こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は大分県と熊本県の県境にある
湧蓋山に登ってきました。
湧蓋山は登山口も多く、様々なレベルにあわせて登山できる
登山初心者にも登りやすい山です。
くじゅうの中でも、久住山のように人が多い山ではないので、
登山者が多くなる土日や祝日でも、
比較的、静かにのんびり、と登山を楽しむことができるオススメの山です。
ただし、くじゅうの西側に位置する山のなので、
朝日が目的の朝駆け登山には向かない山なので、その点だけ注意してください。
このブログは、
- 20分でさくっと登れる山が知りたい(一目山)
- 湧蓋山の長い登山コースが知りたい
- 広々した草原を歩いてみたい(ミソコブシ山)
そんな人にオススメの内容になっています。
このブログを参考にしてもらえると嬉しいです。
本題の前にちょっと自己紹介

【湧蓋山について】

僕自身8回目の登山になる湧蓋山。
山頂は景色もよく、のんびりできるので僕自身大好きな山です。
前回、秋に疥癬湯(ひぜんゆ)から登った時のブログはこちら⬇︎
湧蓋山(わいたざん)とは
標高1,500m。
湧蓋山は大分県玖珠郡九重町と熊本県阿蘇郡小国町との境にあり、
九重連峰では最も西に位置する山である。
円錐形のなだらかな山容は美しく、
玖珠富士(くすふじ)、小国富士(おぐにふじ)の名でも親しまれている。
伝説によれば、
昔、北にある万年山が、飛び跳ねて山を形成する際に、
この山が「わいた、わいた」と鳴動しながら、
万年山の岩石をかぶってできたのが山の起こり。
らしい…。伝説です。
山頂からの展望は
九重連峰随一で、360度のさえぎるものが全くない、
すばらしい展望を堪能できる。
登山口は多く
九重町疥癬湯(ひぜんゆ)登山口から湧蓋越コースで山頂まで2時間。
地蔵原からは2時間30分。
熊本県側のはげノ湯からのコースもある。
湧蓋山の登山口

湧蓋山の登山口は4つ
今回は湧蓋山(一目山)登山口から登ります。
湧蓋山(一目山)登山口詳細
[アクセス・駐車場・トイレ]

アクセス
駐車場

駐車台数 | 約30台 |
時間 | 24時間開放 |
料金 | 無料 |
トイレ | なし |
トイレ

なし。
トイレは、
最寄りのコンビニ

<最も近いコンビニ>
登山口まで約16.1km(熊本小国方面)
<大分九重方面>
登山口まで23.9km(大分・九重方面)
<熊本阿蘇方面>
登山口まで27.2km
<大分竹田方面>
登山口まで33.2km
【湧蓋山登山】

登山ルート
今回は湧蓋山の他に一目山とみそこぶし山も一緒に登ります。

湧蓋山(一目山)登山口を出発して、
一目山・みそこぶし山・湧蓋山女岳・湧蓋山男岳の順に登り
に下山して、
ついでに。おにぎり山を経由し、
湧蓋山登山口まで帰る。
ぐるーっと周回するコースです。
4:22 登山開始

まだ夜が開けきらぬ登山口。
とは言え、
空は徐々に明るくなってきてて
このくらいの時間が一番ワクワクします。
舗装路を数m進むと、
左側に一目山への登山道が現れます。

あのシルエットになってる山が、一目山。
一目山への登山道はわかりやすく登りやすい(最初は)

見ての通り、だんだん傾斜がきつくなってきます。
とは言え、ゆっくりじっくり登っても、
20分ほどで山頂に到着できます。
4:39 一目山(1287.4m)

一目山とは
標高1287.4m。
その山肌は毎年野焼きが行われるため草丈は短く、
山陽は全面草原の綺麗な三角錐の山。
山頂からは、湧蓋山、猟師岳、黒岩山など、くじゅうの山々を見渡すことができる。

日の出の時間には、ちょっと早い。
夜が開ける前の景色は、いつもこうキレイで幻想的なのか?

