こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は熊本県天草にある、観海アルプスに登ってきた続きです。
前回見逃した方はこちらから⬇︎
観海アルプスとは、上天草市を約30kmくらい縦走するルート。
以前から気になっていた、ルートだったので
暑くなる前に挑戦してきました。
本題の前にちょっと自己紹介
【天草 観海アルプス 縦走登山】
前回までのおさらい
観海(かんかい)アルプスコース とは
九州自然歩道のひとつ。
熊本県上天草市を縦断する長さ29.8kmの縦走路。
岸線の高舞登山、金比羅山、白嶽、念珠岳、龍ヶ岳の連山を観海アルプスと総称して
「観海アルプス」と呼ぶ。
山頂からの眺望は、
北は雲仙普賢岳、東に阿蘇山、南に鹿児島の山並みが見渡せる。
遊歩道は整備され気軽に森林浴やトレッキングが楽しめ、登山者に人気のある登山コースです。
登山口のアクセスや詳細は、前回のブログにまとめてます。
6:29 バス乗車
竜ヶ岳登山口バス停からさんぱーる行きのバスに乗り込み
7:01 下車
高舞登公園登山口バス停で、下車。
運賃は800円。
ちなみにタクシーを使うと6,000円くらい。
7:04 登山開始
バス停から15分ほど車道を登ると、1つ目の山頂。
高舞登山(たかぶとやま)展望台に到着。
絶景!
この景色は、車で見にくることができます。
と、前回はここまで。
そして、
ここからが、観海アルプスの本当のスタートです。
このボードに載ってる時間では、480分で竜ヶ岳まで行けるようです。
休憩なしで、8時間歩けば龍ヶ岳に到着するんだな。
なげっ!
はたして僕は、何時間かかるのでしょうか?
自分の力が試されているようでワクワクします。
7:26 高舞登山 出発
気温は5度。
ちょっと肌寒いですが、歩くにはちょうどいい気温です。
ちょっと眠いですが、天草四郎の看板元気をもらい
気合を入れ直し歩き始めます。
登山道は広く、登山道を間違えることは、まず無い。
ズバーっとまっすぐ伸びています。
落ち葉の太い道が終わると
細いコンクリートの道をズバーっと下っていきます。
7:31 分岐
高舞登山から約5分、分岐が現れました。
これはまっすぐでも、右でも一緒の林道に出るので、
悩む必要はありません。
ちなみに、僕は右に進みました。
林道をまっすぐ進みます。
7:34 交差点
ここをずばーっと直進していきます。
1分も歩くと
上下に道が分かれます。
この分岐は上の道を進みます。
看板が古びていて、色が道路と一体化してますが、
ちゃんと看板があるので見逃さないよう。気をつけましょう。
いくつかのアップダウンを繰り返し進んでいきます。
空気は冷たいが、体が温まってきました。
なので、眠気が襲ってきます。
眠気に誘われて、
いのししの罠にかからないよう、注意しながら
登山道を進んでいきます。
とはいえ、
気持ち良いくらいの暖かさだったのは、ほんの束の間、
もう、体は温まり日差しと相まって、暑い☀️
ここで、汗冷えを避けるため
ウエアを調整します。
夏仕様の装備に変身。
ちなみに、インナーは、夏登山の最強アイテム
ドライナミックメッシュです。
暑さに強い、最強の夏装備に変身!
これでどんなに暑くなっても大丈夫です。
登山再開です。
日当たりのいいところは、勢いよく花が咲いています。
前方に何か建物は見えてきました。
7:58 お堂?
お堂のような建物があり、
その横にある青いの。
展望台?
ハシゴはほぼ垂直ですが、もちろん登ります。
う、うん。
まあまあやね。
てか、このハシゴ。
この塗り立ての青色からは、全く想像できないぐらい
上の方は錆びてもろくなってました。
ハシゴの上部がプラーンとなった時は、正直焦ったよ。
皆さんは、どうぞ慎重に。
気をつけて登ってね!
