アイゼンのメンテナンスの方法 。結論!軽アイゼンは研がなくていい

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こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回は冬登山の強い味方アイゼンをメンテナンスしてみました。

 

 

モリくん

アイゼンっていつの間にか、サビたり

爪の先っちょが丸くまってるよね。

研いだ方がいいのはわかるけど、正直面倒。

 

TOMO

僕もアイゼンのメンテナンスは正直、面倒。

今回は、レベル高めの雪山登山に挑むためアイゼン研ぎに挑戦しました。

めっちゃ大変で、めっちゃ微妙な仕上がりでした。

軽アイゼンについては、大変すぎて途中で投げ出しました。

 

今回のブログでは

  • アイゼンについて
  • アイゼンのメンテナンス方法
  • 実際にメンテナンスしてみた感想

について紹介します。

ぶっちゃけ、アイゼンのメンテナンスは想像以上に面倒。

結論!

軽アイゼンなら研ぐより、新品を買ったほうがコスパがいい

僕は思う。

とはいえ、

アイゼンのメンテナンス方法を知っといて損はないので、

一緒にアイゼンのメンテナンスについて勉強しましょう。

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県で美容師をやりながら、

休みの日にはほぼ山に登る生活を11年ほどやっています。

平日は仕事&筋トレ。

休日は山登りで毎日忙しくやっています。

現在骨折中で派手なアウトドアは自粛中です。

 

 

【アイゼンについて】

まずはアイゼンについて簡単紹介します。

アイゼンとは!?

(画像:Amazonサイト引用)

氷や氷化した雪の上を歩く際に、

滑り止めとして靴底に装着する金属製の爪が付いた登山用具のことです。

雪山ではなくてはならない必須アイテムで、

登山の目的やルートによりアイゼンの爪の数や爪の長さが違ってきます。

「アイゼン」の語源はドイツ語で、

英語・フランス語「クランポン」という呼び方もあります。

 

アイゼンの種類

アイゼンの種類としては、大きく分けて2つ。

  1. 本格的な雪山用のアイゼン
  2. 軽い雪山のアイゼン

爪の本数や装着の仕方など環境や用途によって多種多様あります。

 

①本格的な雪山用のアイゼン

⬇︎12枚。爪先からかかとまで爪があり、爪先は前にも爪がでています。

②軽い雪山のアイゼン

 

6から4枚爪の物は一般的に軽アイゼンと呼ばれています。

軽アイゼンとは

爪の数が少なく、

アイゼンの爪が足の裏に全て隠れるようなタイプのものです。

軽アイゼンには

(画像:Amazonサイト引用)

足裏、約6割をカバーしてくれる軽アイゼンと、

 

(画像:Amazonサイト引用)

足の裏の中心部分、

土踏まずの部分にちょこっと装着するタイプの

軽アイゼンがあります。

 

はっきりいって、

この⬆︎、ちょこっとタイプの軽アイゼンの存在は、今すぐ忘れてください。

僕が、雪山初心者に絶対に履いて欲しくないアイゼンです。

なぜこのちょこっとアイゼンが嫌いかという理由は、

⬇︎こちらのブログを参考にしてさい。

≫雪山初心者が絶対に買ってはいけない軽アイゼン

 

 

【アイゼンのメンテナンス方法】

 

アイゼンは雪や氷だけでなく、

雪まじりの岩稜部を歩いたりします。

使うにつれ鋭かったツメの先が削れ、丸くなってきます。

 

メンテナンスは、主にこの爪の先を尖らせることが中心となります。

しかし、

金属をけずれる電動のヤスリで「バイーン」とやればいいって訳ではありません。

正しい方法で研がなければ、

逆にアイゼンをダメにする場合もあります。

 

アイゼンのメンテナンス方法(手順)

アイゼンメンテナンスの手順
  • 汚れを落とす
  • 爪を研ぐ
  • サビ止めスプレー

 

汚れを落とす

アイゼンはほとんどが金属パーツでできているので、

使ってそのまま放置すれば、当然サビます。

使用後は乾いた布で水分を完全に拭き取ること。

サビてしまったアイゼンは、

金属ブラシやスチールウールで、

早めにさび落としをして、機械用オイルを塗布します。

 

①水洗いして汚れを落とす

使い終わったら、まずは水洗いして、付着した泥汚れを落とす。

特に爪の部分は隙間に泥が詰まっているので、

ブラシを使うと簡単に落ちます。

 

②さびを落とす

さびを発見したら広がらないうちに手入れをする。

そのままにしておくとさびが金属内部に浸透し、

強度低下につながります。

 

③ジョイント部分も忘れずに

ジョイント部分はゴミや汚れが入り込みやすく、細微でサビやすい部分。

とくに念入りに汚れをおとしましょう。

 

爪を研ぐ

雪や氷の登山道では比較的摩耗が少ないが、

岩まじりの場所を歩くと、徐々に爪が丸くります。

摩耗した部分からさびが発生することが多いし、

ツメの効きにも大きく影響します。

ツメを研ぐ

爪の先が丸まってきたら、

金属ヤスリをつかって、できるだけ元の角度と同じように一方向から研ぎ、

先端を尖らせる。

研ぐときは、やすりを先端に向けて一方方向に動かす。

電動やすりは、金属が熱くなり、

アイゼンの硬度低下を起こすので、電動やすりはNG

 

 

 

仕上げはサビ防止スプレー

さび落としや研磨の後にさび止めを

さび落としたり、研磨したあとは、

仕上げにさび止めスプレーの塗布を忘れずにしましょう。

しっかり研ぎ上がった後は、シリコンオイルでさび止めをして完成。

 

中には、黒の油性マジックを使う人もいます。

どれを使うかはお好みで!

