こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回はちょっと前に登った大分県別府市にある
鶴見岳登山の記録をまとめました。
鶴見岳はロープウェイでも登れる山です。
ってことは、ロープウェイでも下山できるので
登山初心者の人でも挑戦しやすい山です。
山頂からは別府湾も一望でき、景色も最高です。
本題の前にちょっと自己紹介

【鶴見岳について】

鶴見岳(つるみだけ)とは

標高1,375m。
大分県別府市にある鶴見岳は、世界屈指の湧出量を誇る別府温泉の源となっており、
「別府」のシンボルです。
山頂からは大パノラマが楽しめる人気の山で、
遠くからはテレビ塔が山頂付近に立っているので、
その姿は一目で鶴見岳だとわかります
九州百名山や日本三百名山のひとつにも選ばれいて、ミヤマキリシマなどの植物も豊富。
山頂まではロープウェイもあり、誰でも気軽に行けることも魅力の一つです。
僕も鶴見岳に登ったのは、
登山初心者の頃に1度、
登山部で霧氷を見にいったのと、
今回で3回目。
由布岳との登山回数を比べるとかなり少ない。
ロープウェイがあるので、意外に足が向かない山ではありますが、
たまに登ると、いい山です。
鶴見岳 登山口[アクセス・駐車場・トイレ]
登山口は2つあり
- 別府ロープウェイ側の御嶽権現社登山口と
- 由布岳東登山口
の2つあります。
今回は、由布岳東登山口を利用しました。
由布岳東登山口 アクセス
高速を使ってアクセスする場合は、由布岳スマートインターが便利。
スマートインターで下りると、3分ほどで登山口です。
由布岳東登山口: 駐車場・トイレ詳細
駐車台数 | なし。(広めの路肩に4台ほど駐車可) |
時間 | 24h解放 |
料金 | 無料 |
トイレ | あり |
登山ポスト | あり |
由布岳東登山口にトイレはあるようですが、気持ちよく使えるかは未確認です。
僕個人的には怖いので使ったことはありません。
なので、キレイなトイレを使いたい方は、
近くの由布岳登山口駐車場のトイレを利用するか、
近くのコンビニですましておきましょう。
由布岳スマートインターを利用する人は、
インターから先は、
登山口までコンビニもトイレもないので注意しましょう。
最寄りのコンビニ
<別府方面のコンビニ>
<由布院方面のコンビニ>
<スマートインター利用>
トイレは、由布岳スマートインター内にあり。
鶴見岳のもう一つの御獄権現社登山口の駐車場はこちら⬇︎
火男火売神社 駐車場
火男火売神社の駐車場は広いです。
【鶴見岳 登山】

5:20 由布岳東登山口 登山開始
まだ夜が明けきらない真っ暗な由布岳東登山口を、鶴見岳方面に出発します。
以前は、登山口に数台駐車が可能でしたが、
今は工事車両が入るようなので、
登山口にはコーンが置かれ駐車禁止になっています。
(登山口手前の路肩には数台停められます。)
土日祝や、朝の遅い時間からの登山開始する人には駐車できない可能性があるので、
不安な人は、確実に駐車できる御嶽権現社登山口をオススメします。
登山開始から、しばらく真っ暗🌛
しかし、ほぼフラットな林道なので
全く不安なくどんどん進んでいきます。

今回のルートは
由布岳東登山口から、鶴見岳への直登ルート。
下山は登ってきた道を戻るピストン。

登山口から10分ほど歩くと、
空もだいぶ明るくなってきました。
5:36 林道終点

ここで林道は終わり、ここから登山道に入っていきます。
数m歩くと、正面に砂防ダムの出現!

