こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は2023年3月11日12日に熊本県で開催された
球磨川リバイバルトレイルのレースの様子をまとめました。
今回のブログでは
- 球磨川リバイバルトレイルのスタート前の雰囲気や流れ
- 100マイルレースの装備
- 今回前泊した宿 「市房庵なるお」の様子
について紹介します。
本題の前にちょっと自己紹介
【球磨川リバイバルトレイルレース】
球磨川リバイバルトレイルレースについて
球磨川リバイバルトレイルとは、令和2年7月に起こった水害の復興を兼ねたトレイルレースで、
球磨川の源流の水上村から、球磨村・山江村市・五木村を経て
八代の海までの区間を山を伝って走ります。
レースには、約170kmの球磨川コースと、約100kmの川辺川コースの2種目あり、
今回僕は100マイルに出走しました。
レース詳細
球磨川コース | 川辺川コース | |
スタート | 令和5年3月11日(土)5:00 | 令和5年3月11日(土)11:30 |
距離 | 約167km | 約102km |
累積標高 | 約9400m | 約5800m |
制限時間 | 41時間(関門7か所) | 23時間(関門4か所) |
募集人数 | 350名 | 350名 |
参加費 | 35,000円/ペーサー15,000円 | 25,000円 |
受付会場 | 水上村 湯山小学校 体育館 | 五木村 高野体育館 |
ドロップバック | あり(A3高野体育館) | あり(A4) |
レースの詳細は以前のブログにまとめてるので、
そちらを参考にしてください。⬇︎⬇︎
【レース前日】2023/3/10(Fri)
レース日の前日がレースの受付日。
レース前日の金曜日の朝に自宅を出発、下道で3時間半ほどの運転し、
ゴール会場となる球磨川河川スポーツ公園に到着。
時刻は12時半。
公園内にはそれっぽいテントがいくつか立っています。
この公園からスタート地点となる熊本県球磨郡水上村にある湯山小学校へバスで移動する予定。
ちなみにバス代は2,500円。エントリー代とは別途必要で要予約です。
バスの出発時間は、14:45。
まだまだ時間がありますが、
バスに乗る前に必須装備品チェックがあると勘違いしてた僕はソワソワ。
この会場にはひとっこひとり、スタッフらしき人はいない。
そろそろ必須装備品チェックが始まる時間だけど…、
しかし、大会スタッフは全くいないので、確認することもできずドキドキしながら待ちます。
13:00 必携装備品チェック開始
13時から100マイルの選手の必携装備品のチェックが開始されます。
ちなみに、必携装備品チェックの会場は、湯山小学校
とはいえ、僕は球磨川河川スポーツ公園で、装備品チェックがあると、
まだ勘違いしている。
当然だが大会スタッフはいない。
どういうこと?
わからないことは、分かりそうな人に聞け!ってことで、友人の判田くんに電話。
すると、
僕らゴール(河川スポーツ公園)からスタート地点(水上村)にバスで移動組は、
バスで現地到着後に、必須装備品のチェックを受けることを教えてくれました。
判田君のおかげで全てを理解できた。
ひと安心した僕は、バスの時間まで荷物整理とブログを書きながら時間を潰した。
14:45 バス出発
大型のバス2台で水上村に向かいます。
他にもバスは、熊本空港や新八代駅からも出ています。
バスで移動すること約1時間45分。
16:30 湯山小学校到着
湯山小学校に到着。
選手たちはバスから続々と降りて、体育館に入っていきます。
受付
