こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです。
今回は前回の三嶺と剣山縦走のつづきです。
前回見逃したひとはこちらから⬇︎
今回のブログでは、
- 剣山・三嶺の縦走ルート
- 剣山・三嶺登山口周辺のおすすめグルメ
を知りたいひとに、
ぜひ読んで欲しい内容になっています。
本題の前にちょっと自己紹介
前回までのおさらい
今回は四国を誇る有名な山、
三嶺と剣山をぐるっと縦走してきました。
三嶺と剣山は、
登山初心者でも比較的に登りやすい山。
とくに、
剣山は登山口から山頂近くまでリフトがあるので、
手軽に絶景や高山植物も楽しめます。
4:40 名頃(三嶺)登山口を出発
国道439号線を見ノ越(剣山)登山口方面へ
約10km。
標高にして約500m上がっていきます。
暗い道路のすみ
闇にひそむ「かかし」に、
時々びびらされながら、淡々と坂道を登っていきます。
6:31 見ノ越登山口
ようやくアスファルトからはなれ、
登山道へ入っていきます。
7:45 頂上ヒュッテにて
徳島名物、半田そうめんを食う
8:12 剣山山頂に到着
8:45 次郎笈山頂に到着
日頃の行いなのか?
両方の山で景色が見れない。
運転の疲れと、眠気で目も細くなります…。
しばらく、
次郎笈山頂で雲がどいてくれるのを待ちますが…。
短パン半袖の僕には寒く。
泣く泣く、次の山へ。
丸石をめざします。
と、前回はここまで!
【三嶺・剣山縦走登山】
8:52 次郎笈出発
なかなかガスが吹っ飛んでいかないので、
次郎笈からの景色はあきらめ、登山再開です。
丸石山方面へ下って行きます。
この下りもかなり急だし、石がごろごろしてるので、
滑らないよう注意しながら下って行きます。
9:01 分岐
この分岐は、次郎笈に登ってくる手前にあった、
次郎笈をショートカットできるといってたルート。
この登山道を三嶺・丸石山方面へ進みます。
丸石方面も雲がかかっています。
アップダウンを繰り返し、尾根を進んで行きます。
景色は見えないわけじゃないけど、
「青空が見たい」そんな思いで足を進めていきます。
かなり歩きてきたけど、
丸石山の山頂らしきものは、まだ見えない。
丸石山…。
あの中央のヤツかな?
まだまだアップダウンがあるね。
9:40 丸石山(標高1683.8m)
次郎笈から約50分。
登山開始から5時間。
3つ目の山頂に到着です。
おにぎりを食べながら、この先歩くであろう山々を眺めます。
土地勘がないので、どれが三嶺だか?
果たして、
三嶺が見えているのか?全くわかりません。
丸石山から先は、高い木が増えて
登山道の様子もかわってきました。
9:56 丸石避難小屋
丸石避難小屋
三嶺~剣山への縦走路の途中にある避難小屋。
丸石ピークより西に約30分程度の距離にあり、樹林帯の中に建っている。
定員15人程度の小規模な無人小屋。
恐る恐る避難小屋のドアを開けてみる。
まさかの!
二重ドア。
再び、恐る恐る開けてみる。
こんな感じ。
窓が少ないので、昼間でもけっこう暗い。
小屋にトイレなどはありません。
小屋からちょっと行くと、
9:57 分岐
奥祖谷かずら橋へおりる分岐があります。
その分岐は奥祖谷登山口へと続いています。
かずら橋を渡るには、大人550円と有料なので、
ここから下る人は、550円を忘れずに!
