こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回も岳滅鬼山に登ってきました。
前回、大分県日田市にある岳滅鬼山が気に入ってしまい、
今回もこりずに岳滅鬼山へ。
前回のブロブはこちらから⬇︎
英彦山の北西尾根のような、岳滅鬼山山頂の開放感。
道中のアスレチックのような、よじ登り感が気に入ってしまい
別ルートはどんな感じなのか?
気になり今回、福岡県朝倉郡東峰村側の登山口から岳滅鬼山に登ってきました。
本題の前にちょっと自己紹介
【岳滅鬼山・釈迦ケ岳 登山】
岳滅鬼山(がくめきさん、がくめきやま)について
岳滅鬼山は、
大分県日田市と福岡県田川郡添田町との境界にある山である。
英彦山の南西に位置し、複数のピーク(山頂)を有する。
標高は1,036.8m。
しかし、この山の最高点は、
その北西に位置し岳滅鬼岳の標高1,040mである。
ただし、
頂上付近は周囲が樹木に囲まれ、展望はよくない。
平成の大合併によって日田郡の町村と合併するまでは、
この山が日田市の最高峰であった。
岳滅鬼山に東には標高940mの岳滅鬼峠がある。
この峠は江戸時代には日田からの英彦山参りの主要なルートであり、
豊前国への最短経路でもあった。
岳滅鬼山登山口
前回の岳滅鬼山のブログでは、
登山口は
の3つと紹介しましたが、
(※大分県日田市側の登山口は、登山口7km手前から車が入っていけません。)
実はもう1つ登山口があります。
なぜ前回紹介しなかったかというと、
- 登山口と岳滅鬼山山頂の距離が遠い事、
- 釈迦ケ岳登山口とも呼ばれている
といった理由ではぶいていました。
今回は、内緒にしていた4つ目登山口
釈迦ケ岳登山口から、今回は岳滅鬼山を目指します。
釈迦ケ岳登山口詳細
[アクセス・駐車場・トイレ・コンビニ]
釈迦ケ岳登山口へのアクセス
筑前岩谷駅を右手に見て、
添田町への県道52合線(八女・香春線)をど進むと
釈迦ケ岳と大日ケ岳の登山口となる周石トンネルが現れる。
釈迦ケ岳登山口 駐車場・トイレ
駐車場というよりは、
路肩が広くなっていると言った方が正しい。
頑張れば6台ほど駐車可能です。
トイレはありません。
山の中ですが街灯があり、とても明るい。
夜明け前の、暗い時間堆でしたが、
さほど怖さはありません。(個人的な感想です。)
<登山口駐車場情報>
駐車台数 | 4台〜6台 |
トイレ | なし |
登山ポスト | あり |
最寄りのコンビニ
近くにコンビニはないので注意しましょう。
<杷木・うきは方面>
<飯塚・北九州方面>
<日田方面>
【岳滅鬼山・釈迦ケ岳登山】
6:32 釈迦ケ岳登山口 登山開始
気温は2度
久しぶりにがっつり寒いので今回は
バラクラバを装備しています。
バラクラバについてはこちらのブログを参考にしてください。
だいぶ夜は明けてきましたが、まだ暗い。
唯一の救いは、斫石トンネルが必要以上に明るいこと
ソロ登山者には本当にありがたい。
そんな明るい斫石トンネルの前に、
今回の登山口、釈迦ケ岳登山口はあります。
山の中は当然まっくら、
今回は、すぐに明るくなるだろうからと
ちょっと頼りないライトを持ってきてしまいました。
おかげで、
絶望的に暗い。
想像以上の暗さに、スタート直後から、
どっちに進んで良いのやら?
右往左往します。
ようやく目印である、赤いマークとテープを見つけ
序盤から待ち構えてる、
急登をぐんぐん進んでいきます。
6:46 分岐
暗くて標識がほとんど見えませんが
大日ケ岳と釈迦ケ岳との分岐です。
左に進めは大日ケ岳。
右に進めば釈迦ケ岳です。
今回は右へ進んでいきます。
<今回のルート>
釈迦ケ岳登山口➡︎釈迦ケ岳➡︎宝珠山➡︎岳滅鬼山
の順に登っていきます。
帰りは登ってきた道を下るピストンコースです。
それにしても、ライトがしょぼくて暗い。
今回のライトはモンベルのパワーヘッドランプを使っています。
使用開始から3年目そろそろ寿命なのか?
電池が終わってるのか?・・・。
暗すぎる・・・。
ほぼ闇の中、
微かに見える目印を頼りに進んでいきます。
暗いけど、目の前には結構な急登。
ロープを使いながら、よじ登っていきます。
急登の連続。
このとんでもない傾斜の先には、夜明け間近の空が見えています。
ワクワクしながら急登を一気に登ります。
7:13 釈迦ケ岳 到着
おお!
