こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は九州から燕岳にアクセスする方法を紹介します。
その前にちょっと自己紹介をさせてください。
話に戻ります。
僕や九州の登山者にとって北アルプスはある種、憧れ!
一度は足を踏み入れてみたい場所です。
このブログを読めば、手が届かないと思っていた北アルプスが、ちょっと頑張れば手が届くと分かるはずです。
きっと、来年には北アルプス登山の計画を練っているに違いない!と、思います。
北アルプスの上高地へのアクセスについては、以前のブログで紹介しているので、気になる方はそちらも読んでもらえると嬉しいです。
燕岳へのアクセス方法と偉そうに題名を書きましたが、僕が実際燕岳に登ったのは1度だけ。
以前のブログで厳冬期の燕岳装備につて書きましたが、その3年前の正月の1度きりです。
まるっきり厳冬期初心者の僕が九州からどんな方法で、燕岳までたどり着いたか、日記形式で書きたいと思います。
当時のメモもログも残ってなく記憶だけで書くので、記憶が曖昧な部分がありますがご了承ください。
2017・1・1(SUN)
2017年元旦早朝から、僕の厳冬期燕岳の旅は始まります。
高速バスで福岡空港へ🚌
9:00 福岡空港到着
早速、空港でやる事が2つ。
- ザックを預ける
- タクシーを手配する
1・ザックを預ける
今回はピッケルやアイゼンなど凶器となり得るものを持っているので、当然機内には持ち込めません。
なので、ザックごと預けます。
ザックの中に入らない、ピッケルやストックやわかんは外に剥き出し。
なので、僕はいつもグランドスタッフにお願いしてビニールをかけてもらうようしています。
2・タクシーの手配
次にタクシー。🚕
タクシーは松本空港に到着してから乗るタクシーです。
松本空港は交通の便が悪く、アクセスはバス・タクシー・自家用車のみ。
バスは松本空港から松本バスターミナルを繋ぐバスのみしかありません。
詳しくは⇒エアポートシャトルバス
本来なら、
松本空港⇒エアポートシャトルバスに乗り(610円)⇒松本バスターミナル⇒徒歩3分⇒JR松本駅
JR松本駅⇒JR大糸線に乗り(330円)⇒JR穂高駅
JR穂高駅からタクシーで宮城ゲートまで(3,500円)
この順序で燕岳の登山口となる宮城ゲートにアクセスします。
この順序で行くと、乗り換え時間など考慮し最短でも、燕岳の登山口となる宮城ゲートに到着するのは早くても14時。
その時間から、この日宿泊する中房温泉までの道のり12kmを歩、いていかなければなりません。
しかもタイムリミットは17時。
17時まで着かなくては、晩飯抜き🍚
多少費用はかかるが、時間短縮を優先しバスとJRをはしょって、松本空港からタクシーで宮城ゲートに行く計画でした。
話がすごく長くなってしまいましたが、この計画を実行するため、松本空港からスムーズにタクシーに乗るためのタクシー手配です。
数あるタクシー会社の中から安南タクシーを選び電話。
松本空港から宮城ゲートまでのタクシーをお願いすると・・・
対応してくれた人から驚きの提案が!!
「信州松本空港シャトル便」を使って宮城ゲートまで行く方法を教えてもらいました。
信州松本空港シャトル便とは
安曇野市穂高駅等と信州まつもと空港を1時間で結ぶ、安曇野の観光スポットをより身近に楽しめる便利なシャトルバスです。
※完全予約制のため、予約がない便は運休します。詳しくは⇒信州松本空港シャトル便
松本空港から穂高駅まで800円タクシーで直行してくれる素晴らしいタクシー✨🚕
「信州松本空港シャトル便を使い穂高駅まで行って、そこからそのタクシーで宮城ゲートまで行きましょうか?」
と提案してもらい、速攻OK!
これで無事にタクシー予約は完了!
