こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は人生2度目の海外トレランレース、
タイチェンマイで開催された、Doi Inthanon(ドイインタノン)レースの様子を紹介します。
前回のブログを見逃した人はこちらから⬇️
今回のブログでは、
- Doi Inthanon(ドイインタノン)をいつか走ってみたい
- レース会場までのアクセスは?
- レースの雰囲気を知りたい
そんな疑問を持ってるひとに読んでほしい内容になっています。
本題の前にちょっと自己紹介
【お知らせとお願い】
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現在、トレラン海外遠征費や、
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【2023.Doi Inthanon(ドイインタノン)】
本題の前に前回までのあらすじを、ぱぱっと紹介します。
前回までのあらすじ
Doi Inthanon(ドイインタノン)とは
タイの最高峰ドイ・インタノン山を駆け抜けるトレランレース
ドイ・インタノン国立公園内の特別トレイルや、タイの田園風景の広がる村々を舞台としたレースです。
Thailand by UTMB® ではレベルに応じた走行距離の5コースが用意されています。
完走者には、UTMBのランニングストーンが一般の大会より2倍獲得できるので、
アジアでは人気の大会になっています。
【移動日】2023/12/7
レースの2日前に舞台となる、タイ チェンマイへ入ります。
【レース前日】2023/12/8
レース前日は、レース受付へ
無事に受付と必須装備品チェックをクリアし、
翌日早朝5時スタートのレースに備え、早めの就寝です。
とここまでが前回の話。
詳しい内容を知りたい人はこちらから⬇️
【レース当日】2023/12/9
2:30 起床
起きたらすぐに朝ごはん
食べ慣れてるものを日本から準備してきました。
消化時間も考慮し、レース開始3時間前までには食べていたい、朝ごはん。
さすがに3時間前は起きれないので、今回はレース開始2時間前に朝食をとります。
朝ごはんをもぐもぐさせながら、レース準備に取り掛かります。
朝のレース準備
- テーピングを貼る
- トイレに行く
- ボルトで車を呼ぶ
装備などのレース準備は昨夜終わらせているので、
朝はレース用のテーピングから巻いていきます。
レース装備詳細はこちらから⬇️
テーピングを貼る
テーピングは、捻挫防止のためのXテープ
貼り方はこちら⬇︎
さらに、くるぶしの骨が人より出てる僕は、
靴の縁と骨が当たって激痛で苦しむことになるので
ダイソーのつまさきクッションを二つ折りにして、
くるぶしの骨部分に固定します。
ついでに、マメができやすい小指と薬指にもテーピング
これで完璧です👍
トイレに行く
レース中、💩を催さないように、できれば💩しておきたい。
今回も残念なことにトランスチェジュ同様に、ホテル💩で出なかった。
会場にいって再挑戦します。
ボルトで車を呼ぶ
時刻は、午前3時20分。
「こんな時間に果たして、タクシーはいるのであろうか?」
不安いっぱいでししたが、ちょっと迎えに時間はかかるがいることはいる。
マッチングまでにいつもより時間はかりましたが、無事に車を手配できた。
下手に郊外で宿をとるより、レース会場からは遠いが、空港近くの方がタクシーはつかまりやすい。
タクシー料金は深夜料も特に請求されなかったので、チップを少し多めに渡しました。
ちなみに出かける時は、部屋を掃除してくれる人へ、
ベットの上に20バーツ札のチップを置いて出かけます。
4:00 レース会場 到着
早速、ドロップバックと手荷物を預けます。
ドロップバック(エイド5:49.9km地点で受け取る荷物)を預けます。
僕はゾーン2なので、2組目のスタート。
よって、本当のスタート時間は5時15分。
まだまだ時間に余裕があるので、トイレにいって頑張って💩を出します。
会場のトイレは、キレイなトイレと汚いトイレとかなり差がある。
ちなみに、どのトイレもトイレットペーパーは流せません。
使用済みのティッシュは便器横のゴミ箱に捨てます。
トイレットペーパーは個室に完備されているわけではなくトイレに入り口に
こんな風に設置されている。
必要な分を巻き取り、トイレへ向かいます。
事前にどれくらい必要か?あらかじめ決めるのは難しい…。
実は、前日からすでにゲリだった僕。
初日の辛い麺が原因なのか?昨日食べたケバブが原因なのか?
