2022年厳冬期富士リベンジの旅③[富士山アタック編]

SPONSOERD LINK




こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回も正月富士登山の続きです。

 

 

 

前回見逃した方や、最初から読みたい人はこちら⬇︎

 

今回のブログでは、

  • 厳冬期富士山どんな感じ?
  • 厳冬期富士登山の装備

 

について知りたい人に読んで欲しい内容です。

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。

登山歴は11年目。

平日は仕事&筋トレ・休日は山登りと決めています。

今年の目標は3つ。

  • 厳冬期富士登頂
  • 100kmレース完走
  • 100マイルレース完走

果たしていくつ達成できるのでしょうか?

人生欲張っていてすみません。

Twitter・YouTubeもやってるので、

フォローチャンネル登録もお願いします。

≫【ボックルヘア】Twitter・Instagram・YouTubeはこちら

 

 

【2022 厳冬期富士登山】

 

前回までのおさらい

初日:2022年12月30日

仕事納めからの福岡空港へ直行。

最終便の1本前の便で羽田空港に到着。

羽田空港から新宿まで移動し、友人であり頼れる登山ガイドのシカオと再会した。

新宿から山梨県側の富士山登山口、馬返し登山口の手前でテント泊。

午前5時半過ぎに就寝。

 

2日目:2021年12月31日

モンベル富士吉田店にて、ガス缶&山食調達。

モンベルの向かいにある吉田うどんでエネチャージ。

12:20 馬返し登山口より登山開始

15:07 佐藤小屋に到着

佐藤小屋にて、正月を存分に堪能

3日目:2022/1/1

6合目から初日の出をみて、

昼に佐藤小屋を出発

6合目にテントを張り、早めの就寝。

 

と、ここまでが前回の話。

だいぶ端折ってるので、前回のブログを見逃したひとはぜひ読んでください⬇︎⬇︎

 

18:00 就寝 2022/1/1

 

前回の富士山は、ほぼ寝ないままアタック。

残り200mで、手が凍傷になりかけ、無念の撤退になった苦い思い出があります。

 

登れなかった原因としては、

体力不足で予想より大幅に時間がかかりすぎた。

時間かかかってしまったことにより、天候がもたなかった。

 

きっと体力さえあれば、天候が荒れる前に登れたはず、

なので、

できるだけベストコンディションで富士山に挑みたいので、

今日は何がなんでも寝たい。

 

そのためにも前回の反省をいかし、暖かいけど、締め付けが少ない服装で寝る。

 

テントで寝る時の服装は、

商品詳細 関連ブログ
インナー(下) ファイントラック ドライレイヤー
インナー(上) モンベル ジオライン中厚手 山インナーの選び方
タイツ モンベル ジオライン中厚手
パンツ TNFアルパインライト アルパインライトパンツ
オーバーパンツ Naturehike ダウン パンツ
ミドルウエア FT メリノスピンサーモ
ミドルの上 TNF サンダージャケット
オーバージャケット モンベル サーマラップパーカー サーマラップパーカーの感想
靴下 スマートウール

 

腰と背中に貼るカイロをはり、地面からの冷えを防ぎます。

貼るカイロはインナーの外側に張ります。

さらに足もとの冷えを防ぐため、カイロを1つシュラフの中へ。

レンタルマットの ピークライトマットレス は、空気をパンパンに入れて

レンタルシュラフの、ナンガシュラフには、

シュラフカバーをして、保温効果を高め、さらに結露でのシュラフ濡れ防止対策です。

できるだけのことをして、完全防寒。

 

≫山道具レンタルWEBサイト



 

目をつぶると、ワクワク感とドキドキ感。

怖さと期待。

目を閉じると自然に思い浮かぶ…。

あの恐ろしいYouTube動画。

あっという間に滑っていってしまう人物が、自分に思えて仕方ない‥。

 

いつかみたこのYouTubeのシーンが頭から離れない。

ちなみにこの動画は、10年以上前にアメリカ兵が富士山に登った時の動画。

滑落していく日本人が写っています。

落ちた人は大ケガはしたものの、このアメリカ兵に助けられたそうです。

参考までにのせておきます。

興味のある人はどうぞ。

 

目をつぶれば、動画のようにリュージュのように滑っていく自分が容易に想像できる

 

 

おー怖っ!