登山道は砂防ダムの左側に続いています。

この登山道を歩くのは、初めて鶴見岳に登った時以来。
登山道は、数年前からの豪雨の影響で、僕がかつて登った登山道とは
全く違っています。
登山道が土砂崩れで、流されてしまっているので、
登山道が分かりにくいポイントもいくつかあります。

ピンクのテープを見逃さないよう
慎重に登り進めていきます。

緑の苔がいい感じ。
朝の空気はひんやり冷たく、歩くには最高の気候です。
苔の緑で、目も心も癒されます。
6:20 船底 分岐

最初の分岐に到着。
分岐をまっすぐ鶴見岳山頂方面に進みます。

正面から太陽が上がってきました。
空と太陽と森。
ナイス!コントラスト!!
6:30 分岐
先ほどの分岐から約10分で、
2つ目の分岐に到着。

ここもまっすぐ。
ここからはつづら折りで尾根を目指し進んでいきます。
6:48 馬の背 分岐

ようやく尾根に出ました。
今回は風もなく穏やか。
⬆︎写真、右側が由布岳。
左奥が九重。
遠くまでバッチリ見渡せます。
由布岳を背にすると、鞍ヶ戸・内山・大平山が
ズバーっと見渡せます。

実は今回、鞍ヶ戸まで足を伸ばしたいと思っていましたが…

登山道崩落により通行止め⛔️
残念だが、仕方ない。
鞍ヶ戸・内山・大平山への寄り道は諦め、
素直に鶴見岳を目指します。
鶴見岳へは、尾根の分岐を右方向に進みます。

尾根に上がると、「もうすぐ山頂!」って気分になりますが、
山頂まではまだもうひと登りあるので、
浮かれないよう気を引き締めて登りましょう。
そして、もうひと登りと一緒に現れたのが…
ヤブ…。
前回のブログの倉木山と比べれば屁みたいなヤブですが、
今回は、どどーんっとアザミ付き!🌼

見事に登山道に沿って咲いている、紫のあざみの花!
あざみとは
きく科の多年生植物。
葉はきれこみが多く、ふちにトゲがある。
種類が多く、春から秋に紅紫色の花を開く。
登山道にそっといるくらいだと、可愛らしいですが、
ここまで沢山咲いていると、短パンの僕には地獄。
できるだけ、あざみの葉や茎に触れないよう慎重に登るも、
群生しすぎだろ!💢。
こんなところで、
地獄体験ができるとは、さすが別府です。
あざみ地獄をなんとかクリアすると、
山頂はもうすぐそこ!

7:15 鶴見岳 山頂到着

分かりやすい山頂にテンションが上がります。
やっぱ山頂は、このくらいの棒が立っていて欲しいです。

山頂から別府市内と別府湾が一望できます。
日頃、海を見る機会がないので感動です。

山頂は貸し切り。
他の登山者もいないし、ロープウェイもまだ動いていないので、観光客も誰もいない。
風も全く無くて、こんなに穏やかな鶴見岳は初めてです。
せっかくなので、ロープウェイの鶴見山上駅まで行ってみます。

鶴見山上駅まではひたすら階段を降ります。
別府湾沿にもりっとある山は、きっと高崎山。
いい眺めを楽しみながら、ズバーっと階段を降ります。
帰りにまたここを登り返さないといけないのは、考えないようにしながら
じゃんじゃん降っていきます。

ようやく見えてきました。
あれが、
別府ロープウェイの鶴見山上駅です。
別府ロープウェイ
別府ロープウェイとは
阿蘇くじゅう国立公園である鶴見岳(標高1,375m)の山上まで10分でむすぶ、
九州最大級101人乗りロープウェイです。
ロープウェイの車内や山上からは別府の街並みと別府湾、
由布岳、くじゅう連山を一望する展望のほか、
- 春は桜やミヤマキリシマ
- 夏は避暑と夜景観賞
- 秋は紅葉
- 冬は霧氷がひろがる銀世界
と四季折々の自然を楽しめます。
別府ロープウェイ詳細
【利用料金】 | 大人(中学生以上)往復1600円 小人(4歳以上、小学生まで)800円 |
【運行時間】 | 冬季期間9時~最終上がり16時30分/最終下り17時 夏季期間9時~最終上がり17時/最終下り17時30分 |
【定休日】 | 年中無休(強風などゴンドラが動かせない場合はお休みすることがあります) |
【アクセス】 | 大分県別府市大字南立石字寒原10-7 大分自動車道「別府IC」より車で約5分 |
【電話番号】 | 0977-22-2278 |
【公式WEBサイト】 | https://www.beppu-ropeway.co.jp |
【割引・クーポン】 |
駅周辺には、いろいろあります。
鶴見山上権現一の宮