ゼッケンのナンバーで受付ブースが分かれており、
それぞれのゼッケンのブースで受付を済ませます。
受付では
- 健康チェックシート
- 誓約書
- 身分証明書
を提示します。
受付では、ゼッケンと参加賞をうけとり、その奥で必携装備品のチェックが行われます。
必携品チェック
必携品のチェックは、配られた必携品リスト用紙にチェックが入ってる必携品を提出し、
必携品として適正なものかチェックしてもらいます。
必携品とは
レース中、必ず携帯していなければならないものです。
必携品リスト
- マスク(鼻と口を覆うもの)
- コースマップ(印刷物もしくは、GPSアプリ)
- コンパス(電子コンパス等の機能があるものでも可)
- 携帯電話(大会本部の電話番号を登録し、番号非通知にせず充分に充電してください)
- マイカップ(瓶は不可)
- l以上の水(スタート前)
- ライト2個(動作確認済み)
- サバイバルブランケット
- ホイッスル
- テーピング用テープ
- 携帯食料
- 携帯トイレ
- レインウェア上下(防水性および透湿性を兼ね備えた素材を使用して作られた山岳の 悪天候に対応できる縫い目をシームテープで防水加工したフード付きのもの)
- 保温性のある中間着(ミドルウェア)
- 保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ(綿素材は不可)
- トレイルランニング用のシューズ(足の甲が覆われているもの)
- 手袋(フィンガーレスは不可)
- ファーストエイドキット
- 保険証(コピー可)
- ナンバーカード2枚(計測用チップが取り付けられています)
- フラッシュライト(自発光式反射板)
- モバイルバッテリー(容量10,000mAh以上)
22個の必携品の中から、今回は5つがチェック対象になっていました。
- レインウエア上下(裏のシムテープ確認)
- モバイルバッテリー(USB2口以上・容量10,000mAh以上)
- ライト2個(点灯確認)
- サバイバルブランケット
- 携帯トイレ
この5つを、1つ1つチェックしていきます。
特に、レインウエアのシムテープとライト点灯とモバイルバッテリーは、
入念にチェックが入ります。
過去には、シムテープのないレインウエアを持ってきていた参加者は、失格になったという話もあります。
そもそもシムテープのないレインはレインなのか?という疑問もありますが、
全ては自分の身の安全のため、装備では絶対に手を抜いてはいけない。
無事に必携装備品のチェックをパスし、宿へ向かいます。
ちなみに、チェックをパスすると、腕にタグをつけられます。
参加賞
今回頂いた参加賞の中身は⬇︎
- Tシャツ
- ハーブティー
- 紅茶
- 鮎の甘露煮
- 水の上の米
- くねぶドレッシング
- 豆乳ドーナツ
- しいたけ茶
- くまむら米
- かりんとう
- 湖池屋 ポテトチップス
- マクドナルド 招待券
- その他パンプレット
と、参加賞を入れた袋はパンパン。
ちなみに、この参加賞を入れてる袋が、明日のレースのデポバックとなる。
余談だが、同室の鈴木さんはカラムーチョが入ってた。
カラムーチョ好きの僕には、鈴木さんのカラムーチョがめっちゃ羨ましかったです。
嬉しい参加賞がいっぱい入ってましたが、
その反面…。
このTシャツ!
中央に、カワセミ🐦がドーン!
ネットの口コミでは、かっこいいって言ってる人もいたけど、
僕は正直…、
ダサくね?
Tシャツ分、寄付でよかったのに…。
くれるなら、もっとシンプルなTシャツがよかった。
参加賞系のTシャツって、
着るのが恥ずかしいのが多い気がするのは僕だけでしょうか?
