第2回 球磨川リバイバルトレイルに挑戦④【本当の地獄編】

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今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回は2023年3月11日12日に熊本県で開催された

球磨川リバイバルトレイルのレースのレースレビューの続きです。

 

 

今回のブログでは

  • 変態レースに興味がある
  • レースの本当の過酷さを知りたい
  • 僕が最後にブチギレそうになった出来事に興味がある

そんな人に呼んでほしい内容になっています。

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。

登山歴は13年目。

平日は仕事&筋トレ・休日は山登りと決めています。

最近の悩みは、トレーニングをサボると休むの違いがわからず困惑しています。

Twitter・YouTubeもやってるので、

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【球磨川リバイバルトレイルレース】2023/3/10-11

 

前回までのあらすじ

5:00 レーススタート(2023/3/11)

早朝5時。

しずまりかえった水上村を突如、

イカれたボリュームの音楽と、ラッパのような楽器音が鳴り響き

球磨川リバイバルトレイルの選手がいっせいにスタートします。

 

そしてスタート直後から、着地のたびに両足くるぶしを襲う痛み。

その痛みを例えるならば、着地のたびにマイナスドライバーの先でくるぶしの骨を突かれる。

そんな感じの、骨をゴリゴリされているような痛みです。

控えめに言って、

地獄。

自ら足を止めるようなリタイアは今回い絶対にやらないと決めているので、

最初から地獄のような痛みが襲ってますが、

痛みを誤魔化しながら走り続け

7:18には、旧古屋敷小学校跡(W1)

9:00には、不土野峠(A1)

9:56には銚子笠(W2)

14:40 高塚山登山口(A2)

18:08 梶原地区 (W3)

19:42 高野体育館(A3)

2:37 宇那川林道(W4)(2023/3/12)

5:28 屋形多目的集会施設(A4)

と、

目標タイムに沿ってなんとか順当に進み続けてきました。

 

 

 

<目標タイムスケジュール>

拠点名 省略/距離 関門時間 目標到着時間
旧古屋敷小学校跡 W1/12km 6:40
不土野峠 A1/22km 10:00 9:00
銚子笠 W2/25km 11:30
高塚山登山口 A2/43km 16:30 15:00
梶原地区 W3/56km 18:30
高野体育館 A3/67km 21:00 20:10
宇那川林道 W4/86km 翌日 1:40
屋形多目的集会施設 A4/96km 翌日 6:30 4:40
万江阿蘇神社 W5/108km 6:40
白岩山 W6/121km 10:40
公民館川島分校 A5/131km 13:00 12:00
田上社会教育センター A6/151km 16:30 16:00
河川スポーツ公園 ゴール/167km 22:00 20:20

W:ウォーターステーション A:エイドステーション 現在地

 

 

 

しかし、これから行動食がほぼ尽きた状態で、

W5 W6を通過し、

次のエイドは35km先のA5エイド。

 

次までエネルギーが持つのでしょうか?

 

絶望しかない…。

 

と、ここまでが前回の話。

 

詳しくは前回のブログをご覧ください。⬇︎

 

 

 

5:52 屋形多目的集会施設 A4出発

 

前年走った選手に、

ここから先のルートは、ほとんどロードと聞いている。

その選手は前回の1回大会にも出走していて、スタート直後に足を痛めてしまい、

コースのほとんどを全歩きで、41時間ギリギリで見事完走した。

と言っていたので、

多少走れてる僕は完走はほぼ確定なのか?

ここは完走に向けてペースアップして、少しでも早くゴールしたい。

 

これからはロードの峠道が続くのでここで遅れを巻き返すためトップスピードを注入。

 

ロードと安心してましたが、とんでもなく登らされるロード。

しかもロードの単調さが、眠気を呼んできます。

 

ここで眠気に負けると完走は絶望的なので、ここでカフェインを注入。

カフェインはジェルでは全く効かなかったので、

今回は錠剤。

錠剤のカフェインは、 マイプロテインの ピュアカフェインタブレット

カフェインの錠剤は初めて飲むので、1粒飲むには ちと怖い。

なので、1粒を2つに割って携帯してきました。

このカフェインが良く効いた。

ものすごく集中でき、気づけば遅いながらも登りをどんどんリズム良く登っていく。

ひーひーなりながらも、激坂を登り

W5はまだか?まだか?と激坂を下っていきます。

 

8:04 万江阿蘇神社(W5)

しっかり走れていたはずなのに、目標時間から100分遅れで到着。

目を背けたくなる現実なので、

いったん現実から目を背け、うどんとレッドブルをしっかりいただく。

 

