こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は4年ぶりくらいに、犬ヶ岳と求菩提山を周回してきました。
今回のブログでは
- スリリングな登山をしたい
- トレランで気持ちよく走れる場所を探してる
- ドボンポイントのある山を探してる
そんな人に読んでほしい内容になっています。
本題の前にちょっと自己紹介
【犬ヶ岳について】
犬ヶ岳とは
犬ヶ岳は、福岡県豊前市求菩提と大分県中津市耶馬溪町川原口に位置する
標高1130.8mの山。
一ノ岳(笹ノ宿)・二ノ岳・主峰(甕ノ尾)・三ノ岳(大日岳)の4つのピークを持ちます。
周辺の求菩提山、英彦山と共にかつては修験道の山であった。
主峰には避難小屋を兼ねた展望台がありる。
九州自然歩道沿いの、犬ヶ岳~笈吊間の大群生は、国の天然記念物に指定されていて、
春はツクシシャクナゲ、ドウダンツツジ、
夏はツバキ、秋は紅葉と一年を通じて登山者の目を楽しませてくれます。
犬ヶ岳の登山口
犬ヶ岳の登山口は主に4つ
犬ヶ岳登山口(標高433m)
犬ヶ岳登山では定番の登山口。
立派な駐車場やトイレが完備されている。
駐車場:約30台
トイレ:あり
登山口やルート詳細は、以前のブログを参考にしてください。
野峠登山口(727m)
犬ヶ岳の西側にある登山口。
ルートは岩場が多くピストンになってしまうが、個人的には景色が良いので好きなルートです。
駐車場:3〜4台の駐車スペースあり
トイレ:なし
登山口やルート詳細は、以前のブログを参考にしてください。
相ノ原登山口(504m)
大分県耶馬溪側の登山口。
登山者が少なく静かに山を歩けます
駐車場:なし(路肩に2〜3台)
トイレ:なし
登山口や登山道詳細は以前のブログを参考にしてください。
求菩提公共駐車場(365m)
今回利用した登山口。
登山口というよりは、スタート地点といった感じの登山口。
なぜならば、犬ヶ岳へ登る場合、徒歩で犬ヶ岳登山口の横を通過するから。
とはいえ、犬ヶ岳と求菩提山を周回するには便利な登山口。
詳しくは下で紹介します。
求菩提公共駐車場 登山口詳細
[アクセス・駐車場・トイレ・コンビニ]
アクセス
<公共交通機関でのアクセス>
市バスに乗り「求菩提資料館前バス停」下車。
夏休み期間中は、中高生は一乗車100円、小学生は50円となっています。
<車でのアクセス>
東九州自動車道「豊前IC」より県道32号を求菩提方面へ
駐車場
駐車台数 | 約30台 |
時間 | 24時間開放 |
料金 | 無料 |
トイレ | あり |
自販機 | あり |
トイレ
- 水洗
- トイレットペーパーあり
- 電気あり
- 24時間利用可能
最寄りのコンビニ
ローソン 豊前千束店
登山口まで15.3km(車で約22分)
セブン-イレブン 豊前岸井店
登山口まで15.7km(車で約22分)
ファミリーマート 豊前警察署前店
登山口まで14.4km(車で約21分)
【犬ヶ岳 求菩提山周回登山】2022/8/9
9:10 求菩提公共駐車場 出発
駐車場を出発します。
赤い橋を渡り、犬ヶ岳登山口方面に道路を登っていきます。
9:20 犬ヶ岳登山口駐車場
10分ほどで、犬ヶ岳登山口駐車場まで登ってきました。
相変わらずきれいな駐車場とトイレです。
駐車場の横をスルーし、道路を進んでいきます。
道路は林道へ変わり、路面も凸凹してきた。
足元に気をつけながら進んでいきます。
9:28 分岐
このまま真っ直ぐ進みたくなりますが、ここは右へ
<今回のルート>
求菩提公共駐車場を出発し、
笈吊峠から犬ヶ岳へ。
そのまま時計回りに求菩提山を巡ります。
そして今回は珍しくソロではありません。
初登場のヒサモン。
ヒサモンとは2度目のトレランです。
僕の走力が足りてないので、がっつり足手まといですがw
今回は2人で張り切って登ります。
林道からいよいよ登山道へ
岩がゴロゴロした登山道をガシガシ登っていきます。
9:53 分岐
急登をガシガシ登っていくと、林道に出る。
林道を右方向へ進んでいきます。
7分ほど林道を進むと
再び登山道へ
日陰でいっけん心地良さそうですが、すでに死ぬほど暑い。
汗と二酸化炭素で蚊もたっぷり寄ってきます。
これでもかってほど、虫除けミストをふりまくり登っていきます。
ひたすら急登。
犬ヶ岳に登る時はしゃくなげの時期がほとんどだったので、
真夏に来たのは初めて。
花もなんも無いので気が紛れず、ただただ登るのみ。
10:20 笈吊峠
ようやく尾根に出た。
登りばかりの登山道からようやく解放。
峠で休憩し、岩場へGO!