お堂から5mほど進むと、
「阿岳山眺望所入口」とあります。
もちろん、寄り道です。
8:00 阿岳山(標高190m)
山頂から右奥に進んでいくと、
景色の良い岩場がありました。
多分ここが眺望所。
軽くアップダウンを繰り返すと、また建物が見えてきました。
8:09 金比羅神社
金比羅神社
この神社の祭神は金比羅大権現・秋葉大権現であり、
神殿内の奥に三石神・二石の仏が安置されている。
この三石神・二石の仏は、
おそらくキリシタン一揆後衰退していた拝仏・崇神の念の復活を意図したものであったと考えられてる。
ここが金比羅山の頂上と思いきや
金比羅山の頂上はこの分岐の先
とは言え、金比羅山の山頂の看板に気付かぬまま、
次の山頂へきてしまった。
8:19 苓東山
展望なし。
さらに進むと、ようやく牟田峠に到着。
8:28 牟田峠
スタートから80分。約5km。
空元気ではあるが、まだまだ余裕。
でも、まだ全ルートの1/5。
睡眠不足がどの程度の影響が出るか、興味のあるところです。
林道を10mくらい進むと、
すぐに登山道の続きが伸びています。
鉄塔のそばをスルー〜とぬけ
次の山頂の蕗岳を目指します。
蕗岳までは牟田峠から標高にして100mほど上がります。
分岐にも目もくれず、
まっすぐ進んでいきます。
ここも分岐、
ここから太郎岳・次郎岳に行けるようです。
太郎岳・次郎岳は5年くらい前に登山部で一度登りにきました。
しかし、あいにくの雨で山頂からの展望は全く望めなかったという、
残念な思い出がある山です。
とはいえ、今日はすこぶる天気なので、ありがたや❤️
不知火の海を眺めながら、
気持ちよく進んでいきます。
おお!
あれが、蕗岳でしょうか?
まだまだ、がっつりと標高を上げなくては、
アマクサミツバツツジってのが、
縦走路のどこかに咲いているらしい。
この花たちは、そのアマクサ ミツバツツジでしょうか?
ツツジも気になるけど、
この階段!
目では追い切れないほどの、段数です。
これをひたすら、だまって登るのみです。
ちなみに観海アルプスは、
別名「階段アルプス」と呼ばれるほど階段が多く、
うわさでは、
観海ルート内には、1万段ほどの階段があるらしい…。
エッグーい階段を振り返ってみると、
よくもまあ、こんな登ってきたなと感心する。
階段の始まりが見えん!
階段もひと段落すると、
ハシゴっぽい階段を越えて
おお!
もう、頂上?
と思いきや、そこは
8:58 展望台
展望台。
高舞登山から約90分。
体力の消耗&腹も減ったので、しっかり休憩をとることにします。
<今回の食糧一覧>
これが、今日の全部の食糧。
あと、水2L。
今回の休憩では、おにぎり1つと、サツマイモ3つ。
オールレーズン1袋と、BCAAでエネチャージです。
今回のルートでは水場があまりなさそうなので、
水分は節約ぎみに飲んでいきます。
9:12 蕗岳 分岐
分岐をまっすぐ、蕗岳方面へ進みますが、
これがまた恐ろしいほど下る、下る。
しかも登山道は細く、草が生い茂り、
僕の膝下に、容赦無く&鋭くダメージを与える
やっとの思いで草むらをぬけ、
目の前に見えてきたのは、山頂の看板。
9:16 蕗岳(つわだけ)
蕗岳(つわだけ)とは
標高319.7m。
天草上島の八代海に沿って南北に伸びる山稜にある山で、
九州自然歩道観海アルプスコース上にある山。
山体は白岳砂岩層からなり、海側は断崖となっていて展望はよい。
天草の海は本当にきれい。
海の色が違う!
この景色をずっと眺めていたい気持ちはありますが、先が長いので…。
さっきの地獄の草むらを引き返します。
蕗岳分岐まで一旦もどり、
分岐を、白嶽方面へ進んでいきます。
しばらくは景色の良い尾根道を進むと、またまたがっつり下る階段。
からの、
登りの階段。
はて〜しない♪と歌いたくなるほど、
果てしなく階段がつづく。
果てしない階段が終わると
またもら絶景。
きれいだ!
ずっと景色なきれいな尾根道が続きます。
展望台のような岩場を発見!
右奥の小高い山が、これから登る白嶽です。
うん。まあまああるね!
尾根道から、またもやがっつり下り
9:40 キャンプ場分岐
二弁当峠にはいくが、
登山道的には展望台方面へ進みます。
進行方向左側には、白嶽キャンプ場とトイレがあります。
白嶽キャンプ場
雲仙天草国立公園内に「自然との触れ合い」と「自然を散策すること」をコンセプトに創設されたキャンプ場。
別荘感覚で利用できるバンガローや常設テント、バーベキュースペースや多目的ホールも完備。
周辺には遊歩道が整備された湿地が広がり、
4月の終わり頃には、世界中で天草の上島にしか生息していない『絶滅危惧種』アマクサミツバツツジが花を咲かせ、
5~10月頃には、世界最小級のハッチョウトンボが見られる。
ミツバツツジがキレイだが、
階段!
