こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は厳冬期登山でNANGAのシュラフを使ってみた感想をまとめました。
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![](https://bockle3.com/wp-content/uploads/2017/10/img_1355.jpg)
NANGAは日本生まれの、超あったかハイスペックシュラフ。
ものっすご寒いところで寝てみた結果は、
3戦2敗。
2敗には、僕のミスが関係してます。
今回はその辺も紹介します。
今回は
- NANGAについて
- NANGAを使ってみた感想
- NANGAをお得に使う方法
について紹介します。
本題の前にちょっと自己紹介
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大分県で美容師をやりながら、
休みの日にはほぼ山に登る生活を10年ほどやっています。
平日は仕事&筋トレ。
休日は山登りで毎日忙しくやっています。
現在骨折中で派手なアウトドアは自粛中です。
【NANGAについて】
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羽毛に拘ったダウンスリーピングバッグ・ダウンジャケットメーカーNANGA。
安全で品質の良いダウン(羽毛)を使用し、
独自の縫製技術によって生まれる商品は、「暖かく、そして軽い」。
NANGA(ナンガ)とは
ナンガは、1941年に先代「横田晃」によって、
近江真綿布団の産地からスタートした、
羽毛の町から生まれた寝袋メーカーです。
社名「ナンガ」は
ヒマラヤ山脈にある「ナンガ・パルバット」に由来。
ナンガ・パルバットは
標高8126mで世界で9番目に高く、
別名「人喰い山」とも恐れられ、
今までにたくさんの遭難者を出してきた登頂が困難な山。
その社名には創業者横田晃の
「困難だからこそやってやろう、みんなが登らんとこを登ったろうという」
という思いが込められています。
そのNANGAのこだわりは羽毛です。
長年培ってきた、羽毛の選定・洗毛・管理のノウハウによって、
よりあたたかい羽毛製品を作り続けることができています。
NANGAの特徴
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NANGAが使用する全ての羽毛は、
国内洗浄されたものしか使用しておらず、
安全性と質にこだわりをもっています。
製造においても熟練した縫製職人によって製品は完成する。
日本製にこだわることで、
- 国内洗浄にこだたわった羽毛を使う
- 熟練された職人による製造
- 独自のノウハウを活かした永久保証
が可能となった。
国内洗浄にこだたわった羽毛
![](https://bockle3.com/wp-content/uploads/2021/01/photo-1421944086326-0c7cce744bad-530x353.jpeg)
NANGAが使用する全ての羽毛は使用する羽毛は
羽毛加工メーカー「河田フェザー」で洗浄加工されます。
河田フェザー社とは、
1891年創業の国内屈指の羽毛素材メーカー。
日本で初めてスキー&タウンユース向けのダウンウェアを生産した企業で、
羽毛の品質も国内最高レベル。
精毛工場のある三重県多気郡明和町は、
一年を通して乾燥した気候のため、
羽毛の毛足(羽枝)がしっかり開き、
付着したホコリや汚れが隅々まで除去でき。
高品質ダウンが生み出されています。
熟練された職人による製造】
- 羽毛の吹込み
- 縫製
- メンテナンス
ナンガならではの製造技術など、
自社工場だからこそ熟練された職人の技を活かす事ができ、
ひとつひとつの工程を丁寧に行う事で
安心安全な製品を作り上げています。
永久保証
自社工場で生産する事で得た独自のノウハウにより、
寝袋の修理であれば基本無償。
これは、自社工場だからこそできる、強みでもあります。
ダウンスリーピングバッグの永久保証について
ナンガのスリーピングバッグであれば「永久保証」の対象となり、
修理費用無料で期間を限定せずに永久に修理保証が可能。
修理可能かどうかの判断については、
工場にて製品状態を確認してからの回答となります。
店頭や電話によるご質問での修理可否の返答はできません。
永久保証の注意点
- 永久保証はダウンを封入したモデルのスリーピングバッグにのみ有効。
(※ダウンジャケットについては有償での修理となります。) - ナンガオリジナル製品以外のコラボ製品についても同様に保証可能。
