こんにちは!
今日も絶好調の!
ボックルヘアのTOMOです!!
今回は【厳冬期・雪山登山】2019年 八ヶ岳正月雪山登山❸ 赤岳アタック編のつづきです。
前回見逃した方はこちらから⇩⇩
厳しくも楽しかった赤岳から無事下山し、行者小屋に戻ってきました。
行者小屋
連絡先 | 〒399-0214 長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716-2 直通:090-4740-3808 赤岳鉱泉:090-4824-9986 |
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サイトURL | http://userweb.alles.or.jp/akadake/ |
標高 | 2350m |
営業期間 | 4月~10月(近年、宿泊者が多いため冬季も開けることがある) |
予約 | 要予約 |
収容人数 | 150名 |
料金 | 1泊2食9000円/1泊夕食8500円/素泊まり6000円/夕食2000円 |
個室 | 有/一室4000円~ |
アクセス | 美濃戸口より3-4時間程度 |
テント場 | 有/50張、砂地、1名1000円 |
玄関を入ると早速ストーブがフルパワーで、お出迎えしてくれます。
入り口には売店もあります。
トイレも男女兼用ですが、全て個室の洋式トイレです。
トイレもきれいで寒いからか?匂いも気になりません。
玄関から入ると左側に受付と売店があり、正面の扉を開けると食堂。食堂をまっすぐ進むと宿泊者用の個室があり、食堂の脇の階段を昇っていくと二階が相部屋というか、個室以外の人が寝るスペースになっていっます。
基本的に一人に与えられるスペースは布団一枚分。
部屋割は何番右側。という感じで割り当てられます。
こたつが4つほど中央の通路に置かれていて、最寄りのこたつでくつろげます。
この日は空いていたので、布団一枚分ではなく右も左も真ん中も自由に広々と使えました。
余っている布団も使い贅沢に王様のように大胆に寝れます。
夕食の時間までは、とりあえずこたつで乾杯です。
ビールで乾杯し、日本酒で酒を正月気分を味わいます。
さっきまで-20℃の中を歩いていたのが夢の様です。そんなこんなこたつでウトウトしてると、夕食の時間になりました。
夕食(18:00~)
行者小屋名物のビーフシチュー。
大きく軟らかい肉がたまりません。
ご飯と汁物はおかわり自由なので、バクバクいただきます。
普段の生活ではご飯をおかわりしないのに、山小屋に来ると3杯も4杯も食べれてしまうのはなぜだろう?と、毎回疑問に思います。
今回はおかわり3回でストップ!まだまだイケそうな感じでしたが、この後だらだらとビールを飲みたいので我慢しました。
こたつに戻り、ビールを飲みながら明日の工程を確認します。
当初の計画では、去年山頂間近で登頂をあきらめた硫黄岳に行けたら行く予定でしたが、今日の赤岳からの阿弥陀岳の姿が素晴らしく僕の気持ちは阿弥陀岳。
明日は必ず夕方4時に茅野駅までもどらないといけないので、明日の朝天気が良ければ阿弥陀岳を登る事に決定。
そして、ここでようやく気付いた!!
ザックのサイドポケットに入れていた、大事な登山地図がないことに!!
どうやら赤岳の爆風に飛ばされてしまったようです・・・。しかも、今回の旅に必要な地図とバスの時刻表、注意事項をメモった紙など、もろとも全て無くしてしまいました。
あ~あ、またやってしまった。てか、気づくの遅っ!!
阿弥陀岳は今日登った人にルートを教えてもらい、天気が安定してトレースがあれば僕でも登れそうだったのでヤマップの地図を頼りに登ろうと思います。
2019・1・2(WED)
5:00 起床
外はまだ暗く雪が降ってるようです。朝一で即出発できそうな天候では無かったので阿弥陀岳に登れるか定かではないが、とりあえず朝飯まで二度寝。
6:00 朝食
ご飯と味噌汁はおかわり自由。昨日あんだけ食べたけに、不思議とどんだけでも食える。
食事中も僕と同様に、周りの登山者もこれから登るか下るか悩んでる人が多い。悩んでいるほとんどの人の行き先が赤岳。阿弥陀岳を目指してる人はいないようだ。
朝食を終えると、次々に宿泊者が登るか下るかの判断して、どんどん出発していきます。
僕も8時まで小屋で粘ってみて天候が回復すれば阿弥陀岳へ、回復しなければそのまま下山することに、
外は雪が降っています。
遂に時刻は8:00。外は
雪⛄
雪の勢いは弱くなってきましたが、雲がかかり阿弥陀岳は見えない、今日誰も阿弥陀岳に登っていなければトレースもない可能性が高いので、今回は阿弥陀岳を断念。
渋々、下山することに
8:15 行者小屋 下山開始
残念ですが仕方ありません。せっかくなので昨日通った登山道ではなく赤岳鉱泉の方の北沢ルートで下山します。
少ししょんぼりではありますが、ふかふかの雪を楽しみながらゆっくり帰ります。
『この道は去年の5月以来だな』なんて考えながら、
にしても?『こんなに登りが急だったっけ?』
こんな長い登りあったっけ?てか、下ってくる人がみんなマツ毛や髪の毛が凍ってるけど・・・?
