【山ギア・メンテ】知ってるようで知らない。防水スプレーの正しい使い方

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こんにちは!

今日も絶好調の!!

ボックルヘアのTOMOです。

今回は防水スプレーの話。

これからの雪山シーズンに欠かせないアイテムの1つ防水スプレー。

今回は防水スプレーについて、防水スプレーの正しい使い方について書いていきます。

このブログを読めば、正しい防水スプレーの選び方と正しい使い方を再認識できます。

防水スプレーについて詳しく知ってる方も、読んでもらえると嬉しいです。

 

本題の前にちょっと自己紹介をさせてください。

TOMO
<自己紹介>

大分県で美容師をやりながら、休みの日にはほぼ山に登る生活を9年ほどやっています。

主な活動範囲は九州の山ですが、連休が取れれば遠くは北アルプスや八ヶ岳に遠征します。今年の夏はモンブランにも挑戦しました。

今度の正月登山は、今のところ八ヶ岳辺りを計画中です。

<目次>

  • 防水スプレーとは
  • 防水スプレーの種類
  • 防水スプレーの使い方と注意点
  • おすすめ防水スプレー
  • まとめ

 

【防水スプレー】

雪や雨のシーズンはもちろん、泥だらけの登山道を行くような登山でも、強い味方となってくれる防水スプレー。僕には欠かせない山道具の1つです。

防水スプレーとは

防水スプレーは防水ではなく、実は撥水スプレーだった!!

防水スプレーをかけると、かけられた部分は表面がコーティングされることで、水を弾くようになるスプレーを「防水スプレー」と言いますが、

厳密に言うと防水スプレー効果は、実は防水ではなく撥水。

メーカー側は消費者に分かりやすいように「防水スプレー」という表現を使っています。

防水スプレーの効果

雨はもちろん、泥汚れやホコリなども防いでくれます。

防水スプレーを振っていれば、泥汚れも簡単に洗い流せ、登山後の道具の手入れが簡単になります。

防水スプレーの種類

防水スプレーの種類は、大きく分けて2つ。

防水スプレーの種類
  1. フッ素系スプレー
  2. シリコン系スプレー

①フッ素系スプレー

  • フッ素自体が持つ撥水力は非常に高いため、吹きかけた際の水の弾きが良い。
  • シリコン系スプレーに比べると撥水持続効果が短い。

②シリコン系スプレー

  • シリコン系はフッ素系より撥水させる力が弱い。
  • 通気性を活かさないため、ゴアテックスなど不向き。
  • 物にシミになりやすいので注意が必要。革は不向き。

 

2つを比べると、フッ素系防水スプレーの方が登山向きですね。

 

【防水スプレーの使い方と注意点】

防水スプレーの効果的な使い方と、使用時の注意点があります。

使い方はなんとなく想像できるでしょうが、注意点は絶対に知っとくべきです。

防水スプレーの使い方

防水スプレーの使い方
  1. 製品の汚れをとる
  2. スプレーをしっかりふりかける
  3. しっかり乾かす

 

①製品の汚れをとる

汚れをそのままにしてスプレーすると、汚れを一緒に固めてしまい、汚れが落ちなくなってしまうこともあります。

②スプレーをしっかりふりかける

製品から30cmほど間隔をとり、2〜3秒かけてゆっくりスプレーしていきます。

③しっかり乾かす

スプレーした部分をしっかり乾かします。乾いたら再度スプレー。再度スプレーすることで、効果を倍増させます。

使用前日にもう一度スプレーすると、更に効果的です。

防水スプレーの使用時の注意点

必ず屋外で使用すること!

これは絶対守ってください。

さもなくば、死にます!

室内で防水スプレーを使ってしまい、救急搬送された話をたまに聞きます。

防水スプレーのフッ素樹脂を吸い込むと、肺胞に異常が起こり、呼吸困難・肺水腫などを引き起こしたりします。

なかには、登山に行く途中の車内で防水スプレーを使う愚か者もいます。同乗者はもちろん運転手まで呼吸困難にさせるつもりでしょうか?

知らなかったでは、取り返しがつきません。

防水スプレーの怖さを十分に理解して、必ず屋外で使用しましょう。

 

【おすすめ防水スプレー】

おすすめの防水スプレーをいくつか紹介します。

ここで紹介する全ての防水スプレーは、ゴアテックスと革製品に使用可能です。

アメダス 防水スプレー

防水性が高さが評判のアメダスの防水スプレー。

通常の防水スプレーに比べ雨からだけでなく、油からの防汚効果が高いのが人気の理由です。生地の柔軟性・通気性を損なうことなくコーティングし、雨や雪、ホコリなどの汚れを防ぎます。

コロニル ナノプロ 防水スプレー

名前に「ナノ」って付くだけで、めっちゃ効きそうな防水スプレー。ナノ化されたフッ化炭素樹脂とシリコンオイルを配合した防水スプレー。

防水効果が長時間持続し、素材表面に微細構造を形成し、ホコリや汚れを水滴とともに落とす自浄効果を与えます。皮革やハイテク素材の通気性を損ないません。

コニシ 防水スプレーハイパワー

大容量と低価格でコスパ最高。 フッ素系の防水スプレー。繊維の通気性を損なわず、水や油の汚れをはじきます。

ロックタイト 防水スプレー

ムートンブーツにも安心して使える防水スプレー。これも大容量でコスパ良し!

 

最後に紹介した2つはホームセンターでもよく見かけるので購入しやすいです。

 

【まとめ】

これからの雪山登山で、更に出番が多くなる防水スプレー。

防水スプレーについて大切なことは!

  • 登山道具やウエアに相性が良い防水スプレーはフッ素タイプの防水スプレー。
  • 使用方法は、登山道具購入時に2回。登山前日に1回。
  • 使用時の注意点は、必ず屋外で使用すること。

 

この3つです。

これからの季節、防水スプレーを使う機会が増えると思うので、正しい使い方で雪山を楽しみましょう。

以上!

今回は防水スプレーについて紹介してみたボックルヘアのTOMOでした。

 

 

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    ABOUTこの記事をかいた人

    九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。