こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回はモンブラン登山の準備において最大の難所、グーテ小屋の予約の話です。
モンブランに登るにおいて最も重要なことはグーテ小屋の予約。
このグーテ小屋に泊まらずして、僕のモンブラン登山の成功はないと考えています。
グーテ小屋 (REFUGE DU GOÛTER )
グーテ小屋
モンブラン登山の基点となるグーテ小屋は、岩場の上の3817mに立つ宿泊施設です。モンブラン登山をする人のほとんどが宿泊するので、WEB予約開始初日で年内分の予約がほぼ完売になる人気の山小屋です。
富士山山頂と同じくらいの高さにあるグーテ小屋。
なぜその小屋がそこまで重要なのか?
それは高度順応のためです。
高度順応(こうどじゅんのう)
高山病の発生を防ぐために、時間をかけて高度をあげ、体を低酸素状態に慣らしていくことであり、高度順化ともいう。医学的には「高山病は酸素分圧の低下によって生ずる酸素不足から発生するため、赤血球を増加させることで体内への酸素吸入量を補う人間本来の自己防衛本能が働く」システムであるといわれている。
簡単に言うと、体に高さを覚えさせ高山病にかかりづらくするためです。
いくら体力や筋力があっても高度順応が上手くいかなければ、高山病を発症してしまい、モンブラン登頂など夢のまた夢!
高山病(こうざんびょう)
低酸素状態に置かれたときに体が順応できずに起こる症候群のことで、「低酸素症」や「高度障害」とも言われています。高度が上がるほど気圧が低くなり大気が圧縮されなくなるので、酸素を含んだ大気の密度は減ります。一度の呼吸に含まれる酸素の量も減るので、酸素と結びついたヘモグロビンが減少し、組織に送る酸素が不足して様々な高山病の症状が現れるのです。
発症するかどうかは個人差が大きく、発症しづらい人でも体調によっては発症するので、誰でも起こる事です。突然症状が重篤になるものではなく、徐々に頭痛、吐き気、倦怠感、めまい、息切れ、動機など様々な兆候が体に現れ始めます。
症状は二日酔いの酷いバージョンみたいな感じ。
酷いケースでは登山はおろか、こん睡状態や死に至ったケースもあります。
症状を軽くするには体を慣れさせるか、標高の低い所に下るしかありません。
なのでグーテ小屋で1日体を高度にならしてからモンブラン山頂に挑戦したいので、グーテ小屋宿泊予約が重要なんです。
しかし、グーテ小屋に宿泊しても、絶対に高山病にならない?かと聞かれれば
答えは、NO!
僕の予想では、僕の体ではグーテ小屋に宿泊しても高山病になると思います。
グーテ小屋に泊まる事により、症状軽めの高山病での登頂を目指せればな~、って思ってます。
高山病は覚悟の上、その症状が少しでも軽く済むように、何が何でもグーテ小屋を確保したい。
高山病が怖いからグーテ小屋の予約を確保したいという事もありますが、実はもう1つ。
最近の噂で、モンブランでの事故や遭難が相次いでいることから、グーテ小屋の予約してない登山者はモンブラン最寄り駅ニーデーグル駅で、そこに常駐してる警官か?警備員に『帰れ!』と追い返される。といった情報もあります。
この情報はネット情報なので真実かは分かりませんが、グーテ小屋の予約がなければ、モンブランに一歩も入れず追い返される可能性もある・・・。
何が何でも絶対グーテ小屋を抑えないといけません。
個人手配の僕は自分でグーテ小屋を予約しなくてはいけないのですが、その方法はwebサイトからの予約。
もちろんWEBサイトはフランス語もしくは英語・・・。
自分にこの人気の山小屋の予約ができるのか?正直疑問です。
グーテ小屋の予約は、毎年4月の後半に最初は現地ガイド・国際ガイドのWEB予約が開始され、数日後に一般登山者の予約が開始されるみたいです。
一般登山者の予約確保は難しく、一般の登山者がWEBサイトで連日粘っても予約が確保できないのに対し、現地ガイドにお願いすると割とあっさり予約が取れてしまう現状があるようです。
しかし、現地ガイドと接点もないし、どこのサイトに行けば現地ガイドとコンタクトが取れるのか僕にはわかりません。
なので、自力でWEBサイトで自分の分を確保しなければいけません。
グーテ小屋のWEBサイトを覗いてみる
とりあえずサイトを開いて

宇宙船のようなグーテ小屋の画像とともにフランス語で書かれた画面が現れます。
フランス語表記から英語表記へ変えます。
ナビゲーションからBOOKINGを選択。
BOOKINGが予約って事は理解できるので、その画面へ

何が書かれてるか皆目見当もつかないので、Google翻訳アプリを起動。

さっきの英語をコピーして、英語から日本語へ

便利ですね。(※フランス語から日本語への変換でも似た内容が表示されました。)
プロガイドの予約が4月18日から午前9時30分から開始されて・・・て、内容が何となく?分かります。
で、一般はいつ???

今度はコピーではなく画像から翻訳してみます。

このパブリックってのが一般予約らしい。
パブリックのhereをクリックすると

カレンダーぽいのが現れました。
これできっと予約する違いない。
だけど・・・僕が予約したい9月初旬はFULL!
一点の曇りもなく完全にFULL!!
実は先日、何気なくグーテ小屋のWEBサイトにアクセスしてみるも、全くつながらなかった・・・。
1時間ほど粘ってみましたが、電波障害を疑うほどの繋がりにくさ。
後から気づいたけど、その日はプロガイドの予約開始日の4月18日の16時30分頃だった。
フランスとの時差は通常+8時間。
フランスを含む中央ヨーロッパでは3月31日からサマータイムが始まっているので、4月現在は+7時間。
なので、僕が何気なくサイトを覗いた時間がまさにプロガイドたちの予約開始時間だったというわけです。
次の日サイトを見てみると!
噂通り・・・。1日でFULL! FULL! FULL!!
英語が得意な友人にサイトを見てもらうと、一般の予約は4月30日の現地時間9時30(日本時間16時30分)からだそうです。
というか、どんどけ翻訳アプリで頑張っても、英語が得意な人に聞いた方が確実やなと、実感。
そして、すでに全部FULLやけど予約取れるの??
僕レベルでは付け入る隙が無い感じがひしひしと伝わってきます。
グーテ小屋のWEBサイトを覗いてみた感想
その内容が分かったうえで、翻訳アプリを使うととても勉強になります。
予約開始の日程がどこに書いてあるのか?など。分からないとあきらめずにやってみると、分からないなりにちょっと分かってきた。
プロフェッショナルの予約でアクセスできなくなっていたので、一般はさらなる混乱が予想されるだろう。
なので、僕は予約が少しでもスムーズに行けるよう先にアカウント登録をやっておこうと思います。
これが意味があるのか?無いのか?まだ現時点では分かりませんが、僕はこうやって登山準備での最大の難所、グーテ小屋の予約を取りに行きたいと思います。
無事に予約が取れるのか?FULL!で門前払いを食らうのか?
はたして4月30日に僕は、グーテ小屋を抑えることができるのでしょうか???
以上!
すでにモンブランの高い壁を痛感してるボックルヘアのTOMOでした!!
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