ちょうど太陽も登ってきました。
ナイスタイミングです。
釈迦ケ岳(しゃかがだけ)とは
釈迦ケ岳は英彦山の西に位置し、福岡県添田町と宝珠山村との境にあり、
標高は844m。
山頂の下にはJR日田英彦山線の釈迦岳トンネルが通っている。
山頂はあまり広くないが、
360度の展望は抜群で、英彦山・岳滅鬼山はもとより、
耶馬溪の山々、津江山系、九重連山など周辺の山々を見渡すことができる。
今回は阿蘇山や祖母傾きまで見ることができました。
朝日が眩しすぎる!!
山頂はやや風があり、寒い。
急登続きだったので、汗をかかないようウエアを調整していましたが、
それでも、少し汗をかいてしまったようです。
冬の登山は難しい。
とはいえ、
風が吹いた時に多少肌寒い程度なので、僕的には全く問題ありません。
釈迦ケ岳でしっかり景色を楽しみ、次の山を目指します。
釈迦ケ岳から先は、これまたがっつり下ります。
ルートで的には尾根の縦走路ですが、全くなだらかではありません。
岳滅鬼山まであと5.1km
結構あるね。
途中開けた場所に出ました。
風がとよく通るのか?
一部だけ草木が凍っています。
冬ならではの光景。
良い感じの縦走路をズバーっと進んでいきます。
7:34 湯谷越
湯谷越まで下ってきました。
ってことは、きっと登りが待っているはず
予想は的中。
ここから超がつくほどの急登。
急登オンパレードで、
いつもは感じない乳酸を、ふくらはぎにじわじわと感じます。
8:06 宝珠山(標高869m)
宝珠山の山頂は全く展望はありません。
なので、先へ進みます。
宝珠山から少し進むと、
英彦山方面を望める場所が、
いちばん奥の高い山が英彦山中岳です。
宝珠山からも一旦、がっつり下り、
細い尾根を進み、ちょちょちょっと
8:19 深倉越
ここから、かなりヘビーな急登が続きます。
ひいひい言いながら登った先には
8:30 三国境
岳滅鬼山の矢印にしたがい、進みます。
落ち葉もりもりポイント。
落ち葉を歩く音がなんとも心地いい。
しゃかしゃか進みます。
軽めのアップダウンを繰り返しながら、登っていきます。
キレイに剪定された木々の間をグイグ登っていきます。
完全なる尾根!
この見覚えのある景色。
岳滅鬼山は近い!!
8:58 岳滅鬼山山頂到着
山頂に到着です。
腹も減ったので、ここで飯にします。
っと!!
ここで、今日いちばんの驚き!
赤飯だと思って買ったおにぎりが、
「焼きつくね」だった!
最悪。
山には、こういったおにぎりは不向きです。
特に冬山には、
脂分が多いおにぎりは、寒さで脂分が固まってしまい、
食えたものではない。
食べようと思えば食べれはしますが、
冷たく固まった油ほど食いたくないものはない!
仕方がないから、米は諦めパンを食べます。
今回も貸し切りの岳滅鬼山。
景色は先々週も眺めたので、
エネルギーだけチャチャっとチャージして下山します。
9:05 下山開始
しばらくは景色の良い尾根歩き
一番奥にうっすら阿蘇山が見えています。
今日は最高に空気が澄んでいる。
9:25 三国境
エグいアップダウンを繰り返し進んでいきます。
さらに、ころげ落ちそうな下りをガンガン下っていくと、
9:39 深倉越
ここからはグイーッと登っていきます。
9:49 宝珠山
宝珠山から軽いアップダウンを繰り返し
10:17 湯谷越
さすがに足にも多少の疲労を感じますが、
これも試練と思い、あえて登りのペースをあげます。
10:45 釈迦ケ岳
右側の山が連なってる、左の高い山が英彦山。
左のとんがってるのが岳滅鬼山です。
約1時間半前まで、あそこにいたのが驚きです。
今回もよく歩いたな。
釈迦ケ岳からの下りがこれまたエグい。
ロープを頼りにそろりそろりと下っていきます。
登りの疲労がここにきて出る。
下りのペースの遅さに笑いが出る。
苔の緑にも、日の光が当たりキレイに光っています。
苔を鑑賞しつつ、ゆっくり下山ししてきます。
11:12 分岐
おお!
