こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
2025年 5月にオーストラリアで開催されるアドベンチャーレース
the track(ザ トラック) に出走することになりました。
今回は the trackについて紹介します。


the trackとは、オーストラリアの中心部を10日間かけて 520km 走るレースだよ。
距離的には『世界一過酷なレース』とも呼ばれているサハラマラソンの2倍。
とんでもないレースに申し込んでしまったw
ちなみに、これまで僕が出走した海外レースはこちら⬇️
今回のブログでは
- the trackとは
- the trackに出走することになった経緯
- the trackへの準備
について紹介します。
いつかオーストラリアを走ってみたい!
とんでもない挑戦をしてみたい!
自分の限界を知りたい!
そんな人に読んでほしい内容になっています。
※今回のブログの内容は、the track未経験の僕が調べたものになるので、間違いもあると思うのでご了承ください。
本題の前にちょっと自己紹介

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。
登山歴は13年目。
今年の目標は、
- the track 完走
- UTMB完走(8月フランス165km)
ラジオ・Twitter・YouTubeもやってるので、
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【お知らせとお願い】
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トレラン海外遠征にかかる費用が膨大すぎて、資金の応援をOFUSEにて絶賛大募集中です。
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【the track について】
the trackとは

the trackとは、
食料や必要装備を自らで全て背負い
9ステージと10日間で走破するステージレース。
オーストラリアのノーザンテリトリーのアリススプリングスとウルルの町の間を520km走ります。
2年に1度、5月に開催される特別なレースです。
ステージレースとは
ステージと呼ばれるレースを毎日行い その日の順位を決定し、
さらに複数日にわたってトータルの所要時間で、
総合優勝を争うレースを「ステージレース」と言います。
ワンデーレースとは異なり、1日で優勝者が決まらないレースです。
the trackの特徴は?

衣・食・住に関わる全ての物資をランナー自らが準備し、
それを背負って9ステージ、10日間 合計約520kmを走る。
コースとなるのはオーストラリアの中心。
アリススプリングスを出発し、ゴールは、オーストラリアの真の象徴であるウルル直下。
ウルルとは、エアーズロックとも呼ばれる世界最大の一枚岩で、砂漠の真ん中にそびえ立ち、高さは 348m。
THE TRACK では、そんなオーストラリアのど真ん中んを走るレースです。
場所 | オーストラリア(アリススプリングス▶️ ウルル) |
距離 | 520km |
日程 | 5/14から9ステージ 10日間 |
制限時間 | 各ステージ 10〜35時間※ |
競技条件 | テント・水以外は各自持参で行動 |
地形 | 砂漠・荒野 |
気温 | 日中の気温: 20~30℃ 夜間の気温: 5 ~10℃ |
宿泊施設 | テント(2人で1張) |
※制限時間を守れない競技者はレースに残ることが可能で、競技中に走った距離に応じて順位が決定されます。
the track 概要

各ステージ
距離 | 累積標高 | |
ステージ1 | 30 km | +700 m |
ステージ2 | 41km | +1,000 m |
ステージ3 | 38km | 未定 |
ステージ4 | 48km | 未定 |
ステージ5 | 59km | 未定 |
ステージ6 | 58km | 未定 |
ステージ7 | 66km | 未定 |
ステージ8 | 44km | 未定 |
ステージ9 | 137km(※) | 未定 |
合計 | 520km | 未定 |
※2日間にわたるロングステージ
ステージ9以外の時間制限はそれぞれ10時間。
ステージ9のみ35時間の制限時間となる。
レース概要
距離 | 約520km |
---|---|
累積標高 | 未定 |
大会日程 | 2025年5月14日〜23日 |
スタート時間 | 不明 |
制限時間 | 10〜35時間 |
ドロップバック | なし(自分で全て背負う) |
スタート地点 | アリススプリングスから車で90分の地点 |
参加条件 | 健康な人 |
参加費 | 3,990ユーロ(約63万8千円) |
WEB | the track WEB |
コース