 

アイゼンの正しい保管方法

アイゼンのケアが終わったら、

専用ケースに収納して保管しましょう。

アイゼンの爪は鋭く尖っているため、

そのまま収納すると、ほかの道具を傷つけます。

必ず専用のケースに入れて保管することが大切です。

軽アイゼンには基本的に収納袋がついていますが、

ガチのアイゼンは別売りの場合が多いので、別で購入しましょう。

 

 

【実際にメンテナンスしてみた感想】

僕が実際に使ってる2つのアイゼンをメンテナンスしてみました。

まずは

12枚爪アイゼンを研いでみた

かなり爪の先が丸くなっています。

今までに一度も爪を研いだことがないので、仕方ないですが、

この丸い爪が、

買った時のような凶器にもなり得る爪になるのか気になるところです。

初めは紙やすりを使ってみましたが、全く歯が立たなかったので

2,900円ほどする強めのダイヤモンド系のヤスリを使い

1時間ほどガシガシやってみました。

どですか?

僕が研ぐのが下手ってこともありますが、

若干の若干変わった?いや?変わってない?

あらゆる方向からかなりひいき目にみて、

ちょっと鋭くなった?かな・・・。

 

いや、やっぱそんなに変わってなくね?

この作業を数時間やっても、

爪の先を尖らせる自信がなかったのでここで満足し中断しました。

かなり頑張ってこの程度です。

 

さらに、

6枚爪軽アイゼンを研いでみた

これはかなりひどい状態です。

僕の雪山登山をアシストしてくれてるのに、本当に申し訳ない状態です。

なので、頑張って1時間ほど爪を研いでみました。

結果はこちら⬇︎

ひいき目に見ても、全く爪の先は鋭くなっていません。

1時間研いでこれだと、

片方6枚。

両方で12枚の爪を、1爪1時間づつ研いでも・・・。

メンテナンスにいったい何時間かかるんだ?

結果は見えてしまった。

 

アイゼンを研いでみた感想

12枚のアイゼンについては、画像ではわかりづらいですが

多少の鋭さは蘇った感じがありました。

 

しかし、

6枚爪の軽アイゼンについては、爪の先が丸すぎて

たとえ1日中研いだとしても、

まともな仕上がりになるかどうか疑問です。

 

自分の時間をたっぷりも使ってイマイチな仕上がりなら、

新しいアイゼンを買ったほうが、断然コスパがいいことに、

誰もが気づくはず!

当然、僕も気付いていまいました。

 

なので、こんなに爪の先が丸くなったアイゼンは買い直すことにします。

僕のオススメはラチェット式のアイゼン

5,500円くらいで買えるので、何時間もかけて爪を研ぐより、

買ったほうが、労力も時間も節約できて、絶対いい。

 

 

 

 

【まとめ】

 

今回はアイゼンのメンテナンスについて紹介しました。

山の道具はこまめにチェックやメンテナンスが必要です。

アイゼンも例外ではありません。

安全に登山するためにも、

アイゼンのメンテナンスについては必要な知識です。

本格登山のアイゼンについてはしっかりメンテナンスして雪山に入りましょう。

しかし、

僕のようにアイゼンの先が残念なほど丸くなっている場合、

軽アイゼンならば、研ぐより買い替えをオススメします。

道具を大事にする気持ちはとても大切ですが、

時間を大事に使うことは、もっと大切だと思います。

 

最後に!登る前のアイゼンチェック

 

あらかじめアイゼンは自宅で装着してみましょう。

その時に必ず、靴に合わせてサイズを調整をしておく。

できれば、何度かローブを着けて装着の練習をしておきましょう。

冬山ではグローブを着けたままアイゼンの着脱を行うが、

これがなかなか難しい。

自宅で装着練習をして、慣れておく。

 

これをやってないのが、アイゼン初心者によくあるあるあるです。

強者はアイゼンを買った時のまんま、

箱ごと持ってくる登山者もたまに見かけます。

そろならまだしも、同行者にこんな人がいると周りが迷惑です。

 

家でしっかりアイゼンの準備をしておくことで、

雪山で寒い思いをすることや、

仲間に寒い思いをさせることを防げます。

 

以上!

今回はアイゼンのメンテナンスについて紹介してみた

ボックルヘアのTOMOでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。