本来は前日までの予約が必要ですが、今朝キャンセルが出たためご好意で乗せてもらえることになりました。(※本来は予約が必要です)
幸運にも、JR穂高駅まで800円と宮城ゲートまで3,500円で乗り換えなしで登山口に直行できることになりました。(※現在、穂高駅⇔宮城ゲート間は3,600円です。詳しくは⇒安南タクシーWEB)
本当はタクシー代13,000円越えを覚悟してたので、本当にありがたかった。
冬季以外は、「中房温泉定期便」バスが、穂高駅から中房温泉まで運行しています。
10:20 福岡発信州松本行き
定刻通り飛行機は離陸✈️
窓からは富士山がバッチリ。元旦から富士山を拝めるとは最高です。
着陸態勢に入ると。北アルプスの山々が近くに見える。
これからあの中に入るのかと思うとワクワクする。
11:45 信州松本空港到着
空港を出るとタクシーが待っていてくれてました。
穂高駅まで約1時間。穂高駅から宮城ゲートまで約20分。
全てが予定通り✌️
13:10 宮城ゲート到着
車はここまで、ここから先は徒歩です。
登山届けを提出し、装備を整えます。
ちょっと悩んだけど天気もいいのでアプローチシューズ のまま登ることにしました。
⬆︎今回のアプローチシューズ KEEN ジャスパー
ジャスパーはソールは柔らかめでグリップが良く効く。ザックにぎゅーっと詰め込んでも変形せず壊れる心配がないので安心して詰め込める。もう少し軽いと言う事なしです。
13:30 宮城ゲート 出発
今日はずっと道路なので17時までの到着を目標にガンガン進みます。
すれ違うのは下山する人かサル。
こんな時間から登ってるのは僕ぐらいです。
少しづつ雪が増えてきました。
めっちゃ暗そうなトンネルに突入!
電灯は無いが、トンネル内は意外に明るい。
歩き出して1時間。誰とも合わなくなりました。
もちろんサルもいない。
たまに休憩を挟み、
黙々と時間との戦いです。
遂にゴールはやってきました。
16:15 中房温泉 到着
宮城ゲートから2時間45分。
これで1日目の工程は終了。
目標の3時間を15分上回りました。上出来です。
これで晩飯も無事にGETです。
つづく・・・。
話は次回に続きますが、今回のポイントをまとめます。
【まとめ】
九州から北アルプス燕岳の登山口まで行く方法は
- 福岡空港⇒✈️⇒信州松本空港
- 信州松本空港⇒信州松本空港シャトル便⇒JR穂高駅(800円)
- JR穂高駅⇒タクシー🚕⇒宮城ゲート(3,600円)[※冬期以外は穂高駅か中房温泉定期便が運行(1,700円)]
- 宮城ゲート⇒徒歩12km(約3〜4時間)⇒中房温
僕は松本空港到着から1時間25分(当時4,300円)で宮城ゲートに来る事ができ、
松本空港到着から4時間半で中房温泉に到着できました。
ゲートから先も、道路を進めば良いので迷うような所はありません。晩ご飯を自分で用意するのであれば17時を多少過ぎても大丈夫でした。(※早めの到着が基本ですが)
頑張ればあんなに遠いと思っていた厳冬期の北アルプスに、九州を10時に出て17時には中房温泉に行く事ができます。
僕の場合は休みの関係でかなり予定がタイトですが、日程に余裕がある人は、松本でい1泊してゆっくり中房温泉を目指すのもありです。
以上!
今回は九州から燕岳へ行く方法をまとめてみたボックルヘアのTOMOでした。
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大分県で美容師をやりながら、休みの日にはほぼ山に登る生活を9年ほどやっています。
主な活動範囲は九州の山ですが、連休が取れれば遠くは北アルプスや八ヶ岳に遠征します。今年の夏はモンブランにも挑戦しました。
これからの目標は、ブログで稼いで本業を週休3日すること。その休みを使い、新しい事にどんどん挑戦したいと思っています。