こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は人生4度目の海外レース、
フランスのモンブランの麓の街 シャモニーで開催された、TDS by UTMBに行ってきました。
今回はレース受付やレースまでの過ごし方を紹介します。
ちなみに、これまでの海外レースはこちら⬇️
今回のブログでは、
- レース本番までの過ごし方
- UTMBの受付ってどんな感じ?
- TDSのスタート前の様子を知りたい
- UTMBをいつか走ってみたい
- 海外レースに出たいけど不安がいっぱい
- ツアーを使わずレースに参加してみたい
そんな疑問や想いを持ってる人に読んでほしい内容になっています。
今回のUTMBは、色々な意味で失敗満載の旅になりました。
今回のブログも長くなるとは思いますが、僕がどんな失敗をしたのか?
みなさんが僕の二の舞にならないよう、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。
前回見逃したひとはこちら
本題の前にちょっと自己紹介とお知らせ
【お知らせとお願い】
お知らせ①
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お知らせ②
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【TDS by utmb スタートまでの過ごし方】
前回までのあらすじを簡単に紹介します。
前回までのあらすじ
TDSとは
最も有名なトレランレースと言っても過言はないUTMBシリーズのファイナルステージ
その中のカトゴリーの1つがTDS。
TDS とは「Sur les Traces des Ducs de Savoie」(サヴォワ公爵の足跡をたどる) の頭字語である。
イタリアのクールマイユールをスタートして、
アオスタ渓谷とサヴォワ渓谷を結び、ツール・ド・モンブランの村々や周辺の山々をこえて
フランス・シャモニーのゴールを目指す全長145kmのトレランレースです。
今回は大本命のUTMBに落選してしまったので、似たようなコースを辿るTDSを走ります。
レース2日前 高度順応
レース2日前のなるこの日は、高所に体を慣らすためモンブランの登山口で、
小一時間トレーニングを積んだ。
とここまでが前回までの話。
詳しくはこちらをご覧ください。
標高2,000mから200upダッシュを何本か繰り返し
いい具合に刺激が入ったので、ここで軽く休憩します。
このために、おやつとお湯を宿から持ってきました。
ここはTMBのルート上でもあり、トラム乗り場も近いので体力に自身がなくても
手軽に絶景ハイキングを楽しむことができます。
TMBとは
ツール・ド・モンブランの省略名称 TMB。
ヨーロッパアルプスの最高峰モンブランとその山群の周囲を10日前後でひと回りするロングトレイルです。
フランス、イタリア、スイスの3カ国にまたがり、全長約170km。
いくつもの街や集落を通り、山小屋など宿泊施設も多いので安心して歩くことができます。
休憩を挟み、線路をモンブランの登山口方向であるニーデグール駅方面に5分ほど登ってみる
5分でナイスビュー
さっき練習に使ってたモンシャラ山もよく見えます。
モンシャラ駅にはトイレも完備です。
おがくずのバイオトイレです。
モンシャラ駅からロープウェイの駅まで歩いて戻ります。
看板には30分と書かれている。
今回はトラムに乗りたかったので、トラムで登ってきましたが、
目的地がここまでであれば、歩きでもハイキング気分で登ってこれます。
ちょっと進むだけで、すぐに絶景!
下りなので登りの苦しさもなく、ただただ絶景を楽しみながら歩けます。
標識も細かくあり、迷う心配はありません。
眼下に広がる絶景と、
初めて見る植物にいちいち感動しながら下っていきます。
すると、突如
目の前に、崖?
