【熊本県の山・九州百名山】阿蘇高岳のバカ尾根がどのくらいバカなのか登ってみた

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こんにちは!

今日も絶好調の!!

ボックルヘアのTOMOです!!

今回は熊本県の阿蘇山の高岳&中岳に登ってきました。

阿蘇山と聞けば阿蘇の街の中央にある阿蘇五岳を思い浮かべる人が多いと思いますが、広い意味では外輪山や火口原をも含めた呼び名なんです。

阿蘇山(阿蘇五岳と外輪山)

阿蘇山は広い意味では阿蘇五岳、外輪山、火口原を含めた呼び名です。
阿蘇五岳は、高岳(1,592m)を最高峰に根子岳(1,433m)、中岳(1,506m)、烏帽子岳(1,337m)、杵島岳(1,321m)と連なっており、外輪山はほぼ900mの高さで火口原を囲んでいます。

 

2018・4.10(TUE)

今回の登山口は仙酔峡。

以前は仙酔峡ロープウェイのところまで車で行けたと思いますが、地震が豪雨の影響かは分かりませんが、仙酔峡ロープウェイの2kmほど手前で車両通行止めになっています。

この看板の手前に10台ほど駐車スペースがあり工事車両の邪魔にならないようとめさせてもらいます。もちろんトイレはありません。

登山口&駐車スペース⇩⇩⇩

 

AM6:50 登山開始

2kmほど車道を歩きます。

今回登るバカ尾根と阿蘇高岳がばっちり見えています。

<今回のルート>

登山口⇒仙酔峡ロープウェイ⇒仙酔尾根(バカ尾根)⇒高岳東峰⇒月見小屋⇒高岳⇒中岳⇒仙酔峡ロープウェイ⇒登山口

の順に時計回りで周回していきます。

仙酔峡ロープウェイ乗り口、2010年5月より運休状態が続いています。

中には入れませんでしたが廃墟感があります・・

ロープウェイの駅の奥には広い駐車場にトイレ。トイレも廃墟感がたっぷりで多分使用不可だと思います。

駐車場をまっすぐ進み階段を登っていきます。

階段や細い舗装道路を進んでいくと?!!

ロープウェイの下の道に出てしまいます?!

早速、バカ尾根の入り口が分からない。改めて地図とGPSで確認すると・・・!

初っぱなから間違ってきたことに気づきました。

再びロープウェイの駐車場までもどります。

正面に登り易そうな登山道があったから、それにつられそのまま行ってしまいましたが、バカ尾根に入る方の登山口は駐車場の左側にひっそりとあったのを見逃してしまっていました。

ブルーのラインが今回登るバカ尾根、バカ尾根を登っているつもりが、30分もロスしてしまいました。

気を取り直し出発です。

今回、登りに使うのは仙酔尾根、通称バカ尾根。なぜバカ尾根なのかは定かではないが、一説には『バカんごつ登る』からだとか・・・いずれにせよ、バカとはどれくらいか以前から気になってきたのでバカを登ってみることに

尾根まで上がると左側には遭難者の慰霊碑があり、複雑な思いでその分岐を右に進路を取ります。

複雑な思いの訳⇩

【九州百名山・宮崎県の山】幽霊が出ると噂される山に行ってみたら案の定・・・帰れなくなった

2018年3月9日

正面にはこれから登るバカ尾根がいい感じに見えています。

約100分、この尾根を登り続けます。

バカ尾根ってくらいだからとんでもない登りを想像していましたが、自分のペースを乱さなければそこまできつい登りではなく、足場も岩がゴロゴロとはなっていないので、しっかりソールのグリップもきき登りにくさはそんなに感じない。ただかなり高度を上げていくので、このルートを下りに使ってしまうと、高いところが苦手な僕は恐怖感でビビってしまいそうです。

あっという間にバカ尾根の中間地点。ここから先は岩がゴロゴロとしているので、落石には十分気を付けて進む必要があります。

AM9:30 仙酔尾根分岐

この分岐を左に、ロープウェイの駐車場から約700mほど標高を上げてきました。100分でスカイツリー1つと少し登った感じです。

おかげでここから先は平たんな道が広がっています。

尾根進むと高岳東峰、別名天狗の舞台

このまま東峰に直登したい気持ちになりますが、登山道的には東峰へは後ろから回り込んで登らないといけません。

裏に回り込むと!!

