こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は前回のみなかみトレイルレースのつづきです。
前回までの話はこちらから⬇︎
今回のブログでは、
- 100kmを超えるレースの装備や食料が知りたい
- 変態レース(みなかみトレイルレース)の雰囲気を知りたい
そんな人に読んで欲しい内容です。
本題の前にちょっと自己紹介
【みなかみトレイルレース】2022/6/4
僕が奮闘した、みなかみトレイルレースをレース経過とともに紹介します。
まずは前回のまで話を、かんたんにおさらいします。
前回までのおさらい
前日の6月3日に新潟県入りした僕は
レース当日予定通り、午前7時にみなかみトレイルの会場となるノルン水上スキー場に到着。
スタート1時間前には、準備はほぼ完璧。
スタート前45分にトイレに行くのだが、これが…。
行ったが最後…。
トイレは、💩の順番待ちの大行列。
その行列はディズニーランドを思わせる大行列。
ゆうに50人以上が列をなして、たった3つしかない個室の順番を待つのであった。
ここまで寸分も狂いもなく順調にことが運んでいたので、このままスタートできるかと思いきや、
ここにきて、こんなトラップが待ち構えていたとは…。
と、前回はここまで、
前回までの話はこちらから⬇︎
9:45 スタート15分前
スタート前では、ゲストランナーと選手たちが、みんなで準備体操したり、
集合写真を撮ったりと、スタートを今か今かと熱気が最高潮に高まっている頃。
写真右奥に映るオレンジ色の建物2階で、決してイライラしてはいけないと、
ただただ無の感情で💩待ちをしてる僕。
僕の前には、あと2人。使用中の人も含めばあと5人。
時間は刻一刻とすぎ、ついにスタート10分前💦
ようやく僕の番がやってきました。
トイレの個室に入るだけで、こんなにも優越感を感じたのは人生初!
僕のために開けられた個室へ
胸をはり、堂々とゆうゆうと入るのであった。✨✨
これでもかってほど我慢してたので、💩は一瞬で出ましたが、
この列には二度と並びたくないので、
残便感がないよいうに、入念にちから一杯出しておきます。
スタート5分前。
無事にトイレから脱出し、車にダッシュで戻り
ザックを背負い、スタートへ向かいます。
スタートでは、まさにカウントダウンが始まったところ。
気合い入れも、気持ちの整理もつかないままに、スタートのカウントダウンは進み、
そしてスタートのブザーがなる!
いっせいにスタート
一方、僕といえば
スタート前から、全くの緊張感のなさ
⬆︎の画像で、僕を見つけられただろうか?
スタートゲートの左すみで、あたかも選手を見守るサポート的な感じで立ってる僕。
スタート前からこんな立ち位置
気合いも何も感じられん。
もちろんスタートダッシュをきめるわけでもなく、
スタートと同時に、動画撮影でみんなを見送る。
スタッフのような立ち位置で、スタートのブザーと同時に駆け出る選手を送りだします。
10日たっても余韻に浸る😙
ドキドキワクワクがよみがえる😁次は何にトライしようか?
考えてる今も楽しい✌️ pic.twitter.com/3MyscqS9M2— ボックル⛰九州登山ブロガー (@bockle9) June 15, 2022
まずスタートを切ったのは、100k(黒ゼッケン)と80(緑ゼッケン)の選手。
30分後の10時半に、40kと20kの選手がスタートします。
スタートが分かれてるとはいえ、スタート直後はかなりの人。
いい具合に空間を保ち走っていきます。
⬆︎⬇︎の画像は、僕も写りこんでいます。
見つけられたあなたは、ボックルマニアです👏
スタートから2.6kmほどは、九十九折の林道登りが続きます。
スタートからがしがし走ってしまうと、1周目で体力が終わりそうなので
前が混んでることもあり、早歩きで登っていきます。
気づけばかなり登ってきていました。
下に見える建物あたりがスタート地点です。
引き続き、林道を黙々と 登っていきますが…。
周りの人のスピードの速さやと、ふくらはぎのデカさに若干焦ります。
正面には谷川岳でしょうか?
