【大分県の山】手軽にミヤマキリシマを鑑賞できる経塚山[鹿鳴越連山縦横]

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こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回は大分県速見郡日出町にある

鹿鳴越連山に登ってきました。

 

鹿鳴越連山にはミヤマキリシマで有名な、経塚山があります。

経塚山は手軽にミヤマキリシマが見れるとして有名な山。

 

登山しなくても、山頂付近まで車で登れるので、

  • 体力に自信のないひと
  • 軽いピクニックに出掛けたい人
  • 登山初心者

にぜひトライしてほしい山です。

山頂からは、もちろん大パノラマの絶景も楽しめます。

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。

登山歴は11年目。

平日は仕事&筋トレ・休日は山登りと決めています。

最近はオートミールサツマイモのダイエットを継続中。

 

Twitter・YouTubeもやってるので、

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【経塚山について】

経塚山(きょうがやま)とは

標高610m。

鹿鳴越連山の中の山の1つで、

法華寺の上の山を経塚山といいます。

寺の奥の院に経塚があったことから、この名が付けられた。

山頂はミヤマキリシマの群生地

大分県内にはミヤマキリシマが自生する高山がいくつもありますが、

ミヤマキリシマの群生条件は標高800メートル以上の高地と言われていて、

大分県での開花は大体6月上旬頃ですが、

他の群生地より1ヶ月も早い、5月中旬頃に開花します。

1974年には県の天然記念物に指定されいて、

ふもとから山頂まで続く登山道の一部は、

戦国時代、宣教師フランシスコ・ザビエルが通った道としても知られています。

 

鹿鳴越連山(かなごえれんざん)とは

鹿鳴越連山とは、日出町と杵築市の境に連なる山で、

名前の由来は、

鹿が鳴くほど厳しい道であると言われています。

約2時間~約5時間のコースがあり、手軽に登山を楽しめます。

 

経塚山の登山口

 

経塚山の登山口は4つ

ザビエル道(西鹿鳴越道)登山口

山田湧水の隣にある登山口。

今回の登山はこの登山口を利用しました。

 

経塚山山頂付近登山口

山頂からわずか徒歩15分のところにある登山口です。

林道を登り切ったところに、5台駐車スペースがあります。

トイレはありません。

法花寺登山口

法花寺運動公園が登山口になっている。

駐車場10台ほど、トイレあり。

 

殿様道登山口

経塚山から一番遠い登山口ですが、長く歩きたい人や、

鹿鳴越連山を周回ルートで登山する場合にオススメできる登山口です。

駐車場はなく、路肩駐車で3台ほどのスペースがあります。

トイレはありません。

 

ザビエル道(西鹿鳴越道) 登山口詳細
[アクセス・駐車場・トイレ・コンビニ]

 

ザビエル道(西鹿鳴越道)登山口は、山田湧水の隣にあります。

 

山田湧水とは

日出町には、別府湾を臨むなだらかな背後地の鹿鳴越山系に降り注ぐ雨が、

長い年月をかけ、随所で良質な湧水として湧き出している。

山田湧水はその代表的な湧水スポットの1つ。

県内でも屈指の名水と名高く、水汲みに訪れる人が後を絶ちません。

 

アクセス

 

国道10号線松屋寺入口交差点を山手へ車で10分

 

駐車場

山田湧水の駐車場を利用させてもらいます。

駐車台数 約15台
時間 24時間開放
料金 無料
トイレ あり

 

本来は水汲みの人のための駐車場なので、

水汲み場から遠めに駐車する方がよい。

 

トイレ

簡易トイレ。

使用可能かは未確認。

コンビニや他の施設のトイレをオススメします。

 

最寄りのコンビニ

<最も近いコンビニ>

ファミリーマート 日出豊岡店:登山口から約4km

<別府方面>

セブン‐イレブン日出豊岡店:登山口から7km

 

 

【経塚山・鹿鳴越連山 登山】

 

登山ルート

 

今回の登山ルートは、

ザビエル道登山口からザビエル道(西鹿鳴越道)を登り

経塚山・七ツ石山・板川山・古城山・百合野山にのぼり、

殿様道(東鹿鳴越連山)を下り、車道を進み

ザビエル登山口に戻る、時計回りで周回するルートです。

 

