こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回は6月下旬になると見頃になるオオヤマレンゲを見たくて、くじゅうの鳴子山に行ってきました。
くじゅうでオオヤマレンゲを見るには、九重スキー場近くにある猟師山か、稲星山の隣にある鳴子山といわれています。
猟師山は昨年のこの時期にオオヤマレンゲをみに登ったので今回は、僕も今まで一度も登ったことが無い鳴子山に行くことにしました。
鳴子山(なるこやま)
標高1643m。稲星山の東側に位置し、牧ノ戸峠からは遠く普段は人気の少ない山だが、6月末にはオオヤマレンゲが咲き多少賑わう。
2018・6・19(TUE)
てんきとくらすによると、昼までは曇り予報の登山指数はAとB。
曇りだけど、小雨もしくはガスは覚悟で鳴子山へ
AM4:20 牧ノ戸峠 登山開始
牧ノ戸峠登山口は霧雨程度に降っていましたが、レインウエアを着た方が汗で濡れそうなので、レインウエアは着ずに出発です。
そして今回はトレーニングも兼ねているのでいつもより5㎏くらいザックを重くしてきました。
AM4:35 沓掛山(くつかけやま)

いつもはスルーの沓掛山ですが今日は寄ってみた。
今日は久しぶりのソロなので足取りも軽い、寝不足ですがじゃんじゃん進みます。

そろそろ日の出の時間ですが、この天気では今日は朝日は無理でしょう

星生山の分岐を過ぎたくらいから霧雨は小雨に変わり
AM5:35 御池

御池はガスッガスで、先が見えない

よーく見ると、ミヤマキリシマもまだまだ残っています。
御池の避難小屋から稲星山方面は少しずつガスが流れていき

稲星山の山頂を確認することができました。

タイミング良く小雨も止み、稲星山山頂を目指します。

遠くには雲海

稲星山山頂までの登山道あミヤマキリシマもチラホラ残っています。
AM6:00 稲星山山頂

到着したは良いが、タイミング悪く(笑)
またガスがかかってしまい

これから向かう鳴子山どころか登山道も全く見えない、とりあえずケルンを頼りに進むと

ミヤマキリシマの群生地っぽい所に
ここが厄介でした、先日まで満開だったミヤマキリシマを見に沢山の登山者が群生地の中に入っていて、沢山の踏みならされた登山道以外も登山道っぽく見える。
だだっ広い場所でガスが立ち込め、登山道っぽい道が多いと、本当の登山道を見失いやすく、分かりにくい。
三俣山もそんな場所が多いので、僕がくじゅう初心者だったころは師匠にガスがある日は三俣に行かないよう忠告を受けたのを思い出します。
そして案の定、ガスに視界を奪われ正しい登山道見失ってしまい迷います。
ただし、ガスの中でも現在地と自分が歩いてきた方向が分かるので、これはまだ遭難ではありません。
歩いてきた方向に戻っては新しいルートを進み、それが違えばまた戻っては進みを繰り返し、GPSと照らし合わせ正しい登山道の方向に修正していきます。
ここで20分ほどのタイムロスをしてしまいます。
なんとか20分で正しいルートに乗れましたが、20分かけても分からないようであれば撤退も決めていました。
いつでもこれるくじゅうなので分からないなら意地を張らず撤退して、また来ればいいんです。
また来れることの方が大事です。
AM6:57 鳴子山山頂

