こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今日はキレンゲショウマです!🌻
キレンゲショウマ🌻花好きだったら知ってるかもしれませんが、僕は初耳。
題名では知ってるかい!なんて言ってみたものの僕も知らんかった、白岩山に登るまでは。
キレンゲショウマ[黄蓮華升麻]
深山の湿った木陰にまれに見られるユキノシタ科の多年草で、
石灰岩地帯に多い遺存的な分布をする植物。
茎の高さは80~120cm,葉は対生し、下部のものには長い柄があるが、
上部のものはほとんど無柄となる。
7~8月に茎の先にまばらな円錐状の集散花序をつくり、美しい黄色の花を開く。
九州中央山地の白岩山登山口付近に、
なにやら珍しい黄色い花が咲くと聞きつけ先日登ってきました。
2018・7・31(TUE)
AM4:00 自宅出発
早朝4時に出発し、車で約3時間。登山口までなかなか遠い。
昨日は台風12号の影響で大雨や強風、土砂災害を心配し、出発直前までかなり悩んでいました。
今回は五ヶ瀬町とうい山深いところにある登山口。
その登山口行くまでの道路状況や土砂崩れなど心配していましたが・・・
今日の相棒は頼りになりそうだったので登山を決行しました。
AM6:30 登山口 到着
今回の登山口は宮崎県の五ヶ瀬ハイランドスキー場。
通り道の熊本県に入った辺りから、予報通り小雨が🌂
そして、登山口に近づくにつれ増える雨の量と濃くなる霧。
予想通り登山口はガスッガスです!
本来はスキー場の駐車場なので、駐車できる台数も100台くらいあり、自販機もトイレ(※トイレットペーパーあり)もあるという登山口としては超完璧です。
霧で駐車場が無限に広いのではないかと錯覚しそうなほど。
登山準備を整え
AM7:05 登山開始
ここに車止めのチェーンがありますが、このチェーンも今日まで。
明日からはこのチェーンが外され、もう少し先のゴボウ畑登山口まで車で上がれるようになります。
<今回のルート>
カシバル峠(スキー場)⇒ゴボウ畑(白岩山登山口)⇒白岩峠(杉越)⇒向坂山⇒
白岩峠⇒白岩山⇒白岩峠⇒ゴボウ畑⇒カシバル峠
舗装されたばかりの白岩林道を歩いて登って行きます。舗装されているのはごく一部で他は凸凹の未舗装の林道が続きます。
そして、今回の相棒⇩⇩
さっぺ!(特技:くじゅう17サミット)
微笑んでますが後ろはズバッとキレ落ちた断崖絶壁です(笑)
AM7:25 ゴボウ畑(白岩山登山口)
8月1日からはここまで車で来れます。
駐車スペースは8台ほど、トイレはありません。
登山道は整備されていて歩きやすい。登りも緩やかで登山というよりハイキングっぽい。
台風の影響で小雨と強風が吹いていますが、森の中なのでさほど影響がなく快適歩けます。
AM7:45 白岩峠(杉越)
この分岐を直進せず、右に折れ先に向坂山に向かいます。
ここから木の階段。
今回の登山では一番の急登!
って言ってもそんなに長く続くわけじゃなく、
自然林を楽しみながらゆっくりある行きます。
ここに来ると多少強風の影響もうける時もありましたが、涼しい暴風でいい感じにクールダウンできました。
AM8:05 向坂山 山頂到着
向坂山(むこうざかやま)
標高1685m。九州中央山地では2番めに高く。宮崎県五ヶ瀬町と熊本県との県境に位置する山で、北東側斜面には日本最南端のスキー場として知られる五ヶ瀬ハイランドスキー場が広がる。
まあまあの暴風と小雨なので長居せず、白岩峠まで戻ります。
行きに気になっていた白岩峠にあった西郷どんの看板、よく見ると後ろと横にそれぞれ違う絵が描かれています。
<西郷どん&那須大八朗宗久>
西郷隆盛は明治10年(1877)4月に、日本最後の内戦「西南の役」で田原坂の合戦に敗れた薩摩軍が西郷隆盛と共に人吉に逃れた道らしい。
那須大八朗宗久は寿永4年(1185)に、壇ノ浦の合戦に敗れた平家一門が鞍岡から霧立越を越えて椎葉に逃れた道らしい。
<駄賃つけ>
霧立越は昭和初期頃まで、九州脊梁山地を南北に続く向坂山(1684m)から扇山(1661m)にかけての尾根伝いを辿る古道。
その昔、熊本県の馬見原(まみはら)から宮崎県の椎葉まで馬の背で物資を運んだ「駄賃付け」の道だったそうで、昭和12年(1937)ごろから廃道となった。
<タイシヤ流>
正保2年(1645)には人吉の剣豪丸目蔵人のタイ捨流が鞍岡に伝承されました。
と、最後のはよく分からんけど、大昔からいろんな人がここを通ってたんですね、今で言う国道3号線みたいなもんだったのかな?
