こんにちは!
今日も絶好調の!!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回は【八ヶ岳・残雪期】憧れの赤岳&赤岳鉱泉に登ってみた❷ 赤岳鉱泉編のつづき
とうとう八ヶ岳の主峰赤岳にアタックです!!
2018・5・8(TUE)
AM6:00 起床
赤岳に備えしっかり朝食をたべます。
バランスの取れたおいしい朝食やし、食堂やトイレも朝早くからしっかりストーブが入りとても暖かく感謝です。
AM7:30 赤岳鉱泉出発
着替えなど登山に不要な荷物は靴箱わきに置かせていただき出発です!!
登山道は溶けた雪が凍りツルツルですがアイゼンは必要ないほどです。
今日のてんきとくらすの予報では曇り☁
登山指数は午前中はA、午後からB、夕方からはCの予報となっています。
昨日は見るたび目まぐるしく変わる予報に、初めは一喜一憂していましたが、途中から赤岳鉱泉の居心地の良さに大満足で『最悪、雨でもまた来ればいっか』と、明日の心配をすることをやめました。
そして今日のこの予報!!
曇りだけどAだから、『ひょっとしたら絶景が一瞬でも見られるんじゃね!!』と、期待が膨らみます。
!?
ん??
硫黄岳?!
スタートから色々考えながら歩いてて8分、道を間違っていたことにようやく気づきました(笑)
<今回のルート>
中央の赤岳鉱泉スタート⇒行者小屋⇒文三郎尾根⇒赤岳
帰りは登った道を下り、赤岳鉱泉から登山口の駐車場まで下ります。
というわけで、赤岳鉱泉まで戻り気を引き締めて再スタート!
こっちに道があったのね!と再発見し登山道を進んでいきます。
こっちの登山道はかなり雪も残っていました。
軽アイゼンならば履いた方が歩きやすいとは思いますが、僕のアイゼンは12本爪のアイゼンなので履かない方が歩きやすい。
相棒は早速6本爪の軽アイゼンを履き軽快に登っていきます。
一方、僕は出す足、全てが落とし穴
登山道を少しでも外れれば、落とし穴だらけなのでしっかり見極め進んでいきます。
行者小屋まであと10分らしい
AM8:35 行者小屋
ゴールデンウィークの期間は営業していたようですが、次に小屋が開くのは6月2日からだそうです。
そして、残雪期の赤岳への装備をしていない相棒とは、ここでしばしお別れです。
行者小屋が開いていれば良かったのですが、霧雨の中で3時間ほど待機してもらいます。
ここでヘルメットなど装備を整え、赤岳へ!
あかだけ【赤岳】
山梨県北部・長野県東部の県境にある円錐状の火山。八ヶ岳連峰の最高峰で、標高2899m。山頂には高山植物が見られ、中腹は針葉樹林でおおわれている。南東麓にはレンゲツツジの群落がある。八ヶ岳中信高原国定公園に属する。名の由来は、山肌が酸化し赤褐色をしていることから赤岳となった。その山容は南麓の長坂方面から仰ぐと、ヨーロッパ・アルプスのアイガーに似ている。
ここからは一人で文三郎尾根を登っていきます。
文三郎尾根
行者小屋の小屋番、茅野文三郎がこの文三郎がハイマツを切り開いて登山道を開拓したのが現在の「文三郎道」です。
雪が沢山ありますが、登りではアイゼン不要な雪質です。
たしか、てんきとくらすの予報ではAだったのに、スタートからずっと霧雨・・・
おかしいな???
急登を少しづつ標高を上げていきます。
所々、雪の合間に夏道の階段が見えます。
これが噂のマムートの階段!!
これもネットではよく見る光景!
実際マムートのマンモスが見れると霧雨でもテンションが上がる⇧⇧
きっとここも夏道では、ずっと階段何でしょう。
一度こけたら、どこまでも滑って・・・あ~怖い。
目指す先はまだまだ
階段が空に消えて行ってます。
天国まで伸びてそうな階段を慎重に登っていくけれど
景色無し・・・
ちくしょー!!
こっちは絶景が見たいんだ!!
けど見えたら見えたで怖いかも
マムートの階段を上り続け、遠くに中岳分岐の標識が見えてきました。
ここまではほぼ無風。
中岳分岐からやや風が出てきました。
赤岳山頂をようやく確認することができました!
確かに赤い!!
ここからが危険ゾーン
今日は誰一人、登山者に出合っていないので落ちたら落ちっぱなしでしばらく見つけてもらえないでしょう。
もしもの事を考えて、行者小屋で待ってもらっている相棒にも『4時間たって帰ってこなかったら下山してて』とお願いしてきました。
なのでここは慎重に!!
この鎖をどんな風に登って行けばよいかは不明ですが、この『頂上はあと少し』プレートに元気をもらいました。
ビビりながら慎重に
岩を越え
梯子を超え
こんな絶対進みたくないキレットを横目に見ながら
あと2分!!
と、思った矢先に!!
山頂やん!?
AM10:35 赤岳山頂 登頂
あと2分は、山頂山小屋まででした。(笑)
岩場に入ったころから朝から降り続いた霧雨はやみ、
赤岳山頂からの景色は!!!
超真っ白やし!
てか、てんきとくらすの予報通り曇りで無風
景色が見える見えない関係なく、曇りで無風であれば山を歩くコンディション的には申し分なくAなのもうなずける。
なので、予報はドンピシャで当たったことになるけれど、登山って景色見たいやん
登山指数はAは晴れ前提だろうと思っていた僕は・・・
真っ白のAは納得いかず・・・
てんきとくらす人に一言、言いたい!!
景色指数を作ってよ!!と、今回は登山指数はA、景色指数はCってことなら、今日のこの状況はうなずける。
そんなことをぶつぶつつぶやきながら雲の切れ間を探していましたが、そもそも無風なので雲も全く流れていかず、山頂に20分ほど滞在しましたが、絶景は次に来た時の楽しみにすることにしました。
AM11:00 赤岳山頂より 下山開始
あの危険ゾーンを下っていきます。
つづく・・・
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