気を取り直して、
今回前泊する宿は、市房庵なるお
この宿は事前に大会サイトから、バスと一緒に宿泊予約をしていて
宿の割り振りは西鉄旅行熊本支店が決めて、
事前に泊まる宿をメールでお知らせしてくれます。
前泊 市房庵なるお
今回は球磨川レース用の宿泊ということで、通常での宿泊と異なる点がありました。
- 宿泊費は、1泊夕付5,000円(朝食なし・補助金により2,000円の割引価格)
- 当日、現金支払い
- 男女別の相部屋
湯山小学校まで約400m、スタート地点の高城公園まで約350mと
徒歩圏内で会場に行けます。
ちなみに、徒歩圏内ではない宿の選手は送迎バスが出ていました。(宿まで上り坂だったので、微妙にそっちの方が羨ましく思えた。)
市房庵 なるお 詳細
住所 | 熊本県球磨郡球磨郡 水上村湯山773 |
電話 | 0966-46-0221 |
アクセス | 熊本市から車で約2時間 人吉駅から車で約1時間。大型バス駐車可。送迎要相談。 |
駐車場 | 有り 無料 予約不要 |
WEB | http://ichifusaan.com |
部屋
僕の部屋は一階の6か8畳ほどの部屋に4人。
部屋割りは同じ地域で同年代で固められてる印象でした。
ちなみに、同室の人は福岡県の3名。
みんな初めましての初対面です。
受付で健康チェックシート提出とかいってた割に、相部屋…。
相部屋はちょっと嫌だなと思いましたが、
この村に200人以上宿泊しないといけないので、相部屋はしょうがないのかも…。
部屋は、一階だったのでお風呂にも食堂にも近くて良かった。
お風呂
お湯がとろっとしていて、気持ちよかった。
お風呂はあまり広くない。
泉質 | 単純アルカリ硫黄泉 |
温泉の効能 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・くじき・運動麻痺・うちみ・慢性消化器病痔疾・冷え性疲労回復・関節のこわばり・病後回復期・健康増進 |
設備 | ドライヤー・ボディソープ・リンスインシャンプーあり |
夕食
夕方6時から夕食。
食堂に行くと、合宿所のご飯といった感じ。
バイキング方式で、揚げ物、カレー、サラダ、煮物などがドーンと置かれていて、
好みの物を好みの量取っていく感じだが、みんな食べる食べる。
寸胴のカレーがあっという間になくなっていたので、早めに食堂にきて正解だった(※なくなった料理はその都度追加されてました。)
僕もカツと唐揚げを山盛り、カレーも山盛り。
カレーが美味しすぎて、多分2合弱食べてしまった。w
食堂の奥の席に、今回の招待選手数名を発見!
尾藤友美選手と鈴木かんな選手を横目にチラチラみながらカレーをいただきました。
ちなみに、招待選手は別館の特別室に宿泊してるようです。
食後は、明日の準備。
- 明日、着用するウエアを決定し
- ザックとデポバックに入れる物の最終チェック。
- ゼッケンをベルトとザックに取り付けたり
- ボトルに水を入れたり
- 朝貼るためのテーピングを準備したり
準備万端で家を出てても、前日の夜はやることは多い。
20:30 就寝
就寝時間は決まっていませんが、明日の準備をして勝手に布団を敷いて寝る。
といっても、
普段20時に寝ることなんて絶対ないので、案の定眠れない。
そんなことは想定済みで、今回もKindleで、読書。
今回はマンペーのハイパーディープ・ワールドジャーニーを読んだ。
これがわけわからん旅行記で面白すぎてあっという間に読んでしまったw
アマゾンプライム会員だと無料で読めるので気になる人はぜひ読んでみて。
サクッと読めて、面白いよ。
なんだかんだで、寝れない時間を過ごし…。
もんもんとしながら、起床時間午前2時50分を迎えた。
【レース当日】2023/3/11(Sat)
3:00 起床
ドキドキとワクワクがたかまり、昨夜はほぼ寝れていない。
30分睡眠を3回くらい寝れたかな?といった感じです。
同室の3名はとても静かで、いびきなどに悩まされることなく静かな夜でしたが、
こんないい環境で寝れなかったのが、残念で仕方ない。
同室の人もあまり寝れてない様子でした。
みんな条件は一緒ですねw。
朝の準備
- ウエアに着替える
- テーピングを貼る
- トイレに行く
- 荷物をまとめる
ウエアに着替える
今回スタート時にきていた服装はこちら⬇︎
商品詳細 | 関連ブログ | |
パンツ | ノースフェイス | 夏登山におすすめの短パン |