ジャンボ温度計

この日は15度。
登山にはちょうど良い気候です。
8:02 下山開始
一旦、鶴見岳の山頂まで階段を登り返し
下山を開始です。
くだりは登ってきた道を下るので難しくはありません。
あざみ地獄の尾根をズバーっと降っていきます。
正面には、通行止め鞍ヶ戸がよく見えます。

山頂手前が崩落してる様子が、ここからでもよく見えます。
あの崩落地は、登れないな…。
8:47 分岐(2番目の)

ここまではつづら折りのルートなので、
あっという間に下りてきました。

このあたりからは、崩落地を何度か渡渉するので、
ピンクテープを見失わないよう慎重に下っていきます。

登山道のようですが、土砂崩れの痕です。
ピンクテープを見失わないよう、
石ぐるまに乗らないよう慎重に進みます。
下山といえど、ここまで下ってくると結構暑い。
9:29 砂防ダム&林道終点

ようやく砂防ダムまで下ってきました。
あとは林道を下るだけ、
正面には由布岳もドーンとそびえ立っています。

9:47 由布岳東登山口 到着

無事に下山完了。
おつかれさまでした。
【登山記録・感想】

登山記録
<行動時間> 4時間29分(休憩含む)
<行動距離> 5.5km
<累積標高差> +634m・-635m
<消費カロリー> 2180kcal
<地図記録>

倉木山 装備・食料
<ウエア>
商品詳細 | 関連ブログ | |
パンツ | マムートクライミングパンツ |
登山にオススメの短パン4選 |
インナー | ミレー ドライナミック メッシュ | 変態インナー |
Tシャツ | マムート半袖Tシャツ | |
アームカバー | C3fitクーリングアームカバー | 夏最強アイテム |
ジャケット | マムート ソフトシェル |
今回は夜が明けきらない早朝の出発だったため
暑すぎず寒すぎずいい感じに役立ちました。
秋晴れの天気が良い時期には、このくらいの薄手のジャケットは
使い勝手が良いので1枚あると便利です。
<ギア>
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ザック | オスプレー デューロ 15 | デューロ15の感想 |
キャップ | ノースフェイス スワローテイルキャップ | |
ヘッドバンド | アンダーアーマ | ヘッドバンドの実力 |
サングラス | DANG | 目も日焼けします |
手袋 | ライトグリップ | |
シューズ | コロンビアモントレイル |
モントレトレイルの感想 |
<食料>
持っていった量 | 消費した量 | |
水 | 約1.5L | 約0.6L |
おにぎり | 2個 | 1個 |
パン | 2個 | 1.5個 |
行動食 | ゼリーなど | 0個 |
あまり汗もかかなかったので、水分もあまり取らなかった。
鶴見岳登山の感想
今回は4年ぶり3回目の鶴見岳登山でした。
以前行った時は冬だったので、霧氷が楽しめましたが、
今回は緑と青空に癒された登山でした。
鶴見岳はアクセスも良く、
どの季節でも絶景が楽しめる山なので、
初心者にもオススメな山です。
体力に自信のない人は、
ロープウェイで登って下りだけ歩いてみたり
逆に、歩いて登って、ロープウェイで下るなど、
体力に合わせて登山方法を選ぶことができます。
⚠️注意点としては
登山の片道にロープウェイを利用する場合、
駐車場は
どちらの駐車場が便利なのか?しっかり検討して利用しましょう。

【まとめ】

今回は由布岳と別府を一望できる鶴見岳に登ってきました。
ようやく快適に登れるシーズン到来で、
終始快適に、心地よく登山を楽しむことができました。
これからの時期は、山頂のススキも見頃を迎えるので
かなりオススメです。
気になる人はぜひ一度トライしてみてください。
鶴見岳から癒しと元気をもらえること間違いなしです!
以上!
今回は大分県の鶴見岳に登ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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大分県で美容師をやりながら、
休みの日には、ほぼ山に登る生活を11年ほどやっています。
平日は仕事&筋トレ。
休日は山登りで毎日忙しくやっています。
数ヶ月前に背骨を骨折してしまい、
派手なアウトドアはまだ我慢中です。