North Kyoto100④[ レース完結編]

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こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回のブログは2023年7月22-23日に開催されたNorth Kyoto100の続きです。

 

 

 

前回のブログを見逃したひとはこちらから⬇︎

 

今回のブログでは、

そんなひとに読んでほしい内容になっています。

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。

登山歴は13年目。

トレラン歴は2年

次のレースはトランス チェジュです。

Twitter・YouTubeもやってるので、

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【お知らせお願い】

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現在、トレラン海外遠征にかかる費用と、

2024年のサハラマラソン出走するためのエントリー代(63万円)を

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【North Kyoto100】2023/7/22(sat)

 

本題の前に、少しだけ前回のおさらい

前回までのおさらい

North Kyoto100は20kmのコースを5周するレースで、

制限時間は23時間。

累積標高は2,500mとトレランレースにしては

アップダウンの少ない、めっちゃ走れるコースとなっている。

 

15:00 レースとタート

炎天下の午後3時に賀茂大橋付近をスタート。

レースそうそう、さまざまなトラブルに見舞われながらも、

1周目は、3時間23分

2周目は、3時間57分

3周目は、4時間9分

スタートから約12時間半後の

午前3時30分に4周目をスタート

目標タイムから1時間遅れのスタート。

これまでにいくつものトラブルにみまわれ

完全に足も終わって心も折れかかっていますが、まだ足は前に向いています。

 

と、前回はここまで

 

今回の目標にしているタイムスケジュールはこんな感じ⬇️

 

<目標タイムスケジュール>

S/A2/A3/S 距離 時間 S滞在
1周目 15:00/16:00/17:07/18:19 20km 3h19 11分
2周目 18:30/19:10/20:47/21:59 40km 3h29 31分
3周目 22:30/23:40/0:51/2:04 60km 3h34 26分
4周目 2:30/3:40/4:55/6:09 80km 3h39 31分
5周目 6:40/7:50/9/05/10:19 100km 3h39

S:スタート/ゴール/エイド1
A2:エイド2(7km地点)
A3:エイド3(13km地点)

トータル19時間19分でゴールできる計画にしていますが、

4周目スタート時点で、1時間の遅れ

20時間以内のゴールが今回の目標でしたが、かなり厳しくなってきました。

 

4周目をスタートするもまだあたりは暗く、ヘッドライトの灯りを頼りに進んでいきます。

疲れも眠気ピーク。

これまでのロングレースならまだ眠気を感じない時間帯ですが、

暑さによりいつも以上に体力を消耗してるのがわかります。

あたりはまだ暗く、頭の中はネガティヴワードがぐるぐると周り

残り40kmという距離に絶望さえ感じますが、

この苦しみにを超えるためにこのレースに出走したことを思い出し、

苦しさを楽しむことにシフト。

 

苦しいことを楽しいことにするには?

・・・!

脳を勘違いさせる!

脳を楽しいことだと勘違いさせるには?

・・・!

笑う!

さぁ!笑え!

 

まだ薄暗い早朝の川沿いを、死んだ顔つきの輩が笑いながら歩く。

 

今考えると、なんとも不気味で恐ろしい光景ですw

 

半笑いのままトレイルに突入

4回目の登りもきついが、まだ足が上がらない程ではない。

確実に標高を上げながら

5:57 向山(4回目)

4回目の山頂に到着。

トレイルの下りは時々歩いてしまうものの、まだ走れる。

疲れや苦しさによって忘れていましたが、

腹の調子はかなり改善してきました。

とはいえ、歯の痛みは刻一刻と増していいる。

相変わらず補給は、ようかんを丸呑みして水で流し込むスタイル。

こしあんだったのが、せめてもの救いです。

第3エイドへ向かっていると

カメラマン発見!

カメラを向けられれば、半笑いが2/3笑いへ

まだ余力はあるようですw。

エイドをすぎると、暑さが増してくる。

下りはなんとか走れたものの、川沿いに戻ると全く走れなくなった。

この6kmが遠いんだよな…。

 

足が疲れて重いってこともありますが、正直なところは

走る気力を保てない。

走り出しても足のダルさに、あっという間に歩いてしまいます。

 

とはいえ、

ここで野犬が襲ってきたら

迷わずダッシュで逃げるだろう。w

このリミッターが野犬に襲われなくても自分で外せるか、外せないかが強さの違い。

今回のレースはその強さを求めて、出走したんだと再度認識する。

 