6:17 登山開始

山田湧水の左側奥に登山道はあります。

西鹿鳴越道から経塚山を目指します。

西鹿鳴越道とは

通称「西鹿鳴越道」「宇佐道」と呼ばれ、

1551年9月にキリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルが 大友宗麟の招きを受け、

山口より大分に向かう途中に歩いた峠道との事。

今は「ザビエルの道」と呼ばれ看板が立ててあります。

 

登山ポストにつえが準備されています。

30mほどすすむと、Uターン気味に右へ曲がり

ガタガタの道路が続いています。

とはいえ、あっという間に道路はなくなり

森の中に突入です。

登山道は広く、看板もあるので安心して歩くことができます。

落ち葉でふかふかな登山道を進んでいると、

だんだんと足元に石が多くなってきました。

登山道は徐々に狭くなり、

本格的な登山道へと変わります。

苔や看板の朽ち果てた感じが、歴史を感じます。

ザビエルもここを歩いたのか…。

 

6:31 一目城・石切り場

一目城 石切り場 とは

江戸時代から昭和初期にかけて営まれた石切り場で、

良質な安山岩が採掘された。

かって、 このあたりから日出城(暘谷城)を見渡すことができたことから、

一目城の名がついたといわれている。

 

岩盤にくぼみを発見!

ここで切り出していたのか?

登山道は、その石でしっかりと整備されている。

新緑と相まって、

ただならぬパワーを感じます。

登山開始から約30分。

目の前が大きく開けました。

木の奥に見えるのが、経塚山でしょうか?

左を向くと、

遠くに、高崎山や別府市の景色が見えます。

ここには案内板があり、

1551年フランシスコ・ザビエルは、

山口から険しい山道を経て大友義鐘(宗麟)の待つ豊後府内に向かう際に、

ここを通り、日出の港に来航したポルトガル船に乗り府内へ向かったとされる。

と書かれています。

470年前にザビエルも同じ景色を見たのでしょうか?

まぁ、当時とは全く景色が違うでしょうが(笑)

 

6:57 西の峠 分岐

西の峠分岐を左へ、

経塚山方面へ進みます。

目の前に見えるのは、経塚山?

意外に近そう。

車が通れそうな道を進んでいきます。

ほぼフラットな道を進むと

道路に突き当たります。

 

7:02 分岐

この道は、速見大田(両院)ふれあいロード

ここを左に出て、150mほど舗装道を歩くと、

経塚山の看板が左手に出てきます。

この看板をUターンぎみにまがり、登ってきます。

道幅が狭いですが、車でも登っていけます。

 

7:09 分岐

経塚山山頂へは、右へ。

車が右へは行けないので、車の場合はそのまま直進します。

車の場合、さらに30mほど登っていくと、

ちょっとしたスペースがあります。

 

分岐から右へ。

フェンスの隙間をスルッと入っていきます。

広い登山道がまっすぐ伸びていますが、

僕はどうしても、左の細い道がきになり

そっちへ進んでみた。

草をかき分けて進んだ先には、

思わず声が出てしまうような、絶景!

風もなく穏やか。

やはり、海が見える山は最高です。

ひとしきり景色を楽しんで、本来の登山道に戻ります。

鉄塔の横を進んでいきます。

 

ここを右へ進みます。

左は、法花寺登山口へと続いていると思われます。

7:16 経塚山

登山開始から、1時間。

経塚山に到着しました。

知ってはいたが、ミヤマキリシマはほぼ咲いていません。

1%咲きってところでしょうか(笑)

遠くには由布岳・鶴見岳が圧倒的な存在感でそびえ立っています。

ちなみに⬆︎の画像の部分は、ミヤマキリシマなので、

ピーク時には、ピンクと緑と青空のコントラストが楽しめます。

見頃は、5月初旬です。

山頂は広く、のんびり過ごすことができます。

山頂でゆっくりと朝ごはん休憩をとり、

ミヤマキリシマもちょちょっと見て、登山再開。

ひとまず、西の峠まできた道を戻ります。

 

7:30 経塚山出発

12分ほどで、道路分岐まで戻ってきました。

ほぼ下りなので、

15分でちょちょっとくだってきました。

7:46 西の峠 分岐

西の峠を、七ツ石山方面へ進みます。

今まで楽な下りだったので、余計に急登に感じます。

日も当たり、暑い💦

 

後ろを振り返ると、経塚山がよく見える。

短時間で、こんなに来たのか?と実感。

 

じわじわと標高をあげながら、

時には、花も楽しみながら登っていきます。

西の峠から約10分。

 

7:57 七ツ石山

七ツ石山に到着です。

ここも絶景!

