こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回も【北アルプス】待ちわびた夏休み、憧れの大キレット&台風!予定は未定の北アルプス ⑤雲ノ平山荘編のつづきですが、自分でもちょっとなげーなと思っています。
そろそろ終わりたいけど、色々ありすぎてなかなか・・・
まだまだお付き合いください。
前回見逃した方はこちら⇩⇩
2018・9・5(WED)
AM6:10 雲ノ平山荘 出発
準備完了から約1時間の待機、雨はだいぶ収まってきたのでこの機を逃すと更に足止めをくらいそうな空気を感じ、勢いよく雲ノ平山荘を出てきました。

外から雲ノ平山荘にお礼を言い、ようやく出発です。
昨日の予報とは違い空は曇り☁。
多少の小雨はありますが、辺りはだいぶ明るく歩くには問題ない。
だけど、昨日の雨で小屋周辺の景色が変わったような?

棚田のような小さい池が増える

木道も時々浸水していたり、小屋周りはこんなに水が沢山あるのに小屋では水が500㎖50円で売られていたのに少々の疑問を感じながら、木道をじゃんじゃん進んでいきます。

濡れた木道は滑りやすく、気を抜けば川にドボンです。

天気は悪いが、景色が全く見えないわけでは無いので、それなりに雲ノ平を楽しめます。
雲ノ平(くものたいら)
黒部川とその支流である岩苔小谷に挟まれた標高2,500 – 2,700 mの日本で最も高い位置にある溶岩台地で、祖父岳火山 2,825 m) により形成された。面積は25万平方メートル。池塘と岩が点在する高山植物の宝庫であり、それぞれ○○庭園と名付けられた区域がある。北アルプスの最深部に位置するため、どの登山口からでも当日中にたどり着くことが困難であり、「日本最後の秘境」と呼ばれる。上部は森林限界のハイマツ帯で、祖母岳や庭園の一部に木道やベンチが設置されている。
〈3日目のルート〉

雲ノ平山荘⇒祖父岳分岐⇒祖父岳⇒岩苔乗越⇒ワリモ北分岐⇒ワリモ岳⇒
鷲羽岳⇒三俣山荘⇒三俣蓮華岳⇒双六岳⇒双六小屋⇒弓折乗越⇒鏡平山荘。

最初に行くはずだった祖母岳は時間の都合上カットです。
天気が悪いおかけで雷鳥もうろうろしてます🐤

AM7:00 祖父岳分岐

相変わらずの天気の悪さと、ここから本格的に風が強くなってきました。
晴れ予報は幻?!

視界が悪くても黄色もペイントのお陰で迷うことなく進める。
風が強いお陰で時々視界も開けるが、すぐにまた違う雲がやってきます。

だだっ広い尾根にでました。
山頂が近いはずなんでけど、視界が悪く紐にそって祖父岳の山頂を探します。

AM7:30 祖父岳

ん?!これ??
って感じの標識を見つけました。多分この辺が祖父岳の山頂やと思います。
祖父岳(じいだけ)
富山県富山市にある山で、飛騨山脈の雲ノ平の東に位置しており標高は2,825m。 北アルプス最奥の中央部に広がる高原、雲ノ平の南東端に鐘状に盛り上がっているのが祖父岳。祖父岳火山といわれ、雲ノ平はその活動で流れ出た流動性のある溶岩台地である。山頂は平坦で石英安山岩の破砕片で埋まり、大きなケルンが積まれている。展望のすばらしい。
本来山頂からの展望は素晴らしいはずだが、今回は強風で立っていられないのですぐに退散。
とりあえず風の影響が少ないところまで休憩はお預けです。

昨日の雲ノ平山荘を目指した時とさほど変わらない強風に笑いが出てきます。
前も後ろも登山者は一人もいない。
まさに貸し切り状態。
雨だけど嬉しい☂

雲で山頂は見えないけど、多分あの辺がこれから目指すワリモ岳と鷲羽岳
AM8:00 朝飯🍙
風の影響が少ない場所でようやく朝飯です。
起きてからパワージェルしか口にしていないので、かなり腹が減っていました。
雲ノ平山荘でお願いしていた弁当が僕の朝ごはん。

