こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は大分県由布市にある
手軽に藪漕ぎ体験ができる山。
倉木山に登ってきた、記録をまとめました。
今回僕が登ったルートは
初心者にはオススメできないですが、
倉木山周辺には、
ハイキングや花散策など
ちょっとした散歩を楽しめる場所も多く
これからの時期のぴったりです。
その楽しみ方やルートについても
ブログの最後で紹介してるので
ぜひ登山初心者の人も、
最後まで読んでもらえると嬉しいです。
本題の前にちょっと自己紹介
【倉木山】
倉木山(くらきやま)とは
標高1,160m。
由布岳の南東に位置する山。
やまなみハイウェイ(県道216)をはさんだ
由布岳の向かいにある山。
由布岳の展望台として、
花の宝庫として、
知る人ぞ知る山である。
倉木山 登山口[アクセス・駐車場・トイレ・コンビニ]
今回利用した登山口は
雨乞牧場近くにある登山口を利用しました。。
アクセス
雨乞牧場には入ることはできませんが、
雨乞牧場を目指していきましょう。
やまなみハイウェイから、雨乞林道へ入ります。
林道入口は傾斜がきつく、
道が細いにもかかわらず
景色がようので
よそ見をしないよう慎重に運転してください。
登山口 駐車場・トイレ詳細
駐車台数 | 6台ほど |
時間 | 24h解放 |
料金 | 無料 |
トイレ | なし。 |
倉木山登山口にトイレはないので、
近くの由布岳登山口駐車場のトイレを利用するか、
近くのコンビニですましておきましょう。
<別府方面のコンビニ>
<由布院方面のコンビニ>
【倉木山 登山】
6:30 雨乞牧場 登山口出発
駐車場から林道を10mほど進むと
進行方向右側に倉木山への登山口があります。
しばらく舗装された、
車で通るには細い林道を進んでいきます。
正面左側には、
今から登る倉木山が見えています。
気温は20度くらい。
涼しく、朝日も良い感じに眩しい。
最高のスタートです。
しばらくは、朝日を背中に浴びつつ
順調に進んでいきます。
しばらくすると
林道が終わります。
林道の終わりまで、登山口から約6分。
ここから右の方向に、登山道があります。
いよいよ登山道に入っていきます。
ここからの目印はピンクのテープ
登山道を進んでいると、
左側に立派なツチアケビ。
ツチアケビとは、
果実がアケビに似ていることからその名がついた。
森林内に生育するラン科植物である。
ラン科植物として、
また腐生植物としては非常に草たけが高く、
大きな真っ赤な果実がつくので、人目を引く植物である。
日本固有種。別名ヤマシャクジョウ。
6:39 分岐(直登コース・山腹コース)
直登コースと山腹コースの分岐に到着です。
もちろん、迷わず直登コースを選びます。
なぜなら!
直登コースを下山に使いたくないから!
僕は、急な斜面を下山するのが嫌なタイプです。
直登コースだけあり、結構な急登です。
ピンクテープもあるので難なく登っていけます。
直登ルート分岐から10分もせずに
一瞬山頂っぽいところに出ました。
ここから、一旦くだり
さらに登ります。
傾斜もあきらかに急になってきた。
さすが直登ルートです。
傾斜が急な分には、問題ないが
この日は大雨の翌々日だったので、
山が荒れていて、登山道がわかりにくい。
ピンクテープもあったりなかったりで、
微かに残る踏み跡と、ヤマップの地図とを
見比べながら登っていきます。
登ったきた道を振り返っても、
どれが本当の登山道だか…?
登山道を見つけることは諦め、
GPS地図を頼りにどんどん登っていきます。
ようやく尾根に出たようです。
笹達が歓迎してくれているように、登山道を示してくています。
この道は分かりやすいし、歩きやすい。
一安心です。
って思ったのは、つかの間…
笹はだんだん高くなり、
気づけば道もなくなってきた?
あきらかに、笹に進路妨害を受けけながら
それでも前に進む、諦めの悪いやつ
行けど進めど
ヤブ、ヤブ、ヤブ!
お気づきの人もいるであろうが、
朝のヤブというのは、
そう!
水分たっぷり!
この笹の葉っぱに乗った、
水滴を全身に浴びながら進んでいます。
いや!
むしろ、
泳いでいます。🏊♀️
朝のヤブを泳ぐとこうなります⬇︎
胸から下はビッショビショ☔️
ヤブを力づくで進んでいると、後ろには
由布院のシンボル
由布岳⛰
さらにヤブは続きます。
見た目には道は全く分かりません。
こんな時、登山道をさぐる方法はいくつかありますが、
一見すると、笹ばかりで登山道はないように見えますが、
実はこの中に、登山道はあるんです!