ここはウォーターエイドですが、

うどん・バナナ・レッドブル・梅干し・レッドブル

などエイド食があり、

食料を持っていない僕は、ありがたすぎる😭

 

短時間でうどん2杯とレッドブル、バナナ3つをがっつりいただきました。

 

ここから13km先のW6を通過し、さらに10km先の川島分校公民館A5へ

13時の関門時間をクリアしなければなりません。

 

5時間弱で23km。

昨年出走した選手の話によると、

ここから先も、ほぼ林道かロードということなので、

くるぶしの痛みに耐え、なおかつエネルギーさえ持てばイケる。

そう信じて万江阿蘇神社を出発します。

 

神社から1kmくらい行くと登山道へ入ります。

そこから、何十分も登山道のとんでもない登りが続く。

 

林道はまだか?

ロードはまだか?

と、進めど、林道やロードの気配はない。

あるのは登山道のアップダウン。

話が違う!

 

林道なんかいっさい無く、あるのは険しい登山道のみ。

W5出発から約2時間。

2時間で進めたのは約7.5km。

W6までまだあと5km以上ある…。

 

結論、

残りの5kmも全てアップダウンのエグい登山道…。

 

「ウソだろ!」

「林道とロードって言ってたじゃねかー!」

このペースでは関門時間に間に合わない!

 

関門時間に絶対に間に合いたいと、

トップスピードを再補給し、ガシガシ登っていく。

ここにきて、出力MAX!

大量の汗をかきながらがはがはと力づく登っていくもも、

W6に到着したのは…。

 

11:54 白石山(W6)

予定時間から74分遅れで到着。(登山道の登りで25分ほど巻いてる)

10km先のA5の関門時間まであと1時間しかない。

 

しかもこれから先も、

林道やロードでは無くアップダウンのある登山道。

どう考えても1時間で10kmの登山道は無理。

悔しいですが、これが現実。

ここでA5関門時間オーバーでリタイアはほぼ確定。

 

しかもここはウォーターエイドなので、リタイヤ選手回収のバスが来ない。

 

なので、どっちにしてもここから10km先のA5まで、

自分の足でいかなきゃならん。

 

20分ほどW6で休憩し、登山道を進んでいく。

「クソ!林道とロードなんか全然ねーじゃねーか!」

「コース変わりすぎだろ」

どう頑張っても、A5関門時間に間に合わないこの現実を受け止められないまま

ぶつくさ文句を口にしながらトボトボ歩いてA5を目指す。

 

関門アウトはほぼ確定で気力も消滅し、もう走れない。

走る気力もないし、足も痛いし、腹も減ったし

マジで一歩も歩きたくない。

そんな気持ちでいっぱいになり、足が止まる…。

 

足が止まっても、

僕らリタイア選手に残された道は、「歩いてA5まで行く」ただ1つ。

 

感情も心も不安定になりながら、10kmの登山道をただただ進んでいく。

 

さらに地獄なことに

ここにきて、激登りや激下りなんかもあり、

「マジで勘弁して〜。」「てか、コース変わりすぎだろ」

と、弱音とグチを吐きながら死んだ目でA5へ向かいます。

 

W6から約3時間半。

ようやくA5に到着

 

16:00 公民館川島分校(A5)

関門時間から3時間遅れてA5に到着。

131km地点となってましたが、僕の時計では145km。

 

どっちが正しいのかわかりませんが、「誤差ありすぎんだろ!」

 

僕の100マイルレースは、

130km地点 35時間で関門アウトでした。

 

A5エイドでは、キャストの皆さんが温かく迎えてくれましたが、

キャストみなさんの温かく優しいおもてなしに、

それに応えられなかった自分の情けなさが沁みます。

頑張った分だけ辛い。

 

「みんな優しくしないでおくれよ。」

「おせーよ。早よ来いや」くらい言ってくださいよ。😭

 

エイドでは

煮しめ、梅干し、栗渋皮煮、高菜油炒め、きんかん甘煮、猪ごぼう煮、塩おにぎり、卵焼き 煮卵、ぜんざい、美酢ゼリー、豚汁、食パン・いちごジャム、はちみつレモンジュース

の提供が準備されていましたが、

時間が時間なので、半分くらいはなかった。w

 

ですが、僕はうどんとおにぎりさえあれば、こんなにありがたいことはない。

冷え切った体にうどんとおにぎりが沁みます。

うどんもおにぎりも、モーレツおかわり。

 

そして、到着から20分ほどで、リタイヤバスも到着し

空腹も満たされ、

ナイスタイミングでバスに乗ることができました。

 

気分は落ちてましたが、

しっかり戦えたいいレースだったなと…。

これにてレース終了の気持ちでいっぱいでしたが…、

 

ここからが、本当の地獄

 

ここからが最悪なんだよ!