6月なのに雪があるってことだけで、九州人はテンションが上がります。
「正月にはあの辺登ったな〜」なんて、楽しかった思い出に浸りながら林道を進みます。
正月の話はこちらから⬇︎
林道から登山道に入ると、当然 道は狭くなり追い越しはほぼ不可。
急な傾斜では、選手がズラーっと渋滞しています。
こうなると、自分のペースでは登れません。
がんがん登りたい時も、前の人が登るのをじっと待つことになるし、
反対に休憩したい時も避ける場所がなければ、登り続けないといけません。
こんな渋滞に巻き込まれなくない人たちは、スタートでダッシュします。
渋滞に巻き込まれながらも、1つ目の山頂吾妻耶山を目指し登っていきます。
スタートから57分。
10:57 吾妻耶山
順位的にはかなり後方ですが、無事に1つ目の山頂 吾妻耶山に到着です。
当たり前ですが、山頂はゼッケンをつけたランナーばかり
吾妻耶山(あずまやさん)
標高1,341m。
美しい台形の山容は周囲からも目立つ山で、東山麓にはノルン水上スキー場が広がっている。
仏岩側からの登山道中は5月中旬以降に咲く、シャクナゲの群落が美しい。山頂には戦国武
将の真田氏ゆかりの六連銭が刻まれた三基の大きな石祠が祀られている。
山頂からの展望もよく、谷川連峰をはじめ、沼田市街も美しい。
展望は良いとされてますが、実際は木が生い茂りちっともよくない。
木々の合間に谷川岳がチラッと見えます。
渋滞で思うように登れなかったと思いきや、
予定時間より15分も早く登ってきていました。
ここで走力のない僕が、120km走り切るために綿密に立てた計画の一部を紹介します。
<1周目の目標時間と計画>
⬆︎ルートはこちら、1周約24km。
これを30時間の制限時間内に5周します。
1周ごとに6時間の制限時間が設けられています。
計画では1周目は、
目標時間:5時間5分。
10:00 スタート – 10:36 鳥居平 – 11:12 吾妻那山 –
11:27 赤谷越峠 – 11:45 大峰山 – 11:50 沼田テレビ中継局 – 12:27 沼田テレビ中継局入口(折り返し) – 13:14 沼田テレビ中継局 – 13:27 上牧分岐 –
13:30 大峰沼 – 13:45 大峰沼登山口 – 14:04 分水不動 – 14:20 上牧分岐 – 14:28 林道分岐 – 14:38 鳥居平 – 15:05 スタート(ゴール)
通過時間を細かく決めています。
1周を5時間を目処に走り、徐々にペースダウンするとは思うが
4・5周目に、1・2周目で作った時間の貯金を使い、
トータル28時間くらいにゴールできればと思っています。
計画の全てはメモってジップロックに入れて、
走りながら計画と実際とを照らし合わせて進んでいきます。
このメモには、
- 補給のタイミング
- 次の目的地までの距離
- 制限時間
- 休憩時間
など、必要な情報は全て詰め込んでいて、
レース中に思い出したり検索したり、不安にならないよう全てを書き込んでいます。
基本的はこの計画に沿って、計画よりも遅れていたら、何分遅れてるのか?
計画よりも早い時間であれば、どれくらい時間に余裕があるのか?
すぐにわかるようにしています。
吾妻耶山からの下りは走れるトレイル。
とはいえ、僕が走りやすいってことはみんなも走りやすいってことで、
僕の後ろからものすごい勢いでランナーが走ってきます。
勢い凄まじいランナーとは、20k40kのトップの選手。
30分のスタート差があるにもかかわらず、超序盤に抜かれるw
トップランナーの走りを間近にみれて、「住む世界が違うな〜」とまじまじと痛感します。
トップランナーの走りを拝みながら、
11:25 大峰山
ただの分岐の看板かと思いきや、大峰山の山頂でした。
大峰山(おおみねやま)
群馬県利根郡みなかみ町に位置する山で、ぐんま百名山である。
標高は1254.5m。
予定時間より21分早い。
大峰山の登りも渋滞に巻き込まれたが、なかなかいい調子です。
大峰山を下ると、長い長い林道の下りが始まる。
長い林道の下りは約4km。
4km下った先には給水所があり、給水所を折り返し下った4kmを登り返すコースになっている。
林道では、すでに折り返して登ってくる選手や、僕のように今から下る選手など、
たくさんの選手とすれ違う。
すれ違う選手から「ナイスラン」「ガンバ」など声をかけてもらい
おお!これが周回レースの良さか!と実感。
僕も林道を登ってくる選手に声をかけながら、長い林道を下っていく。
11:55 林道折り返し地点
予定より32分早く折り返し地点に到着。
ここがコースの中間地点で、唯一の給水所。
水・アクエリ・コーラが置いてあります。
コーラをもらい、いっきに飲み干す。
携帯してる水分は、4割ほどしか減ってないため
追加せずそのまま折り返し地点をあとにします。
林道は日陰も多く、そこまで暑くない。
頑張れば走れそうなポイントも傾斜も多い林道ですが、
多良の森トレイルの教訓から、なるべく心拍数を140以上にしない。
特に登りでは気をつけます。
先が長いので走れそうな傾斜でも、「心拍数140以上ならば歩く」を徹底します。
林道を登りきり再び、トレイルへ
昨日の雨で滑りやすいトレイルもあったが、そこは遅くても慎重に下ります。
12:54 大峰沼
予定より24分早く大峰沼に到着。
大峰沼とは
本州最大、最古級の浮島を持つ。
浮島にはミズゴケの群落の他にツルコケモモ、モウセンゴケ、カサスゲなどの湿原植物が生育している。