(※モデルによっては使用素材などの理由で元通りの修理が行えない場合もあります。) - 工場までの往復分の送料は自己負担。
- 一部の修理において、有償となる場合もある。
<有償修理の例>
ファスナーの全交換 5,000円(税別)
収納袋の破損による交換やサイズ交換 1,000円(税別)
【NANGAシュラフを使ってみた感想】
今回は使用したのはNANGA ナンガ UDD BAG 1000DX
ナンガUDDBAG1000DXについて
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ナンガUDDBAG1000DXとは
厳冬期をから海外の高山登山まで可能な本格派シュラフ
DXの羽毛に超撥水加工を施した高品質で高機能ダウン(770FP)を採用し、
最大の弱点・水濡れを克服。
- ヨーロッパ産ダウンのみを使用し
- 羽毛本来の温湿度調整機能が非常に高く
- 丈夫で羽毛特有の臭いのない
こだわりの品質のシュラフです。
これまで選ばれてきた水に強い化繊の寝袋と比べ、軽く小さく暖かい。
強い反発力で膨らむ時間も短縮され、寒さから早く身を守ることも実現した。
厳冬期登山の大定番シュラフと言っても過言ではありません。
ナンガUDDBAG1000DXの詳細
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下限温度 | -16℃ |
快適使用温度 | -9℃ |
総重量 | 1,450g |
生地 | 15dnナイロンシレ撥水加工 |
ダウン量 | 1,000g |
最大長 | 210(全長) X 最大肩幅80/cm |
収納サイズ | φ21×41cm |
ちなみに今回は
イスカ ピークライトマットレス 180を使いました。
イスカ ピークライトマットレス 180詳細
平均重量 | 580g |
サイズ | 50×175×2.5cm |
収納サイズ | φ13×26cm |
厳冬期にナンガUDDBAG1000DXを使ってみた
今回は厳冬期に3泊してきました。
![](https://bockle3.com/wp-content/uploads/2021/01/img_2660-530x398.jpg)
1泊目
標高 | 1450m |
外気温 | −3℃〜−10℃ |
テント内の気温 | +10℃〜−5℃ |
シュラフカバー | なし |
テント内の服装
<上半身> |
モンベルジオライン中厚手 |
半袖Tシャツ |
モンベルトレールアクションパーカー |
モンベル サーマラップパーカー |
<下半身> |
モンベルジオライン パンツ |
モンベルジオライン中厚手タイツ |
ノースフェイス アルパインライトパンツ |
スマートウール(靴下) |
<感想>
寒くてほぼ寝れなかった。
考えられる原因は、マット。
しっかり膨らましていなかったので、地面からの冷えが、
腰に伝わり寒くて寝れなかった。
2泊目
標高 | 2450m |
外気温 | −10℃〜−20℃ |
テント内の気温 | +5℃〜−10℃ |
シュラフカバー | あり |
テント内の服装
<上半身> |
ファイントラックドライレイヤー |
モンベルジオライン中厚手 |
モンベルジオライン薄手 |
モンベルジオラインバラクラバ |
半袖Tシャツ |
モンベルトレールアクションパーカー |
ノースフェイス ダウン |
モンベル サーマラップパーカー |
<下半身> |
モンベルジオライン パンツ |
ファイントラック タイツ |
モンベルジオライン中厚手タイツ |
ノースフェイス アルパインライトパンツ |
マウンテンイクイップメント パウダーパンツ |
スマートウール(靴下) |
モンベルダウンシューズ |
<感想>
前日の腰からの冷えを改善するため、腰に貼るカイロで対応。
しかし、
これまた一睡もできなかった。
暖かさは暑いぐらいで完璧だったが、
着圧が強すぎて、体が痛く寝れなかった。
体の痛さは時間が経つにつれ辛くなり、
しかし、シュラフの外の寒さを思うと、
シュラフからでる決断ができず
着替えることができなかったため、
眠れない夜を過ごすこととなった。
3泊目
標高 | 2450m |
外気温 | −10℃〜−20℃ |
テント内の気温 | +5℃〜−10℃ |
シュラフカバー | あり |
テント内の服装
<上半身> |
モンベルジオライン中厚手 |
モンベルトレールアクションパーカー |
モンベル サーマラップパーカー |
<下半身> |
モンベルジオライン パンツ |