とはいえ、現実問題。

この穏やかな鴨川に凶暴な野犬はいないし

残り40kmで野犬に襲われても、40kmはダッシュ無理だな〜

犬がいるとすれば、とてもキュートな感じでお尻をプリプリ振って歩く

散歩中の可愛いワンちゃん。

ワンちゃんがお尻をぷりぷり降ってちょこちょこ一生懸命歩く姿はとても癒されます。

 

さいわい、この時間はわんちゃんの散歩ラッシュ

野犬でのリミッター外しは諦め、

わんちゃんのお尻を追いかける作戦に変更。

この変態作戦が前に進まなかった足を少しづつ前に出す。

散歩中の可愛い犬たちに助けられなんとか川沿いの6kmをこなしていった。

 

 

7:56 4周目終了

4時間25分

3周目と比べると16分も多くかかった。

なかなか辛い4周目だった。

目標タイムから1時間48分遅れ、目標タイムからかなり遅れはとったものの

残すは1周20km。

スタート地点では、タグゾウさんが「あと1周ならゴールしたも同然」と言っていた。

僕も同感。

さらにタグゾウさんは「サハラの暑さはこんなもんじゃないよ〜w」と、

それにも同感w。

ゴールの関門時間まで残り6時間。

これは前歩きでも間違いなくゴールできる時間。

ようやく終わりが見えてきたので、休憩もそこそこに5周目をスタートさせます。

 

8:08 5周目スタート

目標時間から1時間30分おしで5周目スタート

あと1周とはいえ、川沿いの6kmは地味にきつい

気温もどんどん上がって行きます。

8時時点で早くも30度オーバー

5周目も滝汗は変わりません。

 

10:26 向山(5回目)

これで5回目、最後の向山。

もう戻ってこなくていいと思うと、心が軽くなるw

5回目の下りトレイルは全く走れず。

とはいえ、最後なので京都の山を楽しみつつ下ることにした。

思えば、スタートから目標時間や関門時間を気にするあまり、

「レースや京都の山を楽しめたのだろうか?」といった疑問が湧いてきた。

答えは、NO!

 

このままゴールしては勿体無いといった気分になり、

最後は「走らなければ」という気持ちはちょっと横において、

このコースを楽しんで戻ることにした。

 

おかげで気持ちはさらに軽くなり、体も脱力。

すると不思議なことに、

走れちゃうw

ゆっくりだけど、コースを楽しみながらゆっくり走って下る。

 

これまでずっと我慢してた

自販機にも寄り道。

レモンスカッシュかうますぎて、

おかわりレモンスカッシュ🍋

レモンスカッシュを1L以上胃に打ち込み

胃をタポタポさせながら一歩いっぽ、ゴールに向かって進んでいく。

5周目はわらび餅の蜜でさえ、歯に染みるのでほぼ補給はせず

レモンスカッシュのカロリーで最後の一踏ん張り。

 

対岸にゴールが見えてきた。

対岸には相方がすでにきてくれていて、パシャリ📷✨

ヘロヘロな僕を発見してくれたようです。

 

飛び石を渡り

ゴールまで、あとわずか

完全に歩きw

最後は気合をいれて、軽くジョグ

 

12:45 ゴール

21時間45分で無事完走。

目標時間から2時間26分ほど遅いゴールになりましたが、

なんとか制限時間以内にゴールできました。

 

 

いつもはゴール後、ヘラヘラしてる僕ですが、

完全にフリーズ

多分、軽い熱中症

歯が痛く補給できなかったので、相方に買ってきてもらった。

カルピス・三ツ矢サイダー・ソルティーライチ・アクエリ・アイスボックス・プロテインを

立て続けに飲み物で補給。

15分ほどフリーズしてましたw

レース後こんなに動けなかったのは初めて。

ようやく水分とカロリーが体に回ってきたので

じわり、鴨川へ

バッシャーン💦

と、ダイブしたかったが、想像の6倍浅かった…。

 

 

【登山記録・感想】

 

North Kyoto100 レース詳細

 

 

North Kyoto100 詳細

<順位> 27位

<行動時間> 21時間45分50秒(休憩含む)

<行動距離> 105.3km

<累積標高差> +2,511m・-2,511m

<消費カロリー> 7,162kcal

 

<ラップタイム>

スタート ゴール 時間 S滞在
1周目 15:00 18:23 3h23 17分
2周目 18:40 22:37 3h57 19分
3周目 23:02 3:11 4h9 20分
4周目 3:31 7:56 4h25 12分
5周目 8:08 12:45 4h37

S:エイド1

 

North Kyoto100レースの感想

感想をひとことで言うと、

FUJIよりきつかった!