 七ツ石山

標高623m。

日出町で1番高い山。

山頂からは別府市街、大分方向、日出、国東方面が見渡すことが出来る。

天気が良ければ、海の向こうに四国を見ることができる。

 

今日は四国は見えているのだろうか?

空気が澄んでいるので、街中の建物までよく見える。

七ツ石山も速見大田(両院)ふれあいロードから近いので、

体力に自信のない人も、

経塚山とセットでさくっと絶景を見に来ることができます。

穴場ですね!

 

次の板川山を目指すとします。

ズバーっと下っていくと、林の中に突入します。

登山道はわかりやすく整備されていて、

ルートの名前までしっかり示されています。

平坦な登山道を歩いていると、

突如現れたのが⁉︎

 

8:06 板川山(いたごさん)

標高603mの板川山。

板川山へは登ってきた実感が全くないので、

まさかこんなところに山頂があろうとは、全く予想できていませんでした。

道端の山頂といった感じです。

 

展望もまずまず。

板川山からさらに進むと、

これまた突如現れたのは⁉︎

 

何かいるぞ⁈

猿?

徐々に距離を詰めていきます。

小動物は、穴を夢中で掘っている様子。

2mの距離まで詰めることができました。

 

アナグマ?

僕が本気だして飛びかかれば、捕獲できそうでしたが、

そんな勇気は持ち合わせていないので、

とるのは写真だけにしてやりました。

この辺の小動物は警戒心があまりないのも驚きです。

 

板川山からは、急激に下っていきます。

ロープもあって安心ですが、

滑りそうな地面でもないので、

じゃんじゃん下っていきます。

思いっきり下っていくと、看板発見!

この看板から、やや右に折れると

8:17 古城山分岐

古城山への分岐を発見!

せっかくなので古城山にも登ります。

古城山へはかなりの急登。

下りが続いていただけに、一気に息が上がります。

 

8:22 古城山(こじょうのやま)

標高557.8m。

山頂をさらに奥に進むと、景色の良い場所があります。

 

木々の間からではあるが、良い景色がちらほらみえています。

 

古城山からの下りは、滑るので気を付けましょう。

急登をがんがん進んできたので、下りは結構な傾斜の下になっています。

 

 

古城山から5分ほどで古城山分岐に戻ってきました。

殿様道路を右面に進みます。

木漏れ日の感じと、冷たい空気で気持ちよく快適にあるけます。

なだらかな下りをズバーっと下っていくと

突き当たります。

画像が分かりにくいが、突き当たっています。

 

左右に道が分かれていて、ここを右へ

じゃんじゃん進んでいくと

 

8:36 東の峠 分岐

東の峠に到着。

この分岐を左。

百合野山方面に進みます。

百合野山への登山道は、急登と急登の合間に、

かつて林道だったようなところを横切る。

急登がズバーっと続くわけではないので、

登りやすいのか?

ペースがつかめないというか?

そんなこんな、分岐から10分で、

 

8:46 百合野山(ゆりのやま)

標高568.7m。

山頂からの景色は、一部見えると言った感じです。

百合野山から東の峠まで、きた道をもどります。

 

8:57 東の峠 分岐

東の峠の分岐を長野方面へ

ここからの登山道は殿様道(東鹿鳴越道)と呼ばれています。

殿様道(東鹿鳴越道)

日出藩主が、この道を利用していたので地元の人々は殿様道と呼んでいた。

ここから少し上がった所には、殿様の籠を置いた籠置き 場跡もあり、

明治25年に赤松経由の新しい道路(現在の国道10号線)ができましたが、

鹿鳴越道の方が近道だったので昭和20年代まではこの道がよく利用されていた。

 

殿様道を下ります。

何だか、殿様の印象とは違い、

登山道は荒れている。

草ぼうぼう。

短パンなので、マムシに注意しながら下っていきます。

朽ち果てた橋。と思いきや

ハシゴだった。

特大パチンコができそうな木。

 

足元は石がごろごろしてるので、

気を付けながら下っていきます。

だいぶフラットになってきました。

そろそろ登山口も近そうです。

 

9:18 殿様道登山口

おお!

