こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回のブログは2023年7月22-23日に開催されたNorth Kyoto100の続きです。
前回見逃したひとはこちらから⬇︎
今回のブログでは、
- North Kyoto100をいつか走ってみたい
- North Kyoto100の様子を知りたい
そんなひとに読んでほしい内容になっています。
本題の前にちょっと自己紹介
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【North Kyoto100】2023/7/22(sat)
本題の前に、少しだけ前回までのおさらい
North Kyoto100とは
North Kyoto100とは、
100kmの入門レースとして開催されるこのレース。
真夏の京都を15時スタートし、制限時間は23時間。
1周回20km 獲得標高は500mのコースを5周。
手作り感がある、アットホームな小規模レースで、今回が第1回目の開催となります。
レース詳細
1周約20km。
累積標高➕500mを、5周するレース。
レース当日 会場入り
今回のレースは当日に京都入り。
早朝に自宅を出発し、新幹線でビィーンとやってきました。
15:00 レース開始
カウントダウンと共に、ぬるっとスタートしていきます。
長い戦いだし、すでに暑いし
スタートダッシュは身を滅ぼす行為だと誰もが熟知しています。
まずは加茂川沿いを上流に向かって、まっすぐ進んでいきます。
それにしても、激暑💦
1km8分ペースとかなり遅いにもかかわらず、すでに滝汗💦
最初は体をならすため、できるだけ心拍を上げないよう注意しながら
ゆっくり走るも…。
すでに心拍は150オーバー
これじゃ最後まで待たないと、さらにペースを落とし
緑あふれる加茂川沿いを進んでいきます。
前の人にはどんどん引き離され、後ろの人からはじゃんじゃん追い越されますが、
ここは我慢。
僕が戦っているのは、暑さと、自分で決めた目標の20時間の壁。
と、ここまでが前回の話
詳しく見たいひとはこちら⬇︎
ここで、今回のレース計画について紹介します。
<目標タイムスケジュール>
S/A2/A3/S | 距離 | 時間 | S滞在 | |
1周目 | 15:00/16:00/17:07/18:19 | 20km | 3h19 | 11分 |
2周目 | 18:30/19:10/20:47/21:59 | 40km | 3h29 | 31分 |
3周目 | 22:30/23:40/0:51/2:04 | 60km | 3h34 | 26分 |
4周目 | 2:30/3:40/4:55/6:09 | 80km | 3h39 | 31分 |
5周目 | 6:40/7:50/9/05/10:19 | 100km | 3h39 | ー |
S:スタート/ゴール/エイド1
A2:エイド2(7km地点)
A3:エイド3(13km地点)
トータル19時間19分でゴールできる計画にしています。
きっと、なんやかんやトラブルがあると思うので40分はトラブル対処の時間として
20時間以内のゴールが、今回の目標です。
スタートから36分
約5kmの加茂川沿いを走り切り、橋を渡って対岸へ
たった5kmで滝汗。
ウエアは汗でびしょ濡れ、上のスリーブレスは体にビターっと張り付いています。
しかも、汗をかきすぎたせえか?足もちょっと攣りかけている。
いやいやっ、「こんなんであと95km走りきれるの?」と不安になります。
心拍は160オーバー
ペースは1km8分30秒と激遅なのに、心拍数は爆上がり
まだ平坦なところしか走ってないのにこの状況。
いったいどうすれば良いのか、ふわっとパニックw
橋からは、今から登る山々が見えているのか?
