2022年正月厳冬期登山の旅⑤[谷川岳編]

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こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回は富士山に引き続き、谷川岳登山の話です。

 

 

前回見逃した方や、最初から読みたい人はこちら⬇︎

 

今回のブログは

  • 谷川岳って?
  • 厳冬期の谷川岳に登りたい
  • 谷川岳周辺のオススメの宿が知りたい

そんなひとには、ぜひ読んで欲しい内容です。

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。

登山歴は11年目。

平日は仕事&筋トレ・休日は山登りと決めています。

最近、物欲がバカになってしまい。

ものすごい勢いで散財しています。

昨日も、トレラン用の20Lザックをポチりました。

 

Twitter・YouTubeもやってるので、

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前回までのあらすじ

初日:2022年12月30日

仕事納めからの福岡空港へ直行。

最終便の1本前の便で羽田空港に到着。

羽田空港から新宿まで移動し、友人であり頼れる登山ガイドのシカオと再会した。

新宿から山梨県側の富士山登山口、馬返し登山口の手前でテント泊。

午前5時半過ぎにテント設営からの就寝。

 

2日目:2021年12月31日

モンベル富士吉田店にて、ガス缶&山食調達。

モンベルの向かいにある吉田うどんでエネチャージ。

12:20 馬返し登山口より登山開始

15:07 佐藤小屋に到着

佐藤小屋にて、正月を存分に堪能

3日目:2022/1/1

6合目から初日の出をみて、

昼に佐藤小屋を出発

6合目にテントを張り、早めの就寝。

4日目:2022/1/1〜2

元旦一日の23時に起床。

富士山アタックの準備を整え、

2日午前2時に登山開始

7:53 本八合目

10:00 富士山頂到着

14:30 6合目到着

2時間ほど休憩し、富士山のスタート地点となった

馬返し登山口まで一気に下山していきます。

18:30 馬返し登山口 到着

無事に下山完了

ここで今日の行程は終わりません。

馬返し登山口から約200km、5時間越えの大移動

次なる目的地

尻焼温泉へ

群馬県吾妻郡中之条町大字入山にある温泉。

その温泉の特徴は、川!

川が温泉なのか?

温泉が川なのか?

深夜3時すぎから、川へ(温泉へ)

最初はビビった川(温泉)も、入ってみればそこは天国。

3.5日分の汚れを大放出。♨️

1時間半後の起床を互いに約束し、車内にて仮眠。

 

5日目:2022/1/3

1時間半のはずが、4時間も寝てしまった。

谷川岳の天気予報が昼するから崩れる予報でしたが、開き直って「どんまい」👍

尻焼温泉の駐車場から約2時間。

雪道ドライブを楽しみます。

 

と、ここまでが前回の話。

だいぶはしょってるので、

前回のブログ、もしくは初めから読んでください⬇︎⬇︎

 

 

【厳冬期 谷川岳登山】2022/1/3

 

前回での紹介しましたが、谷川岳についてちょっと紹介します。

谷川岳(たにがわだけ)とは

 

谷川岳は群馬と新潟の県境にある三国山脈の山。

標高 1963m。

山頂はトマの耳 (薬師岳)オキの耳 (谷川富士) と呼ばれる二つの峰からなり、

これを双耳峰といいます。

初心者から上級者まで楽しめるルートがあり、

年間4万人以上の登山客が訪れる人気の山なのですが、

実は…。

「世界一、人が死んでる山」

その死者数はギネス認定されるほど!

統計の始まった1931年(昭和6年)から、ギネスに認定された2005年までに、

なんと781名の死者が出ています。

これは、エベレストなどを含む「8000m峰」の、死者数を合計したものより多い死者の数。

原因としては、

複雑な地形や切り立った岩壁、そして激しい天候の変化などが挙げられ、

2,000mに満たない標高ながら“魔の山”“死の山”などと呼ばれています。

 

登山口やアクセスなどは前回のブログを参考にしてください。⬇︎

 

さっそく、うぇ〜い!と登りたいところですが、

登山前にいくつかやることがあります。

 

谷川岳登山開始前にやること

 