やはり登山口は近かった。

ここが殿様道登山口。

登山口の前まで道路が来ており、

駐車場はないが、駐車スペースは路肩に3台といったところ。

 

 

ここから車道を歩き、山田湧水まで帰ります。

目の前には車道が3つ。

真ん中に太い車道が下っていて、

その両サイドを細めの車道がフラットに続いています。

車道が3つあり、真ん中の太い車道を下っていきます。

トンネルを抜けると、右へ

バイパス沿いを並走し、またトンネルを抜ける。

トンネルを通過すると突き当たるので、左へ。

バイパスと並走しながら、今度はバイパスの上の橋を渡ります。

一つ目の橋を渡り

さらに2つ目の橋を渡ります。

落ち葉で登山道のようになっている、車道を進んでいくと

遠くに見えるのは、山田湧水。

民家の脇をグルーっとまわり、

9:37 山田湧水 到着

無事に下山完了です。

水汲み場には、けして多くはないですが

ひっきりなしに、水を汲みくる人がいました。

 

 

【登山記録・感想】

経塚山・鹿鳴越連山登山記録

経塚山・鹿鳴越連山 詳細

<行動時間> 3時間20分(休憩含む)

<行動距離> 10.7km

<累積標高差> +835m・-826m

<消費カロリー> 1615kcal

 

 

経塚山・鹿鳴越連山装備

<登山ウエア>

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暑さと日焼け対策が必要な時期になってきたので、

  • ドライナミックメッシュ
  • アームカバー
  • ヘッドバンド
  • サングラス
  • 日焼け止め

は、この時期からのマストアイテムです。

 

<ギア>

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最近ようやく、ガーミン ForeAthlete 745の取り扱いに慣れてきました。

多機能すぎて、宝の持ち腐れ感がいまだありますが、

徐々に機能が理解できてきました。

そのうちレビューをブログでまとめたいと、ただいま試行錯誤中です。

 

 

 

 

食糧

持っていった量 消費した量
約2.0L 約0.4L
おにぎり 2つ 1個
さつまいも 4つ 1つ
アミノ酸 BCAA EAA 登山後に少々
グミ 1つ

 

3時間の短時間の登山だったので、あんまし食べていません。

 

 

 

経塚山・鹿鳴越連山感想

 

今回は大分県日出町にある、鹿鳴越連山を歩いてきました。

鹿鳴越連山では

経塚山・七ツ石山・板川山・古城山・百合野山と5つの山を縦走でき

ちょっと長めに歩きたかった僕にはちょうど良い山でした。

経塚山のミヤマキリシマの群生地では、

時期が早すぎてミヤマキリシマはほぼ開花してませんでしたが、

これからの時期がちょうど良いと思います。

経塚山の山頂手前まで、車で簡単に行くことができるので、

体力に自信がない人も、

ミヤマキリシマと別府の景色を手軽に楽しむことがでオススメです。

ザビエルを感じながらの登山も初めてだったので、

色々な意味で面白かったです。

 

 

【まとめ】

今回は大分県日出町にある、鹿鳴越連山を歩いてきました。

今回は大分県日出町にある、鹿鳴越連山を歩いてきました。

鹿鳴越連山は、

登山初心者から中級者、登山しない人も楽しめる楽しい山でした。

小動物にも間近で触れ合え、予想外にテンションが上がりました。

小動物はばっちり動画に納めてきたので、

余裕があれば動画もアップするので、しばしお待ちください。

とはいえ、これからミヤマキリシマが全力で咲き出すので、

ぜひ気になるひとは、経塚山にトライしてみてください。

 

以上!

今回は460年前にザビエルも歩いた、鹿鳴越連山を登ってきた

ボックルヘアのTOMOでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。