やってきましたクサリ場!
相変わらずの怖さ💦
まずはヒサモンがトライ!
ヒサモンはクサリ場などが得意らしい。
あっという間に
ぐいぐいいっちゃいました。
あの地点でようやく半分。
あ〜恐ろしい。
この短時間で僕の周りにはアブだらけ。
これはこれで恐ろしい。
窒息するほど虫除けミストを全身にふりかけ
ヒサモンが半分のぼったところで、僕も登っていきます。
僕は怖いので、いっきに上まで登ってしまいます。
安全なところでホッと一息。
後からヒサモンもグイグイ登ってきます。
これで今日の難所は終了。
帰りはここを通らないので怖い思いをすることはもうありません。
岩場からは、アップダウンの尾根道が続きます。
登山道にはしゃくなげの木がいく手を難み、腰をかがめたり間をすり抜けたり、
尾根といえどとても走れる道ではない。
自分の滝汗に溺れながらようやく山頂が見えてきました。
10:55 犬ヶ岳山頂
登山開始から約1時間45分。
ようやく犬ヶ岳の山頂に到着です。
笑顔の僕ですが、すでにバテバテのびしょ濡れ。
ここでしっかり休憩を取ります。
とはいえ、1つ心配事が…。
それは水。
登山開始から思ったより暑く。
序盤から滝汗だったため持ってきた水分が明らかに足りん…。
ってか、
ぶっちゃけ持ってくるはずだった、凍らしたOS1と塩熱サプリを忘れてきた…。
不安要素がいくつかあるが、今更どうしようも無いので
なるべく水分を節約しながら、進むしかない。
11:26 大竿峠
ここは真っ直ぐ一ノ岳方面へ。
大竿峠を右へ曲がると、恐渕ルートをとおり犬ヶ岳登山口へ戻るくとができます。
一ノ岳へはアップダウンを何度も繰り返す。
暑さと水分不足に地味に体力が奪われます。
11:36 一ノ岳(標高1122m)
犬ヶ岳の山頂とは違い、一ノ岳の山頂の暑いこと💦
雑草もモリモリと生い茂っています。
一ノ岳から右(北)方向へ進んでいきます。
日陰の登山道をズバーっと下っていきます。
11:51 林道分岐
一瞬林道を横切り、再び登山道へ
軽いアップと気持ちの良い下りを走りながら
目の前に出現したのは!
