こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は福岡県の大野城市にある
牛頸山を歩いていきました。
牛頸山は、前回の明星山と同様に、登山道や標識がしっかり整備されてるので、
登山初心者でも挑戦しやすい山です。
手軽に登れる低山のなで、
- 運動不足な人
- ダイエットに登山を取り入れたい人
には、オススメの山です。
では、牛頸山登山について紹介します。
本題の前にちょっと自己紹介

【牛頸山について】
牛頸山とは
標高447mの牛頸山は、
福岡と佐賀県を区画する脊振山域の一部で
天拝山(257m)の西に連なっている。
牛頸山は、ほぼその中央にあり、大野城の最高峰。
牛頸の名前の由来
牛頸の名前の由来はいくつかあります。
「牛の頸(くび)」と聞くと、何やら恐ろしいイメージが自然と湧きますが…。
まず1つ目は、
菅原道真公が左遷され、大宰府に行きつくまでに、
この地で牛が首を垂れて動かなくなった説。

2つ目は、
牛頸地区の西に位置する古野山の形が、
牛が首を伸ばした形にみえる説。
3つ目は
縄文時代に牛頸地区付近は海岸線になっていたことから、
アイヌ語で「海の入り江」を意味する「ウシ」からついた説。
他にも色々と説がありますが、
最も有名な説は、
1つ目の牛が首を垂れて動かなくなった説だそうです。
そんないろいろな話が残る牛頸山ですが、
僕自身、天拝山〜基山縦走登山の途中で
「牛頸山➡︎」の看板を見かけたことはあったが、
「いつか時間空いたら登ろう」くらいに思っていた。
が!しかし、
ちょっと前に、牛頸山に潜むトトロの画像を見つけてしまい、
居ても立っても居られず、
今回トトロを探しに牛頸山へ行ってきました。
牛頸山の登山口

牛頸山に登るための登山口は、
僕が知る限り3つの登山口があります。
今回は、
大野城いこいの森キャンプ場登山口を利用します。
牛頸山 大野城いこいの森キャンプ場登山口詳細
[アクセス・駐車場・トイレ・コンビニ]

大野城いこいの森 キャンプ場とは
福岡市内から車で約40分と簡単にアクセスできるキャンプ場。
各テントサイトは設備が整っていて、キャンプ初心者でも安心して利用できます。
キャンプサイトから少し離れたところには、
水で遊べる『せせらぎ広場』や、ターザンロープもある『アスレチック広場』
ちょっとスリリングな『草ソリ場』もあるので、
家族みんなで楽しむことができます。
大野城いこいの森 キャンプ場 施設詳細
住所 | 大野城市牛頸667-58 |
電話 | 092-595-2110 |
営業時間 | 6:00~22:00(受付時間 9:00~17:00) |
料金 | キャンプ場 入場料:大人 440円(高校生以上)、小人 210円 |
定休日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休)※7月・8月を除く 年末年始 |
駐車場 | あり(有料:1台210円)登山者無料駐車場あり |
WEB | http://onojo-ikoi.jp |
大野城いこいの森へのアクセス
■車でのアクセス
福岡市内から県道31号線を鳥栖方面へ。
春日神社入口(マクドナルド有り)の信号を右折し直進。
九州自動車道築紫野ICより
県道31号線を福岡方面へ約3km
大佐野交差点から左折し県道505号線を約3km、
牛頸交差点を牛頸ダム方面へ約3km。
■バス・電車でのアクセス
西鉄下大利駅下車(急行停車)。
駅からバスで21番は「平野ハイツ入口」バス停、
23番は「原」バス停で下車
バス停から中央公園までは徒歩約30分、
キャンプ場までは徒歩約1時間。
大野城いこいの森 登山者駐車場

大野城いこいの森キャンプ場のゲートに入って、一番手前にある駐車場が、
登山者&キャンプ場見学者用の駐車場です。
駐車台数 | 約10台 |
時間 | キャンプ場営業中のみ |
料金 | 無料(受付が必要) |
トイレ | あり |
※キャンプ場利用者の駐車場は、奥に90台ほどあります。(有料:220円)
今回牛頸山に登ったのが、月曜日だったため、キャンプ場のゲートが半開き、
下山してきた時には、ゲートが閉じられてる可能性があったので
なので今回は、ゲートの外の路肩に駐車しました。

