今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は2023年3月11日12日に熊本県で開催された
球磨川リバイバルトレイルのレースの様子をまとめました。
今回のブログでは
- 変態レースに興味がある
- 球磨川リバイバルレースのエイドを知りたい
- デポバックの中身が気になる
- ロングレース中の体の変化について知りたい
そんな人に呼んでほしい内容になっています。
本題の前にちょっと自己紹介
【球磨川リバイバルトレイルレース】2023/3/10-11
前回までのあらすじ
5:00 レーススタート(2023/3/11)
早朝5時。
しずまりかえった水上村を突如、
イカれたボリュームの音楽と、ラッパのような楽器音が鳴り響き
球磨川リバイバルトレイルの選手がいっせいにスタートします。
そしてスタート直後から、着地のたびに両足くるぶしを襲う痛み。
その痛みを例えるならば、靴の縁にマイナスドライバーでもついてんのか?ってほど
骨をゴリゴリされているような痛み。
控えめに言って、地獄のような痛みです。
それでも、痛みを誤魔化しながら走り続け
7:18には、旧古屋敷小学校跡(W1)
9:00には、不土野峠(A1)
9:56には銚子笠(W2)と、
目標タイムに沿ってなんとか順当に進み続けてきましたが、
ウォーターエイド2の銚子笠から、約3時間半。
あまりの暑さに、水切れを起こしてしまいました。
と、ここまでが前回の話。
詳しくは前回のブログをご覧ください。⬇︎
13:50 分岐
石楠山から25分。
高塚山との分岐までやってきました。
ここから高塚山を越えたらようやくA2のエイド。
そして分岐は、
A2エイドを経由してまた戻って来なければいけない峠。
なので、必然的にこれから登る高塚山も2回登ることになる。
分岐からいったんくだり、高塚山を目指し登っていく。
すでに足も終わり、水も尽きて、くるぶしは相変わらずの痛さ。
高塚山方向からは、すでにA2を経由して元気を取り戻した選手とすれ違います。
タイム的に言うと、僕より1時間〜1時間半ほど早い選手とすれ違います。
みんな早いな〜。ととぼとぼ登っていると!
すれ違う選手の中に、YouTuberのガチオさん発見!
今までバテバテでトボトボ登っていた僕でしたが、
一瞬で回復して思わず握手をお願いしてしまいました。
ガチオさんは、こんな泥と汗まみれの僕にも快く握手していただきました。
めっちゃ優しい人でした。
ガチオさんに元気をいただき、気力を振り絞って高塚山を目指します。
14:15 高塚山(たかつかやま)
高塚山とは
五木村最高峰で標高1,508m。
尾根沿いを歩くので歩きやすく、紅葉が特に美しいです。
村の中心部である頭地地区から国道445号を通り、
県道五木湯前線、大規模林道を経て約1時間で登山口に着きます。
やっとの思いで高塚山に到着。
これを下ればエイドがあります。
とはいえ、思ったよりもエイドが遠い。
下れど下れどエイドはまだ無い💦
想像の3倍遠かった。
しかも、走れるくだりでのくるぶしの痛みといったら、着地のたびに絶叫していまいそう。
痛さはかなり限界です。😭
A2では何か対策をしなければ、正直これ以上走るのは難しい。
今の自分にどんな対策ができるのか?ってことを考えながら下る。
両くるぶしの痛みに耐えながら、まで見えぬエイドを目指し下ります。
高塚山からくだること25分。
14:40 高塚山登山口(A2)
ようやく到着しました。
まずは、喉がからっからなのでフラスクにアクエリを入れてもらい、いっきに飲み干す。
そしておかわりのいっきに飲み干す。
全身に潤いが戻ったところで、時間を確認すると14時40分。
目標タイムの15時を、20分ほど早く到着できてました。
W2からの貯金を10分ほど削ってしまいましたが、まあ上出来です。
ちなみに、タイムスケジュールはこちら⬇︎
球磨川100mile完走のためのタイムスケジュール
