こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回も前回の続きです。
前回の記事はこちら⇩⇩
シカ男とモンブラン山頂を目指すことになり、お互い準備に取り掛かります。
モンブラン出発までに、やらなきゃいけない事は3つ。
シャモニーでの登山準備
- モンブラン登山口までのアクセス・時刻表の確認
- 装備品の確認・調達
- 食料調達
1・モンブラン登山口までのアクセス・時刻表の確認
観光案内所に戻り、モンブラン登山口までのアクセスを聞いてみる、僕が(笑)
僕のつたない英語で教えてもらったのは、エギュー・デュ・ミディ山頂の展望台へのロープウェイ乗り場
エギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du Midi)
フランスのアルプス山脈にあるモンブラン山系の山。エギーユ・デュ・ミディとは「正午の時計の針」という意味を持つフランス・アルプス山脈の山で、1955年に頂上までのロープウエイが完成しました。標高1035mのモンブランの麓の街・シャモニー・モン・ブランからエギーユ・デュ・ミディの山頂部にある駅まで途中1回乗り継ぎ、20分で登ることができる。
ロープウエイは70人乗りで、標高2317mの中間駅プラン・ド・レギュイユまで約10分、乗り継いで時速40キロの速さで標高差1460mを10分ほど、3842mのエギーユ・デュ・ミディの山頂に到着。山頂の展望台からは、雪をかぶった標高4810mのモンブランの山が目の前に現れる。
ここは本来なら、今日これから僕がこのロープウェイに乗って高度順応しようと思っていた、モンブランが良く見える展望台へ行くためのロープウェイ乗り場。
英語が伝わらなかったのか、この見た目でまさかモンブランに登るとは見えなかったのか、説明してもらってる最中で『そうじゃない』と日本語が出てしまった。
シカオに改めて聞き直してもらい、あっさり情報収集に成功。
くそ!!言葉の壁は厚い!!
2・装備品の確認・調達
僕に足りない装備品は寝袋とハーネス。
ハーネス(harness)
クライミングで安全確保のために体につけるベルトのこと。クライミング(岩壁登り、氷壁登りなど)、沢登り、雪山などで使われる。
寝袋はテント泊になったので必要になりました。
両方ともレンタルで賄います。
が!
ハーネスのレンタルはどこの登山道具レンタル屋で取り扱ってるが、寝袋のレンタルはどこに行ってもない!

シャモニー内のレンタル屋を3店舗ほど回ったけど、どこの店も寝袋のレンタルは無かった。
ここで僕に迫られた大きな決断!!
寝袋を買うか?買わないか!?
この決断はシカ男とモンブランに登決断より時間を要しました。
だって高いんだもん。
日本で買うよりは安いけど、モンブラン山中の標高3000m以上のとこで寝るにはそれなりの寝袋を必要とする。
そうなるとだいたい価格は240€。日本円で約28,000円。
それに、山小屋キャンセル代がトータル140€。今日のホテルキャンセル代が40€。キャンセル代トータル180€。日本円で約21,300円
キャンプ場宿泊代が60€・・・。
それを考えると、寝袋の240€が重すぎる。
しかもこのレベルの寝袋は日本では富士山山頂で寝るとかしない限り出番が無い。
買うなら240€。・・・
もしくは寝袋を持って行かない。
貸してくれる寝袋が1個くらいあるんじゃね?作戦で行くか。
しかしこの作戦、失敗するとリスクがデカいし、最悪な場合のどんなことになるのか想像ができん。
この2択。
かなり迷った結果!
僕が選択したのは・・・。
寝袋を!!
持って行かない!!
やはり一回きりの240€は無理でした。
最悪の場合は、着れるものは全部着てツエルトに包まり寝ずに寒さに耐えるのみです。
死ななければ良しとします!
ハーネスだけをレンタルし1日、7€。
清算は返却時です。
3・食料調達

カルフールで食料調達。⇧⇧
僕は山での食料は一通り日本から持ってきていたので、食べそびれていた朝&昼飯と、モンブラン用の水とビールにワインを調達。
シカ男は登山用品店でフランスの山飯を購入してました。

食料調達も終わり急いで出発です。(※昼時はほとんどの店が昼休みに入ってしまうので気を付けましょう)
モンブラン登山口までのアクセス
シャモニーからモンブランへは、バス・ロープウェイ・トラムを乗り継ぎます。
1・バス (Chamonix ⇨ Les Houchesへ)

まずはバスに乗って、Les Houches(レ・ズッシュ)を目指します。
僕たちはChamonix sud(バスターミナルっぽい所)からレ・ズッシュ行きのバスに乗ります。
Chamonix sud
長距離バスや空港シャトルバス、Chamonixの街中を巡回するバスに乗れます。街中を走る1番2番のバスを利用する。2019年9月現在ターミナルの建物は工事中で、トイレがありませんので注意して下さい。
Les Houches(レ・ズッシュ)行きは2⃣番のバス。バスの電光掲示難に『2⃣Les Houches』と書いてあるので、間違っても2⃣の逆方向行きには乗らないよう気を付けましょう。

バスを待っている間、シカ男がスーパーで購入したスイーツを僕にくれた。

シカ男が気を聞かせてくれて、モンブランをバックににモンブランを食べてる写真を撮ろうと言ってくれました。
なんて気の利く男。シカ男くん!!