特大のおにぎりとウインナーが2つづ、後はたくあんと甘い豆?
昨日の晩御飯があれだったので、全く期待していなかったのに、今度は予想を上回るおにぎりのサイズ感と美味さ!
これは朝ごはんを弁当に変えてて正解でした。

これから登る山と🍙
おにぎりがデカすぎて1つでも十分満たされます。

ゆるっとおにぎりを食べていると、厚い雲は強風に吹き飛ばされ、天気はみるみる回復していきます。

久しぶりの太陽にテンションも上がります。
雲ノ平山荘で思い切って出発して良かった!
目の前の山に早く登りたくて、朝飯も早々切り上げます。

これから歩く尾根がばっちり見えています。
晴れたり曇ったり、強風で天気はコロコロ変わる。
AM8:30 ワリモ北分岐

実は出発前に、祖父岳の風が激しければワリモ北分岐の手前の岩苔乗越で鷲羽岳をあきらめ、三俣山荘に下った方が良いと雲ノ平山荘の小屋主からアドバイスをもらっていました。
祖父岳の風はものすごく激しかった・・・
けれど、
耐えれないほどでは無かった。
という事で、ワリモ北分岐まで多少の気の迷いはあったけれど、ここからは気合を入れなおし強風覚悟の鷲羽岳に突入です!!

ここからガンガン標高を上げていき
AM8:50 ワリモ岳 山頂到着

まずは標高2,888mのワリモ岳
ワリモ岳から鷲羽岳まで尾根をずばーっと進みます。

といっても、ガスで鷲羽岳の山頂は確認できません。
風は写真の右から左へ強風&突風が吹いているので、突風で飛ばされ左側に転げ落ちないよう、登山道でなく登山道の右側を登山道に沿って歩きます。
時々やってくる突風に耐えながら、少しづ進んでいきます。
振り返ればワリモ岳と歩いて来た尾根道がしっかりみえています。⇩

登山道より⇐(こっち)を歩いてきて正解です。
登山道通りに歩いて⇒(こっち)からくる風に煽られでもしたら、どこまでもコロコロズドーンです。
AM9:25 鷲羽岳 山頂到着

鷲羽岳(わしばだけ)
標高2924m。富山県南東部、長野県大町市との県境にある山。日本百名山の1つであり、飛騨山脈(北アルプス)中央部の高峰の一。黒部川の源流となる南東に火口湖の鷲羽池(湖面標高2750m)がある。名は、ワシが羽をひろげたような山容であることからとされる。
そして、ここでようやく今日最初の登山者に出合う。
その登山者は、昨日双六小屋から三俣山荘の間で出会った20代くらいのテントの荷物を背負った彼ではないか!
彼は昨日三俣山荘で過ごしたそうで、三俣山荘は台風による雨と風で小屋は揺れるは、天井やら壁からは滝のような雨漏りでろくに寝れなかったらしい。噂によるとどっかの山小屋は屋根が飛ばされたらしい・・・お互い無事で何よりです。
お互いソロなので山頂で写真を取り合えるのは本当にありがたい。

山頂からは鷲羽池がうっすら、

せっかく登ってきた山頂ですが、とにかく風が強くどんどん体が冷えていく。
だけど寒さよりも、山頂到達の嬉しさが勝る。
やっと山頂らしい山頂をを踏めたので、いつまでもここでぼんやりしていたい気持ちはありますが、寒いし時間もそんなに余裕がないので、残念ですが尾根沿いに三俣山荘まで一気にズバーっと下っていきます。

じゃんじゃん下っていくと、赤い屋根の三俣山荘が見えてきました。

赤い屋根の三俣山荘の奥には本来なら三俣蓮華岳や双六岳が見えるはずですが、しぶとい雲はなかなか北アルプスの全貌を見せてはくれません。
つづく・・
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