拠点名 | 省略/距離 | 関門時間 | 目標到着時間 |
旧古屋敷小学校跡 | W1/12km | ー | 6:40 |
不土野峠 | A1/22km | 10:00 | 9:00 |
銚子笠 | W2/25km | ー | 11:30 |
高塚山登山口 | A2/43km | 16:30 | 15:00 |
梶原地区 | W3/56km | ー | 18:30 |
高野体育館 | A3/67km | 21:00 | 20:10 |
宇那川林道 | W4/86km | ー | 翌日 1:40 |
屋形多目的集会施設 | A4/96km | 翌日 6:30 | 4:40 |
万江阿蘇神社 | W5/108km | ー | 6:40 |
白岩山 | W6/121km | ー | 10:40 |
公民館川島分校 | A5/131km | 13:00 | 12:00 |
田上社会教育センター | A6/151km | 16:30 | 16:00 |
河川スポーツ公園 | ゴール/167km | 22:00 | 20:20 |
W:ウォーターステーション A:エイドステーション 現在地
脱水が解消したので、次は足の処置といきたいところですが、
食欲が勝った。
A2エイドでは
ジビエバーガー、ジビエ餃子、おにぎり、おでん、アイスクリーム、いちご
全種類ありました。
今回はできるだけジェルに頼らない補給を目指してるので、
ジビエバーガー3個、おにぎり3個、餃子2個、おでん、いちご3個、アイス2個を、
口の中に放り込み、コーラで流し込みます。
ジビエバーガーとコーラの組み合わせは最高に美味かった。
ひとりで鬼のように補給しながら、くるぶしの様子を見ます。
両くるぶしはすでに腫れ上がり、青あざも時間の問題。
少し触れただけでも悶絶。
靴や靴下を脱ぐだけでも凄まじい痛みが襲ってきます。
いったん裸足になり、
テーピングの上から、くるぶし全体にロキソニンテープで覆います。
さらに靴の縁がピンポイントで当たるところには、ガーゼをあてて上からテーピング。
少しでもガーゼがクッションの役割になってくれることを祈ります。
くるぶしの処置を終われせ、できるだけエイド食をほおばり
をいっきに流し込みエイドをスタートします。
15:14 A2出発
A2エイドではやることが多く、30分も滞在してしまったが、
その分しっかりと休憩できたので、かなり回復できました。
高塚山を再度登りきり、分岐までもどります。
くるぶしの痛みは処置前と比べると、
左はかなり良くなりましたが、右は相変わらずの痛みです。
これでもさっきまでの両足激痛よりはまだマシです。
A2エイドを出発から約45分。
元気ならいい感じの傾斜で気持ち良く走れるトレイルですが、
足が終わってる僕には地味なアップダウンが続き、色々なところが攣る寸前。
それもこれも、脱水と💩が出なくて体が重いことが原因だ。
実はA2の前くらいから、便秘の解消を狙い。
補給のジェルをマグネシウムが入ってるやつに変え、
量も1時間に1個から45分に1個と若干量も増やしてます。
この作戦がうまくいけば、エネルギーもコンスタントにとり快便な自分を取り戻せる、はず。
基本的に下り基調のトレイルを進んでいく。
一瞬は改善されたくるぶしの痛みが、ここにきてやはり痛み出した。
走れる下りのトレイルは特に激痛が襲う。
とはいえロキソニンテープのおかげで、ぎりぎり走れる痛み。
トレイルからようやく林道。
再びトレイルと、なかなかW3は見えて来ない。
夕方になり徐々にあたりは暗くなり始め、
明るいうちにW3に着きたいと思っていた頃
18:08 梶原地区 (W3)
予定時間の20分前にW3に到着。
いつものようにフラスクに水とアクエリを入れてもらい
道路をじゃんじゃん下っていきます。
そして、くるぶしもぎゃんぎゃん痛みまくります。
痛さに耐えなから走っていくと、あれ?
知ってる人がいる?