  • 登山届け
  • ロープウェイ
  • 天気(運行)の確認

今回やることは3つ

 

 

登山届け

チケット売り場の隣に登山届けポストがあります。

指名年齢、緊急連絡先、登山保険の有無、登山工程や装備などを記入します。
(※富士山ではWEBで提出してます。)

 

ロープウェイチケットの購入

<谷川ロープウェイ詳細>

営業時間 【4月~11月】
平 日:8:00~17:00
土日祝:7:00~17:00
【12月~3月】
8:30~16:30
時刻表 約3分間隔で常時ゴンドラが発車しています。
所要時間 片道約15分(最速7分)
料金 往復:大人2100円/子供1050円
片道:大人1250円/子供630円
WEB 谷川ロープウェイWEB

JAF・モンベル割あり

往復券がお得なので、往復券を購入しました。

ちなみに今回モンベル割を使い100円引きとなりましたが、

割引を使うと、チケットの払い戻しが不可になるので気をつけましょう。

それともう1つ。

荷物が10kg以上になると510円?くらい別途必要になります。

 

天気(運行)の確認

実は翌日が大雪の予報だったので、

どんな状況になるとロープウェイが運休になるのか?

運行の状況はどのサイトで確認できるのか?

運休になった場合どのルートで降ってきたらいいのか?(歩いて)

こういったことを確認をしました。

他にも、雪崩の発生する時期には、雪崩発生ポイントも聞いておくと安心です。

 

谷川ロープウェイへ

谷川ロープウェイは通常3分間隔で運行しています。

ゴンドラは大きく15人くらいは余裕で乗れそう。

天気がいい!

昨日の天気予報では昼から崩れる予報でしたが、

今朝の予報では昼から天気が良くなると変わっていました。

いい感じに寝過ごして、ドンピシャです👍

15分ほどの空の旅。

青い空をロープウェイでぐんぐん登っていきます。

 

にしても、ザックの違い…。

遠近法ってことで…。

 

13:13  天神平駅到着

シカオのゴーグルからもわかるとおり、最高の天気

目の前には、ゲレンデが広がってます。

早速、登山準備。

周りの人たちは、ボードを履いていますが

僕らはアイゼンを履きます。

天神平駅の斜め前には、リフト乗り場。

このリフトは200mほどさらにあがり、天神峠へといきます。

今回僕らはこのリフトには乗りません。

 

今回のルート

 

今回の行程は、

天神平駅から⬆︎の図、ピンクのルートを進んでいきます。

熊穴沢までは、今回の宿泊地を探しながら歩き、

途中で荷物をデポし(置いて)、谷川岳へと登っていきます。

帰りは、きた道を変えるピストンルートです。

 

13:25 登山開始

準備も整い、ようやく登山開始。

今回もとんでもない荷物💦

前方に見えるうねうねとした細い道は、登山者が登っていた跡。

これをトレースと言います。

トレースが無いと、ラッセルをして道を開拓しながら進まなければいけないので、

少し進むにもとんでもない体力を必要としますが、

トレースがあれば、体力が消耗しずらいので比較的楽に歩けます。

 

右を見ると、さっき乗ってたゴンドラが見える。

どっちも向いても、雪!雪!雪!⛄️

もう全開に楽しい。

きゃっきゃはしゃいでる、僕を残し

たんたんと斜面を登る、荷物。

もとい、シカオ!

空へ向かって一歩いっぽ進む

富士山とは全く違う雪質に、登り方のコツがまた違う。

いっぽいっぽ学びながら登っていくも…。

この傾斜とシカオの後ろ姿💦

モンブランを思い出します。

※⬆︎画像モンブラン

国や標高は違えど、なんか似てる。

 

急登を登り切ると尾根へ

尾根へでると、少し風が出てきました。

さっきの急登で、ウエアは汗でびしょびしょ。

天気がいいし、スキー場だからと油断していましたが、

ここは雪山。

汗冷えは命に関わります。

気を引き締め直し、ウエアを調整し、さらに登っていく。

 

14:00 ザックをデポ

ある程度のぼったところで、

シカオがゾンデ棒でつかって、

雪の深さや雪に埋まってる障害物がないかチェックしています。

[画像引用:Amazon]

 

 

ゾンデ棒とは

雪崩に埋まった時に雪に突き刺して埋没場所を確定するための棒。

積雪の状態や深さを測るときにも使用する。

 

この辺が今日の宿泊地になるようです。

なので、登山道を避けたポイントにザックはデポし、

必要なものだけもって、谷川岳へ。

 

僕が持っていった必要なものは

  • 行動食
  • 水分
  • カメラ

サブバックがあると便利でしたが、持っていなかったので、

行動食と水分はジャケットのポケットに入れてGO!

