こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
少し前になりますが、
11月の終わりに登山初心者におすすめの福岡の低山を佐賀県まで縦走してみました。
2018・11・27(TUE)
今回はいつもの山登りとは違い少し長い距離を歩きたくなったので、
7年ぶり?2度目の天拝山に登ってみました。
天拝山(てんぱいざん)
福岡県筑紫野市にある標高257.4mの低山。
その名前は、太宰府に流刑された菅原道真が自らの無実を訴えるべく幾度も登頂し天を拝した。
とうい伝記に由来されたと言われています。
昔は「天判山」と書いていたそうです。
また、その当時はススキだけで木が無かったそうですが、
関ヶ原の戦いで活躍した「黒田長政(くろだ ながまさ)」の家来である、小河内蔵充が木を植えて現在のような山になりました。
アクセス・駐車場・トイレ🚻
筑紫野ICから車で約5分。
天拝山歴史自然公園の無料駐車場を利用させてもらいます。
無料駐車場に立ててあった看板には、利用は4時間以内と書かれています。
頑張って4時間以内を目指します。
トイレは公園に幾つかあり、
僕が暗闇の中で見つけたのは2ヶ所、もちろん綺麗でトイレットペーパーも完備です。
この⇧画像の右側建物の奥が無料駐車場で、
トイレは公家っぽい石像の隣
こんなに暗くても、電気が明々と付いているので全く怖くありません。
トイレは登山口付近にもあります。
AM6:00 登山開始
真っ暗な中、巨大な鳥居を進みます。
画像ではずいぶん怖そうな印象ですが、
天拝山は地元の人に親しまれている山だけあり、
こんな時間でも登っている人が結構います。
天拝山歴史自然公園から天拝山山頂までは、登山道というより林道のような感じで道幅は広く急な登りもほとんどない。
山登りの実感も無いまま、あっさり8合目あたりまで行けます。
山頂付近から階段がちょこっとあり、その階段を登りきれば天拝山山頂です。
AM6:18 天拝山 山頂
山頂には綺麗な福岡の夜景が広がっています。
山頂には展望台と神社があり、
毎日登って来てるだあろう常連さんたちが朝の挨拶を交わし、病院や薬の話で盛り上がっています。
ゆっくり歩いても30分ほどで山頂に登れるので、
慎重派の登山初心者や、小さい子供連れのハイカーにはハイキングがてら行けるオススメの低山です。
もちろん今回の僕の登山はこれで終わりではありません。
ここがスタートのようなものです。
展望台の階段横から、天拝湖方面へ
ここからようやく登山道っぽくなってきます。
登山道は分かりやすく歩きやすい。
多少のアップダウンを繰り返しながら進むも、辺りはまだうす暗いのでなかなかスピードに乗れない。
前回、この道を通ったのは7年前。
登山を始めて最初に登ったのが福岡の宝満山。で、その次が天拝山でした。
超ビギナー登山者だった頃に、へろへろで歩いた登山道。
9月のくそ暑い時期で、
常に蚊に囲まれとても苦痛な登山だったのが天拝山での僕の記憶。
そんな苦痛だらけの天拝山でしたが、
登山道の途中にある竹の道が凄く好印象的だったのを覚えています。
そして、
当たり前かもしれないが竹の道は変わらず、いい感じでそこにありました。
両サイドには青々とした竹がまっすぐ綺麗に伸びていて、
登山道は木製のチップを敷いているように柔らかく足に優しい。
ここの登山道の気持ち良さは7年前と全く変わってなくて嬉しかった。
AM6:50 分岐
分岐を天拝湖方面へ進みます。
ようやく明るくなってきましたが、
前日の夜中まで雨が降っていたので登山道は少々ガスがかかっています。
ガスガスの登山道をガンガン下ると、いつの間にかガスは無くなり
登山道から林道、舗装道路と道がどんどん変わります。
道路を少し進むと
筑紫野市総合公園が見えてきます。
正面には
AM7:00 天拝湖
綺麗な湖が広がっています。
晴れてたらもっと綺麗に違いない!
天拝湖(てんぱいこ)
正式名称は山口調整池。
ここは川をせき止めたいわゆるダムではなく、
水は30キロほど離れた筑後川から導水管を通って運ばれてきた水。
天拝湖は筑紫野市や太宰府市が使う水ではなく、
ここからさらに北にある福岡市120万人のための水です。
天拝湖の周りは、
1周2.5kmのほぼフラットなウォーキングコースとなっています。
ここで軽く休憩
綺麗なトイレや自販機もあり、至れり尽くせりです。
公園の遊具が気になってしょうがないですが、
昨日の雨で遊具が濡れているので楽しみは帰りに取っておくことに。
以前、天拝山に登った時は天拝湖で折り返し、登ってきた道を下山しました。
ここから先、基山までは僕にとって初めてのルートなのでワクワクします。
休憩もそこそこに、天拝湖の周りをグルーっと進むと
車止めのゲートが現れます。
公園の開門は午前9時からのようです。
ゲートの脇をすり抜けると『兎ヶ原水没記念碑』と書かれた石碑があります。
兎ヶ原水没記念碑
兎ヶ原(うさぎがはる)とは、
この場所にあった集落の名前で、調整池建設により、
宅地や農地、山林など60㌶が水没し、26世帯が移転を強いられたそうです。
ダムでは結構ありますが、天拝湖の底にも村が沈んでいるんですね。
車道をガンガン下り
民家の脇をすり抜け、軽く犬にほえられ
基山への九州自然歩道の入り口を見つけました。
登山道に入るや否や、いきなりジャングル?!と思えば、
次の瞬間には、竹の道
ころころ変わる登山道が面白すぎる。
そんなこんな楽しみながら佐賀県の基山を目指します。
つづく・・
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