「暑さから、熱中症・下痢・脱水などこんなにトラブルを呼ぶのか⁈」と驚いた。

目標どうりレースを進めることができなかったが、

今、自分にできる全てを総動員して戦えたと思う。

とはいえ、

「僕はもっと走れる」と過信していたので、多少の悔しさはあります。

 

しっかし、暑いレースは恐ろしい。

今からサハラが心配だw

 

完走できた理由

 

  • サポートがあったから
  • 目標があったから

 

完走できた理由としては、

サポートがあったから

大会ボランティアの方々はもちろんですが、

相方のサポートなしでは完走も怪しかったかもしれないと思う。

相方には本当に感謝です。

 

目標があったから

来年4月にサハラ砂漠で開催されるレースに完走するため、

「真夏の京都の暑さは余裕でクリアしないと」と、出走をきめたレース。

レースでタグゾウさんに遭遇するたび、

「サハラはもっと暑いよ〜」と激励をもらってました。

今回のレース中に、何度も「なんでサハラに出る」なんて言ったんだろ…。

と何度も思ってしまったのは事実w。

ただ、サハラの目標がなければもっと足が止まっていたと思う。

 

ちなみに、僕の来年の計画は、

4月にサハラマラソン250km、8月にUTMB(フランス)と、すでに決めている。

OFUSEにて遠征費支援をお願いしてます。よろしくお願いします。

来年の目標達成のためにも、今回は絶対落とせないレースだった。

 

North Kyoto100への感想は、

North Kyoto100の良かったところ

 

良かったところ
  • アクセスがよい
  • ルールがわかりやすい
  • ボランティアの人との距離感が近い

 

アクセスがよい

今期あのレースは京都駅からアクセスもよく。

街中からのスタートでアクセスがとても良かった。

しかも15時スタートということもあり、前泊の必要もなくとても助かった。

 

ルールがわかりやすい

細かな持ち物などルールが一切なく。

コンビニ・自販機立ち寄りOK。

ルートも明るい時間帯に1周すれば、夜でも迷うことのないわかりやすいルート。

持ち物は自分に何が必要で、何がいらないのか?

その都度、必要なものを自分で考える機会をくれるため、とても勉強になった。

 

ボランティアの人との距離感が近い

規模の小さい大会なので、タグゾウさんが選手ひとりひとりの体調を把握していたり

エイドで起き忘れたものを、次の周で「これ忘れてない?」と渡してくれたり

選手ひとりひとりを見守ってくれてるな〜と感じたレースでした。

残念だった点

残念だった点
  • エイド状況がよめない

正直残念だった点は無いのですが、絞り出していうのであれば

エイド状況がよめない

エイドには常に、そうめんやスイカ、フルーツポンチ、バナナなどがあるかと思っていたが、

準備されてる時とそうでは無い時があり、

スイカ好きの僕としては、毎回のエイドでスイカが食べたかったw

 

来年North Kyoto100に出るならこれあると便利

  • 炭水化物
  • クーラーボックス
  • 折り畳み椅子

 

炭水化物

エイドに炭水化物がすくなかったので、

おにぎりやパンを食べたい人は用意してた方がいい。

途中のコンビニで調達もできるがあらかじめ準備してると安心。

 

クーラーボックス

周りのランナー数名はクーラーボックス持参で来ていた。

周回で帰ってくるたび、冷たい飲み物やフルーツなど食べてる姿が非常に羨ましかった。

気温が暑いので、食べ物なども悪くなりやすいのでクーラーボックスに入れとけば安心。

とはいえ、僕のように遠くから遠征する場合には荷物になるので持参するのは難しいけどねw

 

折り畳み椅子

これもクーラーボックスと一緒で遠征ランナーには無理だが、

周回途中の休憩で、毎回地べたに座っていたので

椅子があればお尻も痛く無いし、立ち上がる時も楽だし

椅子があればいいな〜と思っていました。

 

次回、出走する場合はぜひ持って行きたい3つです。

 

 

 

【まとめ】

今回のブログは2023年7月22-23日に開催された

North Kyoto100のレース完結編をまとめました。

1周目から汗冷えによるゲリに悩まされ

2周目では熱中症

3周目では酸で歯をやられ

4周目は心が折れかかるが変態作戦で乗り切り

5周目はレースを楽しむ

毎回同じコースにも関わらず、周回ごとに毎回違った出来事

暑くてツラくて、だいぶ苦しみましたが、諦めずに最後まで走って本当に良かった。

今思うと、本当に楽しいレースでした。

North Kyoto100に参加させていただきありがとうございました。

 

次回は京都観光と旅費についておどけします。

 

 

 

以上!

 

今回は、2023年7月22-23日に開催されたNorth Kyoto100に出走してきた

ボックルヘアのTOMOでした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。