鹿児島の筋トレ仲間がIBUKIを見て応援にきてくれてました。
スタートからひとりもくもくと進んでいたので、素直にとても嬉しかった。
足の痛さを忘れた瞬間です。
しっかりパワーをもらい、A3へ向けて道路を進んでいきます。
川沿いの道路は今も水害の爪痕がまだまだ残っていて
復興には長い時間かかるんだな〜と、改めて感じました。
しだいにあたりは暗くなり、ヘットライトを装着。
あたりは街灯もほぼなく、真っ暗闇の中をくるぶしが痛みをこらえ黙々と進んでいきます。
A3に付けば、ストックがある。
A3に着いたら、着替えよう。
A3に着いたら…。と妄想を膨らませ、ただただ前に進むことだけを考え進みます。
大きな橋をわたると、A3らしき雰囲気がぷんぷんに伝わってきます。
19:42 高野体育館(A3)
予定時間より25分早く高野体育館に到着。
体育館の入り口ではゼッケン番号を言うと、デポバックをさっと渡してくれました。
GPSのIBUKIでもうすぐ到着する選手がわかるので、
到着する選手たちのデポバックが順番に並べられていて
素直に、すごいな〜!と思っちゃいました。
A3でしたいことはたくさんあったが、とりあえず腹が減った。
A3エイドでは、
柚子味噌おにぎり、ニラ味噌おにぎり、だご汁、豆腐入り椎茸スープ、くねぶゼリー
まだ全種類ありました。
とりあえず腹にたまる系の、だご汁とおにぎりをいただきます。
このだご汁が震えるほど美味かった。
そして、数時間ぶりに座る。
が、座ってみるとここで初めて、足も腰も…、てか身体中、疲労困憊さを痛感。
身体中がバキバキのヘロヘロです。
とはいえ、まだ67km地点。
まだざっと100kmは残ってます。
満身創痍とくるぶしの痛みで、残り100kmは絶望しかないが、
僕にはA3でゲットできる必殺アイテムがある
それが!そう!
シナノ トレランポール14.0
スタートから約15時間。
ここで受け取れるトレッキングポールを心待ちにしながら進んできました。
このポールさえあれば、この先もなんとか戦えそうです。
デポバックの中身
着替え | ナイキトレイル・ドライナミックメッシュ・Tシャツ(半袖)・短パン・ヘッドバンド・キャップ・ネックウォーマー・アームカバー・靴下・レインウエア(厚手) |
ギア | トレッキングポール・手袋(防水防寒)・ライト(レッドレンザー) |
食料 | オレンジジュース・レッドブル・麦茶・ジェル(メダリスト・winzone・塩ジェル・プロテインジェル 22個)・不揃いバーム(3個)・おやつミックス(300g)・黒糖わらび(3個)・メダリスト(顆粒)(2個)・マグマ(3本)・OS1ゼリー・トップスピード(2個)・・ |
その他 | Xテープ・ロキソニンジェル・モバイルバッテリー(超大容量)・ |
A3でやること
- 補給
- 充電
- 装備入れ替え
- 補給食入れ替え
- 着替え
- 💩
補給
まずは腹が減ってるので補給。
エイドで用意してくれている全ての物をいただく。
だご汁が一番美味しかった。
さらにOS1のゼリーとレッドブルを飲みながら、おにぎりを食べる。
時間がないのでどんどん口に入れてレッドブルで流し込んでいきます。
ちなみにここまで胃腸の調子は悪くない👍
てか、くるぶしが痛すぎて胃腸の状態を感じる余裕がなかった。
充電
このタイムングでiPhoneを充電しておきます。
必須装備品のモバイルバッテリーはIBUKI充電用なので、
デポバックに入れておいた大容量急速充電のモバイルバッテリーで休憩している間に、
ちゃちゃっとフル充電します。
装備入れ替え
まちにまったストックを装備。
さらにライトをモンベルからレッドレンザーに交換。
デカトロンライトは予備でザックに入れたまま。
ちなみに、
メインライトであるレッドレンザーは明るくて夜間走行に非常に便利なんですが、
弱点として、
重量が重いので、僕はメインで使う時間帯の前にA3で受け取る姑息な作戦を立ててましたw
その他、寒ければ手袋やウエアの交換も考え準備していたが今回はその必要はなかった。
補給食入れ替え
これまでジェルを順調にたべれていたので、
なくなった分のジェルと、これから必要であろう数のジェルをザックに詰め込む。
おやつパックやカロリーメイト、不揃いバームなどはあまり減っていなかったので、
ザックには追加せず、そのままデポバックへ戻した。
着替え
着替えるつもりで、デポバックに着替え一式入れていたが、
死ぬほど面倒で、靴を脱ぐだけでもくるぶしは痛むし、着替える気力がなかったので、
結局着替えなかった。
💩
出発前に、無事💩を出せた。
体重が確実に軽くなったのを感じた。
ジェルをマグネシウム入りに変えて正解だった。
A3に滞在した50分の間にこれらを全部済ませ。
高野体育館を出発した。
そしてここから先はIBUKI充電ゾーン。
※A3からA4まではIBUKIをモバイルバッテリーで充電しながら走行することが義務付けられています。
8:30 出発
しばらくは真っ暗な道路を走ります。