マジでみんな聞いてくれよ〜。

 

リタイヤ者を乗せるバスは、ハイエース的な車。

それに運転手を含め、前2人で、2、2、4で9人乗りなんだけど

僕が乗ったのは後方の4人の奥から2番目。

 

しかも一番奥には、ボランティアスタッフの可愛らしい女性(美人)がすでに乗っていて

他みんなが、汗と泥で肌がザリザリした異臭の漂うおっさん。(※運転手の人はお兄さんです)

 

不運なことに、僕は女子の左隣に乗ることになてしまった。(女子の右は壁です。)

 

 

「てか、この女子かわいそすぎんだろ!」

「なんでこんなところに乗ってんだ!」

「おい女子。そんなマスクではおっさん臭はガードできんだろ!」

「しかもこんな風下に乗って、あんたが乗るべき場所は風上だろ!」(※全て僕の心の声)

 

多分、女子の素晴らしい気遣いから、

窓も開かない後ろの一番狭そうな座席を選んだのだろうが、

「絶対に今、後悔してるだろ⁈」

と僕は思った。

 

そんな女子は地獄のような現実を感じないよう、心を無にして乗っている。

 

さらに最悪なことに、車がありえんほど揺れるんだよ。

 

サバンナを走るジープかよってくらい、

左右はもちろん上下も天井に頭打つんじゃね?ってほど揺れる。

僕は泥と汗まみれで2日風呂に入ってない体と服を触れせてはならないと、

気を張って、きたねぇウエアが女子に触れないよう、インナーマッスルを総動員して

サバンナジープの揺れでも左右に触れないよう、体幹で耐える

 

ひたすら、耐える。

耐えるんだけど、

僕の左隣のおっさんがすでに寝ちゃってて、

僕の右側にべったり、うっとりと身をまかせ寄りかかってくる。

 

暑ちーいし、臭せーし、重みーし、なんかジャリジャリしてるし

まさに、地獄。(※臭いのはお互い様)

 

僕はおっさんの体重分、負荷が加算された状態で、

右にぶれないようインナーマッスル総動員で、ヘアピンカーブをしのぐ。

 

わかる!

35時間走ったから眠い!

そう、僕も眠い!

ただ、

お前はお前で支えろや!(※僕の心の声)

 

そんな思いで、約40分。

40分も耐えた!

右隣の女子に触れぬよう。

左隣の汗と泥でジャリジャリでベタベタなおっさんにべったりと寄りかかられ

風下の女子同様に、僕もたっぷり地獄を味わっていた。

 

こんな地獄が待ってるとは…。

僕も145kmも走ってきて、正直 疲れもピーク

この地獄の現状に見るもの全てにブチギレていた。

そう…。思春期のあの頃のように…。

(※全て僕の心の声です)

 

僕はおっさんにキレていた

「べっとりフィットしやがって、マジで気持ち悪りぃーから、おっさん起きろや。」

「おっさんこそ空気よめや!」

 

バスに乗ってる他の選手にもキレていた、

「おめーら、ゆったり乗りやがって。

振り返って、この地獄の現状を目の当たりにしろや。

こっちは走ってた時以上に筋力を総動員して40分も耐えとんじゃ!」

 

美人女子にもキレていた、

「美人で気を使えるとか完璧じゃねぇーか。」

「その完璧さゆえ、僕とあんたは地獄を見てる…。こんな場面で気使うなや!」

「ちゃちゃっと一番に助手席乗っとけや。」

 

大会側にもキレていた、

「リタイア者送迎バス乗車の際には、

女子は助手席もしくは、風上に乗らなければならないってルール作れや!」

 

自分自身にもキレていた、

「もっと早よ走れや。」

「関門に引っかかんなや」

「遅かった代償がこれ。35時間走ってこれかよ。クソ!」

 

 

おっさんのウエイトがあまりに耐えられない時は、

人は45度以上傾くと一瞬起きるという習性を利用し、

僕は背もたれから背を離し、超前傾姿勢になって、

背もたれ一人分のスペースを開け、

おっさんが斜め45度に傾けれるスペースを開けた。

 

そう!

