こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回は【北アルプス】待ちわびた夏休み、憧れの大キレット&台風!予定は未定の北アルプス ②双六小屋編のつづきです。
前回見逃した方はぜひ⇩⇩
双六小屋でたっぷり休憩し、無駄に重いザックから必要な物だけサブバックに詰め込んでいよいよ双六岳へアタックです。
AM11:40 双六岳 登山開始
小屋から10分くらいはグイッとまあまあの傾斜を登ります。
10分くらいで小屋があんなに下に見えます。
AM12:00 巻き道分岐
正面に中央に見えるのが双六岳と思いきや、山頂はその奥です。
このあたりから、ソフトバンクユーザーの僕でもようやく電波をGET!
このタイミングで下界の家族に『今んとこ生きてます!』メールを送信📩
3分ほど進むと、中道分岐。
ゴツゴツした岩場をじゃんじゃん登って行きます。
ザックがかなり軽くなったはずなのに、景色が綺麗すぎてちっともペースが上がりません。
双六岳への景色が綺麗すぎてヘラヘラ、ニヤニヤが止まらない。
あっちもこっちも登ってみたい山ばかり、最高の景色です。
ここをまっすぐズバーっと登り
AM12:40 双六岳 山頂到着
ゆっくり歩いて1時間、難所もなく景色も360度パノラマビュー📷
双六岳(すごろくだけ)
標高2,860 m。長野県大町市と岐阜県高山市にまたがる飛騨山脈の裏銀座の主稜線に位置する山である。展望は360°の大パノラマが広がり、三俣蓮華岳で立山連峰が後立山連峰、槍ヶ岳、穂高岳とアルプスを一望できる。双六岳は椀を伏せたような緩やかな高原状の山体で、山頂は砂礫の台地となっていて周氷河地形の線状構造土が見られ、その上に浮かぶ槍ヶ岳と穂高岳の展望地である。日本で44番目に高い山である。
と、せっかく眺めの良い山頂ですが、分厚い雲が槍ヶ岳や穂高の山頂に引っかかり
肝心なところが見えねえぇぇ。
しばらく山頂で粘っていましたが、風も強くなり体も冷えてきたので下山します。
PM1:10 双六岳 下山開始
下山中も天気は良いが、槍ヶ岳の穂先は雲がかかったままですが、鷲羽岳・水晶岳方面はその雄大な景色がドーンと見えています。
PM1:55 双六小屋 到着
朝3時半から約10時間半、ようやく徹夜の登山が終わりました。
<行動時間> 10時間25分(休憩含む)
<行動距離> 16.4km
<累積標高差> +2,097m/-601m
<消費カロリー> 4,842kcal
2,097mも登ってきたとは驚きです。
途中小雨に降られましたが、天気も持ち直し北アルプスの山々を眺めることができて良かったです。
気になるのは、明日からの天気🌀
夕ご飯まで時間があるので、談話室でいい感じに冷えたビールを飲みながら明日のルートを考えます。
標高が高くてチョコの袋もパンパン。
<本来予定していた2日目のルート>
双六小屋から槍ヶ岳を経由して、南岳小屋へ行くるるルート。
このルートだと休憩なしで歩いて8時間半。
風の影響も受けると予想されるので休憩込みで9時間半。
小屋スタッフが教えてくれた情報によると、台風の風が本格的にひどくなるのが明日の昼から。
このルートは標高差もあり時間も長くエスケープルートもない、しかも風の影響をもろにうける尾根歩き。やばいと思った時に逃げ込めるところがないので難しいのでは・・・と、
そこで進められたのは雲ノ平へのルート。
本来の目的であった大キレットも穂高も登れないが、雲ノ平小屋は一度泊まってみたかった山小屋でもある。
<雲ノ平までのルート>
槍ヶ岳、穂高の方向とはとは真逆のルート。
しかし、雲ノ平までならば尾根歩きは少くなく風の影響を受けにくい。との事
距離こそあまり変わらないが、標高差は当初予定していた槍ヶ岳・穂高方面のルートの約半分、時間も5時間と、風が本格的にひどくなる前になんとかたどり着けるルート。
明日のルートはこの2つのどちらか。
年に一度しかチャレンジできない北アルプス縦走
- どうしても今年成し遂げたい、大キレット&穂高ルート
- 台風をなめるな安全第一、雲ノ平ルート
悩む僕!
そんなこんな夕食の時間🍚
双六小屋の夕食は、ボリューム満点の天ぷら
ひとまず明日のルートの事は忘れて黙々とモグモグ。
しかし食事中も周りの単独の登山者と明日のルートについてあれやこれやと話がでる。
台風を警戒し、双六小屋に連泊する人もいれば、隣の三俣山荘までの人もいれば、明日の朝の風次第の人も。
悩む僕!
北アルプスのルートで頭を悩ますなど、僕の日常からすれば贅沢な悩みです(笑)
ここでちょっと⇩⇩
- 飲料水・・無料。洗面台などからでる水は全て飲料可能。お湯も無料でもらえます。
- トイレ・・簡易水洗の洋式便座。多少暗いけど綺麗です。
- 充電・・・部屋や廊下、談話室のコンセントを無料使用OK。
- 生ビールもあるよ!🍺
と、この標高にしてこのサービスの良さ♡
ご飯も美味しいし、とても嬉しいサービス満点のの山小屋です。
そして、まだ決断できずにいる僕!
槍ヶ岳へのルートならば、深夜2時には出発しなければ台風にぶち当たるので、行くなら行で決断が急がれます。
大袈裟に言えば、
挑戦をとるか、安全をとるか。
言い換えれば、
時間ギリギリで台風に向かって行くか、台風から逃げるか。
槍ヶ岳と南岳小屋に行くとしても、明日の台風の接近具合によっては想像するほど難しくもないかもしれないし、
たとえ雲ノ平まで行くとしても突然決まったルートなだけに下調べがちゃんとできてない分、危険も潜んでいるかもしれない。
年に一度の大キレットへのチャンス。
ここで挑戦せずに後悔か、挑戦して後悔か・・・・
挑戦して後悔ってヤバいね!(笑)
判断が難しい・・・。
なかなか決められず、夜は更けていきます🌙
つづく・・・
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