この浮島高層湿原は、すぐ近くの古沼のモリアオガエル生息地と共に県の天然記念物に指定されている。
沼をじっくり観察したいところですが、今日はレースなので先を急ぎます。
大峰沼から先は比較的走りやすい、下りのルートが続きます。
13:05 大峰沼登山口
予定時間より40分早く到着。
ここから先がヒル出没ゾーンなので、
用意してくれてるヒル避けスプレーを足にふってから先へ進みます。
ここから先、スプレーのおかげでヒルに襲われることはありませんでしたが、
前日に降った雨でドロドロゾーンが多く、
避けようのない大きな水溜りに、1周目にして靴は泥まみれw
遅かれ早かれ泥だらけは覚悟していたので、気にせず進みます。
分水不動からもうひと登りして、下ると最初の林道に戻ってきます。
14:12 1周目ゴール
予定時間より、50分以上も早く1週目を終えました。
1周目タイム:4時間12分m
ゴールにはエイドがあり、バナナとコーラ・アクエリ・水を補給することができます。
エイドでバナナと、アクエリ・水を補給して、
2周目の装備を整えるため、いったん自分の車に戻ります。
スタート前の💩の行列以外は、ここまで恐ろしく順調です。
つづく…。
次回はこちらから⬇︎
ここでレースの話は次回に続きますが、1周目の装備と食料を紹介します。
【レース1周目の食料と装備】
レース1周目の装備
<登山ウエア>
商品詳細 | 関連ブログ | |
パンツ | Ruy | 夏登山におすすめの短パン |
インナー | ミレー ドライナミックメッシュ | 登山最強インナー |
ミドルウエア | 登山部オリジナルポロ | |
ジャケット | サロモン ボナッティ | |
ヘッドバンド | ノースフェイス | かなり使えるヘッドバンド |
靴下 | FOOTMAX | オススメのソックス |
手袋 | ショーワグローブ |
おすすめ登山グローブ |
アームカバー | クーリング | クーリングアームカバー |
カーフサポーター | CEP |
インナーはミレー ドライナミックメッシュ、
その上にポロシャツ。
日差しが強かったので、アームカバー、
頭から大量の汗が吹き出すことを予想し、帽子ではなくヘッドバンドで出発。
ヘッドバンド⬇︎
ヘッドバンドが予想以上に汗を吸ってくれてかなり快適に走ることができました。
コース上では日陰が多かったため途中で、アームカバーは外しました。
そして今回、初登場のウエアはRuyの短パンです。
トレラン界では知らない人がいないというほど有名な、日本が誇るトレイルランナーの
上田瑠偉選手が手がけた短パン。
上田選手の速さと、カッコ良さにあやかって僕も買ってみましたが…、
自他ともに認める、サイズミス。
Sサイズを購入しましたが、ワンサイズ大きめを買うべきでした。(笑)
<ギア>
ギア詳細 | 関連ブログ | |
ザック | SensePro5 | トレラン初心者おすすめザック |
サングラス | DANG | 目も日焼けします |
シューズ | Vectiv Enduris | TNFベクティブ エンデュリス |
時計 | ガーミン745 | |
カメラ | iPhone11pro | 登山でスマホ2台使う理由 |
Sense pro5は前ポケットが多く大きく使いやすい。
背中に密着してるので、背中に汗をかきやすいことが難点ですが、
ザックのブレが全くなく使いやすいし、走りやすい。
500mlのソフトフラスコが2つ付いてるのでコスパも良い。
<その他 持ち物>
食料
持っていった | 関連ブログ | |
水 | 1000ml | 必要な水分の量と種類 |
エナジージェル | 6個 | エナジージェル |
黒糖わらび餅 | 4個 | |
プロテインバー | 1本 | MPおすすめ商品紹介 |
カロリーメイト | 1袋(2本) | |
オールレーズン | 2袋(4枚) | |
BCAA | 20g | 最強サプリBCAA! |
ミネラルタブレット | 5粒 |
補給のタイミングはいつものように事前に計画して、
☆:ジェル ☆:わらび餅の補給のタイミングです。
補給忘れや迷いを防ぐためあらかじめ全て決めています。
今回も黒糖わらび餅とプロテインバーは、
セブンイレブン日田市十二町店さんから提供していただきました。
セブンイレブン日田市十二町店は、高確率で黒糖わらび餅があります。
オーナーさんが、登山&トレランファンなので、取り置きなども快くやってくれるので、オススメです。
スタートの直前に、エネルギーゼリーを食べて出発。
レース中、小腹が減ったら好きなタイミングで
プロテインバー、カロリーメイトや、おやつを食べます。
【まとめ】
今回は前日6月4〜5日に群馬県みなかみ町で開催された「みなかみトレイル」の
前半の様子と装備などを紹介しました。
💩行列から抜け出し、なんとかスタートに間に合った僕は、
周りの選手からガンガン抜かれながらも、予定時間を50分以上も巻いて1周目を終えました。
とここまでは、恐ろしいほどに順調…。
ということは、…。
感の良い皆さんなら気付くでしょう。「この後、何かおこるの?」
そうです。
なんてったって、いつだってトラブル満載の僕ですよ!
このまま順調に完走ってはけにはいきません。w
その話は、また次回!
次回はこちらから⬇︎
以上!
今回はみなかみトレイルを走ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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