龍馬脱藩トレイルレース② [トラブル続出編]

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こんにちは!

今日も絶好調の!

ボックルヘアのTOMOです。

今回は前回の龍馬脱藩トレイルレースの続きです。

 

 

前回見逃した方はこちら⬇︎

 

 

本題の前にちょっと自己紹介

TOMO
<自己紹介>

大分県日田市でボックルヘア(美容室)をやっています。

登山歴は11年目。

平日は仕事&筋トレ・休日は山登りと決めています。

トレランレース出場をきめて、毎朝5kmのランニングが日課になりました。

 

Twitter・YouTubeもやってるので、

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【龍馬脱藩トレイルレース】

 

前回までのあらすじ

龍馬脱藩トレイルレースとは

龍馬脱藩トレイルレースは、高知県の山奥で行われてる山を走るレース。

そのは、全長70km。

累積標高は3200mと、とんでもない登山レースです。

しかしこのレース、これでもミドルクラスです。😅

 

この過酷なレースに勢いだけでエントリーした僕は、

完走を目標に、毎日のトレーニングと事前の緻密な計画で挑みます。

 

レース計画

  1. 4:00 スタート(天狗荘 – 4:26 折り返し – 4:54 天狗荘
  2. 4:56 天狗ノ森登山口 – 5:31 大引割峠 – 6:25 矢筈峠 – 7:20 不入山 – 7:41 第一関門23km地点(四万十川源流点 )
  3. 7:46 不入山登山口 – 8:42 船戸河内五社神社 – 9:34 道の駅 布施ヶ坂
  4. 9:36 鶴松森登山口 – 10:44 鶴松森 – 10:54 半山越 – 11:24第二関門39km地点(風の里公園)
  5. 14:30 第三関門57km地点(葉山 喫茶蔵)- 15:00 第四関門61km地点(三間川)
  6. 15:13 朽木峠 – 15:40 蟠蛇森 – 16:26 蟠蛇森登山口 – 16:31 ゴール

 

このタイムスケジュール通り走ることができれば、12時間31分でゴールできます。

フィニッシュの制限時間が18時なので、90分ほど余裕がありますが、

このスケジュールは、休憩時間を全く含んでいないので、

どこで何分休憩するかも、時間内に完走するためには重要になってきます。

 

 

4:00 龍馬脱藩トレイル スタート

 

午前4時に標高1350m地点にある、星ふるヴィレッジ TENGUをスタートします。

 

気温は3度ほど。

緊張と寒さでカチコチの筋肉のまま

いつのまにかスタートのカウントダウンが始まります。

けたたましいラッパと、一響館 侍が鳴らす太鼓の音とともにランナーは走り出します。

 

走りに自信のない僕は、もちろん後方スタート。

心拍数140をキープし、まわりの空気にのまれないようゆっくり走ります。

とはいえ、

スタートから2kmの折り返し、再びスタートに戻ってきたタイムは、

予定の倍早いスピード。

怒涛の抜かれっぷりに、かなりペースを抑えて走っていたつもりなのに…。

みんなどんだけ早いんだよ!

と、最下位周辺をうろつきながら走っていきます。

 

再びスタートに戻ると、ここから先はトレイルコース。

僕の慣れ親しんだ山道。

心拍数を気にしながら、ゆっくりではあるが

快調に進んでいくと…。

ある程度いったところで、ふわっとした登りのトレイルで渋滞。

 

その後も、たびたび足止めをくらいなかなかリズム良く走れない。

とはいえ、真っ暗な森の中でも、

みんなのヘッドライトの明かりでトレイルは走りやすく、

もちろんクモの巣を顔面でキャッチすることもないので、

とても気持ちよく快適に走れる。

 

予定より30分ほど早く、トレイルを抜けロードの下りに入る。

ロードの下りもゆっくりペースで走るが、

手元の時計で図る心拍数の数値がいつもより高い。

心拍数に違和感を感じながら、ペースをおさえつつロードの下り

そして、不入山の登山道を登っていきます。

 

6:51 不入山

予定より30分早く不入山の山頂に到着。

ここから一気にくだっていけば、第一関門の23km地点です。

制限時間までは約1時間あるので、どうにか間に合いそうです。

 

とここまでが、前回までのはなしです。

 

不入山からの下りは、恐ろしく急‼︎

滑りやすい急斜面をずるずる下っていくと、

笹ゾーン。

笹はきれいに刈ってくれているが、

足元に落ちている刈られた笹と朝露のコラボで、これまたなんとも滑りやすい。

 

笹ゾーンを抜けると、岩ゾーン。

岩は神秘的。

岩の表面はもりもりと苔むしている。

この苔が、これまた滑りやすい。

そんなバリエーション豊富な登山道を下っていくと、ロードに出た。

ロードや階段をくだっていくと、

 

7:37 第一関門(23km地点)

