こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は登山初心者なら絶対に知っといて損はない
虫の話です。
これから夏にむけて、登山では虫との戦いは避けられません。
僕は極端に虫が嫌いというわけではないですが、
アブやブヨなど刺してくる大嫌いです。
今回は
山で出会う僕が嫌いな虫ランキング と
登山での虫の対処法とオススメアイテム
の、2つを紹介します。
本題の前にちょっと自己紹介
【僕が嫌いな虫ランキング】
これまで、僕が登山で出会った虫のなかでランキングしてみました。
では早速、
第5位から発表していきます。
第5位 スズメバチ
日本に生息する代表的なハチと言えば、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチですが、
その中でも攻撃性が強く、最も危険とされているのが、スズメバチです。
登山者にも毎年多くの被害者がでています。
僕はスズメバチに刺された経験は無いですが、
決して刺されたくはないので、5位にしました。
しかし、過去に何度か山で遭遇すたので、
そんな時は、
スズメバチをできるだけ刺激しないよう
注意してさっとその場所を離れてきました。
刺されたことによって毎年死者が出ている恐ろしいスズメバチ。
ですが、敵を知ることでリスクを軽減できます。
<スズメバチについて>
スズメバチの被害のほとんどは4~11月にかけてで、
その中でも7~10月に被害が増大します。
スズメバチは攻撃性がとても強く、見かけたらとにかく近寄らないこと。
黒や濃い色に反応するので、なるべく白や明るめの服装が良い。
整髪料や香水など、芳香にも反応する。
<スズメバチの対策>
遭遇してしまったら:
走らず・騒がず・身を低くしてゆっくり後ずさりしながら距離をとりましょう。
スズメバチは急激な動きや大きな音に反応して攻撃してくるので、
悲鳴はぜったいNG!
さされてしまったら:
ハチに刺されてしまった場合は、
痛み、血圧低下、体組織の破壊、アレルギー症状などを引き起こす可能性があります。
アナフィラキシーショック(血圧低下や意識障害などの症状があるショック状態のこと)に陥ると、
生命に関わるような激しい全身症状が現れることもあります。
刺された時の応急処置としては、
毒を絞り出しながら水で洗い流すことは有効ですが、
このとき、口で毒を吸い出すのは絶対に止めましょう。
誤って飲んでしまったり、口の中に傷や虫歯があったりすると、
そこから毒が入ってしまいます。
応急処置をして、一刻も早く病院に行きましょう。
第4位 マダニ
スズメバチと同様にマダニも僕は刺された事はありませんが、
僕の知り合いはマダニの被害に遭いました。
クマザサが多く繁っている山頂で休憩してる時に被害にあったそうです。
マダニは他のダニよりも体が非常に大きく、
通常時でも2mm~3mm程度。
肉眼ではっきりと見ることができます。
驚きなのが吸血後の大きさで、風船のように膨れ上がり、
1cm近い大きさになるものもいます。
知り合いを刺したマダニも血を吸って、
てんとう虫くらいの大きさになっていました。
<マダニついて>
マダニはノミの様にジャンプしたりしません。
草むらや木々の葉の裏に潜み、人間や動物がやってくるのをじっと待ちます。
そして私たちが通過すると、そっと乗り移って、
皮膚に頭をねじ込みながら吸血を開始します。
マダニによって引き起こされる症状は、
そのほとんどが刺咬後2~3週間以内に、
発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、消化器症状など、
インフルエンザのような初期症状が出る傾向にあります。
<マダニの対策>
予防策:
登山時に皮膚を露出させないこと。
半袖や短パンで肌を露出させたまま草木に触れると、
マダニに食われるリスクが跳ね上がります。
足元も、ゲイターなどを使用することでマダニの被害リスクを大幅に減らせます。
虫除けスプレーも有効性が高いです。
体に有害な可能性があると嫌う方も多いのですが、
ディートが含まれた虫除けスプレーはマダニ避けには効果抜群です!