路肩には頑張れば4台ほど駐車できます。
トイレ

キャンプ場の受付の向かいにあります。
キレイなトイレなので、安心して使えます。
- 水洗
- トイレットペーパーあり
- 電気あり
- 24時間利用可能
最寄りのコンビニ
街に近い山のなので、
コンビニも近くにわりと近くにあります。
【牛頸山 登山】
7:50 キャンプ場登山口 登山開始

まずは、右側の半開きのキャンプ場のゲートを進みます。
下山は前方の林道から下山する予定です。
ゲートは休園日となっており、半開き状態。
営業中なのか?
ゲートを進むと右手側に登山者用の駐車場があります。

画像でもちょっと写っていますが、
「登山者駐車場は17時まで」とかいています。
ゲートが閉まっちゃうのかな?
駐車場の奥には、キャンプ場の管理棟があり

管理棟の向かいがトイレです。
登山者用の駐車場を利用する場合は、ここで受付が必要です。
さらに進んでいくと、道が二手に別れます。

今回はここをまっすぐ進みます。
が!
実はこの道、間違ってた。
当初予定していた道は、ここを左。
にもかかわらず、
自信満々で、まっすぐ進んでしまった。(笑)
<今回の牛頸山登山ルート>

キャンプ場➡︎大佐野山➡︎前黒金山➡︎黒金山➡︎三市町山➡︎牛頸山➡︎キャンプ場
の、周回ルートを通る予定でした。
出発から10分ですでにルートを間違っていますが、
ミスルートとは全く気付くこともなく
意気揚々と進んでいきます。
8:00 林道ゲート

ようやくアスファルトの道が終わり
登山道は左側に続いています。

いよいよ登山道
まだ、この時の僕はミスルートに気がついていません。
ヤマップで現在地を確認しながら登ってるんですけど、
まだ気づいていない。

登山道に入ると、いきなりの急登。

ひたすら続く急登。
標高を一気に上げれるのはうれしいけど、
すでに暑い。
急登を上りきると、突然目の前がひらけました。

一見穏やかに見えますが、
かなり強風が吹き荒れています。
しかし、暑かったのちょうどいい。

ひらけていたのは一瞬。
ひきつづき、森の中を進みます。
にしても、歩きやすい登山道。
迷わず進めます。(すでにルート間違ってるんやけどね。)
8:18 分岐

天拝山と黒金山の分岐にやってきました。
ここでもGPSの地図を確認してるけど、
まだ気づいてない。
「天拝山には行かないから」、ってことで
黒金山方面に進みます。

上空では風の音がゴーゴーとなっています。
風に煽られてる木がミシミシと音を立てるので、たまにビックリしますが、
森の中は風の影響もほとんど受けることなく、快適に歩ける。
8:22 黒金山(標高404m)

一座目、黒金山に到着!
ん?
黒金山???
最初に行くべきは、大佐野山では?
と!
ここでようやく、
キャンプ場内での分岐をミスっていたことに気づいた!
まじかよ‥。
でも、大佐野山を残して先に進むのも、スッキリしないので
かなりのタイムロスにはなりますが、
思い切って引き返すことに。
8:26 分岐

さっき通った分岐にたった3分で、戻ってきました。
この分岐を天拝山方面へ
4分進むと
8:30 前黒金山(標高396m)

2座目。前黒金山。
展望は一切なく、開けてもないので山頂感は0。
なので、あっさりスルー

今まで登ってきたのが、
もったいないほど、ガンガン下っていきます。

目の前がひらけたと思ったら、
なにやら工事のようです。
さらにじゃんじゃん下って、前黒金山から7分。
8:37 分岐

ここが本来、最初にでるはずだった分岐。
ここをまっすぐ7分ほど進むと
8:45 大佐野山(333m)

黒金山から23分。遠かった…。(苦笑)
にしても、
マムートのTシャツがパツパツ。
せっかく大佐野山まで来ましたが、
もちろん、この後は
これまでじゃんじゃん下ってきた登山道を戻る。

じゃんじゃん下った分、当然のぼりが待っています。

ぐんぐん登っていきます。
9:11 黒金山

大佐野山から26分。
往復約50分もかかってしまいましたが、ようやく戻ってきました。
ここからが本当のスタートです。
9:12 分岐

左側が、分水峯コース
右側が絶品沢コースです。
どちらを選んでも、牛頸山に行くことができます。
今回は左側を進みます。

空はくもり予報でしたが、晴れています。
ありがたい。
しかし11時すぎから雨予報になっていたので、
天気がもってくれることを祈ります。

さっきの分岐から10分ほどで、再び合流しました。

迷いようのない一本道!
駆け抜けたくなります。
9:34 三市町山

ここもあまり山頂感のない、
分岐のような雰囲気の山です。
山頂から少し進むと、
今日一番の展望!

