こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は福岡県添田町にある英彦に登ってきました。
英彦山は僕の家から、車で1時間圏内にあるアクセス最高の山。
しかも、春のミツマタに始まり
夏の新色、秋の紅葉、冬の雪景色と
いつ登っても楽しめるので、僕の大好きな山の1つです。
今回は冬の英彦山を楽しんできたので、
冬の登山や英彦山に興味のある人には、ぜひ読んでほしい!
本題の前にちょっと自己紹介
【英彦山について】
英彦山とは
英彦山は、福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる山
標高は1,200(1,199)m。
耶馬日田英彦山国定公園の一部をなす。
日本百景・日本二百名山や九州百名山の一つです。
また、弥彦山・雪彦山とともに日本三彦山に数えられ、
国の史跡に指定されている山。
要は、
- 歴史があり
- 神社があり
- 昔は修行場になってた
そんな山。
現在は、登山者に人気の山で、
登山道もしっかりと整備され登山初心者も気軽に登れることから
年間を通して、多くの登山者が訪れる人気の山です。
※現在は上宮工事中のため中岳に登ることはできません。(※北岳・南岳は可)
工事期間は、令和4年8月1日~令和7年12月(予定)
通行止めの登山道など、詳しくはWEBサイトで確認ください。
英彦山の登山口
英彦山の登山口は基本に4つ。
正面登山口
正面登山口という名だが、
意外にここから登る登山者は少ない。
★別所登山口
英彦山の登山口の中では最も人気に高い登山口。
僕も一番好きな登山口です。
今回の登山も別所登山口からのスタートです。
キャンプ場登山口
北西尾根を歩くには最も近い登山口。
豊前坊登山口
別所登山口の次に人気のある登山口。
裏英彦の登山口として使われることが多い。
今回は別所登山口を利用しました。
別所登山口詳細[アクセス・駐車場・トイレ・コンビニ]
アクセス
道はわかりやすいですが、
冬季は積雪や凍結の心配があります。
登山口付近の路面状況を知るには
別所駐車場ライブカメラの画像を参考にすると良いです。
駐車場・トイレ詳細
<駐車場>
駐車台数 | 約50台 |
時間 | 24時間開放 |
料金 | 無料 |
トイレ | あり |
<トイレ>
トイレは駐車場の道路を挟んだ向かいにあります。
- 水洗
- トイレットペーパーあり
最寄りのコンビニ
最寄りのコンビニはないので注意しましょう。
<杷木・うきは方面>
<耶馬渓・山国方面>
<飯塚・北九州方面>
<日田方面>
【英彦山登山】
8:30 別所登山口 登山開始
今回も別所駐車場から登山開始です。
僕の英彦山登山では90%が別所登山口からスタート。
安定のアクセスの良さと、
駐車場の開放感
トイレ・自販機のある安心感でこの駐車場を使うことが多いです。
過去の英彦山登山のブログはこちら⬇︎
点滅信号をわたり、交番横の道をまっすぐ進んでいきます。
道路の脇にはうっすらと雪。
この前の雪の溶け残りでしょう。
そのまま道なりまっすぐ進むと、
英彦山有料駐車場と土産物屋とトイレが見えてきます。
参道に入る手前にも、トイレはあります。
<トイレ詳細>
- 電灯あり
- 水洗
- トイレットペーパーあり
ですが、
凍結のためか?個室は故障中でした。
トイレをさらに進むと、参道に突き当たります。
参道の脇には良い感じの店。
左側の店はちょっと一階部分が新しくなっています。
まずはこの階段をズバーっと登っていきます。
今回は珍しく登山靴。
アイゼンを履く予定なので、久々の登山靴の出番です。
いつもトレランシューズばかり履いているので
久々の登山靴。
ソールが硬くしっかりしていて歩きやすい。
安心感が半端ない。
久しぶりの登山靴の感触を確かめながら
一歩一歩丁寧に、参道の石段を登っていきます。
振り返ると
良い眺め。
気持ちが晴れやかになります。
石段が終わりに近づくあたりに、実はもう1つトイレがあります。
<奉幣殿 トイレ詳細>
- 電灯あり
- 水洗
- トイレットペーパーあり
※トイレに外鍵があったため、もしかしたら夜間は利用できないかも
8:54 英彦山神宮 奉幣殿
奉幣殿に到着です。
といっても、ここがスタートと言っても過言ではありません。
ここまでは、参拝者が普通にやってくる場所なので、
登山はここからが本番です。
英彦山神宮奉幣殿
修験道時代の霊仙寺大講堂で国指定重要文化財である。
天平12年の建立といわれているが、
現在のものは江戸時代初めの元和2年、