左のおっさんの頭が右の女性に触れる寸前(この角度が45度)で起きる自動システムを作ったのだ。

これにより、

僕もおっさんの密着から解放され、

おっさんも45度寸前で自動的に体制を戻し、

女性にも僕の臭いウエアを密着させずに済んだ。

僕の機転により、全てが解消したころ。

 

僕たちは途中で車を乗り換えることになり、再びゴール会場に向かって出発。

 

ここから先は車2台になり、スペースも広がったので

いねむりおっさんの密着からも解放された。

女性もうまく助手席に乗れていたようなのでよかった。

 

18:00 ゴール会場到着

 

ゴールに到着すると、IBUKIを回収される。

惨めさと恥ずかしさと不甲斐なさと悔しさが混じる

複雑な思いで、いそいそとデポバックと手荷物を取りに行く。

ゴールする選手を横目に見ながら、やりきれない気持ちでいっぱいになった。

 

後悔も反省もいっぱいあるが、最初に感じた くるぶしの痛みから、

最後のジャリジャリのおっさんまで、僕なりによく耐えて頑張ったと思う。

とはいえ、

本当はゴールしたかった。

 

 

【登山記録・感想】

 

球磨川リバイバルトレイル レース詳細

 

球磨川リバイバルトレイル 詳細

<行動時間> 34時間46分(休憩含む)

<行動距離> 145.0km(131km地点)

<累積標高差> +8768m・-8,766m

<消費カロリー> 14,055kcal

 

通過時間と順位変動

 

 

球磨川リバイバルトレイル レースの感想

 

感想の前に、

今回の目標は、

完走自分で限界を決めて諦めないことの2つ。

 

完走はできなかったが、

自分の限界を超えても諦めずしっかり前に進めたと思う。

 

しかし、本当に本当に…、完走したかった。

 

制限時間に間に合わなかった原因はいくつもあり。

ここではその原因を、次回僕が「100マイルレースを完走するための改善すべき点」として紹介します。

 

改善点

改善点
  • タイムスケージュール
  • ストック使用ののタイミング
  • くるぶしの痛みと改善方法
  • 行動食の選択ミス

 

 

タイムスケージュール

正直、僕が計画したタイムスケジュールはさほど悪くはなかったと思う。

スケジュールと通過時間⬇︎

拠点名 関門時間 目標到着時間 通過時間
旧古屋敷小学校跡/12km 6:40 7:13
不土野峠/22km 10:00 9:00 9:00
銚子笠/25km 11:30 9:56
高塚山登山口/43km 16:30 15:00 14:40
梶原地区/56km 18:30 18:08
高野体育館/67km 21:00 20:10 19:40
宇那川林道/86km 翌日 1:40 2:34
屋形施設/96km 翌日 6:30 4:40 5:23
万江阿蘇神社/108km 6:40 8:03
白岩山/121km 10:40 11:53
川島分校/131km 13:00 12:00 16:00
田上センター/151km 16:30 16:00
河川スポーツ公園/167km 22:00 20:20

 

夜間パートで目標時間から遅れはとったものの、

4つめのエイド屋形施設では、制限時間までは1時間以上余裕があった。

実際に進むペースも、100kmを超えてからもこれまでとほぼ同じペースで進むことができ、

むしろ夜間よりペースは格段に上がっていた。

 

改善点があるのならば、

後半林道やロードだと思っていた区間が、トレイルだったこと。

そのことを地図上から判断することは難しく。

前回出走したひとの話を鵜呑みにせず、

大会側に事前にトレイル率などを確認すべきだったのかもしれない。

 

そして、もし同じコースを次も走るのなら、

僕の走力では、屋形施設(A4)を、遅くとも午前3時には出発しないと間に合わないことがわかる。

なので、僕が完走するためには、

屋形施設(A4)の制限時間の3時間半前に到着できるよう、目標時間を設定する必要がある。

 

ストック使用ののタイミング

今回はでドロップバックにストックを入れていたわけだが、

その理由としては、

ストックに慣れていない僕は、

足も手も元気なうちは、ストック走行がうまく噛み合わない可能性があり、

ペースが落ちることも考えられる

 

ってことで、

ドロップバックにストックを入れたわけだが、

初っ端からのくるぶしの痛みを考えれば、始めからストックは持っておくべきだったと思う。

今回はたとえ足の痛みがなかったにしても、

A2までの登りで完全に足が終わっていた。

初めは使わないにしても、背負っておいて足が疲れ始めてハイミングで使い始めれば

前半の時間短縮は見込めたと思う。

 

とはいえ、

今回のストックの使い初めは足が終わっていたこともあり、

足と手が喧嘩くることなくスムーズにストックを使うことができた。

 

くるぶしの痛みと改善方法

くるぶしの痛みは、多分だが走りすぎによって足裏のアーチが落ちてしまったとこで、

靴の縁が当たるようになってしまったと考えられる。

靴を変えたり、当たらないようにクッションを追加するなど改善が必要。

 