大きなきのこ
どのくらい大きかというと、
まあまあデカい。
多分このキノコは、シロオニタケ🍄
シロオニタケとは
夏~秋にかけて日本や中国の針葉樹・広葉樹の混成林に発生する真っ白なきのこ。
高さは11~15cmで、傘の上にはトゲトゲの『いぼ』があり、柄の下の方にはうろこ状のささくれが多数あります。
シロオニタケには、胃腸などの消化器系の中毒症状や神経系の異常をきたす毒をもっています。
毒キノコですね。
うっかり食べないよう注意しましょう。
12:02 杉の宿跡
この辺りは昔、山伏しの修行場や宿場があったらしい。
杉の宿跡はベンチもあり木陰で、ナイスな休憩場です。
気持ちいい杉林の縦走路。
さぞかし軽快に走れるとみなさん思っていると思いますが、
僕といえば、水不足でヘロヘロのバテバテ。
水も残り100ml。
かなりの脱水で足も攣ってきました。
ミネラルタブレットも車に忘れてきてしまったので、ヒサモンに恵んでもらい。
なんとか、ごまかしながら進みます。
12:24 虎の宿跡
景観からすると、こっちのほうが杉の宿跡っぽい。
相変わらず僕はヘロヘロですが、
一ノ岳から杉の宿跡や虎の宿跡の登山道は、
トレランの人ならテンションが上がるほど走りやすい道。
軽快に森の中を下っていけるので、僕が好きなルートの1つです。
12:38 分岐
なんとか求菩提山への分岐までやってきました。
水はほとんど残っていませんが、求菩提山山頂まで10分もかからないので、
気合いで登っていきます。
12:45 求菩提山(くぼてさん)
求菩提山(くぼてさん)とは、
標高782m。
福岡県豊前市求菩提と築上郡築上町寒田の境界に位置する筑紫山地に属する山である。
麓の豊前市のシンボル的な山であり、かつては英彦山、犬ヶ岳と共に修験道の山だった。
古くから修験道の霊山として修行が行われ、1870年頃の明治時代前期まで山伏信仰が行われていた。
山頂付近では修験道に関係する「求菩提五窟」と称される普賢窟・多聞窟・迦陵頻伽の彫られた岩洞窟など遺跡や遺物が存在しており、国宝や重要文化財に指定されたものもある。
山頂には国玉神社上宮があり、麓には資料館やキャンプ場がある。周辺には湧き水も多い。
山頂を記す棒は、上宮の左側にポツンとあります。
上宮から中宮までは、石段があり「鬼の石段」と呼ばれている。
鬼の石段の伝説
昔、犬ヶ岳に棲む鬼達が乱暴者で、村に降りてきては作物をあらしたり、米や家畜を盗んだりと悪さばかりしていました。
みかねた求菩提山の権現様は鬼達の悪行を逆手に、取り朝一番までに千段の石段を築くよう言いつけます。
鬼達は必死に石段を築きあげ、残りわずかのところで慌てた権現様が鳥の鳴きまねをすると、鬼達は朝が来たと思い込み一目散に逃げたとされています。
今でも中宮から上宮の間には鬼が築いたという850段の石段が続いています。
850段あると言われてる石段を下っていきます。
今回のルートを時計回りににしたのは、この石段を登りたくなかったからw。
850段もあるし、傾斜もエグい。
転んだら一貫の終わりですが…。
下る恐怖もあるが、登りよりは…ねぇ。
ヒサモンもいびつな石段を軽快に下ってきます。
ようやく鬼の石段をくだりきった。
鬼の石段の横には中宮があります。
12:58 中宮
上宮やりやや立派なな中宮。
中宮からは石段から解放され歩きやすい参道が続く。
石段が続いたため、地面がやたら柔らかく感じます。
凛とした雰囲気でパワーを感じます。
鳥居を抜け分岐をそのまままっすぐに進みます。
「なんだバカヤロー」と聞こえてきそうな鬼の石像。
雨が多い時は、鬼の口から水がダバーっと、マーライオンのように出てますが、
残念ながら今日は出ていない。
2ショット。
ヒサモンはこの石像が見たかったらしい。
欲をいえば、水が出てるとこが見たかったようです。
しばらくいくと、参道は工事中らしく道が少し変わっていいました。
この道が、ボワンボワンしてて硬めのトランポリンのようで面白かった。
疲れた足に優しい道です。
ボワンボワンした道をいっきに下ります。
13:16 求菩提山駐車場
求菩提山の駐車場。
ここから登ると求菩提山の最短ルートとなります。
きれいな駐車場とトイレは完備されていますが、
残念ながら自販機はなし。
とうとう水切れ。
すでに喉はカラカラ。
とはいえ、あとは車道を下るだけなので我慢できるはず。
車道の途中には、たくさんのお地蔵さん。
さらに下ってくと分岐がある。
13:23 分岐
この分岐を右へ。
ズバーっと下っていくます。
分岐から3分ほど下ると…。
水汲み場発見!
普段ならピロリ菌が怖いので湧水は飲みませんが、
脱水でヘロヘロだったことと、
たくさんの人が水を汲んでいたので、ピロリ菌はいない!と信じて、
冷たい湧水をがぶ飲み。
カラカラな体に湧水がしみる。
めちゃくちゃウマい!
いっきに生き返りました。
湧水に元気をもらい、引き続き車道を下る。
13:38 求菩提公共駐車場 到着
ようやくスタートした駐車場帰ってきました。
無事に下山完了です。
下山後は、駐車場の斜め前にある河川プールへGO!