悪いイメージは、睡眠や明日の登山によくないと気持ちを切り替える。

が、次に気になってしまうのが、足元の冷え。

片足だけ冷えるというミラクル現象。

カイロ1つじゃ足りなかったかと、ここでもう1つ使ってしまうと

明日、明後日の行程次第だが、カイロの予備に不安がある。

 

そういえば今朝、佐藤小屋にいた心優しき登山者数名から「もう必要ないから」と

大量のホッカイロをシカオがもらっていた。

シカオの目の前に続々と盛られるホッカイロ。

そんなシカオを横目に見ながら、

「ホッカイロ屋ができそうな量のホッカイロは、ただの重りでしかない」

と、隣で確信していた僕。

「トモさん何枚かいりませんか?」と、幾分か助けを求めるようなその問いに

僕は、恩知らずにも、

迷わず「NO!」を、

ホッカイロ屋になりかけているシカオに突きつけたのである。

 

今思えば、今朝の非情な僕の行動も引いてしまうが、

今さら「寒いので1つくださいな(てへっ)」なんて口が裂けても言えねぇ✋

 

そんなこんな、眠れぬ夜はふけていった。

 

4日目:2022/1/1〜2

4日目、ついに富士山アタック日です。

23:15 起床

起床は23時。

昨日はいろいろ考えが巡り、なかなか寝付けませんでしたが、

それでも多少は寝れた。

腹は減っていないが、登山中にカロリーをとることが難しいので、

無理やりにガパオライスを胃にダンク。

 

雪を溶かし、登山中に飲むためのお湯を作ったり、

富士山アタックに向けて、寝ぼけながらも準備していきます。

だいぶ準備に時間がかかってしまったが、装備は整いました。

 

2:00 登山開始 2022/1/2

 

テントを出ると、風の音は全く聞こえません。

空にはたくさんの星。

時々とんでもない大きさの流れ星が、カットインしてきます。

 

富士山頂に向け登山開始です。

前回富士アタック時のスタートとは違い。

最初から、アイゼンとハーネス&ロープは装着しています。

ルートは直登

夏の登山道ではなく、

風が当たりづらい、谷をそのまま上へまっしぐら、

休憩をとるため、8合目あたりから谷から脱出し、小屋の陰で休憩。

そして、またまっすぐ登る。

という、なんともざっくりしたルート。

とにかく上へ行くのみです。

 

最初はなだらかだった傾斜も、10分ほどすると急になってきた。

急な氷と雪の傾斜を、真っ暗闇の中を黙々と登る。

30分も登ると、感じたこともない部位に乳酸が溜まってるのを感じます。

すでに足が痛い。

冬靴のアイゼン歩行は1年ぶりなので仕方ない。

できるだけ足を止めないよう、少しづつ登っていきます。

一方シカオはというと、余裕も余裕。

 

時々現れる、

流れ星に想いをはせる余裕があります。

ロマンチストめ!

さすが、エベレストを目指す奴は違う。

前半は40分おきくらいに休憩を入れてくれます。

 

3:19 休憩

登山開始から2回目の休憩。

標高2650m。

スタートからまだ250mほどしか登ってきていません。

今回は絶対に登りたいので、

休憩を取れるときには、必ず何か食う。

ジップロックに凍っても食える食料を詰めてきました。

ジップロックの中には

  • カロリーメイト
  • ドーナツ棒(熊本銘菓)
  • オールレーズン
  • アポロチョコレート
  • スニッカーズ
  • プロテインナッツバー

ほとんどがパサパサ系なのがデメリットですが、カロリー爆弾を詰め込んできました。

 

7:53 本八合目

休憩…。

いきなりの本八合目。

空白の4時間は

死闘の4時間でした。

標高はいっきにあがって、3,377m。

標高700mあがるのに4時間もかかってしまいました。

 

雪が深く積もっているところに足を取られ、登ってるのか落ちてるのか?