この分岐で、今回のルートの半分といったところ、
まだ半分もあるの〜。
と、思うと心が折れるので、
とりあえず、
目の前にある山の山頂だけをみて黙々と登ります。
次の目標は、真ん中の山。
眠気と戦いながら、小さめの目標をクリアしながら
もくもくと進む。
眠気には、オレンジ味のエナジージェル。
カフェインが入ってるので、眠気を確実に抑えてくれます。
いつのまにか雲も遠くにいき、
穏やかな気候に、
さらに穏やかな道が続き
楽しく軽快に進める。
楽しいと感じた矢先の…。
ちょっとしたヤブゾーン。
いつも苦戦してるヤブに比べれは、かなり優しめ。
残念ながら、
朝露で靴はびしょ濡れですがドンマイです
どんどん変化する登山道が楽しい。
今度はコケ石ゾーン。
コケで滑らないよう、ひょいひょいと登ってきいます。
すると、
再び景色のいい笹ゾーン。
‼︎
笹の中に仔熊が立ってるのかと、一瞬びびった。
枯れた木に苔が生えてただけだけど、
仔熊がひとりタイタニックやっとる。
ように見えた。
実は剣山周辺には、ツキノワグマが生息しています。
なので今回はクマ鈴持参で山に入っていますが、
クマの存在を忘れ、ヘラヘラ登山していたので、
このタイタニック仔熊の木のおかげで、いっきに気が引き締まった。
クマ鈴を忘れて北アルプスに入った時の話⬇︎
10:33 高ノ瀬(こうのせ)標高1,740.8m
4つめの山頂。
登山開始から6時間。
気づけば昨日から29時間くらい活動し続けてるので、
さすがに眠い。
どこかに寝れる場所はないかと、探し歩いてると…!
あ、あった!
幅150cmくらいのロール状になった、
鹿避けネットらしきものが2本。
これは、どう見ても
絶景に置かれたベッド。
斜めに寝れば足も伸ばせる。
夢見心地で、ネットロールにダイブ!
ネットロールはなかなかの弾力。
まさにこれは!
天空のエアウィーヴ!
ここでしばらく、やすらかに…。
ってわけにはいきません。
結果的には、寝れなかった。
ナイスなベッドを見つけた嬉しさで、目が冴えてしまったのと、
目を閉じても、空が眩しい。
この2つの理由で、エアウィーヴでは寝れなかった。
それともう1つ。
一度寝てしまうと、次に目を開けた時には夜…。
ってことが現実に起きそうなので、その怖さもありました。
とはいえ、
数分間、大の字になって目をつぶることができたので、
メンタル・体力ともにだいぶ回復しました。
本物のエアウィーヴの寝心地には、もちろん敵いませんが、
ちょうどいい反発と硬さと風通しでした。
山頂にベッドって、この上なく贅沢な体験をさせてもらいました。
ここまで鹿よけネットを持ってきてくれた人、
本当にありがとう。
11:00 分岐
ここは、おおぼら橋登山口への分岐
三嶺方面へ、真っ直ぐ進みます。
歩けど歩けど続く尾根。
一見気持ち良さそうな感じですが、
確かに気持ちいい。
気持ちいいんだけど!
この景色…。
さすがに、飽きた。
気候も穏やかで、再び眠気におそわれます。
しかしながら、
うとうとしてる僕の目の前に現れたのは、
ヤブ!
このヤブで一気に現実に引き戻される。
ヤブ膝下をズタボロにされ、覚醒!
もくもくと三嶺へ真っ直ぐ!
てか、三嶺どれ?
あと、どんだけ山越えんの?
目の前に山がありすぎて…。
ま、考えても仕方ないので、
とりあえず進みます。
11:50 平和丸(標高1701m)
平和丸は山頂なのか?
山頂ならば5個目の山頂。
平和丸の先には、何か小屋っぽいものが小さく見えます。
長い登山だと、突然現れる人工物がすごく嬉しい。
そそくさと小屋を目指す。
ふと、右をみると立派な山が!
これが三嶺⁈。
あれがこの登山の最後の山頂なのか?