ルートマップでは稲星山から30分で鳴子山にこれるようでしたが、倍の60分もかかってしまいました。
迷うってのは、時間も体力もメンタルも使います。
迷っているころから、天候はまた霧雨に🌂
あまり人が入らない鳴子山への登山道は道が細く背丈ほどある木や草に覆われ、道の幅は一人進むのがやっと、昨日から降ってる雨の影響でたっぷり濡れている草や葉。
その細い道を進む僕はまるで!!
洗車機の中の車の様な状態!
レインを着てない僕は、もちろん頭から全身びしょ濡れ☔
当然、登山靴の中もびしょびしょを通り越し、ズボズボ!!
去年の三俣を思い出します
ズボズボになった時の記事⇩⇩⇩
そんなズボズボの僕ですが、鳴子山へ来る途中に今日のメインとも呼べるオオヤマレンゲを1つとして見つけられていないことに気づきました。
登山道を正しく進むことに気を取られ、オオヤマレンゲの存在を忘れていました。
なので、オオヤマレンゲは下山しながら見つけることに、ってことで
下山開始
オオヤマレンゲっぽい木はありますが??
花が無い???
オオヤマレンゲ(森の貴婦人)
モクレン科のオオヤマレンゲは、香り良く、大きな花も美しい、めったに出会えない、まさに“森の貴婦人”と呼ぶにふさわしい気高き花。花の寿命は4日~5日という命短い貴婦人です。梅雨の時期に純白の大ぶりな花を咲かせるモクレン科の花々。
結果から言うと・・・
今回見つけられませんでした!(笑)

⇧こんなのが沢山ある予定でしたが・・・
僕が見つけられなかったのか、もう時期が終わってしまったのか?定かではありませんが、ドンマイです!

代わりに、ピンクや白いドウダンツツジはいっぱい咲いてました。
ドウダンツツジ(灯台躑躅) ツツジ科
春に咲く白い壺形のかわいらしい小花と、秋の紅葉(10月中旬から11月)がすばらしい、落葉性の花木です。葉が出る前に開花します。
AM7:30 御池

避難小屋で休憩。
鳴子山から御池までのルートも洗車機状態で引き続きびしょびしょのズボズボです。
さすがに御池からは少し雨と風が出てきたので、ここで初めてレイン登場!!

レインを着るまではミレーのドライナミックメッシュとT-シャツのみ、いくらびしょびしょに濡れようと全く冷えなかったので、そのままT-シャツでしたが、いい加減半袖の袖の無い部分が寒くなってきたのと、下山ではほとんど登りは無いので汗蒸れの心配もないのでやっとレイン登場(笑)
ドライナミックメッシュは暑さにも、寒さにも優秀です。
レインは着ましたが、上着だけ⇩⇩

短パンのびのびしょびしょ感すごいでしょ!
しかも膝に白い物体が?!
最初は洗車機の中で、泡状の虫の卵が膝についてしまったのかと大慌てで、泡をはらったけれど・・・
歩くと少しづつ膝から泡が・・・

よーく見ると、この泡!
短パンから出てました!!
洗剤の残りが歩くたびに、草とすね毛で泡立てられ泡立っていました。
洗剤入れずぎたのかなぁ???
これが血だと大変だけど、泡なのでこのまま両ひざから泡を流しながら帰る事に・・・
泡を垂れ流しながら、進んでいると、今度は!!
両太ももの後ろ側が攣ってしまうトラブルが!
長い登山では足が攣る事もありますが、今回は予想外でした!
- 寝不足
- 水分不足
- びしょびしょ
実は1時間睡眠で来てしまった事、天気が良くないとのどが渇きづらいので水分補給を忘れがちになってしまっていた事、短パンがずっと濡れているので筋肉が長時間冷やされた事が原因かな?!と自己分析
寝不足もびしょびしょもすぐにどうこうできる問題では無いので、とりあえず重りとして持ってきた水の一部、1.5Ⅼとアミノ酸を一気に飲み、固まってしまった筋肉をほぐしながら進むことに。
いつものスピードで進むと攣るので、こまめに休憩をとり、ゆっくり下山することに

ゆっくり歩いても泡はとめどなく出ます。

カチカチの大腿二頭筋と半腱様筋をほぐしながら第一展望台まで下りてきました。
AM9:25 牧ノ戸峠 下山完了

さすがにこんな天気だと車も少ない。
今回は道迷い、泡、足が攣るなどいろいろなことが起きた鳴子山でした。どんなトラブルでもある程度対処できるよう勉強になった登山でした。
オオヤマレンゲが見れなかったのは残念でしたが、また来年見に登りたいと思います。
<行動時間> 5時間10分(休憩含む)
<行動距離> 12.1km
<消費カロリー> 2692kcal
以上!
今回は梅雨&トラブル&オオヤマレンゲ&鳴子山のボックルヘアのTOMOでした。
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