影の周りに虹色の光輪となって現われる大気光学現象です。
後光を背負った仏像(阿弥陀如来)と似た形状から、ほとけが形而下に出現し、お迎えに来た様として、御 来迎 (ごらいごう)とも呼ばれるそうです。
大気光学現象??って・・・
簡単に言うと、僕の後ろから太陽があたり、僕の前にある雲に僕の影が映る。
そのまわりに水蒸気の関係で丸く虹ができる事です。
しかし、仏が雪山でお迎えって・・・響きが怖い(汗)
それは置いといて、こんなところでブロッケン現象を見れるなんて最高です!
どんどん空は晴れていき、いままでいた独標もはっきり見えます。⇩⇩
難所をこえ、ブロッケンの興奮も収まってっくると・・・
何だか足に違和感・・・
足の指の感覚がない事に気づきました。
足の指が冷やされまくって足の指が全く動きません。
歩くには全く問題ないのですが、足の指が登山靴の中で全く動かないのは凍傷の前兆。
こんな場所で登山靴を脱いで確認するわけにもいかないし・・・と考えていると、
そういえば!
雪山用の登山靴を買った店の店長?おじさんが、登山靴を選ぶときに登山靴の中で足の指を開いたり閉じたり『グー✊』『パー✋』できるくらい余裕があった方がいい。
と言っていたのを思いだしました。
たしか、『足の指が冷えたら、そうやって末端に血を送る』って言ってたような気がします。
という事で、『グー』『パー』を意識し、靴の中で全く動かなくなった足の指を何度も繰り返し動かすと徐々に感覚を取り戻してきました。
あのおじさんに感謝です。
あの時あの店で、あのおじさんから登山靴を買って本当に良かった♡
そんなこんな、足の指を動かしていたら
あっという間に丸山まで帰ってきました。
丸山も登りの時には見えなかった景色も今は⇩
素晴らしい景色
下るのがもったいない
ここまでくると、西穂山荘もすぐそこに見えてきます。
雪だるまの後ろ姿が見えてきました。
AM10:00 西穂山荘到着
無事に西穂山荘まで帰ってくることができました。
今日は松本市内に一泊するので、ロープウェイの駅まで下らなければいけませんが
腹が減ったので、お待ちかねの♡♡♡
西穂山荘名物 醤油ラーメン ¥800
つづく・・・
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