相変わらず着地のたびにくるぶしのは激痛は治りませんが、
トレッキングポールがあるので足にかかる体重を分散でき、
さらに、
一か八かの「かかとをつけずに走る」方法を編み出し。
基本つま先だけで走っていきます。
くるぶしの痛みで歩けなくなるか、ふくらはぎの筋肉が終わるか、
の勝負ですが、かかとをつけずに走ることで痛みは着地の痛みはかなり緩和され、
テンポ良く走ることができる。
道路から林道へ
林道からとんでもなくエグい角度の登山道へ突入します。
コーステープは反射素材ではないので、何度かルートを見失いながらも
踏み跡とGPSでなんとかルートを見つけながら進んでいきます。
とんでもない傾斜を登りきり、登山道から再び道路へ。
道路を数km登っていくと。
仰烏帽子登山口から再び登山道へ。
この時期は福寿草の最盛期。
福寿草(フクジュソウ)とは、
古くから福を招き、長寿を意味する花として日本人に親しまれてきたおめでたい花。
小さな黄色い花が集まるように咲き、見た目もかわいらしいことから、登山者に人気のある花です。
この花の特徴としては、
太陽の光が当たると花が開く。
太陽の光にはとても敏感で、昼間でも日がさえぎられると1~2分で花がしぼみ、
再び日があたるといつの間にか花が開く。そんな花。
なので、
昼間は満開でも夜には全部つぼみになってしまい、夜間には見れない。
⬆︎福寿草のつぼみ。
一部閉じきれていない花がありましたw。
夜に咲いてる福寿草が観れるとは超ラッキーです。
0:00 仰烏帽子山 (2023/3/12)
仰烏帽子山(のけぼうしやま)とは
九州百名山の1つで、脊梁山地に属し、標高は1301m。
球磨郡の3つ(五木村、相良村、山江村)の村につらなる山。
福寿草が多く咲く山としても有名で、3月には多くの登山者が訪れます。
仰烏帽子山は今回で3回目の登頂ですが、
深夜に山頂にきたのは初めて。
もちろん山頂からの景色は真っ暗。
山頂からは宇那川林道登山口方面へじゃんじゃん下っていきます。
元気ならば気持ち良く走れる下りの極上トレイルが続くが、
スタートから約19時間ですでに元気も底をつき始めてるのと、
トレイルの走れる下りは、くるぶしの痛みが最大限に発揮されるポイント。
着地の激痛に、痛みで顔を歪めながら下っていきます。
激痛の極上トレイルが終了すると、
岩がごろごろで気を抜いたらソッコー捻挫しそうな林道が永遠に続く。
真っ暗で似たような林道が永遠に続く
次曲がったらW4かな?という期待を10回くらい裏切られたところに
ようやくW4の灯りを発見!
2:37 宇那川林道(W4)
目標時間を約1時間も押しての到着。
高野体育館のでの30分の貯金はなくなり…、
さらに1時間もオーバーしてた…。
拠点名 | 省略/距離 | 関門時間 | 目標到着時間 |
旧古屋敷小学校跡 | W1/12km | ー | 6:40 |
不土野峠 | A1/22km | 10:00 | 9:00 |
銚子笠 | W2/25km | ー | 11:30 |
高塚山登山口 | A2/43km | 16:30 | 15:00 |
梶原地区 | W3/56km | ー | 18:30 |
高野体育館 | A3/67km | 21:00 | 20:10 |
宇那川林道 | W4/86km | ー | 翌日 1:40 |
屋形多目的集会施設 | A4/96km | 翌日 6:30 | 4:40 |
万江阿蘇神社 | W5/108km | ー | 6:40 |
白岩山 | W6/121km | ー | 10:40 |
公民館川島分校 | A5/131km | 13:00 | 12:00 |
田上社会教育センター | A6/151km | 16:30 | 16:00 |
河川スポーツ公園 | ゴール/167km | 22:00 | 20:20 |
W:ウォーターステーション A:エイドステーション 現在地
W4ではバナナ、梅干し、ジェルが提供される。
ウォーターエイドなのに食べ物があるのはなんともありがたい。
時間がないので、
到着するや否や、バナナとゼリーを口に詰め込み
すぐに出発したい気持ちはあるものの、
ついついパイプ椅子に座ってしまうw
ここで12分ほど休憩してしまった。
さらに、
💩は、通常モードからゲリ(下痢)モードへシフトしていた。
トイレを済ませ、腹は不安感が残る状態だが、
時間もないので、とりあえず先へ
路面は林道から道路へと変わり、走りやすくなったのは束の間
今度はとんでもない眠気が襲ってきます。
とにかく眠く気がつけば蛇行しながら道路を進むしまつ。
眠気でどうもまっすぐ進めない。
なんとか眠気を解消するため、カフェイン入りのジェルを飲むも効果はイマイチ。
結局あまりの眠さに耐えられず、路肩に仰向けになり5分仮眠。
5分たったらと、ぼとぼ歩く。
眠くなったら路肩仮眠を繰り返し、ペースはガタ落ち。
ペースも全く上がらず、眠気はいつまでも治らず、
さらに追い討ちをかけたのは、そう!