めっちゃ伐採されとるやーん!
なので、展望は抜群ですが複雑です。
三市町山から、一旦がっつりくだり

ほんで、がっつりのぼり返す。

すると、気づけば!
9:48 牛頸山(447.9m)

牛頸山に到着です。
山頂には1人の登山者が景色を楽しんでいます。
牛頸山の大ベテランのようです。
牛頸山にはトトロともう一つ。
気になるものがあり、
それが山頂の「手作りおみくじ」

この手作り感がワクワクします。
さて、今年の運勢は⁈

大吉です!
サンキュー。
大吉の裏側には、意味深な文章が書いていましたが、
さっぱり意味はわかりませんでした。

牛頸山の山頂は、すごく開けてるわけではありませんが、
それなりに、景色がちゃんと見え
ベンチも山頂の広さの割にはたくさんあり、
地域の人に大切にされてる山なんだな。と感じる山頂です。
そういえば、「トトロってどこだ?」
牛頸山に登る最中に、トトロに会えるとばかり思っていましたが、
山頂にいたおじさんに聞くと
どうやら登山口が違うらしい。
トトロがいるのは、牛頸林道西ゲート登山口から牛頸山に登ってくる途中にあるらしい。
キャンプ場とは真逆の方向になるが、
今回はトトロに会うために登ってきたし、ここで諦めるわけにもいきません。
途中で雨が降りださないことを祈り、
10:02 トトロに会いに出発

いきなり、かなりエグい階段。
下りだからいいけど、
ここを登るのは、かなりヤバイね。

下るのも、普通に怖い。
階段を踏み外すと、
ローラー滑り台のように下まで行っちゃいそうな階段です。

くだるのは一瞬やけど‥果てしない。
牛頸山山頂から約6分ほどで
10:08 林道分岐

この分岐を左に進みます。
帰りは、ここまで戻ってきて
あの階段は登りたくないので、
林道を右方向に帰る予定です。
とりあえず、分岐を右へ。
林道を少し下ると、近道発見

林道と近道。
どっちをいくか、ちょっと迷ったが、近道を行くことに
(どっちに進んでも西ゲートにいきます。)

こっちもえぐーい!
さっきほどではないものの、こっちもかなりエグい階段が続いています。
行きに通っといてよかった。
帰りは絶対林道を帰ろうと、心に誓います。

特に谷でも川でもないけど、急に吊り橋が現れました。
下は普通に登山道があります。
ここはやはり吊り橋でしょ!
この吊り橋、尋常じゃなほどゆれる。
揺らして楽しむべきなのか?
ブランブランさせなから吊り橋を渡っていきます。

吊り橋を越えると、砂防ダムでしょうか?

いい感じに水が溜まってる。
魚はいなかった。
10:19 分岐

分岐に出ました。
ここを左に進みます。
右には何があるかわかりません。

まだ太陽が出ていますが、雲が徐々に白からグレーに変わってきました。
雨よ!
まだ待ってくれ!
林道をズバーっと下っていくとゲートが見えてきました。

フェンスを越えた先が、牛頸林道西ゲート登山口です。
10:24 牛頸林道西ゲート登山口

西ゲート登山口には2台の車。
路肩が広く5台ほどは駐車できそうです。
ゲートをつっきると、さらにフェンス。
このフェンスの右側から、
するっと入って、進んでいきます。
10:27 牛頸石坂窯跡

牛頸石坂窯跡。
うん。なんかいくつか穴が空いてたけど
感動するような感じじゃないので、あっさりスルー。

ここにきて、今日一番の急登。
この右には霊園。
暗い時にあるくのは、なかなかの雰囲気にちがいない。
それはそうと、
なかなかの急登に、ふくらはぎと太ももが、言うことを聞きません。
やっとの思いで、
急登を登りきりほっと一息。
⁈
どこからか、視線を感じます。
後ろを振り向くと‥。

おおおぉぉ!
怖すぎだぞ!このやろー💢
どういうこと?
なんで、そこに顔があんだよ。
怖すぎるんで、早くトトロを見つけたい。
トトロを見つけたら、
ピューっと帰りたい。
10:42 牛ノ尾山(262.9m)

展望も山頂感も全くない、山頂です。
というより、さっきの顔が怖すぎて
他にも顔があるんじゃないかと、ビクビクします。
山頂をこえ、さらに進みます。

そろそろ、トトロがいてもいい頃ですが…。
僕が見た画像では、木々の間にトトロがいたので、
木々の間をくまなく探します。
そして、その時はやってきた!
10:45 トトロに遭遇!