スパッツ | ナイキ トレイルタイツ | |
インナー | ドライナミックメッシュクルー | 登山最強インナー |
ウエア | ノースフェイス(半袖) | |
ジャケット | TNFインフィニティトレイル | |
ヘッドバンド | コンプレスポーツ | |
靴下 | FOOTMAX | オススメのソックス |
カーフサポーター | CEP |
午前3時の気温は5度ほどとかなり寒いが、
前日の気温が20度ほどと、暑かったことを考えると、
防寒のアウターをしっかり着て、内側は暑さ対策で薄着。
インナーはミレー ドライナミックメッシュのクルー、
その上には、ノースフェイスの半袖を着用しています。
パンツは、ノースフェイスのエンデュリスレーシングショーツ
その下に、筋肉のブレ防止と股づれ対策で、
ナイキトレイルのトレイルタイツを着用、足元はカーフサポーターしていました。
テーピングを貼る
テーピングは、捻挫防止のためのXテープ
貼り方はこちら⬇︎
トイレに行く
昨晩2kgくらい食べたので、
できれば出して走りたいってことでトイレに篭りましたが…、成果なし。
スタートまでには体重を少しでも軽くしておきたい…。
荷物をまとめる
手荷物預かり用・デポバック・レースザックと3つに荷物を分けてまとめます。
忘れ物もチェックして宿を出ます。
3:45 会場へ
歩いて5分もかからずに、昨日の湯山小学校に到着。
ここで、手荷物(ゴール地点で受け取る荷物)と、
デポバック(エイド3:67km地点で受け取る荷物)を預けます。
右が手荷物、左がデポバック。
荷物にはそれぞれ自分のゼッケンナンバーのシールを貼っています。
体育館に入ると、朝食を配ってくれていました。
朝ご飯を受け取り、体育館の隅で食う🍙
ピリピリとした空気、僕を含めみんなのドキドキ感がここに溢れています。
おにぎりと自前のウイダーゼリーを食べ、スタート会場に行く前にトイレに並ぶ。
ここもまあまあの長蛇の列。
15分ほど並び、トイレにこもってみるも…。
出てこない💩。
通常は1日3回は💩出る。超快便な僕が、昨日から1度も出ていない。
環境の違いと緊張からの便秘でしょうか?
でも、まあ出ないものは仕方がないんで、💩は諦めスタート地点に向かいます。
スタート30分前。
スタートゲート前にやってきました。
ゲート横では、GPS端末のIBUKIを配布してました。
IBUKI とは、
軽量・省電力のGPS端末「IBUKI GPS」を選手が持つことで、
山の中でも全選手の現在地がほぼリアルタイムに分かるトラッキングシステムです。
ビーコンを用いた計測に対応しており、
中間地点やゴール地点などの通過時刻や順位を、複数地点で計測できる
通常3分間隔で位置情報を取得することができ、
選手の現在地や順位を地図上で確認することができます。
IBUKIをザックのショルダーストラップの上部に装着し、スタートゲートに並びます。
スタートまで、あと15分。
僕は走るのが遅いので、列の最後尾あたりで待機。
すると、ゲストランナーのガチオさんを発見!
YouTube用にゴープロでスタート前の様子を撮影してました。
なんだか、有名なレースに出走してるんだな💗とワクワクします。
ドキドキしながらスタートを待ちます。
饒舌なMCのお姉さんのカウントダウン
5:00 レース開始
午前5時にこのイカれたボリュームの音楽とラッパのような音が村じゅうに響きわたり
いっせいに、ランナーがスタートします。
といっても、
後方の僕はゆるっと歩きながら、スタートゲートをくぐります。
これから41時間に及ぶ、長い旅が始まります。
つづく…。
【まとめ】
今回は2023年に3月に熊本県で開催された球磨川リバイバルトレイルレースの
スタートまでの様子をお届けしました。
球磨川リバイバルトレイル初心者なので、
最初からわからないことが山積みでしたが、
周りの人やスタッフのみなさんのおかげで
無事にスタート地点に立てました。
そしてこれからが、楽しい苦しい美味しい旅の始まり。
今回の僕もみなさんの予想通りトラブルの連続だったので、
どこからどうお伝えしてよいのやらw。
次回までしばしお待ちください。
以上!
今回は球磨川リバイバルトレイルに出走してきた
ボックルヘアのTOMOでした。
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