 

14:15 登山再開

身軽なシカオ。

20kgくらいの重りからの解放。

羽がはえたようです。

 

空気は冷たいが、日差しがあるので快適に歩けます。

 

14:24 熊穴沢の頭

尾根沿いにたくさんのトレース。

これから進む道が、よくわかる。

 

 

とてもいい景色。

the雪山って感じ。

 

谷川岳からの下山してくる登山者は多く。

今から登るの?と不信がられます。

その理由は、2つ。

  • ロープウェイの最終が16時半
  • 軽装すぎる

心配されるのも当然!

今から谷川岳へ行くと最終にも間に合わないし、手ぶらだし。

こいつら死ぬな…。と絶対に思われていたはず(笑)

なので、話の最後には今日はキャンプです。と連呼して回りました。w

下ってきた登山者が言うには、

「山頂は風が激しくガスがすごい」

すごく荒れているので、山頂にいかず下山してる人ばかりでした。

ここはこんなに穏やかなのに、不思議です。

 

14:43 熊穴沢避難小屋

避難小屋は雪の中。

今回は小屋が出ていますが、全部埋まることも普通にあるらしく、

雪で埋まった小屋を掘り出しにくる、物好きもいるらしい。

 

富士山とは違い、すれ違う登山者も多い。

半分はアイゼン。

半分はワカンを履いています。

ワカンとは、

「輪かんじき」の略で、靴に装着してする道具。

降雪直後などの深い雪の上を歩く際にワカンを装着することで、

足の接地面積が大きくなり、

フカフカの雪でも沈み込まずに歩けるようになるのが特徴。

単輪式のものは「雪輪」、双輪式のものは「かんじき」と呼ばれることが多いです。

 

現在はアルミフレームのものが主流です。

今回の雪山ではトレースがしっかりあるので、ワカンよりアイゼンの方が歩きやすい。

 

富士山とは違い、のびのびとはしゃぐ

 

 

日没までに山頂に行きたいシカオと、

はしゃぎすぎてなかなか前に進まない僕。

 

シカオの背中を追いかける。💦

 

時刻は15時。

気温は少し下がってきましたが、風も穏やかで気持ちいい。

 

急登の連続。

とはいえ、

富士山に比べれば、どこまでも滑り落ちる心配がないので

気楽なもんです。

ただただ頑張って登るだけ。

レンタルウエアが映えます。

≫登山道具のレンタルなら【やまどうぐレンタル屋】


どれがなに山がもわかりませんが、いい景色。

 

黙々と山頂を目指し登る。

真っ白の地面を、淡々と青空に向かって進んでいく。

ただそれだけだが、それがめっちゃ楽しい。

気分はアルピニストです。

⬆︎お気に入りの一枚📷✨

シカオ、なかなかの腕📷✨

時刻は15時半。

ロープウェイの最終時間が16時半なので、この時間。

周りには誰もいない。

谷川岳、貸し切っちゃってます。

 

黙々と、尾根を登る。

ふと、右の景色を見ると

 

尾根を登る、僕ら2人の影を発見。

こんな景色初めて見た!