モンベルジオライン中厚手タイツ |
マウンテンイクイップメント パウダーパンツ |
スマートウール(靴下) |
<感想>
3日目はかなり、着るものを減らしました。
腰は冷やしたくないので、この日も貼るカイロを腰にはり就寝。
この日は、3日間のかなで一番よく寝ることができた。
感想
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いくらNANGA ナンガ UDD BAG 1000DXでも、
−5度を下回ると、マットは重要。
寝心地に関しては、
普段僕が使っているシュラフは、モンベルアルパイン バロウバッグ
斜めにも伸びてくれる構造なので、NANGAでは初めの方は窮屈さを感じた。
暖かさは、
顔と肩部分が寒かったので、顔と肩周りをダウンジャケットで覆い
冷気が入るのを防いだ。
しかし、−20度という環境でも、しっかり寝ることができたのは
さすがNANGA ナンガ UDD BAG 1000DXだと思った。
暖かさと安眠とは全く別物。
当然暖かくなければ、気持ちよくなることができないが、
暖かさを求めすぎて、窮屈さを感じるのであれば、
これはこれで苦痛で睡眠を妨げる。
NANGAシュラフのスペックの高さを信頼し、
多少薄着の方がよく眠れることがわかった。
【NANGAのシュラフをお得に使う方法】
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NANGA ナンガ UDD BAG 1000DXは寒さに強く
とても優秀なシュラフですが、
やはり価格が高いのが気になるところです。
定価は7,700円
僕の大好きなコアラ・マットレスのシングルサイズと同じ価格です。
とても、僕には手が出せません。(泣)
当然今回僕は、
予算的に購入が無理だったので、レンタルを利用しました。
オススメの登山道具レンタル屋 紹介
![](https://bockle3.com/wp-content/uploads/2020/09/photo-1592420181691-fb79e1ce9e31-530x353.jpeg)
オススメのレンタル屋は2つ
個人的には「やまどうぐレンタル屋」がオススメですが、
「そらのした」も、
登山道具やウエアのバリエーションの多さはとても魅力です。
今回はシュラフなので、価格を比較してみました。
やまどうぐレンタル屋
<シュラフ料金詳細>
利用期間 | 料金 |
1泊2日 | 6,480円 |
2泊3日 | 6,980円 |
5泊6日 | 6,980円 |
送料 | 1,000円(※1万円以上は無料) |
※マットを無料で付属してくれます。
そたのした
<シュラフ料金詳細>
利用期間 | 料金(税込) |
1泊2日 | 6,800円〜 |
2泊3日 | 7,900円〜 |
5泊6日 | 9,550円〜 |
送料 | 1,000円〜1,900円 |
※マットは別でレンタル可能。
1泊2日であればシュラフ自体のレンタル価格はさほど変わりませんが、
送料とマットを考慮すると、
シュラフに関してはやまどうぐレンタル屋が断然お得です。
77,000円の出費が難しい僕も、
レンタルでの約8,000円であればなんとか大丈夫です。
まずはレンタルで寝心地を確認してみるのも、
大きな買い物を失敗しない方法ですね。
【まとめ】
![](https://bockle3.com/wp-content/uploads/2020/02/photo-1565658018662-414f3c6baa46-530x353.jpeg)
厳冬期登山でNANGAのシュラフを使ってみた感想をまとめてみました。
滋賀県生まれの超ハイスペックシュラフは
−20℃の極寒の地でもしっかり寝ることができました。
しかし、 シュラフ1つあれば安眠できるわけではなく、
- 着るもの
- マット
- シュラフカバー
これらをうまく使うことで、極寒の地でも寝ることができます。
厳冬期キャンプにNANGAのシュラフを買うか迷ってる人には、
ぜひともオススメです。
しかし、NSNGAシュラフはちょっと高いので
レンタルをうまく活用することもオススメです。
一生に一度は−20℃で寝てみる大冒険!
楽しいのでトライしてみてください。
以上!
今回は厳冬期登山でNANGAのシュラフを使ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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NANGAって?
NANGAのシュラフは厳冬期のテント泊で安眠できるの?