こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回は今が旬な花、ミツマタを見に英彦山へ登ってきました。
2019.3.26(TUE)
かなり久しぶりの英彦山。登山部で登った以来の英彦山です。
今回は王道の別所駐車場からのスタートです。
別所駐車場は広いしトイレもあり、夜中もしっかり外灯があり明るい駐車場なので、朝駆けの時も安心して利用できるおすすめの無料駐車場です。
6:35 別所登山口登山開始
今回の登山の目的はミツマタという花を見る事と、英彦山をのんびり楽しむことです。
<今回のルート>
奉幣殿へと続く階段にでる手前にいつも利用させてもらっているトイレがありましたが、今回は故障中で使用禁止。
ここのトイレはこじんまりしていて安心して用を足せるので好きでしたが残念です。
なので、奉幣殿のトイレまで我慢。
まずは奉幣殿へと続く石段をゆっくり登って行きます。噂によると、この石段の両脇にミツマタの群生地があるとの事!
ミツマタ
ジンチョウゲ科のミツマタ属に属する。ミツマタはなかなか趣に富んだ春の花木です。枝は3つに分枝し、これが「ミツマタ」の名前の由来となっています。強い繊維質の樹皮は、強度の高い良質の紙の原料として有名で、紙幣などにも使われています。
僕がこの石段を通って英彦山に登るときはほぼ100%朝駆けなので、真っ暗な石段しか知らない僕にとっては石段の両脇に何の木が植わっているかなんて想像もしたことがなかった。
噂通り。超脇にはミツマタ!
あっちもこっちもミツマタだらけ!!
ミツマタを十分に堪能しながら、登って行くと奉幣殿手前にトイレ発見!
トイレットペーパーも完備で安心して使用できます。
6:55 英彦山神宮奉幣殿
英彦山奉幣殿までは、スロープカーでも昇って来ることができます。足に自信がなくても安心してお参りできます。
行きの片道だけスロープカーで登って来て、下りはミツマタを見ながらゆっくり下るってものアリですね。
奉幣殿からは英彦山直登ルートではなく、右側の鬼杉方面に進みます。
この辺りにも黄色い花がちらほら咲いてます。
分岐を玉屋神社方面へ
7:45 玉屋神社
崖にめり込むようにある玉屋神社
玉屋神社
英彦山の古い記録「彦山流記」では彦山の始まりは、玉屋窟であるといわれています。彦山の開祖はこの窟で修行した、恒雄という人だったのです。継體天皇、勧請により豊後日田の人、藤山恒雄神祠を創建した聖武天皇に勅願によって修造した建物。
玉屋神社からは鬼杉を目指して進んでいきます。
水害の影響で登山道が分かりづらくなっている所には、ピンク色のテープで誘導してくれています。
8:28 鬼杉
鬼杉
樹周り12.4m・根回り約14mの大木。付近には見所が多い。樹令は推定1250年といわれ鬼が英彦山を立ち退く時、枝をさかさまにしたのが育ったという伝説がある。
かつては60m以上の樹高を誇っていたと聞くが、現在は先端部分が折れてしまい38mにとどまっている。
鬼杉からは英彦山南岳へ登るルートが一般的ですが、今回は英彦山の裏手、籠水峠に回り込みます。
籠水峠への分岐にはロープが張られいて、初心者の侵入を制限しています。
確かに、分岐から籠水峠へは急にケルンやテープがなくなっています。多分故意的に外されたものだと思います。
ベテラン登山者の中には、迷わないようにテープで目印をつけてくれる登山者もいますが、反対に目印テープを外したりケルンを破壊する登山者もいます。
テープを外している登山者になぜ目印をなくすのか?と、話を聞いたことがあります。
⇩こんな風に言ってました。
- テープをゴミだと感じている。
- 迷いやすいので不用意に初心者に入って欲しくない。
- 自分だけの特別なルートにしたい。
って事でした。
テープを外して回ってる登山者の心理は理解できませんが、それぞれの思いがあるのでしょう。
テープや看板がなくなり急に分かりづらくなった登山道ですが、正しい道を見つける方法はあります。
それは、アイゼンの爪の後や、コケの残り方。
岩に残るかすかな白くひっかいた様な線がアイゼンの爪の跡。これは雪の時期に誰かがここを歩いた跡です。
そして、コケの残り方。苔むした地帯で不自然に苔がない場所があります。その場所は決まって足の置きやすい安定した場所だったりします。なのでそういった箇所は通り道になっていて、靴で踏まれることで苔が剥げててしまった可能性が高いって事になります。
ここで大事なことは、この2つがあるからと言って絶対正しい道とは限らないって事。
この痕跡を付けた人が、道に迷っている最中に付けた跡なら意味がないからです。その辺も考慮し地図と照らし合わせ慎重に進んでいきます。
9:10 籠水峠
この看板の裏側は少し開けていて風の影響もなかったので、絶好の休憩スポットでした。
腰を下ろしゆっくり朝ごはん🍙
籠水峠を抜けても、相変わらず目印は少ない。慎重に進みます。
この辺は土が柔らかく、動物が通った跡でも人が通ったような痕跡が残るので偽物の登山道に惑わされないよう、何度も注意をはらい慎重に進みます。
10:10 ケルンの谷
ここに来ると番号が書いてある木の札が!
番号札まで来ると、その場所から次の番号札が見えるように設置されています。
これは裏英彦山のルートを番号で教えてくれています。
今まで痕跡を見落とさないよう慎重に登って気を張っていたので、番号札通りに進めばよいとは・・・なんとも楽に登れます。
ありがたや。
丁度100で南岳と中岳の縦走路に出てきます。
縦走路を右に進み中岳を目指します。
10:45 英彦山中岳 到着
充分に休憩をとり、下山は僕の大好き北西尾根を下ります。
ここからの景色が大好きです。
英彦山尾根にも番号札が設置されていて、北西尾根カラーは紫?ピンク?でした。
北西尾根を下って行くと、野鳥観察路(バードライン)と交差します。
バードラインを右に進みます。バードラインカラーは黄色です。
バードラインを進むとスキー場跡に出ます。
小さく見える小屋はトイレです。
天気が気持ちいいので、ここでも休憩
スキー場跡を左側に見ながら九州自然歩道を進んでいきます。
英彦山野営場からは車道をズバババーンと下り
11:50 別所駐車場到着 下山完了
今回は旬のミツマタに始まり、玉屋神社、鬼杉を楽しみながら英彦山を表から裏まで気の向くままゆっくりと英彦山を楽しめました。英彦山はミツマタが終わってもシャクナゲやヤマシャクなどこれからどんどん花も増えるのでこれからの季節におすすめの山です。
ミツマタもまだまだ見頃が続きそうなので、皆さんにも英彦山にきてぜひ見て欲しいです。
<行動時間> 5時間15分(休憩含む)
<行動距離> 10.1km
<累積標高差> +965m・-962m
<消費カロリー> 2649kcal
以上!
今回は英彦山をゆっくり歩いてみたボックルヘアのTOMOでした。
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