思わぬものを発見!!

大きな氷柱がゴロゴロ落ちていました。気温は15℃と高いにも関わらずこんなに大きな氷柱にがあるとは驚きです。

天狗の舞台からは隣の根子岳がばっちりです。

 

天狗の舞台から今度は早月小屋を目指します。

この辺はミヤマキリシマの群生地ですが、何となく木が枯れているような感じでいた。火山ガスの影響なのかな?

早月小屋

中はきれいな感じです。

ここからいよいよ高岳を目指します。と、言ってもそんな目指すってほど遠くはありません。

AM10:30 阿蘇山高岳(1592m)

阿蘇山高岳

阿蘇の最高峰、全体が丸みをおびた円錐形です。山頂部は東西400m、南北100m、高さ10~30mの壁で囲まれた楕円形の旧噴火口があり、火口底は平坦で、北部にはミヤマキリシマの群生が見られ5月下旬から6月上旬にかけて、じゅうたんを敷き詰めたように咲き広がります。山頂からの展望は雄大で、足下に根子岳をはじめ阿蘇五岳、南に祖母、北に久住の諸峰が眺めます。

次に目指す中岳も見えています。

ちょちょちょっと移動し

PM10:50 阿蘇山中岳(1506m)

下には地震前に歩いた砂千里ヶ浜が広がっています。

ここからちょちょっと下り、火口を覗いてみたいみたいのは山々ですが、

残念ながら現在は立ち入りを禁止されています。

【阿蘇山火口規制情報】

なので、火口は諦め下ります。

それにしても、地層が半端ねぇ!!

そういえば何年か前、初めて砂千里ヶ浜から阿蘇山中岳を登った時。

阿蘇山の景色に感動していると、通りがかったおっさんにドヤ顔で

『まるで火星に来たみたいやろがっ!!』

っと、言われたのを思い出します。

火星に行ったことの無い僕は返答に困った・・って事がつい最近の出来事のように思い出されます。

そんな事を思い出しながらロープウェイの火口東駅に向かって下っていきます。

溶岩が固まった跡でしょうか?

いや!絶対溶岩の跡です!!

AM11:45 火口東駅

下の仙酔峡駅よりもろに廃墟!

立ち入り禁止とは書いていなかったけれど、いろんな意味で中に入ると怖そうなので今回は遠慮しときました。

火口東駅からは今回登ったバカ尾根を眺めながら、かつては綺麗に舗装されてあっただろう的な歩道をじゃんじゃん下り

PM12:45 下山完了

今回はしょっぱなから登山口を間違い迷う、初歩的なミスで30分も無駄にしてしまいました。しかし期待していたバカ尾根は、思ったほどきつく無くむしろ僕的には足場がしっかりしていて登りやすかった。逆に僕は中岳から火口東駅までの登山道の方が足元がガラガラしていて歩きにくかった。

火山活動中の山なので、もし噴火したらあの岩の後ろに隠れよう。や、もし震度5クラスの地震がきたらどう対処するかなど。登山時のもしもに備え色々対策を考えながらの登山だったのでいい勉強になりました。

無事に下山することが一番ですが、災害や事故はいつ起こるかわからないのでその時に備えたシミレーションができてよかったです。

 

<行動時間> 5時間55分(休憩&迷子含む)

<行動距離> 11.8km

<消費カロリー> 3003kcal

 

仙酔峡からの阿蘇山高岳&中岳登山は初心者には向かないと思います。

登山初心者の方は気候の良い時期に火口警戒レベルが下がり立ち入り禁止が解除されたときに、阿蘇山ロープウェイ側の阿蘇山西登山口⇒砂千里ヶ浜⇒阿蘇山中岳のルートでの登山がおすすめです。

以上!

今回は阿蘇山のボックルヘアのTOMOでした!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

九州。大分県。職業:美容師 美容師をしてますが、登山・筋トレ・ダイエットが趣味。 最近はクレジットカード・格安SIM・投資・マイルに興味あり。 どれもこれも素人ですが、素人目線で気になる事ややり方をブログを書いてます。