!!!
あれ!分岐ミスった?!
そうです!!分岐ミスってました!
しかもスタートして数秒の分岐をミスって、気づかずけっこうなところまで登ってました(笑)
あっちゃ~(笑)
でも、結構登ってきたのでこのまま赤岳に登るのも考えましたが、赤岳に登れるような装備では無かったので、これまたしぶしぶ下山。
9:05 行者小屋前分岐
50分も無駄に登ってしまった・・・。
いや!きっと体が下山したくないと言ってるのだろう。って事で、信じられないほど愚かな凡ミスも肯定。
赤岳鉱泉まではそうそうこんな道だった。
9:30 赤岳鉱泉
アイスキャンディー⇩⇩
僕もいつかアイスクライミングしてみたい。
楽しそうなアイスクライミングを横目にチラチラ見ながら、赤岳鉱泉には立ち寄らずじゃんじゃん下山していいます。
まだ天気は曇りのまま、景色があまり見えないので下山スピードも上がります。
11:15 美濃戸登山口
ようやく青空と太陽が顔を出しました。
いい天気です。
ここにもアイスキャンディーっぽいものがあります。昇れるのかな?
時間がだいぶ余ったので美濃戸登山口でゆっくり休憩し、林道をゆっくり歩き下って行きます。
空気が澄んでいて気持ちがいい。
青空と森、素晴らしい景色です。
12:10 美濃戸口登山口到着 下山完了
茅野駅行きのバスが13:20。ビールでも飲みながら約1時間茅野駅行きのバスを待ちます。
<行動時間> 3時間55分(道間違い・休憩含む)
<行動距離> 8.9km
<累積標高差> +160m・-1039m
<消費カロリー> 1872kcal
<2日目のルート>
赤岳の尾根まであと等高線1つ分のとこまで登っていたとは(笑)!
あっという間の2日間。天気にも恵まれ初めて赤岳山頂からの景色を見ることができて最高に嬉しかった。2日目は緊張感がなく、初っ端ルートを間違う凡ミスで呆れてしまいましたが、厳しく静かで美しい赤岳を全力で楽しめました。厳冬期の赤岳に登るという目標を一つ無事に達成できた事に感謝です。
次に八ヶ岳に来た時は、今回登れなかった阿弥陀岳や横岳にも挑戦してみたいと思います。
13:20美濃戸口発のバスに乗り茅野駅へ、車内は結構混雑してました。
14:00 茅野駅 到着🚌
16時まで2時間もある。正月2日という事もあり開いてる店も少ない。てか、駅周辺に店があんまりない・・・。
腹が減ったの駅前のレストラン モン蓼科へ
名物のソースカツ丼を食べてみた。
ん~。普通です。これならとんかつの方が僕は好きです。
前評判に美味しいと聞いていたので僕の中でハードルが上がっていたのか?想像通りの味。正月で忙しかったからか?古い油の味がしました。僕個人的にはソースカツ丼以外の物を注文した方が良いと思います。
レストランはお客さんが多く。2時間も時間を潰せる雰囲気ではなかったので、だたひたすら駅前のベルビアのベンチでkindle片手に時間をつぶします。
登山口でのバスの待ち時間と駅での2時間、こんなに待つならミスった時に装備を整え赤岳に登ったり、小屋でもう少し待機してたら阿弥陀岳に挑戦できたかも・・・など思ってしまいます。天気も回復したし、残念。
そんなこんなでようやく16時。
ようや迎えの車が到着です。
つづく・・・
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