第一関門に到着。

予定時間より3分遅れの到着です。

第一関門には、飲み物(水・アクエリアス・コーラ)、キャラメルが用意されていました。

ここで空になっていた、フラスコに水とアクエリアスを補給し

ロードを下っていきます。

予定より3分遅れなので、ロードで巻き返したいところですが、

ここでも心拍数の壁。

 

ロードの下りだけ、とんでもない数値が出る。

ズバ〜っと下っていきたい気持ちを抑え、ゆっくりペースでロードを進みます。

 

ロードの途中では、前泊に利用した宿 せいらんの里の前も通っていきます。

実は今回のレース、彼女にサポートをお願いしていました。

なので、

スタート後の車の回収や、エイドでの行動食補給をお願いしていました。

なので行動食もレース途中で補給できるので、

荷物を数百グラム、軽くすることができます。

 

とはいえ、僕を見送った彼女は、

再び宿にもどり就寝。

からの、

今頃は優雅に開放的な食堂で、優雅に朝食を取ってるに違いありません。

(画像引用:じゃらん せいらんの里)

 

「あー僕もコーヒー飲みてぇ☕️」

そんなことを思いながら、道の駅 布施ヶ坂を目指します。

 

せいらんの里から、道の駅 布施ヶ坂へは国道197号を通れば車で3分と激近。

 

しかしながら、

今回のレースでは、国道197号線はコースではない!

実際にレースで走るコース県道378号のうねうね道。

道の駅が本当は近いと知ってるだけに、すぐに道の駅に着くと思いきや、

県道378号は、登って、下って、登る、うねうねコース。

とはいえ、

県道を通るコースは、車もほぼいないし

茶畑の中を走れるし、なかなか爽快。

茶畑をこれでもかってほど下ると、

見上げるほどの九十九折の登り。

ロードの間は、ほとんど心拍数170オーバー。

ひどい時には199にも達します。

心臓壊れんじゃね?

心拍数は鬼のように高いが、息苦しさや筋肉の疲れなどはいっさい感じない。

時計が壊れてるのか?

 

8:45 道の駅 布施ヶ坂

 

予定より50分早く道の駅に到着しました。

道の駅で彼女に行動食の追加分を持ってきてもらう予定でしたが…。

ん?どこにもいない…。

 

第一関門通した時に、LINEをを送ったはずなのに?

と、LINEを見ると

まさかの未送信‼︎

 

送れたつもりが、電波が不安定で送れてなかったようです。

急いで、「道の駅に着いた」と、再びLINE。

 

道の駅でトイレを済ませたり、残った行動食を片っ端から食べていると、

彼女到着。🚗💨

LINEからわずか3分できてくれました。

宿を、激近のせいらんの里にしといて本当によかった。

 

追加の行動食を受け取り、エイドで水分補給

エイドには、

  • わらび餅
  • バナナ
  • 薄皮あんぱん・クリームパン
  • コーラ
  • アクエリアス
  • ポカリ

などがあり本当にありがたい、感謝です。

 

9:00 道の駅出発

予定より30分ほど早く出発できました。

心拍数以外は絶好調で走っていきます。

休憩を取れば心拍数は正常値に戻りますが、

走るとはやり爆上がり…。

 

エイドで彼女に心拍数が下がらないと相談したところ、

どうやら脱水が原因?のようでした。

心当たりはあります。

不入山の登りで、ウエアの袖から滝汗を流しながら登ってたし

あそこで水分をかなり奪われたようです。

ここから先は、水分&ミネラル多めを意識して登っていきます。

 

9:05 鶴松森登山口

 

ここから先は一気に標高700mほど上げていきます。

トレイルでは心拍数は安定してるので快調に標高を上げていきます。

が、やはり登山道なので追い越しが難しい。

前の人が譲ってくれないと、無理な追い越しは危険。

なかなか思うように登れない。

「これがレースか〜」と実感。

 

エグさ満点の急登に1時間ほど耐えると。

 

目の前が開けた。

 

10:16 鶴松ヶ森(しょうがくのもり)

標高1100m。

予定時間から28分早く到着。

ここから先は比較的フラットな登山道が続きます。

第二関門の風の里までフラットでいけるかと思いきや、

まだまだ上りがあった…。

てか、天気が良すぎて暑い☀️💦

 

鶴松ヶ森の登りで、またもや滝汗。

すでに脱水になっているので、水分を多めに取りながらここまで登ってきたが、

この1時間で、道の駅で補給した水分のほとんどを飲み干してしまった。

 

第二関門まで、まだまだありそう…。

ってか、第二関門に給水ってあったっけ?

地獄のような疑問が頭に浮かびます。

もし無かったら…。と不安はよぎりますが。

手持ちの水分はなるべく飲み切らず、第二関門を目指します。

 

なので、

再び脱水ぎみに。

心拍数は180以上を指しています。

ここでも、走りたけど数値が気になり走れない。

ふんわりしたアップダウンのロードなので走りたい。

足はまだまだぴんぴんしてる、走りたい…。

 

走りたいけど、心拍数180以上で走り続けたらどうなるの?