思うように上に進めず

なかなか標高があげられない。

苦闘の時間。

さらには、

この4時間は休憩できるポイントがなく、

強風と突風が吹き荒れる

トゥルットゥルの氷を、上に横に移動し続けていました。

 

滑って落ちかけた回数、

1回。

落ちかけたと言っても、

アイゼンが氷の斜面に刺さらず、足元の15cmくらい滑っただけですが、

たまたまそこにあった雪と氷から20cmほど飛び出した、落石防止のワイヤーを支える棒。

その棒の先端20cmで、なんとか足場確保するも、

強風が吹くトゥルットゥルの氷と、とんでもない傾斜。

この棒の先端で、両手両足が一点集中。

 

体制で言うと、この猫みたいな感じ。

※実際はこんなニコニコじゃありません。

 

次の一歩は、手なのか?足なのか?

シカオに聞きたいが、それにはまず今の状況の説明が…。

何つったらいいんだよ!

説明してる間に、落ちてしまうわ!

 

この猫的体制から、固くしまった氷の表面に、

アイゼンやピッケルを力強く刺すことができない、

何度も何度も、渾身の力でピッケルを氷に振りかぶり、

何度も渾身の蹴りを富士山の山肌に、蹴り付けなんとか体制を立て直した。

 

あまりに必死だったため、レンタルパンツの裾ごと、アイゼンを刺してしまう始末。

このレンタルパンツがどうなろうと、この危機的状況から早く脱出したい!

 

その一心で、パンツの裾など関係なしに、アイゼンの爪を氷にぶっ刺します。

やまどうぐレンタル屋さん、ごめんよ。

 

そんな4時間を過ごしたのちの、休憩。

控えめに言って目が死んでいます。

てか、「死ぬ!」と何度か思ったので、目ぐらい死んでて当然のこの状況。

 

挙句の果てには、恐怖とエネルギー不足で、

休憩するやいなや、内臓が震え出す始末。

寒さなどは全く感じていないのに、体の中身が震える。

初めて内臓が震えるという体験をしました。

 

内臓から始まった震えは全身に周り、手足の震えへと伝わります。

そのタイミングで、シカオにダウンを着せられる。

「さすがガイド、判断、早っ」なんて、客観的に見てる僕。

 

僕の視線の先には、

とんでもない雲海。

 

にもかかわらず、立てない。

辛すぎるし、怖すぎる。

「なんで正月にまたここにきてしまったのだろう?」とさえ思う始末。

700m上がるのに、大幅に時間を使ってしまい

山頂はまだまだ

左奥に見えるのが山頂。

中央、指で刺したところが前回撤退したポイント。

山頂はまだまだ遠い。

さらに、ここからは風の影響が少ない谷から出てしまったので、恐ろしいほどの爆風が僕たちを待っています。

 

内臓の震えが止まらない状況とスピードが上がらないこの状況に、

撤退の文字が頭に浮かぶ。

登るにしても、下るにしても、とにかくエネルギーを入れなくては、

暖かいカフェオレとエナジージェル、カロリーメイトをとにかく口に詰め込む。

無理やり食べれるだけ食べる。

 

カロリーを口に詰め込み5分もすると、不思議と内臓の震えは消え

目にも力が戻ってきた。

ここで改めて、厳冬期の富士山の厳しさと難しさ辛さを実感。

前回は、9合目五尺での撤退。

今回ここで撤退してしまっては、過去の自分に負けてしまう。

 

なにより、ここで登らなければ、

次回ここまで怖く厳しい思いをして、また

登ってこなければならない。

もうこんな怖い思いは、こんりんざいしたくない!

それに、

せめて前回の自分を1歩でも越えたい。

さらに、

毎年、シカオに富士山のガイド料を払ってたまるか〜!

俺の貯金返せ!

と、見当違いの逆恨み。笑!

煩悩の塊だらけの思考から、意味不明にもやる気が湧いてきた。

 

「山頂を目指す!」と、シカオに伝える。

笑顔で答えるシカオ!(ええ奴やな。)

 

僕のザックに入れていた、サーモスの水筒とダウンの上下は僕のペースを上げるため

シカオに没収されましたが、

ここから元気を取り戻し登っていきます。

ここに辿り着いた時は、9:1で撤退を考えていたのに、僕の中で何がおこったのか?