だが、シカ男・・・。『これは、エクレアだよ』
レ・ズッシュまでの運賃は0€。
観光客は観光税をホテル宿泊代に加算されているのでタダで乗れるし、シャモニー市民もタダで乗れます。てか、みんなタダ。なので、バスカードも見せる必要もないし、前からでも後ろからでも中央からでも好きなところから乗車可能。
タダだけど、乗るときには『ボンジュール』、下りる時には『メルシー』とお礼を言うと、とても気持ち良く乗れます。
バスで約15分。
下りる時には日本と同様にボタンを押して運転手に知らせます。
Les Houches(レ・ズッシュ)に到着です。

Les Houchesバス停⇩⇩
バス停から徒歩5~8分。
どうせなら、ロープウェイ乗り場の前にバス停があれば分かりやすいのに。
バスが行ってしまった方向に歩いていくとロープウェイ乗り場はあります。
シャモニーの街中でもよく目にしますが、ここでもヨーロッパアルプスからの天然水が飲み放題です。

2・ロープウェイ (Téléphérique de Bellevue⇨Les HOCHES )

ロープウェイ乗り場に到着。
窓口でロープウェイのチケットを購入。
ロープウェイに乗るのは1区間。てか1区間しかない。
料金は往復18.5€。
片道でも買えるが料金は不明。クレジット決済可。
【ロープウェイ詳細】
運行期間 | 9月22日(※2019年は) |
始発 | 8:00 |
最終 | 17:30 |
運行時間 | 15~20分ごとに運行 |

チケットを購入し、洒落た階段を上っていきます。

ロープウェイ乗り場には誰もいない。
しばし待ちます。するとロープウェイが上の駅から下ってきました。
上からのお客さんが下りてしまったら、係員がやってきます。

可愛い!!
可愛い女子が一人でロープウェイの運行とお客さんの案内をやってます。
入り口ではバーコードをかざし、中へ。

2.30人くらいはイケそうなロープウェイ。
日本ではありえないスピードで上がっていきます。

あっという間に上のLes HOCHES駅に到着

ここから徒歩3分。トラム乗り場に向かいます。

モンブランが見えているのか?いないのか?分かりませんが、テンションはドンドン上がります。

すぐに、トラムの駅が見えてきます。

3・TMBトラム (Gare de Bellevue⇨La Station Nid d’Aigle)

トラムのチケットを購入。
La Station Nid d’Aigleまで往復25€。

トラム出発まで約40分。
40分もあるならば、ロープウェイの隣にあったbarへ迷わずGO

Mont Blancに登る前にMont Blancで乾杯🍻

青空に緑の草原、白い山に手にはビール🍺
最高すぎる!!

くぅぅぅぅぅ~🍺
天国だ!!
チップス5€。ビール6€。
ポテトって英語でチップスって言うんですね。始めて知った。
そんな初歩的な英語も知らないで、よくもまあモンブランの麓の街までよくこれたな。
我ながら凄いと思う。
にしても、ポテトの塩加減とビールが美味すぎて止まらねぇ
そうこうしてるうちにあっという間に40分。
ポテト片手にトラムに乗り込みます。


世界の車窓からの音楽が聞こえてきそう
僕の周りにあるもの全てが最高すぎる
トラムは15分ほどで Nid d’Aigle駅に到着

Nid d’Aigle(ニー・デグル)
標高2372m。Tramway du Mont-Blanc 1909年開業の歴史ある登山鉄道です。
出発駅のLe Fayet(580m)からNid d’Aigleまで1800mの標高差を登っていきます。ベルビューから登山電車に乗ると、終点が二―・デーグル駅。
モンブラン登山の、グーテルートの登山口となっている。
ニー・デーグルとは「鷲の巣」の意味。
いよいよグーテルートの登山口までやってきました。
本当にモンブランのすぐ側までやってきた。
現実だけど夢の様なフワフワとわくわくが混ざった不思議な感覚です。
もう高山病でしょうか?(笑)
文句なしの晴天に感謝。
今日の目的地テートルースキャンプ場を目指し、登山開始です!
つづく・・・。
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