ビビリのぼくは走れません。

 

呼吸も体もまだぴんぴんしてるのに、心拍数を落とすために歩く。

もんもんとしながら歩きます。

前方に関門が見えてきました。

 

10:34 第二関門(39km地点)

予定より50分早く到着。

しかし…。

第二関門には、おじちゃんがひとり。

長机と椅子とおっちゃんしかいない!

まじか!

給水ないの〜。

このわずかな水分だけで、エイドがある第三関門まであと18km。

18kmっ!

絶対無理やんけ!

と心で叫び。

こんな暑い中、ひとり第二関門にいてくれるおっちゃんの声援に、にこやかに応える僕。

そんな僕におっちゃんは、「もうちょっといったら給水あるよ!」と神のひとこえ。

 

おっちゃんがキラキラして見えたのは言うまでもない。

 

10:36 給水エイド

 

給水エイドがあった。

エイドには

  • アクエリアス
  • コーラ

があり、からっからになったフラスコを超満タンにしてもらいます。

さらに、コーラを浴びるように飲む。

しっかり水分を確保し、走り出す。

ここから長いロードの下り。

さっきたらふく飲んだのに、またしても190を超えるとんでもない心拍数。

心拍数を下げるためロードはもんもんと歩く。

 

しかしトレイルに入ると、どんなに急登で、息はガハガハなっていようと、

心拍数は140をキープ。

不思議なことに、登山道だと正常値。

もはや意味不明にも程がある。

 

トレイルの急登から、激しい下りへ。

トレイルなので心拍数も安定しテンポよく下れる。

そして、またロードの下りがやってきた。

 

誘導のおっちゃんが次のエイドまで7kmと教えてくれたので、

このままトレイル感覚で、ロードもテンポよく下ってると、

突如!

「ビギッ!」っと、右の太ももの裏がつってしまった。

 

あーやはり脱水が原因やったな。と確信。

力いっぱいつった足は、なかなか引いてくれず

やむおえず立ち止まる。

つった筋肉を伸ばそうにも、痛すぎて体勢をかえられない。

 

飲めるだけの水分をのみ、タブレットとアミノ酸を口に放り込む。

足つりはなかなか改善せず、足を引きずりながらロードを下っていく。

 

ここで、何人かのランナーに抜かれるが、

このランナー達は長いこと、抜きつ抜かれるをしてる顔見知りランナー。

顔見知りランナーたちに足がつったと伝えると、

優しいお姉さんが2RUN(ツゥラン)をくれました。

僕は初めましてのタブレットですが、

こってりミネラルタブレットとパッケージに書いていました。

これ、めっちゃ効きそう!

お姉さんありがとう。

 

こってりミネラルタブレットをアクエリで流し込み、

痛みが出ないよう、そろりそろり歩いていきます。

 

実はさきほど、彼女にはあと7kmでエイドに着くとLINEしたばかりなのに…。

40分ほどで着く予定でしたが、大幅に待たせてしまいそう。

申し訳ないとは思いながらも、つってしまった足では思うように走れません。

 

10分ほどするとお姉さんのくれたタブレットが効いてきたようで、

徐々に走れるようになってきました。

 

13:40 第三関門(57km地点)

足つりと下がらない心拍数で、かなりタイムロスしましたが、

第3関門についてみれば、予定時間の50分も前に到着しました。

足つってなかったら、けっこう早かったんじゃね?

なんてことも思いましが、2RUNのおかげでなんとか走ってこれました。

 

第3関門のエイドには

  • 薄皮あんぱん
  • わらび餅
  • そうめん
  • きゅうり
  • バナナ
  • チョコレート
  • アクエリアス
  • コーラ

など、

僕はバナナ、そうめん、きゅうりを補給。

水分もたっぷりもらいます。

もちろんコーラも

行動食と水分を補給し10分ほどで出発。

次の第四関門までは4kmほど

第四関門まではトレイルはほとんどありません。

山沿いの車道を進むも、

コースを2度ほど間違ってしまい、少々登り筋を無駄に消費してしまったが、

無事に第四関門が見えてきた。

 

14:46 第四関門(61km地点)

予定より15分前に到着。

道間違いでかなり時間が取られてしまった。

第四関門には

  • 豚汁
  • バナナ
  • 薄皮あんぱん
  • ポカリ
  • アクエリアス
  • コーラ

などがありました。

 

「これからぐーんと登るから豚汁を食べていきなさい」と、エイドのおばちゃん。

エイドのおばちゃんの応援と豚汁で、元気回復。

また来年もきてね〜と、力強く送り出されました。

 

豚汁で元気は回復したものの、脱水は改善されず

相変わらず心拍数は高く、ハムストリング(太ももの裏の筋肉)は両方とも今にもつりそう。

とはいえ、

こっからの登りは本当にエグかった。

つづく…。

 

続きはこちら⬇︎

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。