藪の中での登山道の探し方
見た目での登山道の判別は難しいですが、
実は足もとには登山道の面影(残り)があり、
地面から高さ15cm、幅15cmくらい、
根元から笹が生えていないポイントがあります。
目視で登山道を判別することはできませんが
足もので、道を探し、
藪の抵抗が少ない方向に登山道が続いてるってことです。
足で登山道を探りながら、
藪を少しづつ進んでいきます。
もちろん今回も短パンの僕の足は、
ササやトゲでガンガンダメージを受け続けています。
7:47 倉木山 山頂?到着
山頂も藪の中。
多分この辺が一番標高が高いので、
多分山頂のはずですが…。
藪がすごくて山頂の看板が見つけられない。
だいぶ藪の中を探しましたが、
山頂は景色も見えず、ヤブしかないので下山することに
7:52 下山開始
下山は山腹コースを降ります。
山腹コースは、多少ヤブではあるものの
直登コースより、優しいヤブです。
何山かは知りませんが、久しぶりの
藪以外の景色に癒されます。
藪を進んでいくと
ようやく森に入りました。
この登山道ならば、道も分かりやすく歩きやすい。
涼しい森をじゃんじゃん下ります。
由布岳絶景ポイントがひょこり現れます。
今日はあっちに登ればよかったかな?
なんて思いながら
8:31 直登コース・山腹コース 分岐
ここまでくれば、
あとは林道をズバーっと、くだるのみ
あっという間に登山口に到着。
登山口を左へ進むと、駐車場。
8:38 駐車場到着 下山完了
藪にはかなりやられましたが、
無事下山です。
【倉木山 登山の記録・感想】
登山記録
<行動時間> 2時間07分(休憩含む)
<行動距離> 3.6km
<累積標高差> +350m・-351m
<消費カロリー> 1108kcal
<地図記録>
GPS的には山頂を踏んでいますが、
看板が見つけられなかった・・・。
なぜだ?
倉木山 装備
<ウエア>
商品詳細 | 関連ブログ | |
パンツ | スイムパンツ | 海パンは涼しさの極み |
インナー | ミレー ドライナミック メッシュ | 変態インナー |
Tシャツ | マムート半袖Tシャツ | |
アームカバー | C3fitクーリングアームカバー | 夏最強アイテム |
ジャケット | マムート ソフトシェル |
今回は涼しさメインのウエアを選びました。
インナーのミレー ドライナミック メッシュと、 スイムパンツ
のおかげで暑さ的には快適に歩けましたが、
短パンなので、ヤブでひどいめに会いました。
単純に進みにくいのもありますが、
朝露を全身にびびしょ濡れ
ヒザ下には無数の傷。
まさかこんなに藪が待ってようとは…
僕の想像を超えていました。
普通の人は、ロングパンツやゲイターをオススメしますが、
この状況を知っていても、多分きっと
僕はこの装備で登ったと思う。
なぜなら!
涼しいから
<関連記事>
≫夏登山にスイムパンツ (水着)が欠かせない理由
<ギア>
ギア詳細 | 関連ブログ | |
ザック | オスプレー デューロ 15 | デューロ15の感想 |
キャップ | ノースフェイス スワローテイルキャップ | |
ヘッドバンド | アンダーアーマ | ヘッドバンドの実力 |
サングラス | DANG | 目も日焼けします |
シューズ | コロンビアモントレイル | モントレトレイルの感想 |
最近はソールが硬めのサロモンエレベート(XA ELEVATE)
が、メインの登山靴になっていましたが
今回は泥だらけになる予感がしたので
最近2番手に降格してしまった
コロンビアモントレイル マウンテンマゾヒストを履いていきました。
結果、ドロドロにはならなかったものの
びしょびしょになったので、
泥でも水でもなんでも来い!の
靴で藪もガンガン攻めることができたので
我ながらいい選択をしたなと思います。
倉木山の感想
今回は初めての倉木山に挑戦しました。が、本や地図でみるより、難しい山でした。
登山の半分以上を藪にもてあそばれた登山でしたが、
こんにヤブと戯れたのは久しぶりだったので、ヤブ漕ぎのいい練習ができました。
一度藪漕ぎを練習してみたいと思ってる登山者には、
オススメの練習場所です。
ぜひ登山のレベルアップを考えてる人は
ぜひここで手軽に藪漕ぎ練習を試してみてください。
藪に溺れそうになりますよ(笑)
草花を鑑賞できるルート紹介
今回僕が、歩いたルートは、
珍しい植物やキレイな花をあまり見つけられないルートでした。
オススメのルートは、倉木山ではなく、
倉木山の隣。
由布岳駐車場に車を置いて
山をゆっくり散策すると、
たくさんの草花を鑑賞できるようです。
ルートも短いので、ハイキング気分で大丈夫な山なので
登山初心者や、体力に自信がない方も気軽に
散策に出かけてみてください。
(※必ずスニーカー以上で歩きましょう。)
さらに、細かい地図⬇︎
【まとめ】
今回は、前からいつか登ってみたいと思っていた
倉木山に登ってきました。
登山の本やネットで調べた情報から想像してたものとは違い。
予想外にヤブ行くてを、阻まれました。
山頂の看板も見つけることができず、ダメダメな感じでしたが、
たまには、こんなダメな登山もある。
久しぶりに体当たりできたので、これはこれで楽しかったです。
以上!
今回は大分県の倉木山に登ってきた
ボックルヘアのTOMOでした。
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大分県で美容師をやりながら、
休みの日にはほぼ山に登る生活を10年ほどやっています。
平日は仕事&筋トレ。
休日は山登りで毎日忙しくやっています。
数ヶ月前に背骨を骨折してしまい、
派手なアウトドアはまだ我慢中です。