こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は【厳冬期 日本一の露天風呂】2020年 南八ヶ岳正月登山③湯元本沢温泉編の続きです。
前回見逃した方はこちらから⬇︎
これまでの話を簡単に
毎年恒例の正月登山に今年も八ヶ岳に一人やってきました。
大晦日を八ヶ岳の稲子湯温泉で過ごし、2020年元旦に登山開始。
2日目の宿は湯元本沢温泉でした。
いよいよ3日目。今日が今回の正月登山で一番がっつり歩く日です。
では、本題へ
2020年1月2日(THU)
夜は何だかんだ全く寝付けなかったので、両サイドの人がいないのを良いことに kindleを夜中までがっつり読みました。
夜中、床が硬く寝てると腰が痛くなったので何度も目が覚めてしまった。
今回は爆睡の安眠とはいかなかった。💤
6:30 朝食
まあまあ寝不足ですが、朝食の時間です。

正月なので雑煮が用意されていました。
昨日ウザかった隣のおっさんは二日酔いでしょうか?今朝はシュンとしています。
朝からがっつりご飯2杯いただきます。
朝食後、食堂でお湯を買います。
500mlで150円。
今回持ってきた水筒はモンベルのアルパイン サーモボトル
いつもはサーモスの900ℓを使っていましたが、ソロであればコンパクトな500mlがちょうど良い。
登山中はこのお湯をプロテインと混ぜて、暖かいタンパク質として補給していきます。
7:40 本沢温泉 登山開始

昨日とは打って変わり本格装備です。
アイゼン・ピッケル・ハードシェルに気合十分です。
途中までは昨日の野天風呂と同じコース
野天風呂の分岐を直進します。

シーンと静まり返っていて、心穏やかに気持ちよく歩けます。
後ろを振り返れば

さっき通過した野天風呂の分岐と、遠くには明るくなりつつある山々が少し見えています。
登山道は森の中の雪道をつづら折りに、じわじわ標高を上げていきます。
黙々と約1時間。静まり返った雪道を登り、目の前に突如現れたのは!?

小屋🏠
8:45 夏沢峠

約2年ぶりの夏沢峠。
2年前にもここに来ていました。
2年前は反対側の夏沢鉱泉から登り、夏沢峠から硫黄岳に向かって歩きましたが、今回はその反対の天狗岳歩方面に進みます。
ここで休憩します。

小屋は営業していないので、もちろん外での休憩ですが、建物があるため風を避けながらゆっくり休憩ができます。
これから先、尾根を歩くので念のためゴーグル 装着。

僕の目線の先には

穏やかな景色が広がっています。
しっかり休憩をとり、夏沢峠を天狗岳方面に進みます。

気持ちいい⛄️
ゴーグルは全く必要ない🥽

穏やかです。
9:35 箕冠山

箕冠山(みかぶりやま)
標高2,760m。山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠山と呼んだらしい。
ちなみに展望はありません。
あるのは

こんもり雪の積もった看板のみ
箕冠山から下っていくと正面に見えてくるのは

中央が根石岳、左奥が東天狗岳です。
根石岳に登るため一旦ぐっと下ります。

右を見れば素晴らしい景色が広がっています。
左を見ると

山小屋らしきものを発見!
ここから先は風除けがなくなり、横からくる強風に晒されながら進みます。

さらに進むと山小屋への分岐があります。
もちろん、左へ
9:45 根石岳山荘

小屋に入るため入り口の前でアイゼンを外していると、山小屋スタッフが「アイゼンのまま中へどうぞ」と声をかけてくれました。
外はめっちゃ寒かったので、嬉しい一声でした。

中に入ると、薪ストーブで快適温度。
ようやくゆっくり呼吸ができると言った感じです。
昼ごはんにはちょっと早い気もしますが、腹が減る前に腹ごしらい🍙

ラーメン🍜 800円
野菜がたっぷりでボリュームがあります。ちゃんぽん寄りのラーメンといった感じです。
見た目通りうまい!!
箕冠山からはもろに風に受けていたので、ラーメンの暖かさで内臓が生き返ります。
しかも、ラーメンのスープもたっぷりっで嬉しかった😄

ラーメンをすすりながら、小屋を見渡すと手作り感が光る。✨
物が多いが、何だかとてもち着く空間です。
施設詳細
連絡先 | 根石岳と箕冠山(みかぶりやま)の鞍部 〒391-0215長野県茅野市中大塩13-73 TEL:0266-73-6673 |
---|---|
標高 | 2,550m |
営業期間 | 4月下旬から11月上旬まで、年末年始営業。 (5月1日(土)~4日(火)宿泊まで、5日以降、5月のみ週末営業の予定) ※詳しい日程については要確認 |
収容人数 | 60名 |
電気・水 | 自家発電、水は十分あり。 |
トイレ | 新館にある暖房便座の簡易水洗式トイレ。 |
テント場 | 水場有り テント場無し |
WEB | 根石山荘WEBサイト |
風呂 | 展望風呂有り |
備考 | 年末年始営業しています。林道入口まで雪上車の送迎あり。※要予約 |
しっかり休憩させてモラもい、出発前にトイレを借りるも!
トイレが綺麗すぎて驚いた。
しかも!!
便座が暖かい!

この標高でこの綺麗さで便座が暖かいなんて!!
この標高で安心して💩できるなんて
まさに!根石岳山荘は僕にとって
天国!!
短時間の滞在でしたが、次は絶対に泊まりたいと思ってしまうほど良い山小屋でした。
10:35 根石岳山荘 出発
1時間ほどゆっくりさせてもらいました。

根石岳まではこの道をまっすぐ登るだけ
一歩づつ標高を稼いでいきます。
後ろを振り返れば

さっきまでいた根石岳山荘や、硫黄岳・横岳・赤岳が見えています。
綺麗すぎるぅぅぅ!

前を向けば、看板を発見!
あっという間に
10:43 根石岳山頂

根石岳(ねいしだけ)
標高2603m。長野県茅野市にある八ヶ岳連峰(広義の八ヶ岳)の山である。 八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳(狭義の八ヶ岳)、北側を北八ヶ岳と呼ぶが、根石岳はこの北八ヶ岳の最南端に位置している。
八ヶ岳ブルーが眩しすぎる。
実は根石岳には去年も来てます。
去年とは違い文句なしの快晴です。
最高の気分で一気に天狗岳を目指します。
根石岳から東天狗岳までへは、

一旦下り、白砂新道入り口まで下り再び登り返します。
10:55 白砂新道入り口

風は多少あるが去年と比べると穏やか。

目の前の天狗岳に向かって一気に登りたいところですが、
後ろも気になる。

右の山がさっきまでいた根石岳です。
せっかくの良い天気なので、チャチャッと登るのがもったいないが、穏やかなのでサクッと登れてしまう。

天狗岳の山頂がすぐそこに迫ってきました。
続きはこちら⬇︎
とここで、話は次回に続きますが今回学んだことをまとめます。
【まとめ】
- 本谷温泉から箕冠山まではほとんど風の影響は受けない
- 快晴の雪山では日焼け止めのサングラス(ゴーグル)は必須
- 根石岳山荘はマジでオアシス(暖かい便座は天国)
今回はこの3つを学びました。
このブログを読んで、寒さが苦手なあなたも雪山に興味を持ってもらえると嬉しいです。
山は本当に楽しい。できれば、みんなに登ってほしい!
山には日常では感じれない経験がてんこ盛り。
だから、僕は山がやめられない。
あなたにも山に興味を持ってもらえるよう、このブログで山に関する体験や知識を発信していきます。
以上!
今日も絶好調のボックルヘアのTOMOでした!
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