さっぱりわかりませんが、前日💩を出しすぎて今朝はさっぱり出ません。
出ないのに、腹はぐるぐると不安定な感じで、シリはすでにヒリヒリw
💩を出すことを諦め、もしもの時のためにストッパーを飲む。
これで💩問題はいったん解決ってことで。
スタート会場へ戻ると、すごい賑わい
祭りですね。
100kのカテゴリーでは約1,000人が出走する予定。
選手はもちろん、サポートメンバーや家族もたくさん応援に駆けつけてるので
すごい人、人、人。
人混みを避け、スタート後方にやってきました。
スタート後方には、昨日金ピカだったお寺がライトアップされていて
カラフルでやばい!
日本人を見つけて、一枚撮っていただきました。
今回はザックにつけるゼッケンに大きく国旗印刷されているので、日本人を探しやすい。
そんなこんな、時刻は午前5時。
ソーン1の人たちが勢いよくスタートしていきます。
僕はゾーン2なので、スタートまであと15分。
ここで僕のドイインタノンでのレース計画を紹介します。
ドイインタノン レース計画
今回の目標ゴール時間は、25時間30分
制限時間が28時間なので、
制限時間ギリギリというよりは少し余裕を持ってゴールしたいと考えています。
100k コース
タイムスケジュール
エイド | 総距離(km) | 関門 | 到着予定 | 休憩 |
1 | 11.5km | 8:11 | 10 | |
2 | 23.7km | 13:00 | 11:15 | 10 |
3 | 31.1km | 12:55 | 10 | |
4 | 40.5km | 17:00 | 15:16 | 15 |
5 | 49.9km | 17:48 | 20 | |
6 | 62.8km | 21:17 | 15 | |
7 | 69.3km | 2:30 | 23:07 | 15 |
8 | 81.8km | 6:00 | 2:50 | 15 |
Finish | 94.5km | 9:00 | 6:25 |
※本番は5:15スタートに変更になったため、目標時間は全て+15分でみてください。
累積標高やペースなど詳細は⬇️
UTMBの出場権を勝ち取るためにも、完走は絶対条件。
何があっても諦めずに進もうと心に誓います。
5:15 レーススタート
いよいよゾーン2のスタート時間
前から勢いよく選手が走り出します!
が、僕はゾーン2の後方にスタンバイしていたため、なかなかスタートをきれない。
ゾロゾロと歩きながらスタートをきります。
スタート直後は、パーク内をグルーっと周り車道へ出ていきます。
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スタートでうかれすぎてた僕は、このタイミングで靴ヒモをしっかり結んでなかったことに気づくw😅
道路の隅によって、靴ひもを結び直し再出発
あっという間に、ゾーン2の最後尾ですw
とはいえ、全く焦った様子もなく、
スタート会場後方にあった、金ピカのお寺があまりにもキレイすぎて
パシャリ📷✨
余裕のあるうちに、レースを楽しんでおきます。
スタートから約30分
ロードから森へ
この時間になっても、まだしっかりと暗い。
今回もスタート時のライトは、モンベルのリチャージャブル パワーヘッドランプを装着しています。
これはサブライトです。
本格的な夜走行にはレッドレンザーを使いますが、
モンベルのライトは、UBS充電なので、いつもフル充電にでき