高いところが苦手なので、恐る恐る近づくと、
ちゃーんと道がありました。
実際通ってみると、遠くから見てたほど崖じゃないし
道も平らで、道幅もちゃんとあります。
そんなこんな楽しい時間はあっという間に過ぎて、20分くらいで降りてきてしまいました。
このままロープウェイで下るには名残惜しいので、
本日2回目のLa chalette
La chalette
行きによった時にはオープンしたばかりだったので、メニューも限られてましたが、
今回はプリンを固めたような寒天みたいなケーキ?と
ビール🍺
そして待望のフライドポテト🍟
全部で18ユーロくらいでした。
絶景の中で、ゆったり贅沢にビールを堪能。
天気も良いし、ビールはうまいし最高の高度順応でしたw
宿に戻り、買い出しやら、洗濯やら、レース準備に奮闘します。
アパートメントなので洗濯機があるのが本当にありがたい。
しかも洗剤まで置いてくれていたので、感激でしたが、
海外の洗剤は分量や洗い上がりがわからないので
実は日本から柔軟剤入りの、ジェルボールドを10個くらい持ってきてました。
これはかなり使い勝手が良かったのでオススメです。
とはいえ、日本の洗濯機に比べて、ここの洗濯機は洗濯時間が長い。
1回の選択で2時間半から3時間かかります。洗濯だけでw
ついでに、洗濯物を干す紐も役立ったのでオススメです。
晩御飯はかんたんに
レンチンのハンバーガーとラザニア
全部で12ユーロほど
全く期待してなかったけど、
ハンバーガーは肉厚でかなり美味しかったw
手軽だしコスパもいいのでオススメです。
レース前日 8/25
この日は特に予定は入れてません。
レースに向けて休養します。
とはいえ、部屋でじっとしていられない僕は
街へ、うまそうな物を探しにいきます。
チーズホンデュを食べにきました。
これ2人前で8,000円以上した…。
味は普通。
想像通りの味に、「8,000円の価値は感じられなかった」ってのが本音。
日本の店で食べるチーズホンデュの方が断然美味い?
いや、家で食べるチーズホンデュのほうが美味いです。
普通、普通と言いながら、たっぷり5年分ぐらいのチーズを腹に収め
続いて立ち寄ったのは、
ジェラート屋
ここもシングルは3.5ユーロ
ダブルは6.5ユーロ
どのジェラート屋も当たり外れがなく美味しい😋
午後からは僕が所属してる、京都100マイラークラブのオンラインミーティング。
部屋のWi-Fiがかなり微妙でしたが、2時間ほどミーティングに参加して、
レーススケジュールやレース攻略のポイントなどアドバイスとたくさんの応援をいただきました。
夕方は、スーパーマーケットへ買い出し
明日のレースで必要な、レッドブルやコーラなどを調達しに行きました。
レース 当日 8/26
今日はついにレース当日!
なんですが…。
レースのスタート時間は、夜の11時50分と、
今日というか?
明日というか?とても変な時間。
そして、レース当日の今日が、僕のレース受付日です。
レース受付は、事前に何日にどこで受付をするか選ぶことができます。
場所はシャモニーか、クールマイユールかの2択
日にちは24日から受付開始されていたように思います。
できればレース前日の25日に、受付を済ませておきたかったのですが、予約が取れず当日になってしまいました。
それにしても、レース受付ってどこでやってんの?
何の下調べもせずに出てきたw
ゴールの場所が受付かな?っと思って来てみたけど…、
どうやら、ここではないみたい。
ってなると、あそこかな?
って、やってきたのはここ
受付っぽい雰囲気がぷんぷん漂っていたので、建物内へ
ビンゴ!
受付でしたw
タイであったby UTMBの受付では、必携装備品のチェックがかなり厳しかったので
今回もしっかり全部詰め込んできましたが
今回のチェックは、めっちゃゆるい。
パスポートくらいしか見せませんでしたw
ちなみにTDSの必須装備品はこちら⬇️
■必携装備:基本必須装備品
- ランニングバック
- 携帯電話※1 ランナーは、レース前、レース中、レース後いつでも連絡がとれる必要があります。
- 個人用の折りたたみ式カップ 15 cl/5 オンス以上 (蓋付きのボトルやフラスコは不可)
- 最低給水量: 1 リットル (推奨1.5L 日中非常に暑いです!)