子供たちに紛れて、
こっそりダイブ💦
いい湯でしたw。
【登山記録・感想】
登山記録
<行動時間> 4時間28分(休憩含む)
<行動距離> 14.2km
<累積標高差> +1247m・-1255m
<消費カロリー> 2228kcal
犬ヶ岳 求菩提山周回登山の装備
<登山ウエア>
商品詳細 | 関連ブログ | |
パンツ | ミズノ ランパン | |
インナー | ミレー ドライナミックメッシュ | 登山最強インナー |
ミドルウエア | ノースフェイスタンク | |
キャップ | 北田雄夫オリジナル | |
靴下 | FOOTMAX | オススメのソックス |
手袋 | ショーワグローブ |
おすすめ登山グローブ |
今回初登場のウエアは2つ
スリーブレスフリーランネイティブクルー
ランニングではよく着てますが、登山では初登場。
形がとても気に入ってるスルーブレスです。
今回は滝汗すぎて終始ビタビタのびしょ濡れでしたが、
今回はどのウエアを着てても、びしょ濡れだと思います。w
それともう1つの初登場アイテム
[ミズノ] ランニングウェア マルチポケットパンツドライ ショートパンツ
ミズノのランニングパンツ
これも汗ビショでしたが、
大股や足を高く上げるときなどストレスを感じることなく足が上がる。
ただし、丈が短いのでヤブや虫の多い時には向かない。
今回もだいぶアブに狙われたので、山で走力があるひとは良いが、
僕みたいに山で遅い人にはこの時期には向かない。
<ギア>
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<その他 持ち物>
ギアや持ち物的にはいつもと変わりません。
今回気になったギアはヒサモンのザックとサングラス
デカトロン10L トレランザック(男女兼用)
1Lのハイドレーションシステム(チューブ給水)もついてて、税込6,290円とコスパがよく。
かなり使いやすそうでした。
デカトロン サングラス
サングラスもかっこよかったです。
食料
持っていった | 消費した | |
水 | 1.0L | 1.0L +湧水 |
おにぎり | 1つ | 1つ |
カロリーメイト | 1袋(2本) | 0 |
スニッカーズ(ミニ) | 3つ | 0つ |
エナジーゼリーエリート | 1つ | 1つ |
ラムネ | 少量 |
今回は持っていくはずだったOS1とミネラルタブレットを車に忘れてしまい、
案の定、脱水からの熱中症寸前になりました。
今回のルートでは、この時期では水分は2Lほどあると安心です。
おやつは個包装を外しジップロックにまとめてます。
- カロリーメイト
- ドーナツ棒(熊本銘菓)
- オールレーズン
- スニッカーズ
- プロテインナッツバー
これからの時期はチョコレートなど溶けやすいおやつは注意しましょう。
感想
今回はヒサモンのリクエストで4年ぶりに犬ヶ岳と求菩提山を周回してきました。
今回は僕の水分不足で、明らかにヒサモンの足を引っ張ってしまいました。
とはいえ、登山道のほとんどが日陰。
水分さえしっかり持っていれば、
登山道の横に流れる沢や、断崖絶壁のクサリ場、杉の宿や虎の宿跡の走りやすい縦走路、
ゴールには河川プールと、夏でも大いに楽しめるルートです。
注意点としては、
クサリ場には、滑り止め付きの手袋は必須。
この時期は、アブや蚊も多いので虫避けも必須です。
ゆっくり歩く人は、蚊取り線香の方が効果が高いかもしてません。
何はともあれ今回も楽しい登山でした。
【まとめ】
今回は4年ぶりに、
福岡県豊前市求菩提と大分県中津市耶馬溪町に位置する標高1130mの犬ヶ岳と、
豊前市のシンボル 求菩提山に登ってきました。
犬ヶ岳や求菩提山は、英彦山と共にかつては修験道の山であった山。
今回は暑さにがっつりやられ、ある意味修行でした。
登山初心者にはちょっと難しい山ですが、
- スリリングな登山をしたい
- トレランで気持ちよく走れる場所を探してる
- ドボンポイントのある山を探してる
そんな人にはぜひ登って欲しい山です。
気になる人は今週にでもトライしてみてください。
以上!
今回は犬ヶ岳と求菩提山をヒサモンと登ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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<英彦山系ブログ>
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平日は仕事&筋トレ・休日は山登りと決めています。
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股関節を痛めてしまいました。😅
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