現時点でコース詳細は不明。
距離は520km。
大会スケジュール
5月12日 | 午後2時:団体のホテルでの打ち合わせ アリススプリングスから最初の野営地までの移動(車で90分) 午後4時:テント内での設置 午後7時:全員で夕食、野営地で一泊 |
5月13日 | 午前8時:野営地での朝食 午前9時:事務、技術、医療チェック 12時:野営地での昼食と午後の自由時間 午後6時:参加者とのブリーフィング 午後7時:夕食と野営地での一泊 |
5月14日 | レース開始(ステージ1) |
5月23日 | レース終了(ステージ9) 午後にホテルにチェックイン 午後7時:ホテルで夕食&宿泊 |
5月24日 | 午前8時:ホテルでの朝食 午前11時:表彰式、残りは自由時間 |
5月25日 | 午前8時:ホテルでの朝食 エアーズロック空港へのシャトル送迎 |
エイドステーション詳細

エイドステーションで配布されるのは水のみ。
どのくらいの間隔で設置されているのか?などは一切不明。
必携装備、推奨装備

レース前のチェック中に、各参加者は以下の装備を提示する必要があります。
■必携装備:基本必須装備品
バックパック x1
寝袋×1
ライター x1
コンパス x1
ナイフ(刃渡り3.5cm以上)×1
ミラー(直径6cm以上)×1
ホイッスル×1
サバイバルブランケット x1
ヘッドランプ×2
追加バッテリー x4
調理して食べるキット x1
固形燃料タブレット x20
救急用医療ポケット x1
塩タブレット×20
圧縮バンド×2
水ボトル1L×2(または同等品)
食料入りバッグ(競技5日間分)×2
必携品とは
レース中、ずっとランニングバック内に携帯していなければならないものです。
持っていないとスタートできなかったり、失格やペナルティの対象になる。
◼️その他装備品
必須装備品としてチェックはされないがレース中に必要な物の一覧
- ウエア(着替え等)
- シューズ(履き替え等)
- ストック
- 帽子
- サングラス
- 腕時計
- スペアソックス
- トイレットペーパー
- 耳栓
- カラトリー
- コッヘル
- ストーブ
- エスビットキューブ
- 寝袋
- スリーピングマット

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【the trackに出るきっかけ】
the trackを出走する理由

ズバリ!
「何となく…、次はこれかな〜?」って感じでw
the trackの存在を知ったのは、アドベンチャーランナーの北田雄夫さんのYouTubeと、
サハラマラソンで出会ったRenaさん。
Renaさんも今年の the trackに出走する予定らしい。
北田さんの動画で the track の存在は知っていたが、当時動画を見た時は、
まさか自分がこんなクレイジーなレースに出ようとは…。
サハラマラソンを完走して、「ちょっと難易度を上げたレースにでたいな〜」と思ってたら
このレースの存在を思い出した。
本来ならサハラマラソンの250kmからちょっとレベルを上げて、300kmくらいで考えていたけど
そんなちょうどいい具合のレースは無く、距離2倍の the track に出ることとなったw
僕のバケットリストについては、こちらから⬇️

レース中は、どこで寝るの?
ホテルとかあるの?

レース中は、もちろん野宿🏕️
大会側が用意してくれるのは、テントと水だけ。
今回のテントはサハラ砂漠のような吹きっさらしのテントでは無く、ちゃんとした2人用のテントを2人で使うことになる。
英語なんか全く喋れないコミュ症の僕は…、かなり不安😅
テントメイトが無口で、キレイ好きで、いびきがうるさく無く、体臭が少ない人でありますように🙏

危険動物はいないの?

危険生物はめっちゃいるよ!
サソリ、毒蛇・スズメバチ・ワニ・野生化した猫・マグパイ
マグパイとは

オーストラリアに生息する鳥で、学名はGymnorhina tibicen。
特徴としては、白黒の羽毛を持ち、体長は約36〜44cm、翼幅は約65cm。
オーストラリアでは「フルート・バード」とも呼ばれ、美しい歌声を奏でることで知られています。
マグパイは非常に知能が高く、特定の人間の顔を記憶する能力があります。また、繁殖期には巣を守るために攻撃的な行動を取ることがあり、これを「マグパイアタック」と呼びます。
特に8月から11月の間に注意が必要。
日本では「カササギ」と呼びます。

遭難しないの?
道はわかるの?