- 各ヘッドランプ用の予備セル/バッテリーを備えた 2 つの作動ヘッドランプ。 メイントーチライトは200ルーメン以上推奨
- 最小1.40m x 2m / 55インチ x 80インチのサバイバルブランケット
- ホイッスル
- 包帯またはストラップ用の自己粘着性弾性包帯 (最小 100 cm x 6 cm / 40 インチ x 2.5 インチ)
- 行動食 800kcalの目安(ジェル2本+パワーバー2本)
- 耐久撥水加工 (DWR 保護) を施したフード付きの防風ジャケットとパンツ
- ロングパンツまたは、レギンスとソックスの組み合わせ
- 帽子、バンダナ、または Buff®
- 追加の暖かい 2 層目*: 重さ 180g 以上の長袖 (綿を除く) の暖かい 2 層目の上着 (6.5 回) または、重量が 110g以上(4回分)(※ Cliff100はオプション)
- 暖かい手袋 ( のオプション)
- ビーニー(暖かい帽子)
- パスポートのコピーまたは原本
必携品とは
レース中、ずっとランニングバック内に携帯していなければならないものです。
持っていないと失格になります。
◼️暑い天候時の必須装備品 (気象条件によっては必要になる場合があります)
- サングラス
- サハラキャップ
- 日焼け止め、推奨: 最低日焼け防止指数 (SPF) 50
- 最低給水量: 2 リットルの防寒キット (気象条件によっては、組織によって必要になる場合があります)
◼️寒い天候時の必須装備品 (気象条件によっては必要になる場合があります)
追加の暖かい セカンドのレイヤー: 少なくとも 180g の重さの長袖 (綿を除く) の暖かいセカンドレイヤーのトップ、
または長袖の暖かい下着 (最初または 第 2 層、綿を除く) 重量が 110g 以上で、
耐久撥水保護 (DWR 保護) を備えた防風ジャケット*
*防風ジャケットは必須の防水ジャケットに取って代わるものではありません。
- 暖かい帽子
- 防寒防水手袋
- 防水オーバーパンツ
今回は通常装備ということで、「暑い時」「寒い時」の必須装備は準備しなくていいと、メールが来ました。
ザックにめっちゃ詰め込んできたのに、必須装備品には全く触れず
全く待ち時間もなく、受付が終了。
腕にTDSの選手の証の、ヒモを付けてもらい
計測チップをザックに付けて、ゼッケンと参加賞のTシャツをもらって終了。
今回のTシャツもタイの時くらい微妙なデザインですw
受付は全部で5分ほどで終わりました。
受付から出ると、そこはエキスポ会場
トレラン関連のスポーツブランドが、ずらり出店してます。
UTMBオリジナルグッズもあり、1日かけて買い物したおしたい気分ですが、
スタートが数時間後に迫ってるので、
マメ防止用のクリームだけゲットして大人しく帰ってきました。
宿に帰ってからは
ゼッケンをつけたり、ドロップバックを作ったり
あれやこれやレース準備を固めていきます。
ドロップバックの中身
着替え | ドライナミックメッシュ・Tシャツ(半袖)・短パン・ヘッドバンド・ビーニー・ネックウォーマー・アームカバー・靴下・・MP ロングパンツ・ |
ギア | 手袋(防水防寒)・ヘッドライト |
食料 | レッドブル・メダリストジェル(12個)・トップスピード(2個)・ミックスナッツ(100g)・わらび餅(10個)・メダリスト(顆粒)(2個)・マグマ(6本)・OS1ゼリー・カップラーメン・チキンラーメン・フィナンシェ(10個)・羊羹(3個)・OS1パウダー・フルーツミックス・ラムネ・おしるこ |
その他 | Xテープ・ロキソニンジェル・モバイルバッテリー(超大容量)・テーピング・貼るカイロ・胃薬・吐き気どめ・下痢止め・歯ブラシ・カラトリー・バンテリン・パイオネックス(0mm/0.6mm) |