刺されてしまったら:
万が一噛まれた場合、マダニを無理に引っ張るのはやめましょう。
吸われた血液が逆流することで病原菌やウィルスが体内に進入するリスクが高まったり、
頭がちぎれて体内に残留することで、別の細菌感染による化膿などのリスクも出ます。
早期に発見し、早期に除去することは、感染症予防の為には重要です。
マダニの除去は、まずは病院へいきましょう。
応急処置としてはアルコールや虫除けスプレーも有効です。
第3位 やぶ蚊
僕は蚊に刺されやすいタイプなので、
街でも山でも絶対に刺されないよう、虫除けスプレーは欠かさない。
<やぶ蚊について>
夏場の草むらや、雨の降った後は特に発生しやすい。
昼夜問わず活動するが、キャンプでは夜に被害に遭う確率が高い。
汗や体温、二酸化炭素になどに反応して寄ってくる。
<やぶ蚊の対策>
予防策:
防虫スプレーや蚊取り線香やネットが一般的。
スプレーに関しては、大量の汗をかいてしまうと効果が薄れるので
2時間に1度を目安にスプレーしましょう。
さされてしまったら:
ムヒですね。
ヤブ蚊のかゆみは半端ないので、不用意にかかないようパッチ型のかゆみ止めも有効です。
第2位 ヒル
ヒルもまた僕自身、山での被害はあった事はないが、
幼少期、田植えの手伝いをしていて餌食になったことがある。
ヒルは気温が25℃を超える5~10月頃までの、多湿な森林に生息。
梅雨入り後から夏の終わりまでは警戒が必要。
<ヒルについて>
ヒルに咬まれると、ヒルジンという血を凝固させない成分を出すため、
ダラダラと血が止まりにくいのが特徴。
毒はもっていないが、人によっては、かゆみやかぶれることもある。
ヒルは見た目が強烈なのと、
噛まれたところが血だらけになるのでびっくりしますが、
ヒルそのものには毒はありません。
対処法:
「ヒル下がりのジョニー」が効果的。
これを靴や、ゲイター、ズボンにかけておくと、まずヒルに吸血されることはありません。
ただ、1日中効果は期待しない方が安全なので、
数時間おきに吹きかけるようにしましょう。
塩や消毒用アルコールも有効です。
塩水や消毒用アルコールを小さなスプレーで吹きかけて使用しています。
ヒルに、塩水やアルコールを吹きかけると塩をかけたナメクジのように縮んで、簡単に落ちるようです。
刺されてしまったら:
咬まれた場合は、スプレーでヒルを落とします。
この時、ライターなどで火を近づけると逃げたりもします。(※火傷をしないよう注意が必要です。)
ヒルかまれた部分を水で洗い流し、
軽く圧迫して血が止まるのを待ちましょう。
毒がないので血が止まれば問題ありません。
番外編 クモ
第1位の前に番外編
人を刺す事はあまりないクモですが、
クモ本体より、クモの巣が登山者にとってかなり厄介。
クモにしたら登山者の方が厄介でしょうか・・・
朝駆けなので、朝一番に山にはいると、
低山なんかには
あるは、あるはのクモの巣トラップ。
このクモの巣トラップを、次から次へと顔面でキャッチ。
この不快さで気が狂うそうになるこのもしばしば・・・
対処法としては、
ストックもしくは、いい感じの長さの木の棒。
これを前方で振り回しながら進むと、
顔面キャッチ率が大幅に下がります。
🏆第1位 アブ&ブヨ
堂々の1位はブヨとアブです。
僕はこの虫たちには、かなり苦しめられました。
この虫たちの食事の時間帯に山に入ってしまい、
まさに餌食!
山中を何キロもダッシュし、死にものぐるいの鬼ごっこをした経験が何度もあります。
こいつらは、ロングパンツでもタイツでも長袖でもお構いなく
服の上からでも刺してくるのでタチが悪い。
僕が最も嫌いな虫です。
<ブヨ・アブについて>
アブもブヨも刺すのではなく「小さく咬み切って」出てきた血をエサとする虫です。
主に3~10月にかけて活動しますが、多くは夏場の気温の低い朝・夕方に活発になります。
アブもブヨも湿気が大好きで、雨の日などは要注意です。
また、人の吐き息(二酸化炭素)や汗によってくるので、
キャンプの時などは酒を飲んだ人が真っ先にターゲットになってしまいます。
<ブヨ・アブ対策>
予防法:
ブヨやアブ生きるためのエサとして吸血をしにきます。
そのため捨て身で近寄ってくることはないので、
虫除けスプレーによる予防が期待できます。
ブヨに効く虫除けスプレー強力な蚊取り線香が効果的です。
刺されたら:
傷口を水できれいに洗い、
ブヨは、体質によっては蚊よりもひどくなるので、できれば強めの「ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)」の方が、効果が期待できるます。
市販薬ならムヒアルファEXがおすすめです。
様々な虫刺されに対して活用できるので、1本あると便利ですね。
これが僕が山で出会う嫌いな虫ランキングの結果です。
様々な対処法を紹介しましたが、
ここからは対処法を手助けしてくれるおすすめグッズの紹介。
【オススメの虫グッズ】
ポインズンリムーバー
虫の毒を吸い出してくれるキッドです。
ブヨやアブ、ヤブ蚊、ハチ、マムシにも有効です。
刺されてから2分以内に使い始めることが理想的です。
刺されてから時間が経ちすぎると、
毒が体内に吸収されてしまい、吸い出せなくなってしまうので気を付けたい。
防虫ネット
正直ダサイが、絶対に顔を刺されたくない人にはかなり効果的。
アブ、ブヨ、蚊、ハチ、その他飛んでくる虫に有効です。
ベープ プレミアム
虫除けはもちろん、スプレーに含まれるディートという成分は、
マダニの忌避剤として一定の効果があることがわかっています。
昼下りのジョニー
ヒル対策といえば「ヒル下がりのジョニー」が効果的。
足元にふっておくだけで効果は抜群。
森林香
煙が2倍の強力防虫剤。
効果は抜群だが、ソロで歩くスピードが速い人には煙がついていけないので不向き。
グループ登山などに向いていると思う。
ムヒ アルファEX
ムヒアルファEXがステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏が、効果大)がおすすめです。
様々な虫刺されに対して活用できるので、絶対持っておきたい1本。
【まとめ】
今回は山で出会う嫌いな虫ランキングと
登山での虫の対策法とオススメアイテムを紹介しました。
僕が嫌いな虫はダントツで
アブ&ブヨです。
これからの季節の登山を好きしでも快適にするために
色々なアイテムがあるので、僕にたいに
絶対に虫にやられたくない人はぜひ試してみてください。
以上!
今回は登山者を狙ってくる虫についてランキングしてみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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大分県で美容師をやりながら、
休みの日にはほぼ山に登る生活を9年ほどやっています。
好きな登山スタイルは短パンです。
なので、虫の格好のえじきです。