 

これまでより一層強くなった爆風と、爆弾的にとんでくる突風に耐えなから

一歩一歩確実に登っていきます。

風が弱まった瞬間に景色を見る。

眼下には

この景色⁈

あのYouTubeで見た、人が滑ってった傾斜じゃね?

 

多分、そう!

すごい勢いで滑っていったところ…。

そんな会話が弾む。

急斜面で無理やりの休憩を挟みながら、少しづつ登っていく。

この辺が、前回僕が撤退したポイント。

 

目は死んでるように見えますが、これ⬆︎

めっちゃ楽しんでる表情です。

実は怖さにも慣れ、ちょっとリラックスしてます(笑)

山頂は目前。

目の前に狛犬と、尋常じゃない傾斜。

丁寧に確実に登り進め。

ついに!

 

10:00 富士山 山頂到達

富士山山頂に到着。

いっけん、素敵な青空と穏やかな雪の景色に見えますが、

実際は、四方八方から強風が吹き荒れ立っていられない。

 

突風で倒されたまま、待機。

風が痛いし、激しいし、極寒やし

で、起き上がることを諦めました。

 

せっかくなので、剣ヶ峰を見るため、富士山内部をのぞいてみます。

剣ヶ峰とは

剣ヶ峰は、富士山の山頂にある8つの峰の一つで、

富士山の最高峰であり、その標高は3,776 mである。

「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた石碑が建てられており、

混雑期はこの場所で写真を撮るために順番待ちができることもある 。

 

 

この画像中央が剣ヶ峰、

ちょっと左ををよーく見ると、剣ヶ峰を目指してるのか?

ソロで歩いてる登山者がいます。

 

シカオから、「剣ヶ峰行っとく?」

との提案がありましたが、即却下!

富士山頂は大きなカルデラになっていて、火口を一周することができます。

それをお鉢巡りと言います。

夏であれば1時間。

今日の天気であれば2時間ほどで、山頂を一周することができますが、

僕は爆風と氷が怖く、1秒でも滑落の危険のない場所行きたいので、

即、下山します。

 

10:20 下山開始

青空だけど爆風と体が浮くほどの突風は止まない。

午後にはさらに風が強まる予報。

そうなると身動きが取れなくなるので、それまでには危険ゾーンは抜けておきたい。

 

急ぎたい気持ちはあるが、飛ばされて滑り落ちないよう慎重に下っていきます。

ツルッツルの斜面。

怖い〜!

下りのルートはメンタルが大幅に削られた、8合目から下の死闘の谷道は避けて、

少し遠回りではあるが、夏の登山道があるルートをまっすぐに下ります。

 

てか、後ろから追いかけてくる雲が怖い。

雲の外でも、爆風と突風のオンパレードなのに、

あんな雲に巻き込まれると、きっと身動きが取れなくなる。

デス雲☁️

山頂はデス雲の中。

デス雲に飲み込まれたくはないが、焦って滑りたくもない。

 

ゆっくり急ぎながら下る。

 

黙々と登ってきたので、黙々と下るのみ。

景色は対して変わりません。

ただ傾斜もずいぶん緩やかになったので、ロープも解除され一安心。

 

黙々と下ること4時間。

 

14:30 テント場到着

爆風でテントが飛ばされてるかも、と心配していましたが、

無事にテントはありました。

無事に下山完了です。

生きてテントまで帰ってこれました。

ありがとうシカオ!

ありがとう富士山。

ありがとう。応援してくれたみんな!