今から登る、
湧蓋山も正面にバッチリ、くっきり見えています。

⬆︎中央の山がこれから登る湧蓋山です。
いつまでも、ここで景色を眺めていたいですが、
午後から用事があるので、先に進みます。

一目山山頂から、ズバーっとかけおります。
登りには時間がかかりましたが、下りは一瞬。
山頂からわずか5分で降りてきました。
再び舗装路に戻り、進んで行くと

湧蓋山の表示を発見。
チェーンをよけて進みます。

チェーンの奥は、森。
森の中は、さすがにまだ暗い。
森を抜けると、草原に出ました。

ココはドウダンツツジの宝庫らしい。

ドウダンツツジは暗くてあまり見えなかった。
ドウダンツツジとは、
![]()
ツツジ科ドウダンツツジ属の植物。
「ドウダン」は、枝分かれしている様子が
昔、夜間の明かりに用いた灯台の脚部と似通っており、
その「トウダイ」から転じたもの。
余談ですが、いつも
ドウダンだか?ダンドウ?か、分からなくなる。
僕だけでしょうか?

画像左中央の山が、次に目指してるミソコブシ山。
あまり標高差もないようなので、ズバーっといっちゃいます。

だいぶ、ミソコブシ山に近づきました。

軽い、アップダウンを経て、山頂を目指します。

ミソコブシ山の右側から、朝日が昇ってきました。
ミソコブシ山の山頂で日の出を見るため、
朝日に負けないようダッシュで登ります。
5:13 ミソコブシ山(1299.5m)

僕が到着した頃には、
朝日が完全に昇り切り、なんなら雲に再び隠れそうな感じ。
まぁ、こんなもんです(笑)。
とは言え、
ミソコブシ山の山頂も360度パノラマビュー
ミソコブシ山とは
標高1299.5m。
名前の由来は、味噌を漉(こ)す籠を伏せたような形から、その名前がついたとされています。
山頂から、足下に広がる一面の草原は絶景で、
涌蓋山、阿蘇山、くじゅう連山の展望も楽しめます。

さっきの一目山で見た湧蓋山が、より近くなった。
湧蓋山へ向け、ミソコブシ山をズバーっと駆け下ります。
草原を軽快に下っていきます。
ミソコブシ山を振り返ると

アニメの一コマのような景色。
最高に気持ちいい。
時期や時間帯によっては、ココに牛もやってきます。
それこそ、ハイジの世界です。

あっという間に、ミソコブシ山もあんなに小さく。
草原を抜けると

ちょっとした、石ゴロゾーン。
さらに進むと、分岐がやってきます。
5:24 分岐

ココは三叉路になっていて、
僕がきたミソコブシ山方面と、
これから登る湧蓋山方面、
それと、
下山に使う、ひぜん湯方面の三つに分かれています。

湧蓋山方面へ進んでいくと、暗い森の中を抜け
細い林道にでます。
林道を進んでいくと、たま三叉路
5:28 湧蓋越え

林道をまっすぐ進むと「小国・ハゲの湯方面」
右へ折れると、湧蓋山方面です。
ココはもちろん右方向へ
フラットで歩きやすい道はココまで。
ココから徐々に傾斜を上げていきます。
分岐から20〜30分ほど進むと、湧蓋山女岳が見えてきます。

5:48 湧蓋山女岳(1425m)

後ろには湧蓋山男岳がドーンと見えています。
曇りなのがありがたいが、
湧蓋山分岐から登ってきただけで、滝汗です。
女岳から男岳へも、わりと近いので、休憩は男岳までおあずけ。
女岳からのびる、フラットな登山道をへて、
ぎゅーんと標高を上げていきます。
6:00 湧蓋山男岳(1,500m)

登山開始から約100分ほどで、
本日のメインの山まで登ってきました。
東側には久住山、三俣山。
そしてこれから登るおにぎり山も、しっかり見えます。⬇︎

南側には、
今日登ってきた一目山やミソコブシ山もよく見える。⬇︎

貸し切りの山頂で、15分ほど休憩し、登山開始。
湧蓋山からの下山は分岐までは、きた道を戻ります。
6:31 湧蓋越え

湧蓋越えをミソコブシ山・ひぜん湯方面へ
6:33 分岐

分岐までやってきました。
ここをひぜん湯・筋湯方面へ進んでいきます。
6:40 石の塔 分岐

ひぜん湯方面へ
草原の登山道をズバーっと下っていくと、
舗装路にでます。
⬇︎ここも、左方向。ひぜん湯方面へ。

ほぼフラットな下りから、
足場が滑るやすそうな下りをズルズルっと下ると
6:55 ひぜん湯登山口

ひぜん湯の登山口に到着
有料ですが、広い駐車場になっています。

駐車場と川をつっきり、県道40号にでます。
この分岐を左方面へ

県道40号を3kmほど進んでいくと
7:24 おにぎり山登山口

ココから先は、おにぎり山登山詳細については
ブログがあるのでそちらを参考にしてください。
7:41 おにぎり山

7:51 小にぎり山

小にぎり山から、「大崩の辻」へ向かいます。
しかし、ルートミスにより

しかも、ヤブ!
しかも、超新鮮なヤブのため、
みんな揃いもそろって鋭い!
足元には、たくさんのあざみのサプライズ。
メンタルも、足もズタボロでなんとかヤブを抜けるも、
またもや、ルートを見失う。
GPSの地図を頼りに、とんでもない傾斜を力づくでのぼり
時間はかかったが、
なんとか正しいルートに乗ることができました。