とはいえ、

145km走ってもくるぶし以外にダメージはほぼなく、

ノースフェイスのベクティブ エンデュリスのクッションは、

ロングレース用の靴に向いていると思う。

ロングレースで後半走れなくなる人にはオススメのシューズです。

 

 

 

行動食の選択ミス

ドロップバックからザックへ補給した。

たくさんのジェル。

その後、ゲリになりジェルが全く食べれなくなった。

 

そのたくさんのジェルがこちら⬇︎

並べてみると⬇︎

 

重量にして1.3kg。

肝心の固形食はA3ドロップバックに置いてくるという失態。

 

ただの重りとなったジェル、1.3kg。

この1.3kgがなければ、もっと早く走れたのは間違いない。

と言っても、

これら全部捨てれるほどの、真のアスリートではなく。

真の貧乏性な僕。

 

結局、最後まで何の役にもたたない重いジェルをただただ担いで走った…。

 

球磨川リバイバルトレイルレースの感想は、

 

レースの良かったところ

良かったところ
  • 九州脊梁(中央山地)を一気に楽しめる
  • エイド食やスタッフが温かい
  • 九州で唯一の100km・100マイルレース

 

九州脊梁(中央山地)を一気に楽しめる

今回走ったコースは九州の中でも秘境の秘境。

九州に住んでる人でも、アクサセス困難な山が多い地域。

それらをワンウェイで一気に楽しめるのは、

トレランだけではなく登山者でも羨ましいと思えるレースです。

 

エイド食やスタッフが温かい

エイド食が本当にどれも美味しくて、さらにキャストや沿道の人も力一杯応援してくれる。

そのひとつひとつに大きな力をいただけました。

どれも美味しかったのですが、

個人的に特に美味しかったエイド食を3つ上げるなら…。

  1. W4 万江阿蘇神社のうどん
  2. A3 高野体育館のだご汁
  3. A2 高塚登山口のジビエバーガー

(※A6以降のエイド食は食べてません)

 

九州で唯一の100km・100マイルレース

九州で唯一の100km・100mileレースだが、

コースの難易度もエイドもキャストもレベルが高いと思います。(※僕自身100km上のレースは3つしか出走してませんがw)

このレースに完走できれば、他の100マイルレース(九州外の)でも十分に戦えると思います。

 

残念だった点

残念だった点
  • 後半スタッフが全くいない
  • 前年とコースが変わりすぎで難易度が上がっていた

 

後半スタッフが全くいない

W5からW6までに出会ったスタッフは2名。

W6からA5までの区間で出会ったスタッフは0。

もちろんエイドにはスタッフはいるものの、

前半コースにはたくさんいたスタッフが、後半全くいなかったが残念。

W6からA5区間は、僕も含めメンタルが落ちてる人が多かったので、

スタッフが少しでもいてくれると元気が出たのかもしれない。

 

前年とコースが変わりすぎで難易度が上がっていた

前年とロードとトレイル率が変わりすぎていて…。

ここまでコースが変わっているのなら、

もうちょっと大会側からのアナウンスが欲しかった。

 

今の想い

 

結果的に今回も100mile完走を達成できませんでしたが、

長いレース時間の中で、次々と巻き起こるトラブルにそのつど、

向かい合い対処していく力はついたのかな?と思います。

レース後、リタイアバスでの格闘と、普通に運転して家まで帰れたことを考えると

ペースは遅いにせよ「まだ走れる体力は残ってたな」と、実感することができました。

今回のレースも学びが多く、しっかりと楽しめたので

失敗ではなく、成長の途中であり成功の途中。

最初に掲げた、

完走自分で限界を決めて諦めないことの2つ。

完走はできなかったが、足を止めてしまいそうなトラブルはあったが、

しっかりと真っ当できた。

 


 

 

 

 

【まとめ】

今回は2023年に3月に熊本県で開催された球磨川リバイバルトレイルレースの

レースレビュー完結編でした。

 

レースの難易度が高く今回は残念ながら完走できなかったが、

それでも十分に楽しみ苦しみ成長できたレースでした。

 

レース内容はみなさんに披露できるすばらしい内容とは程遠く、

泥臭く💩臭くw カッコ悪く、とてもお手本になるようなレース内容ではないですが、

ながながと最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

とはいえ、

僕の目標は年内に100マイルレースを走り切る。

 

 

というわけで、

次のレースは今月末に開催されるFUJI100に出走してきます。

 

 

以上!

成功するまで挑み続ける

諦めの悪いボックルヘアのTOMOでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。