土地勘がまったくないので、
これからどんなコースが待ち受けているのか未知の世界です。
大量の汗をかきながら、山に向かってじわじわ車道を登っていきます。
山に近づけば近づくほど、少しだけ空気が涼しく感じます。
スタートから約50分
炎天下の道路を上り続ける💦
心拍はついに180オーバー
このまま走り続けると、絶対に最後までもたないと思い。
勇気を振りしぼって足をストップ、はやる気持ちを抑え歩きます。
歩いてる間を利用し、行動食の羊かんを補給します。
序盤からのこまめな補給のカロリーが、後半効いてくるのを僕は知っています✨
しかし、心拍は思うように下がらない。
3分ほど歩くと、ようやく160まで下がった。
1周目からそんなに長い時間歩く勇気が持てず、ついつい走り出してしまう。
心拍170オーバーにならないよう
超絶ゆっくりのジョグでエイドを目指し登っていきます。
16:00 AS2(エイド2)
スタートから1時間で1つ目のエイドAS2に到着。
心拍は170〜160をうろうろ
160から全く下がる気配はありません。
AS2では、水・スポーツドリンク・アメとシンプルなラインナップ。
1周目ということもあり、がっつりしたエイド食はありません。
たった7kmちょっとですが、500mlのフラスコ2本はほぼ空。
1つには水+メダリスト
もう1つには、スポーツドリンク+経口補水液パウダー
を補給し、トレイルに突入します。
すでに暑さにバテバテですが、レンズを向けられれば笑顔✨
なんだかんだ、まだ元気はあるようです。
トレイルに入ると、気温は少し下がった気がする。
とはいえ、32度オーバーは確実。
時々、木々の間を吹き抜ける風が気持ちいい。
とても走りやすいトレイルですが、
心拍がべらぼうに高いので、ここは我慢して歩きます。
トレイルの傾斜は徐々に急になる
黙々と標高を上げていきます。
標高をじゃんじゃん上げていくと、
心拍もじょんじゃん上がっていき、汗もジャバジャバかきます。
その大量の汗が、時々吹く風によって冷やされる。
しかも、前傾姿勢になっているため、腹がもっとも冷やされる…。
そして案の定…、腹に違和感💦
と気づきた頃には、時すでに遅し💦
下っ腹が、ぎゅるぎゅるぎゅるぅぅぅ〜
まさに、ゲリの予感。
山に入り、あっという間に絶不調💦
今にも、尻からブツがでるぅぅ😵💦
とはいえ、山頂までの登山道は尾根を一直線。
どこにも身を隠し💩する場所なんてない!
僕の後ろには数名のランナー。
暑さからの滝汗は、今にも飛び出してきそうな💩制御しようと、
冷や汗に変わり
さらに、腹を冷やしてくる。
もう限界…。
もう無理…。
と、諦めたその時…。
16:35 向山(むかいやま)標高424m
山頂到着。
山頂も隠れる場所なし。
後ろからは数名のランナーの気配あり。
とはいえ、もう我慢は限界を超えている💦
なので、ルートとは違う方向に山頂をくだり…。
パンツをおろした瞬間💦
💩💩💩💦
こんなの漏らしてたら、100km完走どころか
1周目完走さえ無理だった…。
「携帯トイレ持っていて良かった…。」と安堵したのも束の間、
てっ、てっ、
ティッシュがないー!
ザックに入れていたはずのティッシュがどこにもありません。
キレのいい💩ならまだしも、
ぴしゃぴしゃのゲリの後に、尻をふかないなんて選択肢は僕にはない。
もう、正直レースそっちのけでティッシュが無いことに焦る💦
ティッシュの代わりとなるものを、ザックをひっくり返し探します。
そこで見つけたのが、ワンタッチパッッド
ケガした時用に2枚ザックに入れておいた、ワンタッチパッドを発見!
この中央のガーゼでイケるんじゃね?
これで尻を拭くには、かなり勿体無いが、
これしかない。
このガーゼ部分で 尻をうまい具合に拭く。
ふぅ〜。なんとか事なきを得た。
携帯トイレとキズパワーパッドで、最初のトラブルをなんとか乗り越え
ルートに戻ってきた。
そうだった、レースだったw。
💩の山場は越えたものの、腹の調子はいまだ不安定。
いつさっきの便意がやってくるのか、ヒヤヒヤしながら向山を下っていく。
レースの時はいつも常備してるゲリ止めは、今回ザックには入れておらず、
「1周目に腹をこわすことはないだろう」と、たかをくくってました。
もしもここにタイムマシーンがあるならば、
2時間前に戻り、こんな悠長な考えをしてる自分をひっぱたいてやりたい。
「お前は2時間後に汗冷えから、腹を壊し、ガーゼで尻を拭くことになるぞ!」
「だから、インナーをきて、ティッシュと下痢止めを忘れずにザックに入れておけ」
そう、助言してやりたいがそんなできるはずのない妄想と後悔を抱えながら
多分、最下位で振動を腹になるべく伝えないよう下っていく。
そう!