なんとかレース準備を完了。
準備もほぼ予定通りに進み、2時間ほど仮眠しますが、ドキドキして眠れませんw
まぁ横になって目をとじてるだけでも、体は休まるので眠れないことにイライラせず
ベットでじっとしておきます。
結局、寝ることはできませんでしたが、時間になりました。
18:30 レース準備
21時半のバスに乗ってイタリアのクールマイユールに向かうので、時間に合わせぼちぼちレースの準備をしていきます。
まずはご飯。
やはり、レース前はご飯でしょw🍙
パックご飯とレトルトカレー
ドレッシングがなかったので、野菜にチキンラーメンかけてみたw
それとオニオンスープ
ナゲットと思って買ったフライは魚で驚きましたが、レース前に食べ慣れたものでしっかりカロリー補給。
できれば💩まで終わらして出発したいので、ご飯は準備の一番先に食べます。
ご飯の後は、
テーピングを貼る
テーピングは、捻挫防止のためのXテープ
貼り方はこちら⬇︎
さらに、くるぶしの骨が人より出てる僕は、
靴の縁と骨が当たって激痛で苦しむことになるので
ダイソーのつまさきクッションを二つ折りにして、
くるぶしの骨部分に固定します。
ついでに、マメができやすい足裏には、マメ防止クリームをふんだんに塗って
テーピングで補強していき、これで完璧👍
レースウエアに着替えて、ザックとドロップバックを抱えて、バス乗り場へ向かいます。
ちなみに、シャモニーからTDSのスタート地点へのバスは、大会公式サイトで予約しました。
早い時間は19時台からあり、遅いのは22時台もありました。
会場に早くついてもやることがないので、できるだけ遅い時間のバスが良かったのですが、
これも予約開始のタイミングをスルーしてしまい、21時台のバスにギリギリ滑り込み予約した次第ですw
バス代は無料です。
TDS スタート会場へ
受付会場と同じく、バス乗り場も予め把握してなかった😅
宿をでてメイン通りに出ると、TDSの選手らしき人がパラパラと同じ方向に向かって歩いてるので、
その波に乗ってみることにw
すると!
ありました!バス乗り場🚌✨
バス乗り場はこの辺⬇️
バス乗り場はTDS選手の長蛇の列💦
めっちゃ並んでますが、大型バスがどんどんやってきて、選手をどんどん乗せていきます。
予約時間なんかいっさい確認されることもなく、次々と乗せていく
バスで走ること40分
フランス シャモニーから、イタリア クールマイユールへ
会場近くのバス駐車場に到着
広い駐車場に
たくさんのトイレがずらり
スタート会場が近いのかと思いきや、ここから1kmほど歩かされた
ドロップバックを無事にあずけて、時刻は22時15分
スタートまではまだ1時間半以上時間がある、
特にすることもないので
草むらで寝て、時間を潰します。
周りの選手も暇そう。
バスで予約時間確認しないのなら、もう少し遅めのバスに乗れば良かったかも…。
なんてことを思いながら
草むらで横になること1時間。
トイレにいって、スタート地点に向かいます。
おお!
スタート地点は太鼓や音楽が鳴り響き、盛り上がっている。
人がうじゃうじゃいる
今回のTDSの参加者は2,000人を越えています。
みんな早そうで、僕なんかが出ていいのかw
軽くビビるw
スタートまであと10分。
ドキドキ、ワクワクします。
いよいよTDS 145kmの旅が始まります。
つづく…。
【まとめ】
今回はレース受付、ドロップバックの中身、レース前に様子を紹介しました。
今回は前回のような失敗はなかったですが、
初めてのヨーロッパレース、ドキドキとワクワクがとまりません。
僕は、TDS 145kmを無事に走り切れるのでしょうか?
以上!
今回はTDSのスタート前の様子を紹介したボックルヘアのTOMOでした。
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