そうこうしてるうちに、小屋へ到着
12:11 白髪避難小屋
白髪避難小屋(しらがひなんごや) [1670m]
三嶺から剣山への縦走路にある避難小屋の一つ。
三嶺から約1時間半の距離にあり、
白髪山分岐から東へ少し下ったところに建っている。
小屋は定員15名程度の小規模の無人小屋だが、作りはしっかりしている。
いっけん新そうな小屋。
ドアを開けてみると…。
もちろん二重ドア。
しかしこのドアが雰囲気がありすぎて、
怖すぎて、このドアを開けることができませんでした。(笑)
小屋で休憩を取りたかったけど、
びびってしまったので、このまま進みます。
これまでたくさんのアップダウンを繰り返してきましたが、
ここにきて、
そのアップダウンの傾斜が徐々にキツくなってきた。
恐ろしいほどの下り。
下り筋もなかなかの疲労具合。
滑り落ちないよう、慎重に下って行きます。
下ったかと思えば、
もちろん登り。
12:50 分岐
標識に鐘?鈴?
何か役目があるのかな?
急登を登った先には、
さらなるアップダウンが見える。
エンドレス アップダウンです。
13:03 カヤハゲ(東熊山)
6個目の山頂。
ここは、光石登山口の分岐にもなっています。
残る山頂は、三嶺1つのみ!
とはいえ、
めっちゃ遠くね⁈
そして、また下ってから、がっつり登るのね…。
次回につづく…。
続きはこちら⬇︎
と、三嶺と剣山の縦走登山の話は次回に続きますが、
ここからは、剣山・三嶺登山後に食いたかった、
登山口周辺で食べられる徳島グルメのお店をいくつか紹介します。
【登山口周辺ので徳島グルメ】
今回はスケジュールが超タイトだったため、
グルメや観光をいっさい楽しめませんでした。
時間があれば行きたかった、
剣山・三嶺周辺のお店をいくつか紹介します。
祖谷そば
祖谷そばとは
祖谷は、深い山に囲まれていることから昼と夜の寒暖の差が激しい地域。
そのため、寒冷地を好み、やせた土地でも育つそばが、昔から栽培されてきました。
地元のそば粉を使った祖谷そばは、
つなぎを使っていないため麺が短いのが特徴。
ひと口食べると、そばの香りが広がり、素朴な味わいが楽しめます。
登山口近くで祖谷そばが食べられるお店
※他にも登山口周辺には祖谷そばが食べれるお店はたくさんありますが、
僕が行ってみたいところをピックアップしてます。
徳島ラーメン
徳島ラーメンは、徳島県のご当地ラーメンである。
大きく白・茶・黄の三系統に分けられるスープとトッピングされる肉などが特徴である。
登山口近くで徳島ラーメンが食べれるお店
徳島ラーメンといえば、色の濃いスープに生卵のイメージがありましたが、
色々な種類があります。
僕が一番行ってみたかった、徳島ラーメン奥屋は、
剣山登山口から徳島市方面へ2時間ほどかかるので、
登山口周辺ではないですが、食べてみたかった。
そば米雑炊
そば米雑炊とは
そばを茹でてから乾燥させ、皮をのぞいたそば米を、時間をかけて煮込んだもの。
山菜や鶏肉を混ぜて炊いたそば米雑炊は、この地方ならではの郷土料理。
昔は、平家の落人が、都をしのんでお正月に食べたといわれています。
プチプチとした食感が独特で、かむほどに風味が出てきます。
そば米雑炊が食べれるお店
今回はどれも食べることはできませんでしたが、
みなさんが剣山や三嶺に登った際には、
僕の代わりにぜひ食べて欲しい。
【まとめ】
今回は剣山 次郎笈から三嶺のふもとまでズバーっと縦走記録と、
登山口周辺のオススメの徳島グルメをまとめてみました。
途中には避難小屋や、タイタニックベア、天空のエアウィーヴと
似たような景色の中にたくさんのスパイスがあり、
寝落ちしそうな僕を楽しませてくれました。
ロングトレイルに自信がない人も、
丸石避難小屋の先の分岐から、
奥祖谷登山口へ下れば、剣山からの縦走とかづら橋とを楽しめるので
そちらのコースもオススメです。
剣山・三嶺縦走登山ブログを長々書いてしまっていますが、
次回こそ完結なので、もう少しお付き合いください。
以上!
今回は四国 剣山登山
次郎笈から三嶺手前までズバーっとを歩いてみた
ボックルヘアのTOMOでした。
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