僕らが登るにつれ、当たり前だがあいつら(影)も登る。

 

山頂はまだまだ。

この辺りから風が多少出てきましたが、

「撤退するほどの風ではない。」

そう言うと、

シカオが「富士山で感覚がバグっちゃってますね」

僕らも、普段ならこの風に苦戦してるだろうけど、

「富士山帰りだからw」

確かに、富士山で爆風を浴びすぎて、今の風はそよ風くらいにしか感じない」

人間の順応性ってすごい。

 

 

黙々と、着実に一歩いっぽ。

時刻は16時。

そろそろ日没も近い。

 

16:07 肩の小屋

肩の小屋に到着

肩の小屋とは

谷川岳の双耳峰にほど近い方の広場にある山小屋です。

寝具の貸出や朝夕の食事などプランがあり、

4月下旬から11月上旬まで宿泊することできます。

小屋での休憩は、年中利用可能です。

 

肩の小屋には寄り道せず、山頂を目指します。

さっきまで青一色だった空も、

だんだんと色が変わってきました。

山頂ももうすぐそこ(多分)

豪雪地帯なだけあり、分岐の看板も背が高いw

多分、あれが山頂。

左が青空、右が雲。

風もそこそこあるが、歩くには全く問題ない。

山頂へぎゅーんと登っていきます。

 

16:14 谷川岳 トマの耳

 

なかなかかっこいい!

ザックを背負ってないのが、ちょっと物足りないですが、

めっちゃ登れるヤツ風に見える。

谷川岳 トマの耳とは

標高1,963m。

トマの耳の「トマ」とは「てまえ」の意味です。

水上・湯檜曽から見て手前(てまえ)にあるトマの耳(薬師岳)の由来だそうです 。

 

ナイスタイミングでブロッケンも現れました。

ブロッケン現象とは、

太陽などの光が背後から差し込み、

影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、

見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。

 

日の出の時間にブロッケン現象を見ることは、これまでに何度もありましたが

夕日で見たのは今回が初めて。

 

天気は良くなるし、風はほぼないし、ブロッケンは出るし、山頂てか谷川岳は貸切やし、

控えめにいって

最高!

トマの耳で沈みゆく夕日をのんびり見ることもできましたが、

谷川岳にはもう1つ山頂がある。

 

できれば、

日没までにもう1つの山頂オキの耳へ行きたい。

ちょっと急ぎめで、オキの耳を目指します。

 

つづく…。

 

つづきはこちら⬇︎



【まとめ】

 

 

今回は群馬県にある日本百名山の1つ谷川岳のトマの耳に登りました。

谷川岳は、ロープウェイで天神平まで上がれるので、

登山初心者でも、

夏は手軽に百名山を楽しめたり、冬には雪歩きを楽しめる山です。

都心からでも100分でアクセスできるなど人気の理由がよくわかりました。

気になる人はぜひ、谷川岳にトライしてみてください。

体力や経験のない人は、ツアーに参加するのもありです。

 

シカオおすすめ 谷川岳スノーハイクツアー⬇︎

≫【カッパCLUB】スノーシュー半日コース

≫スノーシュー・エアボードツアー

 

最後に!

今回は全く宿には宿泊しませんでしたが、次に谷川岳へいく時は

ぜひ泊まってみたい宿を3つピックアップしてみました。

皆さんの谷川岳登山のお役に立てると嬉しいです。

 

谷川岳にきたら泊まってみたい宿

 

上牧温泉 辰巳館

 

裸の大将 山下清画伯」がこよなく愛した宿らしい。

特徴は、炭火料理と温泉。

名物の「炭火山里料理」は、多くの方がリピーターになる程の魅力があり、

温泉は「化粧の湯」と呼ばれる三大美肌温泉。お肌がつるつるになると人気。

 

宝川温泉 汪泉閣

 

旅行ガイド「ロンリープラネット」が選ぶ「日本の温泉トップ10」。

ロイター配信「世界の10大温泉」に選ばれたりと、

とにかく風呂がすごい!

その広さ!なんと200畳。

一度は入ってみたい。

 

 

上牧温泉 旅籠庄屋

 

特徴は、を改装した部屋と、1日2組限定宿泊。

お風呂も部屋ごとに貸切でチェックアウトまで、のんびりゆったり過ごせます。

 

≫≫谷川ロープウェイ周辺の温泉宿一覧【楽天トラベル】
谷川岳周辺のおすすめ宿をじゃらんで探す

 


≫楽天トラベル(レンタカー)

 

以上!

今回は群馬県の谷川岳へ登ってみた

ボックルヘアのTOMOでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。