今回のゲリの原因は2つ
- 水分ローディングの失敗
- インナーを着なかったことによる汗冷え
水分ローディングの失敗
水分ローディングとは
熱中症対策のためレース前日から経口補水液などを入れて、あらかじめ必要な水分を体の中に貯めておくこと。
前日、当日と水分のローディングを行っていて、多分それはうまくいったと思ったが、
ローディングと称して、朝からファミマのメロンシャーベット、昼もロッテリアで大量のコーラなど…
水分以外に、冷たいものを摂りすぎたのが原因の1つとして考えられる。
まさに、これ⬇️
インナーを着なかったことによる汗冷え
これが一番の原因だと考えられるが、
今回、暑さ対策のためにインナーを着ていなかったことが、
汗冷えが腹を冷やしゲリになってしまったと考えられる。
インナーってやっぱり大事だな〜。
と、痛感した瞬間でした。
向山からの下りはめっちゃ走りやすい下り。
腹の不安はありますが、最後尾からじわじわ順位を上げながら下っていきます。
16:56
ゲリから15分。
林道まで下ってきた。
あっという間のトレイルの下り、さらに15分ほど林道を下るとロードにでた。
林道からロードへと変わるところで、主催者のタグゾウさん発見!
選手ひとりひとりの調子を見るように声掛けをしていました。
僕も「足が重そうですね」と声をかけてもらい
「腹がヤバイですw」と訴えましたw
この一瞬のやり取りで、不思議と元気が出るんです。
タグゾウさんに元気をもらいロードを下っていきます。
ロードを1.5kmほど下ると
17:21 A3(第3エイド)
このエイドも、
水・スポーツドリンク・アメとA2とラインナップはほぼ同じ。
A3エイドには1周目の予定到着時間から14分遅れての到着です。
ここでも、500ml2本分の水分を補給しエイドを後にします。
下りのロードも心拍数を気にしつつも150オーバーをキープ。
標高が下がるにつれ、暑さも増し心拍数は上がっていきます。
A3エイドから20分。
加茂川沿いまで戻ってきました。
ここから約6kmほど川沿いを走ります。
黙々とただひたすらに、
暑さと心拍数を微かに感じる腹痛と闘いながら走ります。
ようやく対岸にスタートゲートが見えてきました。
あの飛び石を渡れば、1周目が終了。
とはいえ、飛び石は…。
全然進めねぇ…。
なかなか進めない飛び石に、
若干イラつき「川をじゃぶじゃぶ行ったろか!」とも思ったけど、
残り80kmを濡れた靴で走る気合もないので、
すこーしづつ進む飛び石の列にならび
18:23 1周目終了
予定時間から4分ほど遅れ、なんとか1周目終了です。
1周3時間23分かかりました。
そして、まずは自分の荷物置き場までいって
- インナーを着て
- 下痢止め飲んで
- ティッシュをザックに入れる
と考えてましたが、
エイドにあった、かき氷に飛びつくw
かき氷片手に、バナナ、 BASE FOOD(パン)、おにぎりを口に詰めていきます。
正直、体はすでに脱水っぽくて、固形物はなかなか喉を通りにくいが、
気合いで飲み込んでいきます。
ちなみにエイドには、
水・スポーツドリンク・コーラ・せんべい・アメ・バナナが置いてありました。
この時点ではエイドに炭水化物らしきものがいっさいなかったので、
パンとおにぎりを持参していて正解でした。
口をもごもごさせながら、
と、やることがいっぱい
全てを順調にこなしていったが、最後のインナーが見つからない。
荷物をひっくり返して探すもののインナーが見当たらない。
こく一刻とすぎる時間。
僕がまごまごしてる間に、後続のランナーが先に2周目へと出発していきます。
焦れば焦るほど、荷物はすっちゃんがっちゃん😵
どこをどう探しても見つからないインナーを諦め、
2周目へと出発です。
18:40 2周目 出発
目標のスタート時間から10分遅れで、2周目をスタートしました。
加茂川のトイレで再び便意を模様し、多少のタイムロスをしましたが、
カメラを向けられれば
笑顔✨
ただ内心、
腹の調子が悪いのと、熱中症による頭痛に加え、心拍は相変わらずの160キープ
更には、インナーを着れなかった不安で、すでに心が折れかかっています。
こんな状態で、あと80km走りきれるのでしょうか?
次回につづく…。
【まとめ】
今回のブログは2023年7月22-23日に開催されたNorth Kyoto100の
1周目の様子を紹介しました。
1周目から汗冷えによるゲリに悩まされ
真夏の暑さによる汗と、腹痛による冷や汗と、最初から散々なレース展開。
この条件で、制限時間の23時間以内にで残りの80kmを無事に走りきれるでしょうか?
以上!
今回は、2023年7月22-23日に開催されたNorth Kyoto100に出走してきた
ボックルヘアのTOMOでした。
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