とりあえず、寒いのでテントの中へ。

とはいえ、実は今日の工程はこれで終わりではない。

 

ただ、少し心休まるテント内で休憩します。

 

 

【登山記録・感想】

 

登山記録

 

厳冬期 富士山詳細

<行動時間> 12時間30分(休憩含む)

<行動距離> 6.6km

<累積標高差> +1355m・-1357m

<消費カロリー> 5086kcal

厳冬期富士登山 山頂アタックの服装・装備

 

<登山ウエア>

  商品詳細 関連ブログ
インナー(パンツ) FTドライレイヤー
タイツ FTドライレイヤーウォーム ファイントラックインナー
パンツ TNFアルパインライトパンツ  これぞ最強の1本!
アルパインライトパンツ
オーバーパンツ モンベル アルパインパンツ  
インナー(上) FTドライレイヤーウォーム 山インナーの選び方
ミドル(中間着) FT メリノスピンサーモ
フリース モンベル トレールアクションパーカー 最強フリース 色違いも買ってみた
防寒着(中綿) モンベルサーマラップパーカー サーマラップパーカー
オーバージャケット モンベル ダイナアクションパーカー  
バラクラバ (インナー) FT ドライレイヤーウォーム バラクラバ 紹介
バラクラバ アウトドアリサーチ  
ヘッドバンド マムートヘッドバンド   
インナーソックス FT スキンメッシュ  
靴下 スマートウール
手袋(インナー) FT パワーメッシュグローブ
手袋(ミドル) ミズノ スキーグローブ
手袋(オーバー) OR アレートグローブ

 

前回は、手が凍傷になりかけたので、

今回は手足の指先を冷やさないため、

手は、ファイントラックのパワーメッシュグローブ

足は、ファイントラックのスキンメッシュソックスを新たに追加しました。

オーバー手袋に関しては、前日の初日の出の際に爆風で吹っ飛ばされたので、

急遽シカオのアウトドアリサーチのアレートグローブを貸してもらいました。

 

結論から言うと、

今回はピッケルを持ってる方の手は、ピッケルからの冷たさは伝わってきましたが、

手が動かないなどの凍傷っぽい症状は全く出なかった。

とはいえ、

これはシカオのグローブが優秀だったため、僕のぶっ飛ばされたグローブでは

インナーグローブをつけても、前回と同じ結果だったかも。

 

やはり僕が用意していたモンベルのオーバーグローブの厚みがないので、

次回の厳冬期登山では、改善の余地があります。

シカオから借りたグローブ⬇︎

 

 

それと、ダウン。

前回も撤退時に同じダウンを着せてもらった。

その反省から、今回はダウンの上下をザックに入れてはいいたが、

その出番もなく、瞬時に着せてくれた

シカオの超あったかダウンミレー ダウンジャケットで闘志を取り戻すことができました。

やはりこのスペックのダウンを装備する必要があるのか?

あるに越したことはないけど、ちと高価…。

着せてもらったダウンジャケット⬇︎

 

 

≫【ノースフェイス】クリアランスセール開催中 



<ギア>

ギア詳細 関連ブログ
ザック マムートザック 登山ザックの選び方
ヘルメット モンベルアルパイン
ヘッドライト ペルツ アクティックコア ヘッドライトの選び方
ゴーグル モンベル アルパイン
シューズ スカルパ ファントム スカルパトリオレプロの感想
アイゼン ブラックダイヤモンド 雪山登山の装備
ストック ブラックダイヤモンド 登山にストックは必要?
ピッケル グリベル Monte Rosa  
リーシュ ショルダーリーシュ  
ハーネス モンベル シットハーネス   
時計 seiko プロスペックス 雪山登山の装備

 

前回はゴーグル内のほとんどの視野が自分の息で凍ってしまい、

前方がほとんど見えない中、気合だけで歩いていたので、ゴーグルを新調しようかと思いましたが、

シカオからのアドバイスで、鼻を出すことでゴーグル内の曇りを防ぐ方法を知りました。

鼻だけ寒さで赤くなったり、日焼けで黒くなったりは、正直いやですが、

試してみたところ、今回はゴーグルが曇ることなくちゃんと前方を確認しながら登ることができました。

とはいえ、

シカオのゴーグルがカコイイ。

やはり縁無しのミラーのゴーグルってカッコいい。

その他装備

 

 

食料

持っていった量 消費した量
お湯 900ml
ジップロックのおやつ 1/3
エナジージェル 2つ 2つ

 