はて〜しない♪
階段を上り切ると
階段は岩場に変わり
立派な展望台が現れます。
展望台の隣が
9:50 白嶽(しらたけ)
白嶽(しらたけ)
標高372.4m。
山頂は展望がよく、休憩所もある。
白嶽キャンプ場からだと30分ほどで登ってこれるので、
登山初心者にも安心して登れる。
山頂からの景色は抜群ですが、
残念ながら空には雲が多くかかってきました。
ちょっとどんよりしてて、風が強く
髪がワッサー。
立ち止まると寒い。
寒いので、山頂の休憩所の横の階段をズバーっとくだっていきます。
だいぶ下り終わったところで、
ルート確認。
GPSで確認すると…。
ルート間違っとるし!(泣)
と、いうことで、
無駄に下ってきた階段を登るはめに…。
くそ!
足は限界が近いのに、
ここで無駄な体力と筋力と時間を消費してしまった。
泣きたくなるぜ!
登山開始から、約3時間。
だいぶ疲れも溜まってきました。
しかも階段ばかりなので、
筋肉がピンポイントでやられていってます。
はい!
2回目の白嶽!
正しいルートは、山頂奥にありました。
無駄な体力を使ってしもた。
白嶽からグッと下っていくと分岐
ルート的には直進ですが、
ちょっとドルメンまで寄り道
10:08 ドルメン
ドルメン 矢岳巨石群遺跡
国道266号線から白嶽森林公園へ向かう林道に入ってしばらくすると現れる巨石群。
矢岳巨石群遺跡には長さ13m、幅6m、厚さ2.5mの天井石を支えたものがあり、
これがドルメン(支石墓)とすれば世界最大級のものとされている。
この遺跡の中には杯状穴や方位を示す線刻と、その先に並ぶ方位石や様々なペトログラフが刻まれており、
超古代にエジプトやシュメールに近い祭祀がこの一帯で行われたことがうかがえる。
ドルメンをかんたんに言うと、巨石のお墓。
山で数々の巨石を見てきた僕には、「へー」ってくらいのものだった。
ドルメンの分岐までもどり、
さらに下っていくと
可愛らしい看板を発見!
矢岳神社の看板です。
10:10 矢岳神社
巨岩と木々に囲まれた、神秘的な神社に到着です。
矢岳神社(やたけ)
標高244mの矢岳近くの巨岩の岩陰にあり、
境内も自然の石庭で全く神さびて厳かな神域である。
創建は不詳であるが、安政5年、内野河内の山方役人 大西美稚敬によって、
姫浦永目側にあった祠を還座したものともいう。
山の中腹に清らかな神泉が湧いている。
石灯籠やこまいぬも、小さめで可愛らしい神社です。
神社の近くにはストーンサークルもあるので、ちょっと寄ってみた。
が!
まあぶちゃけ、
「あーね」って感じの石がポツポツって感じだった。
ストーンサークルから車道にでる。
久しぶりの車道に、なんだかホットします。
とはいえ、車道もすぐにおわり。
登山道に入ります。
10:48 鹿見岳(標高286m)
この山頂は展望ないが、
なぜか?
ゴミ箱があった。(笑)
こんな山の中に、ゴミ箱がある光景を僕は初めて見ました。
変わった山です。
ほんで、先が見えないほどの下り。
だいぶ足も膝もやられてきました。
10:58 二弁当峠
二弁当峠
「にべんとう」「にべっと」「のべんとう」などの読み方があり、
弁当を2個持っていかないと越えられない峠だったらしい。
ここが観海アルプスの中間地点。
ここは近くにバス停があるので、
時間帯によってはエスケープルートになる。
本数こそ少ないが、
もしもの時には、バスは強い味方となってくれるはず。
スタートから約4時間。
速い人なら、そろそろゴールする時間帯ですが、
僕はまだ観海アルプスのルートの半分。
自分の足の遅さにガッカリです。
なのに、良い感じに疲労困憊。
とはいえ、
二弁当峠といえば!
今は使われていない二弁当峠の旧トンネル。
一気にテンション上がります。
ちょっと雰囲気がある、
このトンネルをひとり恐る恐る通過していきます。
トンネル内はひんやりしてる。
つづく…。
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大分県で美容師をやりながら、
休みの日には、ほぼ山に登る生活を11年ほどやっています。
平日は仕事&筋トレ・休日は山登りで毎日忙しくやっています。
ジムも4年目になるけど、恐ろしく成長しないベンチプレスに、
怒りが湧いてくる今日この頃です。
成長できていない自分にがっかりする時もあるけど、
とりあえず毎回頑張ってます。
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