サハラマラソンのように選手にGPSを装着されるのか?
コース地図は配られるのか?
コースがいつ発表なのか?
今のところ…、全てが不明😅

気温はどのくらい?

オーストラリアは南半球になるので、季節は日本と無逆。
なので5月のオーストラリアの季節は秋。
昼間の気温は20度〜30度になり、夜は5度〜10度。
夜間は冷えるので、寝る時に上下ダウンは必須らしい。

the trackに出るための費用はどっから出たの?
全部でどれだけお金がかかるの?

レース参加費が約64万円
オーストラリアまでの飛行機代が約20万円
現地での滞在費が約10万円
レース装備品が約20万円
レース食料など、もろもろで約7万円
トータル…、100万円オーバーです😫
基本的には全額自己資金で、一部 皆さんからの応援で頂いたOFUSEと、ボックルヘアに設置させてもらってる応援箱を使わせていただいてます。
応援、本当にありがとうございます。

レース中は何を食べるの?
飲み水は?

食べ物は基本的には、アルファ米とカップラーメン、カレー飯になる予定。
レース中はチェックポイントで水がもらえる。
キャンプ地ではの朝と夕方に水を受け取ることができ、1日あたり 1 人 8 ~ 12 リットルの水をもらえる。
様々なサーフェスが予想されるステージレースにもってこいの一足。
砂地や硬い地面にロードに適応できるのがスピードゴート5
現在スピードゴート5の販売は終了し、6が発売されているが、
6より5の方がソールにクッション性があるため、今回のレースでは5がおすすめ。
≫HOKA ONE ONE公式サイト
3・the North Face ベクティブエンデュリス
スピードゴートが無い場合の候補として、挙げられたのがこの一足。
ソールのクッション性が抜群なので、ロングレースやステージレースにもってこい。
このシューズは普段のトレランレースでも履いているので、僕的には絶大な信頼と安心感がある。
食料選定

サハラマラソンのような、スタート時に14,000kcalを必ず持っていること!
と言った決まりは今回のレースにはないが。
サハラマラソンでは1日3,000kcal以上を日々消費していたため、1日2,000kcal以上は必須となる。
なので今回も、サハラマラソンと似たような食料を持っていこうと思う。
第1候補は カレーメシ
カレーメシは種類も多く、カロリーも高く、アルファ米に比べて安いし軽い。
賞味期限が短く、水で調理すると油が固まり不味いという欠点はあるが、
サハラマラソンでは、カレーメシに水を入れて30度以上の炎天下に15分放置すると
見事にカレーメシが出来上がっていたので、今回もその方法が試さないかチャレンジしてみようと思う。
第2候補は、アルファ米
カレーメシに比べて、価格は上がるが賞味期限が長く、ご飯のバリエーションも多いのが魅力。
時間はかかるが水での調理も可能。
カレー飯が食べれるのか?という不安もあるので、
色々な種類のご飯を準備しておく方がよいのか?検討中である。
第3候補はカップラーメン
カップラーメンではカップが嵩張ってしまうので、お椀シリーズを検討中
味が濃くて、砂漠で食べるカップラーメンは絶対にうまいに決まっている。
これも水で調理可能。
その他、行動食も色々と検討中です。
その他 レース準備や詳細は毎日インスタで紹介してます。
ぜひ覗いてみてください。
この投稿をInstagramで見る

【まとめ】

今回は2025年5月にオーストラリアで開催されるアドベンチャーレース
the trackについて紹介しました。
the track はオーストラリアのど真ん中にアリススプリングスからウルル(エアーズロック)までの520kmを走る
「世界一、過酷」とも称されたサハラマラソンの2倍の距離を走るレースです。
とてもマニアックでマイナーレースなため情報が極端に少なく不安しかないですが
それも楽しみながら準備していきたいと思います。
というわけで、
2025年5月9日〜26日までの約2週間、ボックルヘアはお休みをいただきます。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。
※今回のブログの内容は、the track 未経験の僕が調べたものになるので、間違いがある場合もあるのでご了承ください。
以上!
今回はオーストラリア520kmのレース the track について紹介してみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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詳しくはコチラ⬇︎
the track って何?
どんなレース?