なんて考えながら幻想的な登山道を進んでいきます。
ほとんど登っていないも同然の緩やかな登山道、ガスで遠くの景色こそ見えませんが、足元に目をやると、緑が鮮やかなモフモフしたコケの道。
雨ってこうゆう景色が見られるから楽しいですね☂
鹿から植物の食害を防ぐための二重の防護ネットを通りぬけると、白岩山山頂まであと45m。
ちょっとした岩場をちょちょっと登ると!
AM8:45 白岩山 山頂到着
山頂からの景色は・・・
予想通り真っ白☁
ですが、風も雨も止んで気温も丁度良くなかなか快適です。
防護ネットから山頂までは急に草花が増え、防護ネットが凄いのか、鹿の食害が深刻なのか柵から先は花が沢山あり、今まで歩いてた景色とは全く違いこれが同じ山なのか?!と思うほど。
景色が真っ白以外は快適な山頂で小休止をはさみ、再び幻想的な道を戻ります。
登りも楽だし、下りはもっと楽な登山道をじゃんじゃん下山し
AM10:00 カシバル峠登山口 下山完了
天気はあいにくでしたが、なかなか幻想的な山で楽しかった・・・。
?!
花は?!
キレンゲショウマ・・・は??
今回メインのはずのキレンゲショウマを見落として帰ってきたようです。
群生地があると聞いていたので、シャクナゲとかミヤマキリシマとか群生地付近に『こっち⇒』的な看板があると思い込んでいた僕!
五ヶ瀬ハイランドスキー場は嬉しい事にソフトバンクの電波が入るので、さっそくヤマップで検索、しかし花を保護する目的のためかキレンゲショウマ写真には位置情報を示されては無く、手掛かりは昨日山の師匠にざざっと書いてもらった手書きのキレンゲショウマの場所を示す地図!!
ですが、看板があると思い込んでいた僕はサラーっとしか地図を見ておらず、しかも今日それを家に忘れてくるという・・・(笑)
人に聞くにも、こんな台風に登りに来る登山者も他いねぇし(笑)
仕方合が無いから、キレンゲショウマを捜索すべく再び山へ
もちろんさっぺも巻き込み、まさかの白岩林道2往復✌
昨日みた地図の記憶をたよりに適当に進みます。
すると、またもや防護ネット&柵を発見!!
これは山頂同様に花があるに違いないと思った通り!
フェンスの先には沢山の花が!!
フェンス近くには沢山のユリの花が、さらに進むと!!
ピンとはずれてますがキレンゲショウマ発見!!
奥にはキレンゲショウマの蕾が沢山!!
珍しい花を見れて大満足。わざわざ白岩林道を2往復した甲斐がありました。
駐車場に戻るとガスが少しずつ晴れていき、リフトの全貌や、周りの風景も見えてきました。
今回の白岩山は標高差もほとんどなく緩やかである行きやすい山でした。この歩きやすい登山道だとどこまでも歩けてしまうのでは?という錯覚を起こしそうな楽しい山でした。2往復の白岩林道に嫌な顔一つせず付き合ってくれたさっぺには感謝です。
次回は扇山まで縦走してみたいです。
<行動時間> 2時間55分(休憩含む)
<行動距離> 7.8km
<消費カロリー> 1490kcal
以上!
今回はキレンゲショウマを探しに白岩山に登ってきたボックルヘアのTOMOでした!!
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