こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回【厳冬期・登山】九州から北アルプス燕岳へ 厳冬期初心者の挑戦!② 燕岳登山&中房温泉編の続きです。
前回見逃した方はこちらから⬇︎
2017・1・2(MON)
13:00 燕山荘 到着
写真は翌日1月3日のものです。
山頂に行く前に、燕山荘に寄って宿泊受付を済ませます。
もちろん予約しています。冬期は予約が必要です。
燕山荘(えんざんそう)
燕山荘とは
燕山荘は、大正時代から続く歴史ある山小屋で、長野県の燕岳の頂上稜線にあります。燕岳は北アルプス入門の代表コースのため、燕山荘も登山者に絶大な人気を誇っています。
燕山荘詳細
所在地 | 長野県安曇野市穂高有明中房国有林内 燕岳 標高2,712m 収容650人 テント30張 |
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営業期間 | 2019年4月20日(土)~11月24日(日)のご宿泊まで 年末年始 2019年12月中旬〜2020年1月初旬まで |
夏山診療所開設 | 2019年7月中旬~8月25日 |
燕山荘直通電話 | TEL 090-1420-0008 |
料金 | <一泊二食> 大人:10,500円(年末年始11,500円) 学生:8,500円〜6,500円 <素泊まり> 大人:7,200円 <弁当> 1,200円 |
WEB | enzanso.co.jp/enzanso |
その他 | 個室・食堂・カフェあり |
宿泊の受付も終わり、自分の寝る場所でしばし休憩。
僕が寝るスペースは二段ベットの上の段。二段ベットと言っても、4畳ちょいほど広さがあり基本的には一人一畳。
今回はそのスペースを、僕を含め3人で使います。
燕山荘でがっつりエネルギー補給をして、余計な荷物は置いて、燕岳を目指します。

正面中央が燕岳。
燕山荘から燕岳へは30分くらいで行けます。
遠くには真っ白な槍ヶ岳が!

360°絶景すぎて、興奮しすぎて鼻息も荒くなります。

あれがあの有名なイルカ岩
燕岳までの登山道には、イルカ岩、ゴリラ岩の他にメガネ岩、ライオン岩などがあり、これらは花崗岩の風化によってできたものです。
ちなみにゴリラ岩とライオン岩は発見できず、残念。
そんなこんな、あっという間に
14:00 燕岳 到着

無事に燕岳に到着しました!
燕岳(つばくろだけ)
飛騨山脈にある標高2,763 mの山。日本二百名山及び新日本百名山に選定されている。
山頂周辺には高山植物の女王と言われるコマクサの群生やライチョウが生息しているハイマツ帯があり、北アルプスの入門コースがあることから多くの登山者が訪れています。
初めての厳冬期登山。初登頂!

嬉しくてたまりませんが、ちょうど山頂に着いた瞬間、後ろの山に雲がかかる・・・。
登山あるある。
青空と北アルプスの山々とで写真が撮りたかったのに残念(笑)
この写真を撮ってくれたのが、中房温泉で同室だったツトムさん

僕よりかなり後に燕山荘を出たはずなのにあっさり抜かれ、先に到着していました。
このツトムさんとは、今年の正月偶然にも八ヶ岳の唐沢鉱泉で再会しました。
その時の話はこちら⬇︎
山頂は風が激しく、どんどん体温が奪われていくので長くはいられません。
晴れるまで待ちたかったですが、贅沢言わずに燕山荘に戻ります。
途中ガスが流れ込み、あっという間に辺りは真っ白。

さっき歩いてきた登山道なのに、もう踏み跡も無くなってしまってます。
さっき歩いてきた道だから、方角や目印を見つけることができるが、もしこれが初めて通る道なら、方角を見失う自信がある。
数分で別世界。
これが北アルプスの厳冬期の恐ろしさ。
見えるはずの燕山荘も全く見えず、少々心細いがゆっくり前に進みます。
しばらく歩くと、前方にうっすら見えてきました。

燕山荘🏠。
雪山のオアシス。ホッとします。
14:30 燕山荘 到着
2日目の登山、全工程が終了です。
晩ご飯まで時間もあるので、談話室でゆっくり過ごそうと思った矢先!
正月恒例餅つき大会が始まりました🎍

吹雪の中の餅つき大会。
外気温はもちろん氷点下⛄️
素手で餅をこねてる人が凄すぎる。
餅の中にもガンガン雪が降り積もります⛄️
本来なら絶景での餅つきでしょうが、周りの景色が見れず少し残念。
だけど、餅は最高に美味かった。

きなことあんこ2種類も振る舞ってもらいました。
晩飯までは談話室でビールを飲みながら、まったり読書。

窓の外は晴れたり、曇ったり、とりあえず風はずっと凄まじい。
談話室には椅子の長テーブルと、こたつが4?5?個並んでいて、好きな所でみんなくつろいでいます。
僕もこたつでうたた寝。💤
極寒からの、餅からの、ビールからの、こたつでうたた寝。
最高の寝正月です!
夕食

見た目を裏切らない美味さ🍚
山小屋ってなぜ?ご飯が3杯も4杯もイケてしまうのだろう?いつも食いすぎる🍚
正月なので振る舞い酒のサービスがあり、いい感じに酔いがまわる。
夕食後には、燕山荘オーナー赤沼さんが、何か話してくれます。内容は忘れました。
多分燕岳についてと、夏の合戦小屋に現れた熊の話だったと思います。🧸

そんなこんなで即就寝。
ちなみに風呂はありません。なので大きめの汗拭きシートで体を拭きます。
⬆︎クールな汗拭きシートは激寒なので不向きです。※冬はクールは避けましょう
水も無いため歯磨きは購入したペットボトルの水でやりました。
トイレは簡易水洗っぽい感じで、寒さのためか匂いはほとんどなかった。
2017・1・3(TUE)
7:00 朝食
朝食の画像はどっかにいってしまった・・・。すみません。
今日も天気が良ければ、もう一度燕岳に登りたかったが

外はがっつりガスっています。
昨日の夜は、風の音が凄まじくピューピューなってました。
2度目の山頂を諦め下山の準備。
こんなにガスってると、外に出たく無い。
連泊の人が羨ましい。
宿泊者には5連泊する燕山荘ファンも。良い写真が撮れるまで下山しないそうです。
僕は今日中に、宮城ゲートのさらに先にある宿まで行く予定なので、あまりダラダラもしていられません。
準備を急ぎます。
つづく・・・。
とここで、話は次回に続きますが
今回学んだことをまとめます。
【まとめ】
- 燕山荘から燕岳へは30分とすごく近い。
- 正月元旦・2日は餅つきしてる。3日は書き初め。
- 極寒からのこたつビールは、想像以上にヤバイ!
- 山小屋だとご飯が何杯もイケる謎はいまだ解決できない。
燕山荘はとても居心地がよく、人気の山小屋な訳を体感することができました。
次は、カフェが営業してる時期に泊まってみたいと思いました。
最後にもう1つ。
厳冬期燕岳登山の予約・装備・ルートについてはこちらで詳細が分かります。⬇︎
⬆︎定期的に、合戦小屋までの登山道の雪の深さなども掲載してくれてるのですごく便利です。
以上!
今回は厳冬期の燕岳&燕山荘のボックルヘアのTOMOでした。
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