森の中をどんどん登っていきます。

すると林道にでました。
しばらくは林道を進みますが!
ここでタイムアップ!⏰
8:34 下山開始
昼から用事があるためここで引き返します。
大崩の辻に全く近づけることなく、撤退。
これまで登ってきた急斜面を転げ落ちるように下り
県道40号を筋湯温泉方面へ戻ります。

発電所のエグい登りをヒイヒイ言いながら、登り続け、
下山開始から1時間。
9:48 湧蓋山登山口到着
無事に下山完了。
10時までに戻ってきたかったので、グッジョブです。

一目山もいい感じにミドリ。
【登山記録・感想】

登山記録
<行動時間> 5時間26分(休憩含む)
<行動距離> 21.1km
<累積標高差> +1339m・-1333m
<消費カロリー> 2775kcal

湧蓋山の装備

<登山ウエア>
商品詳細 | 関連ブログ | |
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インナー | ミレー ドライナミック メッシュ | あみあみ変態インナー |
Tシャツ | 登山部オリジナルポロ | |
ジャケット | マムート ソフトシェル | |
アームカバー | C3fitクーリングアームカバー | 最強アイテム |
ヘッドバンド | アンダーアーマ | 山で使えるヘッドバンド |
靴下 | FOOTMAX | |
手袋 | ショーワグローブ |
おすすめ登山グローブ |
今回の新登場アイテムは、靴下。
これまでは、デカトロンのローカットソックスが、僕の最強ソックスでしたが、
今回新しく購入したのは、
FOOTMAXウルトラレースモデル
FOOTMAXウルトラレースモデルを履いてみた感想としては、
これまでの靴下より長く、くるぶしも覆ってくれるので
小石や泥が入るにくく、快適に歩くことができた。
サポート力もしっかりあるので、足がつかれにくかった気がする。
<ギア>
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ライト | モンベル リチャージャブルパワー | ヘッドランプの選び方 |
カメラ | iPhone11pro | 登山でスマホ2台使う理由 |
GPS | iPhone SE | 最新のiPhoneを安く買う |
今回はキャップではなく、サンバイザーを試してみました。
炎天下の時は、頭のてっぺんは守った方が良いですが、
曇りの日にはサンバイザーも涼しく快適です。
食糧

持っていった量 | 消費した量 | |
水 | 約2.5 L | 約1.1L |
おにぎり | 3つ | 2つ |
さつまいも | 4つ | 2つ |
アミノ酸 | BCAA EAA | 1時間に5g |
ゼリー | 3つ | 2つ |
おやつなど |
熱中症が心配なこの時期は、
1時間に一度、BCAAとEAAと、熱中症防止タブレットが役に立ちました。
熱中症はもちろん、足つりなどもなく快適に歩くことができました。

湧蓋山の感想
今回は湧蓋山を含めた山を長く歩く登山を試してみました。
一目山からミソコブシ山を経て、湧蓋山に登ったのは数年ぶり。
相変わらず、一目山の手軽さや、
ミソコブシ山の草原感は最高で、
「また来週も来たい!」そう思える山でした。
今回は制限時間があったため、大崩の辻には登ることができませんでしたが、
また近いうちに再挑戦したいと思います。
注意点としては、
ヤブと日焼けですね。
ヤブに関しては、ルートミスと短パンのせいなので、仕方ないとして
日焼けに関しては、今回の登山ルートは日陰が少ないので、
十分に日焼け対策をして登山しましょう。
【まとめ】

今回は湧蓋山を湧蓋山(一目山)登山口から、
一目山・ミソコブシ山をぐるっと周り登ってきました。
湧蓋山はいつ登っても最高。
ミヤマキリシマの時期はもちろん。
雨の多い時期には、緑がとても美しく、
秋には紅葉、冬には雪原を楽しめる山でもあります。
年中オススメの山なので、気になる人はぜひトライしてみてください。
ただし、日陰が少ない山なので、日焼けや熱中症には注意して下さい。
以上!
今回は湧蓋山に登ってきた
ボックルヘアのTOMOでした。
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