ジップロックのおやつ

今回も氷点下が当たり前の環境で、凍っても食べられるオヤツを中心に持っていきました。

特に元気が出た食べ物としては、

エナジージェルとマイプロテインのプロテインナッツバーと、シカオのカフェオレです。

エナジージェルとナッツバーは、

凍らないオヤツ=パサパサ系

という、おやつが多い中、水分を奪っていかない優秀なオヤツ。

エナジージェルはシャリシャリでしたが、

ちゃんと食べることができたし、

ナッツバーは、タンパク質と糖質を同時に取ることができ、しかも食べやすかった。

≫【マイプロテイン】ナッツバーWEBサイト



 

そして、毎回思うのだが、シカオのカフェオレ。

僕はボトルにお湯を持っていってるが、

極限の時に

水筒のキャップをとって、中栓をゆるめて、カップにお湯を注ぐ

この3つの工程が、死ぬほど面倒。

 

一方のシカオは、カフェオレをあらかじめ水筒作っておいて、

水筒からダイレクトに飲む。

これまで全ての登山で、シカオのカフェオレに助けられているのに、

なぜ?僕は真似をしないのか?

次回は絶対マネしよう。

 

 

 

 

厳冬期富士登山の感想

 

今回はようやく前回のリベンジを果たすことができた。

念願の厳冬期の富士山の山頂に立つことができました。

天気が良ければ、厳冬期の富士山にもすんなりと登れる人も多いと思いますが、

僕にとっては、とても難しく厳しい山でした。

 

ライトや手袋を無くしたり、本八合目で撤退しそうになったりと、

弱い僕を支えてくれたガイドのシカオには本当に感謝です。

シカオには厳冬期の富士山で2度もガイドをやってもらってますが、

一般的に厳冬期の富士山のガイドをしてくれるところってないんです。

それは、ガイドもリスクがデカイから、誰もやらない。

そんなリターンより、リスクが大きい富士登山ガイドを引き受けてくれて本当に本当に感謝しかない。

正月の富士山山頂に立った感想は、

「ついにやったぞー!」って気持ちより、

早く帰りたい!

ただ、登頂を一緒に喜んでくれたシカオの笑顔は嬉しかったです。

そして、テントまで帰れた時の感想としては、

ちゃんと、生きてるぞ!

景色とか達成感とかじゃなく、

ただただみんなが待ってくれているところに帰れる幸せを実感しました。

 

 

【まとめ】

今回は正月の富士山に再チャレンジし、無事に登頂を果たしました。

とはいえ、

厳冬期の富士山は本当に厳しかった。

ガイドのシカオのサポートなしでは絶対になし得なかった登頂。

一緒に登頂を喜んでくれたシカオには感謝しかない。

応援してくれた、仲間や家族にも感謝です。

 

厳冬期の富士山に登った感想としては、

「冬の富士山は危ない!」

ただただこれに尽きる。

富士山って、マジで

あぶねぇよ!

当分は危ない登山はしたくない!ってのが、素直な感想です。

 

とはいえ、富士山を下りて2人が向かった先が、

世界一、人が死んでる山。

群馬県の谷川岳なんですけどね。

 

なので、

富士山が終わっても、まだまだ旅は続きます。

むしろ、

これからが本番。

これより2人は豪雪地帯に突入します。

つづく…。

 

以上!

今年は富士山に登頂できた

ボックルヘアのTOMOでした。

 

今回のブログが面白かった」「参考になった」と思った方は、

Twitter・Facebookでイイね👍シェアしてもらえると嬉しいです。

Twitter・YouTubeもやってるので、

フォローチャンネル登録もお願いします。

≫【ボックルヘア】Twitter・Instagram・YouTubeはこちら

 

 

 

SPONSORED LINK




カテゴリー

SPONSORED LINK




新着エントリー

2 件のコメント

  • ちょっと前に、カットに行きました弓削です。帰宅後
    このブログにはまってしまい目が痛くなる位読んでしまいました。FBの方に友達申請してメッセージかきましたが、今のところご返事頂けていません。
    お役立ち情報もあります、今後とも拝読させて頂きますのでよろしくお願いいたします。

    • 弓削さん
      先日はご来店ありがとうございました。
      Facebookのメッセージ気づきませんでした。すみません。😅
      先ほど返信してみましたが…。どうだろう?😅
      お役立ち情報楽しみにしてます。

  • 弓削みどり へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。