ゲリ💩
今回もみなかみトレイル100の時と同様に、ゲリ地獄にハマってしまった。
ゲリ地獄とは
「オナラだと思ったらゲリだった。」パターン。
便意や意識とは別に勝手に出てしまう状態。
今のオナラ…、オナラだったよね?
てか、💩漏らした?
不安感で確認が必要にならざる得ない状態。
そんなゲリ地獄モードに突入してしまった。
何度も今、漏らしたんじゃね?って状態に陥りつつヒヤヒヤして進む。
時には茂みの影に隠れます。
控えめに言って、絶不調。
深夜に何やってるだろ…。となんとも情けない。
こんな時のためにと、今回はちゃんと持ってきました下痢止め
ゲリでかなりタイムロスしてしまったが、下痢止めがしっかり効いて40分ほどで、
見事!
ゲリ地獄から脱出。
しかも、「漏らしたかも⁈」って何度かヒヤヒヤしてたおかげで
いつのまにか眠気は吹っ飛び、気づけば走れる体に!
後半はゲリも眠気も吹っ飛び、遅れた分を取り戻せと
つま先走行で快調に走ります。
5:28 屋形多目的集会施設(A4)
予定時間から50分遅れでA4に到着。
睡魔やゲリ地獄に見舞われたので、W4からさらに時間を押してしまった心配がありましたが、
なんとか現状維持できたようです。
A4エイドでは、
鶏汁、山の幸炊き込みおにぎり、卵焼き、さつま揚げ、梅干し、麦味噌漬、栗まんじゅう
山の幸炊き込みおにぎりはありませんでしたが、それ以外でお腹を満たします。
ゲリ地獄明けなので、胃腸はまだ不安定ですが、
それでもできるだけ、まんじゅうと鶏汁で腹を満たします。
無理して食べるには理由がある
ゲリ地獄からジェル系がいっさい飲めなくなり(またゲリになるから)
行動中は持っている固形物(バームクーヘンやおやつミックス)でしのいできましたが、
ここまで来るのに、それらをほとんど食べつくしてしまいました。
A3エイドまでは固形物の減りが少なかったことから、
A3でバームクーヘンやおやつなど固形物を、大量に置いてきた。
今更めっちゃ後悔です。
A3でバームクーヘンを置いてきた自分を張り倒してやりたい。
あんなに高カロリーで美味しいものを置いてきやがって💢
こんな状況なので、食べ物がある時に無理をしてでも食べる。
しかし、これから行動食がほぼ尽きた状態で、
W5 W6を通過し、
次のエイドは35km先のA5エイド。
次までエネルギーが持つのでしょうか?
絶望しかない…。
次回につづく…。
【まとめ】
今回は2023年に3月に熊本県で開催された球磨川リバイバルトレイルレースの
夜間パートの様子やデポバックの中身について紹介しました。
一難さって、また一難。
次から次へと襲い来るトラブルを1つづつ対処しながら、
なんとか96km地点までやってきました。
これから先、相変わらずの足の痛みと、
それに加え、手持ちの補給食がほぼ無いのが、絶望以外感じられませんが、
だからと言って死ぬわけではないので、リタイアする理由にはなりません。
足が前に一歩出るなら、まだ進めるということです。
こうやって弱い自分と向き合える時間をたっぷり取れるのも100マイルレースの醍醐味です。
以上!
今回は球磨川リバイバルトレイルを走ってみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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