牛頸山から約40分。
ようやく出会うことができました。
まっくろクロスケの傘をもってます。

ハグ!
牛頸山の山頂から約40分。
思ったより遠かった。
トトロは石なので、ふわふわではありませんが、
さっきの恐怖を忘れさせてくれる、とぼけた表情がなんともいえません。
空模様も気になるので、あまり長居は禁物!
トトロに別れをつげ、急登をガンガン下っていきます。
西ゲートまで10分。
林道をひたすら登っていきます。
11:26 林道分岐
牛頸山の山頂分岐までやってきました。
もちろん山頂にはいかず、林道を進みます。
林道にはいくつか分岐が現れます。
色々な分岐をスルーし
11:46 分岐

この分岐が、キャンプ場への分岐です。
僕は初め、見落として林道をズバーっと進んでしまったので、
皆さんは見落とさないよう注意してください。

登山道をズバーっと下っていきます。
雨がぽつぽつ降ってきました。
12:01 林道分岐
再び林道に出ました。
川沿いをすすみ、小雨が本格的に降り出したところで
目の前にフェンス

このフェンスを越えると、

12:03 下山完了
無事にキャンプ場前のゲートに帰ってきました。
下山完了です。
ちなみに、半開きのゲートは完全に閉まってた。
キャンプ場内に車を停めてなくてよかった。

【登山記録・感想】

登山記録
<行動時間> 4時間13分(休憩含む)
<行動距離> 14.2km
<累積標高差> +809m・-807m
<消費カロリー> 2084kcal

牛頸山 動画
牛頸山登山の装備

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靴下 | デカトロン ローカットソックス |
リーズナブルな登山ウエア |
木々の中を歩くので、登山中は寒さをあまり感じることはなく
むしろ、僕みたいに汗をかいてしまうことも考えられるんで、
山頂で汗冷えしないためにも、防寒着を準備して登りましょう。
もしくは汗冷え防止のインナー
が、オススメです。
<ギア>
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三脚 | 三脚 |
今回はしっかり整備された登山道や林道多めのルートだったので
登山靴よりはローカットスニーカーが歩きやすと思います。
ソールが硬い登山靴よりも、
普段書き慣れたスニーカーがオススメです。
食糧
持っていった量 | 消費した量 | |
水 | 約2.0L | 約0.6L |
おにぎり | 1個 | 1個 |
パン | 2個 | 2個 |
カップラーメン | 1個 | 1個 |
行動食 | おやつ色々 | 半分 |
今回は登山後半、寒かったので、
カップラーメンが最高のごほうびでした。
牛頸山登山の感想

今回は登山開始早々のミスルートが大きくひびき、
無駄な時間と体力を奪われてしまいました。
登山道が歩きやすいと、こういったミスが起こりがちです。(※僕の場合は)
さらに、予定してたルートにトトロもいないし、
全体的に下調べが甘かったと反省しています。
とはいえ、
牛頸山の登山道は歩きやすく標識も多く、
さらに山頂には、登山者を楽しませてくれるおみくじ。
なんといても、
密かにたたずむトトロ。
あの意味不明の顔の木は、ビビリ上がってしまいましたが、
各所に面白い仕掛けが多い山だなと言った印象です。
途中に花畑っぽいとこともあったので、次は花が咲く時期にまた登ってみたいと思います。
【まとめ】

今回は福岡県大野城市にある牛頸山に
大野城いこいの森キャンプ場から登ってきました。
登山口には駐車場もトイレもあるし、
登山道もしっかり整備されている山なので、
登山初心者や親子登山、キャンプついでのハイキングにちょうどいい山です。
ぜひ、トトロが潜む牛頸山登ってみてください。
以上!
今回は福岡県大野城市にある低山
牛頸山に登ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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