ここをズバーっと下れば、登山口はすぐそこです。
11:19 釈迦ケ岳登山口 到着
無事に下山完了です。
僕の車がポツン。
結局今回の登山では、
ひとりの登山者にも出会いませんでした。
ひとり静かに楽しませてもらいました。
ありがとう。
【岳滅鬼山・釈迦ケ岳登山記録・感想】
岳滅鬼山・釈迦ケ岳 登山記録
<行動時間> 4時間46分(休憩含む)
<行動距離> 9.9km
<累積標高差> +941m・-942m
<消費カロリー> 2,414kcal
岳滅鬼山・釈迦ケ岳 登山装備
<登山ウエア>
商品詳細 | 関連ブログ | |
パンツ | ノースフェイス アルパインライトパンツ |
これぞ最強の1本! アルパインライトパンツ |
インナー | モンベルジオライン薄手 | 山インナーの選び方 |
Tシャツ | マムートTシャツ | |
ジャケット | マムート ソフトシェル | |
防寒着 | モンベル トレールアクションパーカー | モンベルの最強フリース |
靴下 | ダーンタフ | 生涯履ける登山靴下 |
バラクラバ | モンベルジオライン薄手 | バラクラバ 紹介 |
今回は今季初めてのアイテムをいくつか装備しました。
さすがに0度を下回ることが予想されたので、
が、今回あらたに追加&登場したウエアです。
ノースフェイス アルパインライトパンツ
短パン以外の登山ではほぼ100%の確率で
ノースフェイスアルパインライトパンツを履いています。
ストレッジも恐ろしく効くので、
1本あるとかなり使い勝手が良いです。
モンベル トレールアクションパーカー
アウター兼フリースです。
このフリースも驚くほどストレッジがきき、
通気性が良いので今回のような、
寒さと暑さの両方が予想される登山にはもってこいのフリースです。
ダーンタフ
絶対穴があかない靴下。
むしろ穴が開けば新品に交換してもらえるので、
是非とも穴を開けてみたい靴下です。
ハイカット登山靴の時はダーンタフを必ず履きますが、
今回はローカットのトレランシューズとの組み合わせを試してみました。
正直この組み合わせは失敗でした。
歩きにくかった。
ローカットスニーカーには短めの靴下がいいことが判明。
バラクラバ モンベルジオライン薄手
薄手ですがこれ1枚あるのと、ないのではウエア1枚分違います。
しかも、
コンパクトで伸縮性にも優れているので、
様々な形に変形させ体温調節を簡単に行えます。
寒い季節にアウトドアを楽しむ人であれば、
1つ持っといて損はない商品です。
むしろ、持ってないと損です!
これらのアイテムについてはブログで
感想や詳細をまとめているので参考にしてください。
<ギア>
ギア詳細 | 関連ブログ | |
ザック | オスプレー ケストレル28 | 登山ザックの選び方 |
キャップ | kavu ベースボールキャップ | kavuのキャップが最高だ |
ヘッドライト | モンベルパワーヘッドランプ | ヘッドランプの選び方 |
サングラス | DANG | 目も日焼けします |
手袋 | ライトグリップ ノースフェイス グローブ |
|
シューズ | コロンビアモントレイル | モントレトレイルの感想 |
時計 | seiko プロスペックス | 雪山登山の装備 |
今回は寒い&ロープ岩場などが予想されたので、手袋は2つ準備しました。
前半はさむかったので、ノースフェイス グローブを使い、
暑くなってきたくらいに、ライトグリップにチェンジしました。
暑さを我慢して手袋するのが苦手なので、
冬の登山では手袋をいくつか持っていきます。
<食糧>
持っていった量 | 消費した量 | |
水 | 約1.5L | 0.9L |
おにぎり | 2個 | 1個 |
パン | 3個 | 3個 |
行動食 | 色々 | アーモンドピーク |
今回はおにぎりをミスったので、
登山中には油が固まっていて食べる気がしませんでした。
アップダウンが多かったので、足がつらないように水を多めに取り、
体に疲れを残さないようアミノ酸をたっぷり補給しました。
岳滅鬼山・釈迦ケ岳 感想
今回は、前々から岳滅鬼山にいくなら登ってみたいと思っていたルートに挑戦してきました。
前回、登山部で歩いたルートと比べると、
距離が長く、アップダウンが多いので体力が必要なルートですが、
ハシゴや危険ポイントは前回のコースと比べると少ないので、
- 体力に自信がある人
- 山を長く歩きたい人
- ハシゴなど高所が苦手
な人には、釈迦ケ岳登山口からのルートがオススメです。
個人的には、登山口から40〜50分で登れる釈迦ケ岳が、
景色もよく静かで、すごく気に入りました。
- 長く歩く自信がない人
- 時間があまり取れない人
には、もってこいの山です。
僕も時間のない時などは、チャチャっと登れる山リストに追加しました。
【まとめ】
今回は釈迦ケ岳登山口から、今回で2回目のなる岳滅鬼山に登ってきました。
釈迦ケ岳からのルートは傾斜強めのアップダウンがあり、
英彦山大権現からのルートに比べると体力が必要です。
おかげで「久々に歩いたなー」と実感できる登山ができました。
釈迦ケ岳山頂もコンパクトで居心地が良かったので、
今度はまた違うルートで釈迦ケ岳に登ってみたいと思います。
以上!
今回は岳滅鬼山と釈迦ケ岳に登ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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大分県で美容師をやりながら、
休みの日にはほぼ山に登る生活を10年ほどやっています。
平日は仕事&筋トレ。
休日は山登りで毎日忙しくやっています。
数ヶ月前に背骨を骨折してしまい、
派手なアウトドアはまだ我慢中です。