軽いしタフなので、かなり使い勝手がいいです。
ちなみに、スタートから第1エイドまでの区間は
距離にして11.5km
累積標高は+1,048m
目標時間は3時間11分
11kmで約1,000mのアップ。
これは初っ端からかなりキツイコースです。
標高1,000mアップは、ビルでいうと250階分。
スカイツリーなら1.5個分
東京タワーなら3つ分
九州の登山で例えるなら、牧ノ戸峠から久住山間を2.5往復分です。
これを3時間とちょっとでいきます。
7:02
スタートから約45分
日本ではあまり見ない種類の木ばかりです。
時刻は7時になったばかりですが、すでに暑い💦
気温は20度前後くらい。
12月の寒い日本から2日目前にタイにきたので、タイの暑さに体はまだ慣れていません。
絶対、熱中症になると予想していたので、ザックには1.5Lの水分を入れてきました。
ザックは重くなりますが、熱中症で足が進まず関門に引っかかってしまった苦い経験があるので、水分は多めに持ってきました。
熱中症でDNFした話⬇️
右胸元には、経口補水液パウダーの入った水500ml
左胸元には、メダリストが入った水500ml
ザックには、普通の水500mlと、しっかり準備してきました。
45分に一度、100kcalほどの補給も忘れず、しっかり補給して登っていきます。
スタートから約2時間。
気温もじわじわ上がってきてますが、それよりも厄介なのが
湿度!
連日のスコールで、山はしっかり水分を溜め込んでるようで、
凄まじい湿度と、無風。
標高を1000m上げるために、登り続けているため
汗は尋常じゃないほどアゴから滴り落ちていく。
想像はしていたが、1,000mアップはかなりキツイ。
しかし今回はストックが使えるので、腕力+背筋で体を前へ上へ運んでいきます。
7:33 分岐
ちょっとした分岐。
カテゴリー20kの人はまっすぐ、50kと100kは右へ進んでいきます。
ルートはこんな風にとてもわかりやすい。
初めてのランナーでも安心して進めます。
オレンジテープが目印
それにしても、永遠に続く登りで、すでに脱水気味です💦
分岐から数分進むと
ロードに出た!
これまで走れる傾斜ではなかったので、走れるところはゆっくりでも走ります。
山の中に何時間もいると、人工物があるだけで嬉しく感じるw
ロードを登っていくと
7:36 第1エイド
おお!
第1エイドじゃん!
第1エイドまでの目標時間は3時間11分を予定していましたが、
50分も早い、2時間21分で到着。
かなり上出来です。
エイドは、第1エイドということもあり、用意されているものは飲み物だけ。
水、ポカリ、コーラ、ファンタなどがありました。
ちなみにトイレはありません。
予定より50分も早く到着できたので、ザックの500mlの水には全く手をつけていませんが、
第2エイドまでも約3時間の予定なので、重いけどこのまま背負っていいきます。
減った分の水分1Lを補充し、補給食のようかんをコーラで流し込み再出発します。
7:44 第1エイド出発
第1エンドの滞在時間は10分予定だったので、ほぼ予定通り8分ほどの滞在で出発できました。
気温と湿度でからだに熱がこもりつつありますが、
しっかり水分とミネラルをとって熱中症予防に努めます。
第1エイドスタートから約5分
めっちゃ渋滞。
この先にはドロドロの激下りからの激登りゾーンがあり、大渋滞。
大渋滞はしょうがないとして、画像で伝わるだろうか?
この湿度!