当時の小倉の藩主、細川忠興公の寄進によって再建されたも。
和様建築だが、一部に唐模様手法も取り入れられており、
また、大きい木割りと規模の広壮さ、
細部に華やかすぎる装飾のない姿に豪壮な感じを受ける。
手水舎も凍っています。
奉幣殿から15段ほど石段を登ると、分岐になります。
8:59 分岐
まっすぐ石段を登れば、英彦山正面登山道。
英彦山山頂に登るための最短ルートです。
右の看板の方に進むと、
鬼杉・玉屋神社、そして、今回の目的となってる
四王寺の滝へ行くことができます。
分岐を右側に進むと、登山道。
石段とはさっきの分岐でさよならです。
ちなみに正面登山道は、石段がまだまだあります。
気温は氷点下2度
明るく整備が行き届いた登山道を気持ちよく歩きます。
時々現れる、急登に体温が一気に上がります。
汗をかかないよう、
アウターに来ていたフリースを、
軽めのウインドシェルに交換します。
胸には貼るカイロ
これは、僕のためのカイロではなくiPhoneのためのカイロ。
iPhoneやスマホは、寒さに弱い。
寒いとバッテリーの消耗が激しくなるので、
できるだけ暖かくする必要があります。
アウターの右胸ポケットにiPhoneを入れてるので、
今まではポケット内に貼るカイロを貼っていましたが、
アウターをこまめに変える必要のある登山では、
カイロを貼り直さなくて良いよう
直接胸にカイロを貼って、どのアウターでも対応できるようにしています。
見た目は残念なほどダサいですが(笑)
徐々に登山道の雪も増えてきました。
見た目より、かなりカチカチなので滑らないよう注意が必要です。
多少のアップダウンを繰り返し、
あっという間に四王寺滝分岐までやってきました。
9:32 四王寺滝 分岐
看板があり、とてもわかりやすい。
分岐からは、一気に標高を上げていきます。
雪もかなり増えてきました。
この雪は1週間くらい前に降った雪が、
少し溶けて、また凍って、を繰り返した雪なので
ふかふかしておらず、滑りやすい。
なので、ここでアイゼンを履きます。
僕の愛用アイゼンはオクトスの 6本爪ラチェット式アイゼン
秒で履けて、秒で外せます。
しばらく登っていくと、
目の前に見れてきました!
まぼろしの滝!
10:05 四王寺滝(まぼろしの滝)
凍り方は半分と言ったところでしょうか?
それでもこのデカさ!
四王寺の滝とは
かつて「まぼろしの滝」とも呼ばれ、冬の寒い時期だけに現れる知る人ぞ知る滝。
あまり知られていない滝だったが、ここ10年ほどでかなり有名になり、
英彦山の冬の風物詩となっている。
でかい氷柱が落ちてくると、怖いが、
下からの景色も最高。
細かい氷や水しぶきが、良い感じにクールダウンさせてくれます。
貸し切りの四王寺滝でしっかり休憩し、
次は英彦山南岳山頂を目指します。
南岳へは、
滝の前を横切り、
かなりの傾斜をズバーっと登っていきます。
ここでちょっとしたミス!
さっきの滝で手袋を濡らしてしまいました。
交えの手袋を持ってきていたはずが、ない・・・。
今回はトレーニングも兼ねているので、
ザックに余計なものをたっぷり入れて重くしてきたのに…。
必要なものは入ってないという…。
ダブルパンチ!
手袋が濡れてしまったのは指先だけなので、
濡れてしまった方の手袋は指先まで手袋にいれず、
手のひらのところでグーをつくり指先を温めながら登ります。
とはいえ、滝から南岳へのルートは、
落ちたらだいぶ痛い岩場をよじ登る、やや危険なルート。
それに、岩と氷と雪のまざった岩場をアイゼンで登るのは
そう簡単ではありません。
手はグーにしながらも慎重に登っていきます。
岩場をのぼりきると…。
次回につづく・・・。
続きは明日アップします。
【まとめ】
今回は冬の英彦山の風物詩「四王寺滝」を見に行ってきました。
四王寺滝は寒波が来てから時間が経ってしまったので、
ちょっと溶けつつありましたが、
それでもその大きさには驚きます。
別所駐車場から、四王寺滝までは看板やテープがあるので
そんなに難しくありません。
冬登山の準備をしっかりして、ぜひとも見に行ってほしい英彦山の風景です。
以上!
今回は冬の英彦山名物 四王寺滝を見に行ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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大分県で美容師をやりながら、
休みの日にはほぼ山に登る生活を10年ほどやっています。
平日は仕事&筋トレ。
休日は山登りで毎日忙しくやっています。