高性能iPhoneも湿度と汗でびしょびしょです💦
周りのランナーも汗でウエアがからだビターっと張り付いています😅
5分ほどで渋滞を抜け、アップダウンを繰り返しながら進んでいきます。
第1エイドから第2エイドまでは
距離が12.2km
累積標高が、+798m −742m
この区間の目標時間は2時間54分です。
さっきの区間の1000mアップよりはマシですが、とはいえ800mアップもかなりキツイ。
かなり汗かいているので、前半でバテないよう心拍数を気にしながら進みます。
走れるところは頑張る💦
にしても、暑い🥵
第1エイドから約40分ほど行くと、いったん車道にで出た。
車道ってだけで、ちょっと周りが開けて涼しい。
このまま車道が続いてくれると嬉しいが、
そんなに甘くなかった、5分もせず再び森へ
森ってかジャングル
地味なアップダウンからのエグい登り💦
汗がひどすぎて、全身びしょぬれ
全身濡れているので、iPhoneのシャッターが押せない💦
写真は諦め、黙々と登っていく。
軽い熱中症なのか?軽い頭痛がして補給食の飲み込みが徐々に億劫になってきた。
第1エイドから2時間すぎたタイミングで、水分1Lを飲み干してしまった。
ザックの500mlをとりりだし、空ボトルと交換。
やっぱり多めに持っといて正解でした。
しっかり水分をとりながらエグい登りを苦しみながら、かなり登った
前が開けたと、顔をあげると
そこには青空と
10:06 第2エイド
第2エイドがありました!
第2エイドへは2時間54分での到着予定でしたが、
約30分も早い、2時間23分での到着。
だいぶ暑さで苦しんだが予定より約30分も早い到着でした。
サーモンピンクのノースリーブが汗で真っピンクに変身。
全身汗ビショで気持ち悪い上に、腹の調子も良くない。
エイドの入り口には、扉が閉まらないトイレが2つ。
途中でもよおしても困るので、休憩の前にトイレを済ませす。
このエイドは食べ物がとんでもなく充実してる。
第1エイドで準備されていたドリンクの種類に加え
スイカとバナナ、チョコレートバーにお菓子
ドライマンゴーに見たことないドライフルーツにハリボ(グミ)
さらには、カップラーメン
辛いのと辛くないラーメンが準備されていて、
もっとスゴイには、
ご飯とおかずw
タイはご飯におかずをぶっかけて食べる文化なのか?
多くのタイ人がマイカップというか、マイ皿にご飯とおかずをのせて、スプーンで美味しそうに食べていました。
熱中症気味の僕は、おかずかけご飯を食べてる人を見てるだけでも、気分が悪いw(すみません)
僕は空ボトルに水分を補給し、自分で準備してたフィナンシェを口にツッコミ、コーラで流し込む。
さらにバナナとスイカを補給。
スイカが想像以上に甘く美味しかった🍉
甘いスイカが山ほどあり、スイカ好きには天国のようなエイドでした。
エイドでは熱中症予防にミネラルタブレットと、ストッパー(下痢止め)、
胃腸のむかつきを抑えるため、胃腸薬を飲んで再出発。
熱中症は予想していたのでこれ以上ひどくならないよう、薬でもなんでも使って
できるだけ快適に走れるよう心がけます。
10:20 第2エイド出発
第2エイドでは10分の滞在予定でしたが、4分ほどオーバーしてしまいました。
エイドって一瞬で時が過ぎるので、注意が必要です。
次の第3エイドまでは
距離が7.4km
累積標高が、+91m -1086m
この区間の目標タイムが1時間30分。
これまでに比べれば、距離も登りもたいしたことない。
気になるのは1086mを一気に下るのが、断崖絶壁でないことを祈ります。
次回につづく…。
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【まとめ】
今回はドイインタノンのスタートの様子と第2エイドまで紹介しました。
12月はタイでも乾季、冬の時期になりますが、こんなに湿度があり暑いとは…。
僕の想像以上の暑さに、警戒していた熱中症に片足突っ込んでいる感じになってしまいました。
レースはまだ24km地点
まだまだ始まったばかりのこのレース、僕は無事に完走できるのでしょうか?
このブログが、これからドイインタノンを目指すひとや、
タイ チェンマイ旅行に行ってみたいひとの役に少しでも立てると嬉しいです。
以上!
今回はタイのトレランレース ドイインタノン2023に挑戦した
ボックルヘアのTOMOでした。
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